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判断基準の1つにして良いと思いますが、人で決めるのはおすすめしません。
学生が面接の過程で話をするような人たちは、企業のエース級の社員であることが多いです。
なぜかというと、新卒採用を行っている企業の思惑としては、優秀な学生を採用することを目的に動いていますから、学生には出来る限り好感度を高く保ちたいと思っています。
したがって、学生と接してもらう社員はエース級であったり、その学生と親和性の高そうな人が選ばれることが多いです。
ここでいう親和性とは、例えば「将来的に新規事業を創りたい!」と言ってきた学生がいたとして、その学生を企業が採用したいと思っていた場合、おそらくこれまで新規事業を創った経験がある人や、実際に新規事業を生み出してスケールさせている人がアサインされやすいということを表します。
これは、選考が最終フェーズに近付けば近付くほど、企業は面接する社員のアサインを慎重かつ柔軟にしていくところが多いです。
このように、学生が出会う社員たちは、基本的に企業の中でも優秀層の方が出てくることが多いです。
そういった人たちと話をしたら、もちろん惹かれる部分もあるでしょうし、企業への志望度が高くなったりすることもあります。
しかし、上記のような社員と一緒に仕事をする機会はそこまでないでしょうし、その中で、人軸で会社を決めてしまうのは、あまりにもリスキーだと思います。
もし人軸で企業を選ぶとしたら、最低でもその企業の10%の社員と話をしなければ、企業を人で選ぶということはしにくいと思います。
従業員規模が300人の企業であれば、そのうち30人ぐらいの人と会って話さなければ、その企業はどのような人が多いか、どういう雰囲気なのかの肌感は掴み辛いと思います。
あくまで、会社で働く人というのは判断材料の1つに留めておき、それだけで企業を選択するということは避けるようにしましょう。
この記事は 就活アンサー の提供記事です。
元記事は下記からご覧ください。
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