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筆者は大学1年生の時から就活について強く意識をし始めました。
兄弟や周囲の先輩に「早いうちから就活の準備はしておけよ!」とこっぴどく言われていたからです。
ただ、就活は早期から準備しておけば良いということはわかるものの、実際に何をどう準備して良いのかさっぱりわかりませんでした。
同じように感じている就活生も少なくないと思っています。
本記事では、もがきながらも大学1年時から就活を行なっていた経験と、在学中から現在に至るまでプロのキャリアコンサルタントとして1万人以上の就活生のキャリア支援に携わってきた経験を踏まえ、就活のいろはを記載していきます。
また、今は採用責任者として数多くの学生や社会人を採用しているので、採用する側の観点からも有意義な情報提供をすることができます。
特に「就活は何をし始めて良いのかわからない」「就職活動中だけどまだしどろもどろ」と感じている就活生に読んでほしいです。
とは言うものの、全学生に読んでおいてもらいたい内容を凝縮しているので、お時間があるときにでも是非目を通してくださいね。
2019年卒(現学部3年/修士1年)の一般的な就活スケジュール
就職活動のことを深く考える前に、まずは就活スケジュールがどのようになっているかを把握しておきましょう。
スケジュールを頭に入れた上で、先手先手の行動が必要になってきます。
本記事を執筆している2017年5月現在は、2018年に大学や大学院を卒業する、いわゆる18卒が絶賛就活中です。
ただ、18卒に向けて記事を執筆しても時すでに遅しなので、19卒を対象に記載していきます。
2018年3月1日:リクナビやマイナビのような大手就活ナビサイトが採用に関する情報解禁、企業説明会は随時開催
2018年4月以降:エントリーシート(ES)提出、選考(筆記試験、グループワーク、グループディスカッションなど)
2018年6月以降:面接、内定
これはあくまで一部上場企業を中心とした経団連に所属していて倫理憲章に遵守している就活スケジュールということを頭に入れておいてください。
実際は上記よりも早めの選考を行なっている企業が大半です。
ITベンチャー企業やスタートアップを中心とした早期から採用を行う企業の就活スケジュールは下記のようなイメージです。
2017年4月~5月:サマーインターンシップの企業説明会
2017年6月~7月:インターンシップ選考(筆記試験、グループワーク、グループディスカッション、面接など)
2017年8月~9月:サマーインターンシップ本番
2017年10月~12月:本選考(筆記試験、グループワーク、グループディスカッション、面接など)
2018年1月~3月:面接、内定
見てわかる通り、倫理憲章を遵守している企業と比較をすると、最短で半年ほど早く内定が出ることがわかります。
筆者は14卒の人間ですが、大学2年生の頃から内定をもらっている企業がありました。
インターンシップを活用すれば、普通の就活期よりも以前に内定を獲得することが可能となります。
気になる方は、インターンについて詳細にまとめている下記の記事も合わせてご覧ください。
インターンシップのすすめ!インターンに参加する意味や目的、インターンをするなら活用すべき就活サービスまとめ
就職活動をするということはいずれかの企業に入社をすることですので、まずは日本においてですがどのぐらいの企業数があるのかを理解しておきましょう。
ざっくりお伝えすると、日本には約420万社があり、うち法人企業が170万社、残りは個人事業主が250万社となります。
就活をするのであれば基本的には法人企業に入社をすることになりますから、就活先の対象はおよそ170万社です。
170万社のうち、上場している企業はおよそ3,500社ほどです。
パーセンテージに表すと0.2%ほどとごくわずかなことがわかりますよね。
就活生に知っている企業を思いつく限り上げてみてといっても10社も上がることがほとんどないので、このぐらい企業があるということは知っておいてほしいです。
ただ、170万社すべての企業が採用を行なっているわけではありません。
新卒採用というのは非常にお金がかかることなのです。
就活生を集めるために企業は広報活動をして、採用に労力をかけて、入社後の研修や教育を行ったりと、時間とお金がすごくかかります。
このことから伝えたいことはシンプルで、そもそも新卒採用を行なっている企業は最低限お金があって優良企業だということです。
人にお金をかけている会社は優秀な人材を採用しやすく、優秀な人材が素晴らしい事業を創りやすいですから、単純に人材にお金を投下している企業は最低限のスクリーニングは突破しているということです。
新卒採用で最大手のリクナビやマイナビでも、掲載企業の数は約1万社ほどです。
170万社あっても1万社ほどしかお金をかけて採用を行なっている企業がないということに気付きます。
そのため、実質的に就活生はこの1万社の中から1社を絞り込むこと=就職活動をするわけです。
最初から行きたい業界や企業が明確になっている人は珍しいですが、ほとんど多くの場合は自己分析、業界研究、企業研究などを通してどんどんと気になる企業を絞っていきます。
企業の選考やインターンを受ける際に必要となってくるのが履歴書です。
履歴書の事前準備から履歴書の書き方についてまとめていきます。
まずは履歴書自体を用意する必要があります。
履歴書の種類は「大学指定の履歴書」と「市販の履歴書」の大きく2つがあります。
そのうち、就活生が購入すべきは大学指定の履歴書です。
大学指定の履歴書であれば、履歴書に大学名が明記されているため採用担当者がすぐにどこの大学かを把握することができますし、市販の履歴書と比べた際に就活向けの自己PRしやすい構成に作られています。
市販の履歴書の場合は転職する社会人の方が購入する場合もありますので、転職者・就活生・アルバイト・派遣・パートの方などが使えるように汎用的な構成となっています。
具体的には学歴・職歴・資格などの欄が長く、自己PR・志望動機・趣味などの欄が短くて個性を出しづらかったりすることもあります。
大学指定の履歴書は大学内で販売されているということもあり、忙しい就職活動の期間中でも手に入れやすいのが良いですよね。
ミスは許されないので、事前にPCに記入する内容をまとめてから履歴書に記載していくことをおすすめします。
それでも不安だと言う方は、下書き用に履歴書を複数枚用意しておくと良いかもしれません。
履歴書を手元に用意できたら、お次は履歴書用の写真を準備しましょう。
会ったことのない採用担当者からすると、履歴書に貼られている証明写真は応募者の印象を大きく左右します。
そのため、セルフのスピード写真で手軽に済ませるのではなく、写真館でプロのカメラマンに撮影してもらうことをおすすめします。
証明写真のサイズは4×3cmが一般的ですが、履歴書によって写真サイズが違う場合もあるので、予め確認しておくようにしましょう。
すらすらと書けて、かつ自分が書き慣れているものを使うと安心です。
インクの出方にムラがあるペンや、インクのダマが出やすいペンなどは使用を控えましょう。
就活中は必要な場面が何かと出てくるので、持っておいて損はないです。
たまに履歴書に「印」というマークの付いているものがありますが、その場合は必ず捺印をする必要があります。
印鑑は100円均一で販売されているものを使用しても何ら問題はありません。
履歴書を郵送する場合、A4の白い封筒に入れることが一般的です。
もし郵送ではなく手渡しになる場合は、クリアファイルに入れることが望ましいです。
クリアファイルは透明のものだと個人情報が丸出しになってしまうので、出来れば中身が透けないものを使用するようにしてください。
事前の準備物が整ったら、いよいよ履歴書を書いていきます。
しかし、履歴書の書き方についてはわからないことが多いですよね。
履歴書の書き方を詳細にまとめた記事が別にあるので、細かい内容はそちらに委ねます。
志望動機、特技、資格、免許、趣味、学歴、職歴などの項目別に記述をしています。
気になる方は合わせてご覧くださいね。
履歴書の書き方完全ガイド!学歴・志望動機・特技・資格・免許・趣味など例文や見本を交えて解説
就職活動において面接は非常に重要な局面です。
社会人と接することが日常的ではない学生にとって、社会人にとっての常識を実践してくれない方も中にはいます。
そのため、面接のマナーや面接時の受け答えについてまとめていきます。
実際に面接本番の場数を積んでいけば徐々に面接慣れはしていくと思いますが、そうも言っていられない状況の人もいますよね。
大学によっては就活時期に限り面接対策セミナーを実施しているところもあるため、そういったセミナーに参加するのが良いかもしれません。
ただ、面接対策セミナーといえど一般的には就活を終えたOBOGと面接の練習をするだけなので、本番さながらの状況を作り出すことは難しいです。
その他、既に自分の志望業界から内定を貰っている先輩を捕まえて模擬面接をしてもらったり、就活支援会社の人に練習をしてもらったり、一番は行きたい業界で実際に働いている人に面接対策を手伝ってもらえると良いです。
よくある誤解は「早く面接会場に到着した方が好感をもらえるのではないか」ということです。
実際に面接の時間よりも10分から30分も早く会場に到着して受付をする就活生がいます。
このような就活生の心掛け自体は一切否定しないですが、正直迷惑です。
採用担当者は面接の準備をしていたり、時間までその他の仕事をしている可能性が高いです。
その最中に時間よりも早く就活生が来てしまうと対応せざるを得ないので余計な工数がかかってしまいます。
方向音痴で会場がわからず不安なために早く会場に到着する分には良いですが、受付自体は面接の開始時間ぴったり、早くて3分ほど前で十分です。
また、企業によっては「○○分前までに受付を済ませるようにしてください」とアナウンスしてくれることもあるので、事前にもらった企業からのリマインドメールや確認メールは確認しておいてください。
面接部屋に入るときはノックを”3回”し、中にいる面接官から「どうぞ」という声掛けをもらってから入室しましょう。
ノックを2回する人が多かったりしますが、3回の方が良かったりします。
これは面接官も把握していないケースが多いかもしれませんが、”ノック2回は空室確認”、”ノック3回は入室確認”の意味を表します。
そのため、面接に限らず入室確認をする際には3回ノックをするようにしましょう。
知っている面接官からすると、礼儀正しい就活生だなという印象を受けます。
椅子に座る前にまずは椅子の真横に立ち、面接官に対しておじぎをしながら「よろしくお願いします」と挨拶をしましょう。
その後、面接官から「どうぞ」と言われたら、「失礼します」と一言添えてから椅子に座ります。
人によってはどうぞと言わない面接官もいますので、その場合は面接官が座った後に自分も椅子に座るようにしてください。
椅子には深く腰をかけることはせずに、背筋を伸ばして浅く腰掛けましょう。
両手は軽く握りこぶしを作って膝に添える程度で大丈夫です。
ノックに続いて就活雑学ですが、会釈の時の頭を下げる角度にも意味があります。
頭を15度下げるときは親しい間柄などでフランクな挨拶をするとき、30度下げるときは初対面の人に挨拶をするとき、45度下げるときは感謝や謝罪をするときに用います。
そのため、入室時の「よろしくお願いします」は頭を30度下げるのが一般的ですね。
これも誰もが知っていることではないため、知っている人からすると好印象を受けます。
はっきりとした口調で、自己紹介や自己PRを相手の目を見て話すように心掛けてください。
何より自信を持って相手に伝えようとする意志を見せることが大切です。
また、相手の質問を聞くときは「はい」という相槌を打ちながら聞きましょう。
最後に「逆に何か質問はありますか」と逆質問をされることもありますので、その際は「特にありません」などと言わないようにしておきたいですね。
個人的なおすすめとしてはネットで調べても出てこない情報を相手に聞くことをおすすめします。
例えば「◯◯さんはどうしてこの業界や企業を志望したのですか」「将来の夢は何ですか、またそのために今やっていることは何ですか」「今後のキャリアステップをどのように描いていますか」など、その人にしか聞けないことを中心に業界や会社のことを聞けると有意義な逆質問になると思います。
面接が終了したら「ありがとうございました」と会釈をし椅子から立ち上がります。
ドアの前に着いたら面接官の方を振り返り、「失礼します」と会釈をしながら一言添えて退出します。
会場付近では誰が見ているかわかりませんので、家に帰るまでが面接だということを肝に命じて、不適切な行動は取らないように注意をしてくださいね。
社会人とやり取りをするときはメールが一般的です。
友達同士のようにLINEでコミュニケーションを取ることはそうありません。
説明会に参加した後や、面接をする前などに企業からメールが来てやり取りが発生することもあります。
メールの送り方、返信の仕方、お礼には社会人の一般常識があり、学生は事前に把握しておく必要があります。
予めメールのマナーを身に付けておくようにしましょう。
出来る限り簡潔に、一目見ただけでどのような内容が書かれているか想起できる件名が好ましいです。
社会人は一日に数十通、多い人で百通以上のメールを受信する人がいあるので、まずは件名を見て返信をすべき優先度を決めます。
そのときに他のメールに埋もれてしまわないよう、的確に件名を付ける必要があります。
例文:【○○大学○○】会社説明会のお礼
まずは誰に宛てたメールなのかを明記する必要があります。
記載する順番は会社名・部署名・個人名が一般的です。
会社や部署などの組織宛ての際は「株式会社○○ ○○部 担当者様」、送り先の個人名がはっきりしている場合は「株式会社○○ ○○部 ○○様」と記載しましょう。
実際にメールを打つときは、下記のように会社名・部署名・個人名それぞれで改行をした上で送信するようにしてください。
株式会社○○
○○部
○○様(複数人いる場合は役職の高い順に記載)
複数のメールアドレスに送る場合、個人的にメッセージを送付したい人のメールアドレスを「To」に、共有のために送付したい人のメールアドレスを「Cc」に入れてくださいね。
基本的にビジネス場合は「Bcc」は使用しません。
Bccの場合、Bccのメール受信者には他のメール受信者が表示されないため、Bccに入れた人に対して他のメール受信者を見えないようにしたい場合のみ活用します。
メール冒頭に誰に宛てたかを書いた後は、自分が誰かを知らせるために名乗りましょう。
その際、大学名と姓を最低限伝えるようにしてください。
自分の姓が覚えてもらいづらいものや、他の人に間違われやすい場合、かっこ付きでふりがなを振ってあげると丁寧です。
例文:○○大学 ○○(ふりがな)
学生はPCよりもスマホなどの携帯端末をメインで利用することが多いかもしれませんが、社会人はPCでメールを見ることがほとんどです。
そのため、相手がPCで見やすいようにメールの体裁を整えてあげることが必要です。
明確なルールがあるわけではないですが、一行は30字程度に留めて改行をしてください。
一文は二行以内に納めて、二行文章が続いた場合は一行の空行(空白の改行)を入れてあげると綺麗にまとまります。
メールの最後には必ず署名を入れてください。
企業から学生に連絡が取りやすいよう、メールアドレスや電話番号を明記しておくと良いです。
メールアドレスについては、普段利用しているものとは別に就活用として作成しておくことをおすすめします。
署名のフォーマットは下記に記載しておきますので、必要箇所を変えた上でご活用ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学 ○○学部 ○○学科 3年
姓 名
携帯:090-○○○○-○○○○
メールアドレス:○○○○○○@×××.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
就職活動中ってどのような服装をしたら良いか、または見た目に気を使って良いか迷いますよね。
ここではあくまで一般的な就活時の見た目についてまとめていきます。
就職活動をするときに用意するべきはリクルートスーツです。
特定の業界(IT業界などは仕事でも私服が主流です)を除いては、フォーマルな格好としては就活スーツを用意しておくことが望ましいでしょう。
スーツの色はメンズ・レディースともに、入社後や冠婚葬祭にも使いやすい無地のブラックがおすすめです。
普通の就活生は画一的にほとんど無地のブラックですので、個性を付けたい人はストライプ、グレー、ジャケパンスタイルなどでも良いと思います。
ちなみに筆者はずっとジャケパンスタイルでスタートアップベンチャーから大手広告代理店まで内定をもらいましたが、何の問題もありませんでした。
予算は約3万円ほどあれば上下セットが揃うでしょう。
メンズであればスーツに合わせるものとして迷うのがネクタイですよね。
正直、どの色や柄にしなければならないというルールはありません。
お店の人と相談しながら自分のスーツに合ったものを選ぶのがベストですが、逆に避けた方が良い色や柄について頭の片隅に入れておいてください。
できれば派手な色をしたピンク、季節外れの色、大きな柄物は避けてください。
人によっては受ける企業のコーポレートカラーに合わせて、ネクタイの色や柄を選ぶ人までいますよ。
採用担当者からすると、正直なところそこまでは気にしないのであまり重く受け止める必要はありません。
レディースであればメイクが気になりますよね。
就活時であれば派手なことは避けて、無難にナチュラルメイクをするのが一般的です。
もちろん、その中で個性を発揮したい人は多少は派手なメイクをしても良いと思います。
筆者は全然気にはしませんが、人によっては気にするところですので、自然体に見せられるようなメイクが好ましいでしょう。
男子であれば目元まで顔がはっきりと見えるようなショートスタイルで、清潔感のある髪型が望ましいです。
言わずもがな寝癖はなく、ワックスで整えられていると良いでしょう。
ちなみに、筆者はミディアムで目が隠れそうなくらい髪の毛は長かったですが、面接の合否には何ら問題はありませんでした。
女子の場合、ロングであればハーフアップにして清潔感を出しましょう。
ショートやボブの方はそのままで問題ありません。
実際に筆者が見てきた1万人以上の就活生の中から、優秀だと思った人に共通している項目を取り上げていきます。
そのような学生は例外なく今は社会人生活を謳歌していたり結果を出し続けています。
将来の自分の姿や目標を明確に思い描いている人は自分を持っています。
例えば「○○歳までに○○になりたい」というように何をしたいかの”to do”ではなく、どうありたいかの”to be”を持っている人です。
こういう人は将来のありたい姿から逆算的に目標を立てて日々行動をしているので、就活自体がなりたい自分になるための手段になっています。
多くの学生は「就活が成功すること=内定をもらうこと」になっていて就活が本来手段であるべきなのに目的化しているパターンが見られます。
そうなってしまっては充実した就職活動を送ることは簡単ではありません。
なりたい自分を持っている人は、圧倒的に自信があります。
面接でも自分を売り込んでくるようなスタイルが多いです。
「内定がもらえないのであれば○○社に行く」であったり「最終的には自分自身で起業する」など、多くの選択肢を持っている人がほとんどです。
企業の採用担当者からすると就活生とは「win - win」の関係になりたいと思っています。
その際、就活生が将来的にどうなりたい自分を考えているかは非常に重要なことです。
なぜならば、企業としては就活生のなりたい自分を実現するための環境を提供できるかという観点も大切だからです。
そのことから、就活生のことを本気で考えて採用を行なっている企業であれば、自身の将来を主体的に考えられない学生を採用対象として前向きに考えることはそれほど多くありません。
当たり前のことですが、できない学生が過半数です。
具体例を出しながら解説していきます。
例えば、OB訪問をするとしましょう。
その際、前日までに当日の時間をどのように過ごしたいかや、聞きたいことをまとめて送ってくるような学生はほとんどいません。
当日になっても何のために時間を割いてあげたかわからない言わば受け身の就活生が多い印象です。
また、OB訪問が終わった後もその日中にお礼メールを送ってくる人も多くはありません。
こういったことはして当たり前のことですが、できない就活生の方が多いので、当たり前のことをするだけでも周囲と差別化を図ることが可能です。
ただ、それだけで人間として留まってほしくはありませんので、当たり前のことを出来るようになった上で、プラスアルファ自分にしかできないことをやっていけるとデキる就活生に変貌します。
デキる就活生の場合、先程明記したような当たり前のことをやりつつも、こちらも勉強させられるような発言をしてくれたりします。
例を出すともっと学生が集まりやすいような企業にするためには、学生目線でどのようにしたら良いと思うかを嫌味なく伝えてきたり、その場で感じたことをやんわりと伝えてきたりするのです。
これが本来のあるべき姿で、社会人と就活生がフラットにコミュニケーションを取る構図になっています。
通常のOB訪問であれば社会人側のメリットよりも就活生側のメリットが多い中で、就活生側はTAKEした分、何らかの形でGIVEする姿勢を見せましょうということです。
社会人と「GIVE & TAKE」の関係性を構築することができれば、デキる就活生と言えるでしょう。
デキる就活生は、優秀なくせに謙虚です。
その謙虚さにいやらしさがないところもまたすごいのです。
人間であれば、プライドが高くてあまり人の意見を聞き入れてくれないより、真摯に人の話を一旦は受け入れてくれるのを好みますよね。
謙虚な人は後者の姿勢を常に持っています。
どんなに優秀でもまずは人の話を否定せずに聞き入れ、良いところは吸収していくというスタンスを持っています。
そのため、コミュニケーションが活性化されやすく、社会人の協力者も得やすい構造が勝手に出来上がってくるのです。
そして、何より就活時だけに止まらず、このような就活生は社会人になった後に圧倒的な結果を残します。
人間性の問題なので地頭はそこまで相関性はありません。
人に好かれ、可愛がられるというのも一つのスキルということですね。
就職活動を円滑に進められるツールが就活サービスです。
就活サービスには厳選された優良企業がまとまっていて、効率的に素敵な企業と出会うことが可能です。
また、サービスによっては就活のキャリアコンサルタントが専属で付いてくれるものもあり、就活の相談から自分に見合った企業の紹介まで幅広く個別に対応してくれますよ。
ここではいくつかおすすめの就活サービスをご紹介しますので、ご自身に見合ったものを使うようにしてください。
ハローナビ就活に登録すれば、インターン先を紹介してくれる専任のキャリアアドバイザーが付いてくれます。
まずは面談を行い適性を見極めてもらって、自分の希望に沿うような企業を紹介してくれるという流れです。
企業の採用担当者とお会いするときは基本的には少人数の座談会形式です。
通常よりはフランクに接することができるので、普段は聞けないことも聞けるかもしれないです。
また、短い選考フローで企業を受けることもできるため、早い段階で内定を勝ち獲る就活生も少なくありません。
ビズリーチ・キャンパスは大学別のOBOG訪問サービスです。
自分と同じ大学出身の先輩を探せるようになっています。
身近な先輩からインターンシップや就職に関する情報を聞けるチャンス!
また、有名企業からスカウトが来ることもあります。
OBOG訪問をしながらも、掲載されているインターン、セミナー、イベント情報を見ることだって出来ちゃいますよ。
ただし、OBOG訪問サービスとしてはまだ有名校の学生しか活用できません。
2017年現在は東京大学、京都大学、大阪大学、一橋大学、東京工業大学 名古屋大学、名古屋工業大学、九州大学、九州工業大学 早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学のみOBOG訪問が可能です。
ニクリーチは登録しない手はありません。
なんせ、社会人の方に焼肉を奢ってもらえるサービスだからです!
焼肉での出会いを通じて、企業人事と就活生がコミュニケーションをとる就活サービスです。
社会人に対して直接インターンシップのことや就職にまつわるお話を伺うことができますよ。
企業からすると、「優秀な学生に会えるなら焼肉代ぐらい安いもんだ」という感じなんですね。
2017年に就職活動真っ最中の19卒学生であれば、特に焼肉を食べられる確率が上がります。
企業も出来るだけ早期に内定承諾をしてくれる学生と焼肉に行きたいですからね。
焼肉以外に、ニクリーチはスカウトサービスとして機能しています。
プロフィール項目を記入しておけば、登録企業からスカウトが届く可能性がありますよ。
機会損失をしないためにも、是非登録しておいて損はない就活サービスです。
就活アドバイザーを横断的に比較することのできるサイトです。
やはりせっかく就活アドバイザーを付けるなら信頼できる人が良いですよね。
そんな就活生のためのサービスがココリクで、就活アドバイザーの紹介ページから気になる人を見つけて直接相談することができます。
インターン先を紹介してもらったり、それに加えて履歴書(ES:エントリーシート)の添削も個別で行ってもらうことが可能です。
自分に合った就活アドバイザーを付けて、効率的にインターンを探したり就職活動をしていきましょう。
キャリアパークが主催する無料の就活セミナーやイベントに参加をし、その場でキャリアパークの就活アドバイザーと関係を築いて相談に乗ってもらうことができます。
ただし、メリットはそれだけではありません。
キャリアパークでは人気企業100社分の内定者のエントリーシートを無料で配布しているのです。
あらゆる業界に実際に内定した学生たちのエントリーシートが揃っているので、これからインターン先を探したり、業界研究や企業研究をする就活生にはマストアイテムと言えるでしょう。
人材ベンチャー企業のネオキャリアが運営する就活エージェントです。
就職AGENTneoは専属のキャリアアドバイザーがインターン先を紹介してくれることはもちろんのこと、キャリア面談にも個別で乗ってくれます。
普通の就活サイトには掲載されていない求人も取り扱っているので、面談を行うことで自分に合ったインターン先や就職先を紹介してくれますよ。
これまで35,000人以上が活用してきた就活サービスなので、安心してご利用頂くことができます。
少人数制の就活イベントにも招待されてることがあり、最短一週間で内定獲得までいく就活生もいるようです。
今回は就活に関する初歩的な情報から一歩踏み込んだものまでまとめていきました。
少しでも参考になる情報があれば幸いです。
採用担当者の観点からも伝えていることなので、率直に一つの意見として受け止めてもらえればと思います。
就活は自分の将来を決める一つの大切な構成要素です。
悔いなく自分の道を進むようにしてください。
みなさんの就職活動の成功を願っています!
最後に、筆者が設立した 株式会社FULL HOUSE でも長期インターン生は募集しています!
私を含め、創業メンバーはIT系の一部上場企業出身の人間で構成されており、主にペット・旅行・グルメのメディアからなるメディアプラットフォームの運営を行なっています。
「広告営業をやりたい」「マーケティングを学びたい」「コンテンツを制作したい」など、アツい想いを持った学生の応募を心よりお待ちしています。
詳細は下記からチェックして頂き、もし興味あればいつでもご連絡くださいね。
・ インターンシップのすすめ!インターンに参加する意味や目的、インターンをするなら活用すべき就活サービスまとめ
・ キャリアについて考えよう!キャリアの意味や市場価値の高いキャリアとは
2020年08月18日 | FULL HOUSE運営メディアに「Google Map」の情報が追加されました |
2020年06月05日 | FULL HOUSE運営メディアに「キーワード検索」が実装されました |
2020年04月16日 | グルメメディア「はらへり」、"テイクアウトや宅配が利用できるお店の特集"と"コロナに苦しむ飲食店の応援キャンペーン"を開始 |
2020年02月03日 | 【祝】株式会社FULL HOUSEはお洒落なリノベ一軒家にオフィスを移転しました! |
2019年11月13日 | 株式会社FULL HOUSE、飲食費を支給する「グルメ手当」と美容費を支給する「コスメ手当」を導入 |
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