【28卒】ESの書き方完全ガイド|頻出項目の構成、例文、通過するコツを解説
企業がESで確認するポイント、書く前の準備、自己PR・ガクチカ・志望動機など頻出項目の構成、100字・200字・300字・400字にまとめるコツ、通過率を高める改善方法、落ちやすいNG例、生成AIの使い方、提出前の確認事項まで網羅しています。
ESの内容が思いつかない人や、選考に通らず悩んでいる人も、自分の経験を採用担当者へ伝わる文章に整えられるはずです。
本記事を通して、悩める28卒のES作成を実践的にサポートします。
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【目次】【28卒】ESの書き方完全ガイド|頻出項目の構成、例文、通過するコツを解説
この記事の執筆者:加瀬 浩之(Hiroyuki Kase)
株式会社FULL HOUSE 取締役COO
加瀬 浩之(カセ ヒロユキ)
X / Twitter: https://x.com/kasetchi
千葉県出身。学習院大学文学部卒業。
2014年にVOYAGE GROUPへ入社し、新卒採用支援・就活支援に従事。2016年に株式会社FULL HOUSEを共同創業。
現在は取締役COOとして、会社経営やWebメディア運営に携わるほか、これまでの採用・キャリア支援の経験を活かし、就活支援サービス「 ジョブさがーす 」の運営や学生のキャリア支援に取り組んでいる。
28卒のESは何から書き始めればいい?
ESを書くときは、いきなり文章を作り始めるのではなく、自己分析→企業研究→エピソード整理の順に準備することが大切です。
まずは自分が経験してきたことや、そのときに考えたこと、実際に取った行動を整理します。
そのうえで、応募企業が求める人物像や仕事内容を調べ、どの経験をどの設問で伝えるかを決めましょう。
基本的には以下の順番で進めます。
- 設問の意図を確認する
- 最初に伝える結論を決める
- 結論の根拠となる経験を選ぶ
- 自分が考えて取った行動を書く
- 行動によって生まれた結果と学びを書く
- 応募企業や仕事内容との接点を加える
- 読み直して不要な表現を修正する
文章を先に作るのではなく、「何を伝える設問なのか」「どの経験を使うのか」を決めることで、一貫性のあるESを書きやすくなります。
ES(エントリーシート)とは
ESとは、企業が採用選考を行う際に、応募者の経験や考え方、志望理由などを確認するための書類です。
氏名や学歴などの基本情報だけでなく、自己PR、学生時代に力を入れたこと、志望動機、入社後に取り組みたいことなどを記載します。
企業によって設問や指定文字数が異なるため、同じ内容をすべての企業にそのまま提出するのではなく、応募企業や設問に合わせた調整が必要です。
ESと履歴書の違い
履歴書は、氏名、住所、学歴、資格などの基本情報を確認する意味合いが強い書類です。
一方でESは、応募者の経験、強み、価値観、志望度、企業との相性などを確認する目的で使われます。
企業によっては両方の提出を求める場合があるため、記載内容に矛盾が生じないよう、提出した書類は保存しておきましょう。
ESとOpenESの違い
OpenESは、一度登録した自己PRやガクチカなどを複数の企業に提出できる共通形式のエントリーシートです。
企業ごとに1から入力する負担を減らせますが、すべての企業が対応しているわけではありません。
また、企業独自の設問が追加されることもあります。
共通部分は効率化しながら、志望動機や企業固有の設問については、応募先に合わせて作成することが重要です。
企業がESを提出させる目的
企業は、文章の上手さだけでESを評価しているわけではありません。
限られた情報から、応募者の人柄や考え方、自社との相性を確認しています。
企業側の目的を理解すると、それぞれの設問で何を伝えるべきか判断しやすくなります。
応募者の経験や人柄を把握するため
企業はESを通じて、応募者がこれまで何に取り組み、どのように考えて行動してきたのかを確認します。
結果の大きさだけではなく、課題への向き合い方や周囲との関わり方も評価対象です。
特別な受賞歴や実績がなくても、自分なりに考えて行動した経験は十分に題材になります。
自社で活躍できる可能性を確認するため
自己PRやガクチカからは、応募者の強みが入社後の仕事でも発揮されるかが確認されます。
そのため、「コミュニケーション能力があります」と抽象的に伝えるだけでは不十分です。
どのような状況で、誰に対して、どのような働きかけをしたのかまで説明しましょう。
志望度や企業との相性を確認するため
志望動機では、応募者が企業の事業や仕事内容を理解しているか、入社後に実現したいことが自社と合っているかが確認されます。
どの企業にも当てはまる内容ではなく、その企業を志望する理由を具体的に示すことが必要です。
面接で深掘りする材料を集めるため
ESは書類選考だけでなく、その後の面接でも使われます。
ESに書いた経験について、「なぜその行動を取ったのか」「他の方法は検討したのか」「その経験を仕事でどう活かすのか」と質問される可能性があります。
面接で説明できない内容や、実際より大きく見せた内容を書くことは避けましょう。
28卒はESをいつから準備すべき?
28卒の就活生は、インターンシップや早期選考への応募が始まる前から、ESの土台を作っておくことをおすすめします。
企業ごとの締切直前に作り始めると、自己分析や企業研究が不十分な状態で提出することになりやすいためです。
まずは自己PR、ガクチカ、志望動機の基本となる文章を300〜400字程度で作成しておきましょう。
その後、企業ごとの設問や指定文字数に合わせて調整すると、複数企業へ応募しやすくなります。
ただし、一度作った文章を完成形だと思わないことも重要です。
説明会や面接を通じて企業理解が深まった場合や、第三者から指摘を受けた場合は、その都度修正するようにしましょう。
ESを書く前に準備すること
伝わるESを作るためには、文章力よりも事前準備が重要です。
自己分析と企業研究が不十分なままでは、自分の強みと企業が求める人物像を結び付けられません。
文章を書く前に、次の準備を行いましょう。
自己分析で経験と価値観を整理する
これまでの経験を振り返り、自分がどのような場面で力を発揮したのか、何を大切にして行動してきたのかを整理します。
部活動、サークル、アルバイト、ゼミ、研究、資格勉強、趣味、日常生活など、題材は幅広く考えて構いません。
結果だけでなく、当時の目標、課題、自分の役割、考えたこと、取った行動、結果、学びまで書き出しましょう。
自己分析の進め方は、以下の記事で詳しく解説しています。
業界研究と企業研究を行う
志望動機や入社後に取り組みたいことを書くためには、応募企業について調べる必要があります。
企業の事業内容、顧客、商品・サービス、仕事内容、強み、競合他社との違い、求める人物像を確認しましょう。
企業研究では、採用サイトだけでなく、コーポレートサイト、決算資料、ニュース、社員インタビューなども参考になります。
▶︎ 企業研究のやり方
▶︎ 業界研究のやり方
ESに使えるエピソードを書き出す
最初から1つの経験に絞らず、ESに使えそうなエピソードを複数書き出します。
同じ経験でも、切り口を変えることで異なる強みを伝えられます。
例えば、飲食店のアルバイト経験から、課題発見力、継続力、周囲を巻き込む力などを示すことが可能です。
ただし、同じ企業の複数設問で同じ経験を使うと、応募者の人物像が限定的に見えることがあります。
可能であれば、設問ごとに異なる経験を用意するように心がけましょう。
設問・文字数・締切を確認する
ESを書き始める前に、設問の内容、指定文字数、提出期限、提出形式を確認します。
「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」と「困難を乗り越えた経験」では、求められている回答が異なります。
似た設問であっても、何を確認しようとしているのかを考えることが大切です。
提出日時だけでなく、Web入力、PDF添付、手書き、動画提出などの形式も確認しておきましょう。
28卒向けESの書き方7ステップ
ESは、設問を読んですぐに文章を書き始めるよりも、構成を決めてから書いた方が内容を整理しやすくなります。
ここでは、どの設問にも応用できる基本的な7ステップを解説します。
1. 設問の意図を確認する
最初に、企業が設問を通じて何を知りたいのかを考えます。
例えば、自己PRでは仕事でも発揮できる強み、ガクチカでは目標や課題に向き合った過程、志望動機では企業との接点や志望度が確認されます。
設問に関連する経験を書いていても、質問に答えていなければ評価されにくくなります。
2. 最初に伝える結論を決める
ESは、結論から書くことを基本とします。
自己PRなら「私の強みは〇〇です」、ガクチカなら「学生時代に最も力を入れたことは〇〇です」、志望動機なら「〇〇を実現したいと考え、貴社を志望します」と始めます。
採用担当者が冒頭を読んだ段階で、何を伝えたい文章なのか理解できる状態を目指しましょう。
3. 結論の根拠となる経験を選ぶ
伝えたい強みや考えを裏付ける経験を選びます。
有名企業でのインターン経験や全国大会への出場経験など、目立つ実績である必要はありません。
採用担当者が知りたいのは、経験の名称ではなく、その経験の中でどのように考えて行動したかなので、自分の役割や工夫を説明しやすい経験を選びましょう。
4. 自分の行動を具体的に書く
「チームで頑張った」「周囲と協力した」だけでは、本人が何をしたのか分かりません。
課題に対して自分が何を考え、誰に働きかけ、どのような工夫をしたのかを具体的に書きます。
採用担当者が、入社後の行動を想像できる文章にすることが重要です。
5. 結果と学びを示す
行動によって何が変わったのかを伝えます。
売上、参加人数、作業時間、継続率など、数字で示せる結果があれば具体的に記載しましょう。
数字がない場合は、周囲の反応や仕組みの変化などを説明します。
結果だけで終わらず、経験から何を学び、その後どのように活かしているかまで書くと、成長の過程が伝わります。
6. 応募企業との接点を加える
自己PRや志望動機では、自分の強みや価値観が応募企業の仕事とどのようにつながるかを示します。
「この経験を活かして貴社に貢献します」だけで終わらせず、どの仕事や場面で、どのように活かすのかまで具体化しましょう。
7. 読み直して修正する
文章を書き終えたら、設問に答えているか、同じ表現を繰り返していないか、一文が長すぎないかを確認します。
目で読むだけでなく、声に出して読むと、不自然な表現や文章の長さに気付きやすくなります。
可能であれば、友人、先輩、大学のキャリアセンター、就活エージェントなど、第三者にも客観的に確認してもらいましょう。
ESで頻出する項目と基本構成
ESでは、自己PR、ガクチカ、志望動機が特に多く聞かれます。
似ているように見えますが、企業が確認している内容は異なるため、それぞれの目的に合わせて、伝える内容と文章の順番を変えましょう。
自己PRの書き方
自己PRでは、自分の強みと、その強みを仕事でも再現できることを伝えます。
基本構成は次の通りです。
- 自分の強み
- 強みを発揮した経験
- 当時の課題
- 自分が取った行動
- 結果
- 入社後に強みをどう活かすか
強みを1つに絞り、具体的な経験で裏付けることが重要です。
自己PRの詳しい書き方や例文は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
ガクチカの書き方
ガクチカでは、学生時代の経験を通じて、目標や課題へどのように向き合ったのかを伝えます。
基本構成は次の通りです。
- 学生時代に力を入れたこと
- 取り組んだ背景や目標
- 直面した課題
- 課題に対して取った行動
- 得られた結果
- 経験から学んだこと
成果の大きさよりも、自分の判断や行動を具体的に示しましょう。
ガクチカの題材の探し方や例文については、下記記事をチェックしてください。
志望動機の書き方
志望動機では、実現したいことと、その企業を選ぶ理由を伝えます。
基本構成は次の通りです。
志望する理由
志望理由につながった経験や価値観
業界・企業に魅力を感じた理由
競合他社ではなく応募企業を選ぶ理由
入社後に取り組みたいこと
自分の経験をどう活かすか
企業名だけを入れ替えて使える志望動機は避け、その企業の事業や仕事内容との接点を示しましょう。
長所・短所の書き方
長所は、仕事でも活かせる特徴を具体的な経験とともに伝えます。
短所は、弱みを伝えるだけでなく、自分でどのように認識し、改善するために何を行っているかまで説明しましょう。
「短所はありません」「完璧主義です」のように、短所を隠すことを目的とした回答は、自己理解が不十分だと受け取られる可能性があります。
ゼミ・研究内容の書き方
ゼミや研究内容では、専門知識の難しさを示すことよりも、専門外の採用担当者にも理解できるように説明する力が求められます。
研究テーマ、研究する目的、自分が担当した内容、工夫した点、得られた学びの順に整理しましょう。
専門用語を使用する場合は、短い補足説明を加えます。
入社後に取り組みたいことの書き方
入社後に取り組みたいことでは、企業の仕事内容を理解したうえで、自分の経験や価値観との接点を示します。
実際には配属先を選べない場合もあるため、特定の仕事しかしたくないと受け取られる表現は避けましょう。
希望する仕事を伝えながら、さまざまな経験から学ぶ姿勢も示すことが大切です。
趣味・特技の書き方
趣味や特技は、応募者の人柄や、面接での会話のきっかけを確認するために使われます。
「読書」「旅行」だけで終わらせず、頻度や楽しみ方、始めたきっかけなどを一言加えると、人柄が伝わりやすくなります。
ESを文字数別にまとめるコツ
ESでは、100字、200字、300字、400字など、設問ごとに異なる文字数が指定されます。
長い文章を作ってから機械的に削るのではなく、指定文字数に合わせて情報の優先順位を変えることが重要です。
文字数制限がある場合は、原則として上限を超えないようにします。
内容を薄めて無理に埋める必要はありませんが、目安として指定文字数の8割以上は使いましょう。
100字の場合
100字では、結論と最も重要な根拠に絞ります。
自己PRであれば、「強み」「強みを発揮した経験」「簡潔な結果」を優先します。
状況説明を詳しく書く余裕はないため、修飾語や重複表現を削りましょう。
200字の場合
200字では、結論、課題、自分の行動、結果を簡潔にまとめます。
複数の行動を書くよりも、最も重要な工夫を1つ選んだ方が、自分の考えを伝えやすくなります。
300字の場合
300字では、結論と行動だけでなく、取り組んだ背景や学びも記載することができます。
ただし、背景説明を長くしすぎると自分の行動を書く文字数が足りなくなるため、文章全体の半分程度は、自分が考えて取った行動に使うことを意識しましょう。
400字の場合
400字では、目標、課題、行動、結果、学びまで具体的に説明することができます。
情報を増やせる一方で、複数の強みやエピソードを詰め込みすぎると結局何を伝えたいのか分からなくなるので、1つの主張を具体的なエピソードで深く説明しましょう。
ESの通過率を高める7つのポイント
ESを必ず通過する正解というのはありませんが、採用担当者が内容を理解しやすいように改善することは可能です。
ここでは、多くのESを見てきた経験から、特に意識してほしいポイントを紹介します。
結論から書く
文章の最初に、設問への回答を記載します。
結論を後回しにすると、採用担当者は途中まで読まなければ文章の主旨を理解できません。
「私の強みは〇〇です」など、冒頭で回答を明確にしましょう。
1つの設問で伝える主張を絞る
1つの自己PRで、行動力、協調性、継続力、課題解決力をすべて伝えようとすると、強みが曖昧になります。
設問ごとに最も伝えたいことを1つ決め、他の要素はその主張を支えたり補う情報として使用しましょう。
自分の行動を主語にする
「チームで話し合った」「全員で努力した」だけでは、応募者本人の役割が分かりません。
「私は〇〇を提案した」「私はメンバー全員へ個別にヒアリングした」など、自分が行ったことを明確にします。
数字や事実を使う
人数、期間、回数、割合、順位などを使うと、経験の規模や変化が伝わりやすくなります。
ただし、数字を入れること自体が目的ではないので、数字を使えない経験では、周囲の反応や行動の変化を具体的に説明しましょう。
行動した理由まで説明する
何をしたかだけでなく、なぜその行動を選んだのかまで説明すると、本人の考え方が伝わります。
企業は、過去の行動から入社後の働き方を予測するため、判断の背景まで書くことで、応募者らしさが表れます。
企業ごとに内容を調整する
自己PRやガクチカの基本となる経験は、複数企業で使用しても問題ありません。
ただし、強調する強みや入社後の活かし方は、仕事内容や求める人物像に合わせて調整しましょう。
志望動機は、企業ごとに作成することが基本です。
ESと面接の一貫性を保つ
ESは、面接で質問される内容の土台になります。
文章を良く見せることだけを優先すると、面接で説明できなくなる可能性があります。
ESに書いた内容について、「なぜ?」「具体的には?」「他の方法は?」などと聞かれても答えられる状態にしておきましょう。
ESで落ちやすいNG例
ESの内容が悪いとは限らなくても、伝え方によって評価されにくくなることがあります。
提出前に、次のような状態になっていないか確認しましょう。
抽象的な表現だけで終わっている
「コミュニケーション能力を活かしました」「全力で頑張りました」だけでは、具体的な行動が分かりません。
誰に対して、何を行い、どのような変化が生まれたのかまで書きましょう。
結果だけを強調している
売上や大会成績などの結果だけを書いても、本人の強みは判断できません。
自分の役割、課題、工夫、周囲への働きかけなど、結果に至るまでの過程を説明することが重要です。
チームの行動と自分の行動が区別されていない
「チームで施策を実施した」という書き方では、自分が担当したことが分かりません。
チーム全体の取り組みを説明したうえで、自分が担った役割を明確にしましょう。
企業名を変えただけの志望動機になっている
「人を大切にする社風に魅力を感じた」「裁量権を持って成長できる環境だと思った」など、他の企業にも当てはまる内容だけでは志望度が伝わりません。
事業、商品・サービス、仕事内容、社員の話など、応募企業だからこそ魅力を感じた点を具体的に入れましょう。
実際よりも経験を大きく見せている
ESを通過するために、人数や成果、役割を実際より大きく見せることは避けましょう。
面接で詳しく質問された際に説明できず、回答の一貫性が失われる恐れがあるため、実際の経験を、分かりやすく伝えることに力を使いましょう。
設問に答えていない
文章としてまとまっていても、設問への回答になっていない場合があります。
例えば、「困難を乗り越えた経験」を聞かれているのに、活動内容の紹介だけで終わっていないかなどを確認しましょう。
ES作成で生成AIを使ってもいい?
生成AIをES作成の補助として使用すること自体は可能ですが、AIが作成した文章を確認せず、そのまま提出することはおすすめできません。
生成AIは、文章構成の整理、表現の言い換え、誤字脱字の確認、文字数の調整などに活用することができます。
一方で、本人が経験していない内容が追加されたり、どの学生にも当てはまる抽象的な文章になったりする可能性があるため注意が必要です。
AIを使う場合は、次の点を守りましょう。
- 経験や成果を事実と照合する
- 自分が面接で説明できる表現に直す
- 応募企業に合わせて内容を調整する
- 個人情報や企業の機密情報を入力しない
- 最後は必ず自分で読み直す
生成AIは、自分の経験を考える代わりではなく、自分の考えを整理して伝えるための補助として使いましょう。
ESを提出する前のチェックリスト
ESは内容だけでなく、誤字脱字、指定文字数、提出形式などの確認も必要です。
提出前に、以下の項目を確認しましょう。
- 設問に対する回答になっているか
- 結論から書いているか
- 自分の行動が具体的に分かるか
- 数字や事実を用いて説明できているか
- 応募企業に合わせて内容を調整しているか
- 指定文字数を満たしているか
- 誤字脱字や企業名の間違いがないか
- 提出期限と提出形式を確認したか
- ESと履歴書の内容に矛盾がないか
- 面接で詳しく説明できる内容になっているか
特に他社の企業名が残っていないか提出直前に必ず確認してください。
ESが通らないときに見直すポイント
複数企業に提出してもESが通らない場合は、経験そのものではなく、設問への回答や伝え方に原因がある可能性があります。
最初に、応募条件を満たしているか、指定された項目を正しく入力しているかを確認します。
そのうえで、次の点を見直しましょう。
- 結論が冒頭に書かれているか
- 自分の役割と行動が明確か
- 応募企業が求める人物像と接点があるか
- 志望動機が企業ごとの内容になっているか
- 一文が長く読みにくくなっていないか
- ES全体で伝える人物像に矛盾がないか
自分では問題点に気付きにくいため、第三者に読んでもらうことも有効です。
ESを1人で書くのが難しい場合は就活エージェントに相談する
ESは、自分の経験を客観的に整理し、企業が知りたい内容に変換する必要があります。
1人で作成していると、自分にとって当たり前の行動を省略してしまったり、反対に背景説明を長く書きすぎたりすることがあります。
就活エージェントでは、自己分析、企業選び、ES作成、面接対策などについて、キャリアアドバイザーへ相談できます。
複数のサービスを無理に利用する必要はありませんが、自分の希望業界や就活状況に合うサービスを選ぶことが大切です。
28卒向けの就活エージェントは、以下の記事で詳しく比較・紹介しています。
irodas新卒エージェント
irodas新卒エージェントでは、専任アドバイザーとの面談に加えて、自己分析や言語化に役立つ講座・教材などを利用できます。
ESを書く前にキャリアの軸を整理したい人や、自己PR・ガクチカの材料を言語化したい人に向いています。
0円就活
0円就活では、自己分析や選考対策についてキャリアアドバイザーに相談することができます。
1人で就活を進めることに不安がある人や、ESだけでなく面接まで継続的に対策したい人は、利用を検討してみてください。
28卒のESに関するよくある質問
ここでは、28卒就活生から寄せられやすいESに関する質問へ回答します。
提出直前になって迷わないよう、あらかじめ確認しておきましょう。
Q. ESは何日前から書き始めるべきですか?
企業研究や第三者による確認の時間を考え、遅くとも締切の1週間前には書き始めることをおすすめします。
志望度の高い企業や設問数の多い企業については、さらに早く着手するようにしましょう。
Q. ESは締切直前に提出しても評価は変わりませんか?
提出期限内であれば受け付けられることが一般的ですが、通信障害や入力ミスが起きる可能性があります。
内容を十分に確認したうえで、締切の前日までに提出できる状態を目指しましょう。
企業によっては順次選考を行う場合もあるため、募集要項も確認してください。
Q. ESは指定文字数の何割まで書けばいいですか?
指定文字数の8割以上を目安としながら、上限を超えないようにまとめます。
可能であれば文字数いっぱいまで活用した方が気持ちが伝わりやすくなります。
ただし、文字数を埋めるために同じ内容を繰り返す必要はありません。
設問への回答に必要な情報を優先しましょう。
Q. 同じ自己PRやガクチカを複数企業で使ってもいいですか?
経験の基本部分は、複数企業で使用しても問題ありません。
ただし、強みの活かし方や企業との接点は、応募する仕事内容や求める人物像に合わせて調整しましょう。
志望動機は企業ごとに作成する必要があります。
Q. ESを生成AIに作ってもらってもいいですか?
構成整理や推敲に活用することはできますが、生成された文章をそのまま提出することはおすすめしません。
事実と異なる内容が含まれていないか確認し、自分の言葉で説明できる文章へ修正してください。
ESは自分の経験と考えを企業に伝えるための書類
ESでは、華やかな実績よりも、設問に対して自分の経験や考えを分かりやすく伝えることが重要です。
まずは自己分析と企業研究を行い、自己PR、ガクチカ、志望動機の土台を作りましょう。
そのうえで、企業ごとの設問と指定文字数に合わせて内容を調整します。
ESは提出して終わりではありません。
面接では、ESに書いた経験や志望理由について詳しく質問されます。
面接でも自分の言葉で説明できる内容になっているか確認し、必要に応じて第三者や就活エージェントの意見も取り入れながら完成度を高めていってください。
なお、就活全体のスケジュール感を踏まえながら進め方を把握しておきたい28卒の方は、下記記事も合わせて確認しておきましょう。
▶︎ 28卒向け就活の始め方