「満何歳」の年齢の数え方とは?「数え年」との違いも含め解説
普段は誕生日をベースに年齢を伝えますが、実は年齢の数え方にはいくつか種類があります。
今回は、「満何歳」の年齢の数え方、記載するときの注意点などを解説します。
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【目次】「満何歳」の年齢の数え方とは?「数え年」との違いも含め解説します
「満何歳」とは
履歴書のような正式な書類を書くとき、年齢の欄に「満」と入っていることがあります。
しかし、そういった書面ではたびたび目にしても、普段の自己紹介の際に「私は満25歳です」とは表現しないので、どう書いたらいいのか困惑する人も多いかもしれません。
そこで今回は、「満何歳」の数え方や、記載する際の注意点などを解説します。
年齢の数え方
普段年齢を聞かれた時には、誕生日を基準にして答えているかと思います。
ただ、年齢の数え方には色々あり、「満何歳」は数え方の一つなのです。
「満何歳」と表現する「満年齢」というのもそのうちの一つであり、「現時点での年齢」を意味します。
「満何歳」の数え方
「満年齢」は「現時点での年齢」なので、難しく考える必要はありません。
「満年齢」は生まれた時の年齢を「0歳」とし、誕生日を迎えるごとに1歳ずつ年齢を重ねていきます。
したがって、満年齢は下記のように計算することができます。
・すでに今年誕生日を迎えている場合
(現在の西暦)ー(生まれた時の西暦)
・まだ今年誕生日を迎えていない場合
(現在の西暦)ー(生まれた時の西暦)ー 1
同じ年に生まれたAさんとBさんでも、例えば2000年5月生まれのAさんと2000年7月生まれのBさんだと、2020年6月時点では2人の年齢はAさんは20歳、Bさんは19歳となります。
「満年齢」を記載する時の注意点
「満年齢」は、先述の通り誕生日をもとに数える年齢ですが、履歴書をはじめ正式な書類の際には提出日を意識する必要があります。
履歴書を書いている日には20歳だとしても、2週間後の提出日までの間に誕生日を迎えて21歳になる場合は「満21歳」と記載しましょう。
「満年齢」と「数え年」の違い
年齢の数え方は、一般的に「満年齢」と「数え年」の2つに分けられます。
「数え年」とは?
「数え年」は、誕生日により年齢を重ねる「満年齢」とは異なり、「西暦とともに増える年齢」のことです。
昔は使われていましたが、最近では使われる機会は減ってきています。
しかし、七五三、成人式、喜寿、米寿、白寿などの祝い事などは、今も数え年を基準にしています。
「数え年」の年齢の数え方
「数え年」は「満年齢」とは異なり、生まれた時を「1歳」とします。
そして、年を越して1月1日になると年をとります。
西暦とともに歳が増えるため、誕生日を迎えたかどうかは関係ありません。
そのため、数え年を計算するには下記の通りとなります。
(現在の西暦)ー(生まれた時の西暦)+ 1
例えば、12月31日の大晦日に生まれた子供は、翌日の1月1日になると、たった1日でも2歳となります。
「満何歳」を使いこなそう
「満何歳」と聞くと、普段あまり使わないがために、何か特別なことと勘違いして「数え年」と混同してしまうことがあります。
しかし、普段の会話で使っている一般的な年齢の数え方なのです。
特に書類上で「満何歳」と年齢を記載するときは、主に重要な書類です。
提出日も考慮し正しく記載したいものです。
「数え年」との違いを押さえ、ぜひ活用してみてください。