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【その4】開催した展示会が成功し、お礼のメールを各方面に送る場合
まとめ:「尽力」を使ってビジネスパーソンとしてレベルアップ!
ビジネスシーンにおいて「尽力いたします」「ご尽力いただき…」というフレーズを耳にしたことはあるかと思います。
この「尽力」、日常生活ではほとんど使わない言葉なので、字面から意味合いを想定して使っている方もいるのではないでしょうか。
ニュアンスが似ている言葉も多く、どれをどのシーンで使うのか悩んでしまうこともあるはず。
この記事では「尽力」の意味や使い方、類語の紹介など、例文を交えて説明します。
「尽力」とは文字通り、 「力を尽くすこと」 という意味。
「努力」の意味合いとも似ていますが、「努力」よりも更に精いっぱい力を尽くすというニュアンスが含まれています。
自分が主語の場合は「尽力する」と使うことができ、目上の方が主語の場合は丁寧な表現「ご」を付けることによって「ご尽力を賜る」などと使うことができます。
先述の通り、「尽力する」は自分の行為。
「これから一生懸命努力します」という内容を伝える時には「尽力させていただきます」と使いましょう。
自分の行為については“これから起こす行為”に対して用いられるのがビジネスシーンでは一般的なので、すでに尽力した場合は「私はAさんのために尽力した」と使わずに「私はAさんのためにお手伝いをさせていただいた」などと、へりくだった表現を用いることが無難です。
丁寧な表現である「ご」が接頭語として付いているため、自分の行為については「ご尽力」を使ってはいけません。
「ご尽力させていただきます」と使わないように注意しましょう。
それでは、「ご尽力」とはどのような時に使うのかと言うと、目上の方が「努力して助けていただく」という場合。
具体的には「ご尽力を賜り、ありがとうございます」といったフレーズで使います。
目上の方が力を尽くして努力をしてくれた時、感謝の意味と尊敬の意味を込めて使われる言葉だということを覚えておきましょう。
「尽力」を使った表現で、「ご尽力の賜物」というフレーズがあります。
書き言葉として一般的に使われているので、会話ではほとんど耳にしませんよね。
この「ご尽力の賜物」とは「相手が力を尽くしてくれたおかげで出すことができた成果」を意味し、かしこまって感謝の気持ちを伝える時に活躍するフレーズです。
具体的には「今回の件が解決したことも、〇〇様のご尽力の賜物です」というように使われます。
書面やビジネスメールでの書き言葉であるということを頭に入れておき、相手への感謝をフォーマルに表現する時には使ってみてくださいね。
たまに「尽力を尽くす」と使っている人がいますが、この用法は間違い。
これは“重言”といって、同じ意味の語を重ねて表した二重表現なのです。
「犯罪を犯す」や「後で後悔する」などと同じく重複する意味の言葉を重ねているので、「尽力を尽くす」とは使わないように気を付けてくださいね。
抱負などを述べる時に「これからも精進してまいります」と使うこともあるでしょう。
この「精進」は「一つのことに集中して、熱心に行う」ということを意味します。
「尽力」は「他人や物事に対して力を尽くす」というニュアンスなので、「精進」に関しては「一つの物事を熱心にやる」という時に使いましょう。
ただし、使い方やニュアンスの差はそこまで大きいものではないので、「頑張ります」という意味を伝えたい時のシーンに合わせて使い分けるといいと思いますよ。
「助けてくれる」という意味を持つ点では「ご尽力」と混同しやすい「お力添え」ですが、「お力添え」には「努力する」「力を尽くす」と言う意味はなく、あくまでも「力を添える」「援助して助ける」という意味になります。
そのため、相手の協力を感謝するときや協力を受けたいときに使う言葉が「お力添え」になるのです。
「ご尽力お願いします」と言ってしまうと、相手に「努力してくれ」と言っているようなものなので非常に失礼です。
協力をお願いするときには「お力添えのほど、よろしくお願いいたします」と伝えましょう。
また、自分が主体となっている言葉なので、自分が相手に対して「力添えします」と使うことは間違った表現となります。
同じような意味合いを持つ言葉で、「ご協力」や「ご支援」というフレーズもありますよね。
「ご協力いただきありがとうございます」や「〇〇様のご支援のおかげで、無事成功することができました」などと使われます。
もちろん、同じ意味合いをもつ言葉として使い方に間違いはありません。
ただし、普段からよく使う言葉である分、「ご尽力」「お力添え」と比べると少しカジュアルさを感じる方もいるかもしれません。
丁寧な表現が最適なのか、フランクな表現でも大丈夫なのか、相手によって見極めて使い分けましょう。
多くの敬語の種類を覚えておくと、シーンに合わせて使い分けができるようになるので便利ですよ。
実際のビジネスシーンでは、どのような場面で使われるのか、例文を用いてご紹介します。
プロジェクトリーダーとして、今回のプロジェクト完遂のため尽力させていただきます。
今回の商談は、御社のご尽力がなければ成功できなかったでしょう。
心より感謝申し上げます。
こちらが〇〇様です。
〇〇様は地域活性化のためご尽力され、誘致活動も積極的に行っています。
こうして無事に展示会を成功に収めることができました。
これもひとえに、皆様方の並々ならぬご尽力の賜物と深くお礼申し上げます。
「尽力」や「ご尽力」の使い方など、おわかりいただけましたか?
また、依頼する時には使ってはいけないなど、類語と一緒に把握できたかと思います。
日常会話で使わないフレーズこそ、ビジネスシーンでスマートに使うことができるかできないかで、ビジネスパーソンとしての品格も上がります。
「尽力」の意味をきちんと理解した上で使いこなしましょう。
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