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【就活Q&A】ガクチカの伝え方






就活のESや面接で「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を聞かれるのですが、うまく伝えられません。

自分なりに頑張った経験はあるのですが、ただの事実を並べてしまって「で、何が言いたいの?」と言われそうで不安です。

印象に残る伝え方や構成のコツがあれば教えていただきたいです。

(関西学院大学/社会学部/3年)

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【回答】どう伝わると嬉しいかから逆算しよう

 

ガクチカを伝えるときは、「何を話したいか」ではなく、読み手(企業側)にどう伝わると嬉しいかを意識するのがコツです。

 

たとえば──

 

  • 営業や成果主義が強い企業なら「根性や粘り強さ」
  • 金融機関なら「まじめでひたむきな姿勢」
  • ベンチャー企業なら「貪欲で前向きな行動力」

 

といったように、企業ごとに“伝わると評価されやすいポイント”は違います。

この視点を持つと、「どんなエピソードを選ぶか」や「何を強調すべきか」が自然と明確になります。

 

※もちろん業界だけでなく、企業によっても求められる適性は大きく異なるので、上記はあくまでイメージです。

 

また、ガクチカは派手な成果を語る場ではありません。

大切なのは「あなたらしさ」が伝わることです。

 

たとえば──

 

【例】

人事志望の学生Aさんは、フットサルサークルの代表を務めていた。

大会に出場するメンバーを選ぶ際、出られない人の不満を減らすために「評価シート」を自作し、基準を可視化。

メンバー全員の意見も取り入れ、引退後も使われる資産としてチームに残せた。

この経験から、「人を納得感を持って評価する難しさとやりがい」を学び、人事としてのキャリアに活かしたいと考えるようになった。

 

このエピソードは、人事という職種に必要な“評価・配慮・仕組み化”が自然に伝わる例です。

 

「何がすごいか」ではなく、

「自分がどう考え、どう動いたか」→「どんな学びがあり、将来にどうつながるか」

という流れが伝われば、面接官の心に残るガクチカになりますよ。

 

派手さにこだわる必要はありません。

誰でも「あなたらしさ」が伝わるエピソードを持っています。

ただし、その経験を適切に選び、上手に言語化して伝えるのは、誰にとっても簡単ではありませんよね。

 

弊社では、ガクチカや自己PRの整理・添削をマンツーマンで無料指導しています。

あなたの強みや経験を一緒に言語化し、「伝わるガクチカ」へと仕上げていくお手伝いをします。

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この質問への回答者:松本 昇

 

記事の執筆者:松本 昇

 

株式会社FULL HOUSE 代表取締役 CEO

松本 昇(Matsumoto Sho)

大阪出身/京都大学総合人間学部卒(2014年卒)

 

京大在学時は、サークルと飲み会に明け暮れる学生生活を送り、長期インターン経験などはなし。

それでも「格好良い企業に就職し、たくさん稼ぎたい!」という思いから、大学3年生の春頃より就活をスタート。

外資系金融機関、コンサル、政府系金融機関を中心に就活を進め、多数の内定を獲得。

 

商社やメガバンクなど日系大手企業の選考が本格化する中、「IT企業の経営者が集まる座談会イベント」に参加したことをきっかけに、起業への意欲が急激に高まる。

以後は「起業への最短ルート」としてITベンチャー中心に志望業界をシフトし、最終的にVOYAGE GROUP(現:CARTA HOLDINGS)への入社を決断。

 

新卒でVOYAGE GROUPに入社後は、ADNW・DMP・DSP・SSPなど広告プラットフォーム事業の立ち上げ・運用を担当。

トレーディングデスク事業部の責任者も務めるなど、裁量の大きいポジションで成果を挙げる。

 

株式会社FULL HOUSE創業後は、SEOメディア運営を中心にWEBマーケティング事業を展開し、月間1,000万PV超のメディアを複数創出。

SEO領域で国内有数の実績を築きながら、現在はキャリア支援サービス「 ジョブさがーす 」を運営し、立ち上げからわずか1年で1,000人以上の就活生支援を実現している。

 

 

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