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ハローワークのサービス内容③:ハロートレーニング(公共職業訓練、求職者支援訓練)
『ハローワーク』の正式名称は『公共職業安定所』 です。
正社員・アルバイト・パート・契約社員など、さまざまな雇用形態の求人情報を取り扱っています。
厚生労働省が管轄している行政機関であり、安定した雇用機会を国民のために確保することを目的として運営されています。
厚生労働省の支分部局である各都道府県の労働局の下部機関であるため、各都道府県内の主要都市に配置されており、ご自身の住んでいるエリアや近隣のエリアにはあることが多いと思います。
開庁時間はおおむね8:30~17:15、土日祝や年末年始は休業となっていますが、地域によって時間が異なったり土曜も開庁していたりするので、事前に調べてから来庁したほうがいいですね。
初めて来庁する方は、ハローワークカードを記入する必要があります。
ご自身についての内容や希望する仕事内容・雇用形態など、これから就活をすすめる上で必要な情報を記入して提出。
これで、ご自身の情報がハローワークに登録され、登録番号を発行してもらえることとなります。
ハローワークカードの提示をすることで、希望に合った求人情報を検索することができる検索端末を利用できるようになり、気になった求人があったら情報を印刷することも可能。 ※最大10社まで
その情報を持って窓口に行くと、職員が企業へ連絡をしてくれ、面接の段取りを行ってくれたり紹介状を発行してくれたりします。
ちなみにハローワークカードの登録番号があれば、 ハローワークインターネットサービス も利用でき、自宅でも求人情報を検索することができますよ。
履歴書 ・ 職務経歴書の書き方 や、 面接の仕方・注意点 、 仕事に活かせる免許・資格 のことなど、職に関するさまざまな相談をすることができます。
実際に職員と直接話ができますし、無料でアドバイスや情報提供をしてもらえるので、 就職 ・ 転職 についての不安や疑問を気軽に質問できる良い機会です。
初めて就職活動をする方や転職活動に不安を持っている方にとっては、嬉しいサービスですよね。
求職の申込みだけでなく、職業訓練や面接会の申込みもハローワークで行うことができます。
実際に職場を見て回ることができるツアー型の面接会や見学会も実施されているので、来庁した際は掲示板をチェックしましょう。
ハローワークでは、求職活動だけではなく、失業に伴う各種保険の受給手続きもすることができます。
働く意思があってもなかなか就職先が決まらない場合や、早めに再就職先が決まった場合などに受給することができるので、どんな保険があるのか知っていて損はありません。
雇用保険に一定期間加入していた労働者が失業した場合、次の就職先が見つかるまでの生活支援・再就職支援のために基本手当を受給することができます。
基本手当は、失業保険・失業手当と呼ばれることもあり、こちらのほうで馴染みのある呼び方だという方も多いはずです。
本人に働く意思があり、就職活動を積極的に行っている場合にのみ受給できます。
受給できる期間は、自己都合退職の場合(一般受給資格者)と倒産・解雇による退職の場合(特定受給資格者)で異なり、雇用保険に加入していた期間や自身の年齢によっても受給期間が変動するので、詳しくは窓口で相談しましょう。
公共職業訓練に通うことで受給できる手当のことを、技能習得手当を言います。
この手当は、基本手当(失業保険)を受給している間でも受給することが可能です。
公共職業訓練については後述しておりますので参考してください。
技能習得手当には下記の二つがあります。
・受講手当:500円/日 受講日数分の受給が可能 ※最大2万円まで
・通所手当:訓練校までの交通費
また、公共職業訓練所に通うために、同居している家族と別居する必要がある場合、寄宿手当を受給できます。
金額は10,700円/月。
病気やケガで15日以上継続して就労できない基本手当受給資格者が受給できるのが傷病手当です。
また、65歳以上の高年齢者が退職した場合に支給されるのが高年齢求職者給付金です。
どちらも求職者をサポートしてくれる手当ですので、該当する場合は受給することで自身の就職活動にもプラスになります。
基本手当(失業保険)の受給者が再就職先に安定して雇用された場合に、再就職手当や就業促進定着手当、就業手当などを受給することができます。
ハローワークに紹介してもらった企業への就職の際に転居する必要がある場合も、一定の要件を満たせば交通費や移転費が支給されます。
厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講して修了した場合、一定の条件を満たしていると給付されるのが教育訓練給付金です。
今まで働いてきた分野の資格を取りたい方や、今後のキャリアを考えて新しく資格を取りたい方などにはおすすめ。
専門学校や通信教育などの学費の20%または40%相当額が受給できます。
この手当は、基本手当(失業保険)を受給していない期間でも受給できるので、安心して自身のキャリアアップのために時間を割くことができますよね。
雇用保険加入期間が5年以上である60歳以上65歳未満が対象で、60歳のときの賃金よりも75%未満となった場合に、減った賃金分の15%を上限として支給されます。
60歳以前と同じ事業主に雇用される場合と、60歳以降に再就職した場合、どちらでも受給可能です。
最大2歳未満の子供を養育する育児休業を取得した場合に受給できるのが、育児休業給付金です。
一カ月当たり、休業開始時賃金日額×支給日数の67%が原則となっています。
早めに職場復帰を予定していたのに保育園に入所できない場合などでも生活が保障してもらえるのは、嬉しいですよね。
要介護の家族のために休業した場合に受給できるのが、介護休業給付。
一カ月当たりの支給額は、休業開始時賃金日額×支給日数×67%が原則となっています。
希望する職業に就くためのスキルや資格、社会人としての基礎知識などを学ぶことができる制度です。
テキスト代以外は無料で受講できます。
職業スキルや知識を習得するために各都道府県で実施されている訓練で、3ヵ月~1年をかけて習得。
座学と実習で技能・技術を身につけることができるので、より現場に近い環境で学ぶ機会となっています。
対象者:雇用保険を受給している求職者
分野:電気設備技術、自動車整備技術、木工技術、造園技術、介護サービスなど
雇用保険を受給できない求職者が訓練を受けることができます。
社会人としての知識やスキルを習得する基礎コースと、希望職種のために必要な知識やスキルを習得する実践コースがあります。
対象:雇用保険を受給していない求職者
分野:パソコン技術、事務処理、簿記、医療事務、WEBデザイン、WEBシステム、インテリアデザイン、セラピストなど
先述のハローワーク以外にも、ハローワークには利用対象者が異なるいくつかの種類があるのをご存知ですか?
この章では、各種ハローワークについて紹介します。
ハローワークの出先機関がハローワークプラザです。
ハローワークプラザでは、求人情報の検索や申込み、職業相談は可能ですが、雇用保険関係のサービスや職業訓練の申込みなどができません。
駅に近い場所や、繁華街などの利便性の高い場所にあることも特徴です。
ハローワークとは開庁時間や休業日が違うこともあるので、事前に調べてから行きましょう。
子育てをしながら再就職をしたい方、将来出産を考えている方のための施設がマザーズハローワークです。
キッズスペースなどがあるので、子供を遊ばせながら求人情報の検索や職業相談をすることができます。
また、保育園の情報提供や、育児と仕事を両立しやすい職場の求人情報提供など、育児をしながらの仕事を総合的にサポートしてもらえます。
マザーズハローワークは全国で21ヵ所ですが、ハローワークの中にも子連れで行きやすい環境のマザーズコーナーを設けているハローワークもあるので、近くのハローワークをチェックしてみましょう。
新卒応援ハローワークは、専門学校・高専・短大・大学・大学院などの学生が対象とした施設です。
ジョブサポーターという新卒者の職業相談員が、個別相談やセミナーの開催などをしてくれています。
正社員就職を目標にしている45歳未満の若者を対象とした就職支援をしてくれるわかものハローワーク。
相談や求人の紹介、模擬面接やグループワークの実施などを行い、就職後もフォローしてくれます。
日本での就職を希望する留学生や外国人に対して職業紹介・職業相談を行っているのが外国人雇用サービスセンターです。
外国人を雇用する事業主に対しての指導・援助も行っているので、外国人雇用に理解のある企業を紹介してもらうことができます。
ホワイトカラーへの就職を希望する求職者向けの施設が、キャリア交流プラザです。
求人紹介・職業相談のほか、会員同士の情報交換の場やセミナーなども開催している場所もあります。
今までハローワークについてのさまざまな情報をまとめてきましたが、メリットとデメリットは何でしょうか。
手軽に利用できて充実したサポートサービスを受けられる反面、いくつかのデメリットも存在します。
この章では、メリットとデメリットをまとめます。
・無料で利用できる
・職員と直接、個別相談ができる
・職員が面接の段取りなどを企業と直接やり取りしてくれる
・職業訓練やセミナーも受けることができる
・雇用保険の相談もできる
・自分の目的に応じて、利用する施設を選ぶことができる
・求人広告費がかからないため、中小企業や地元企業の求人が多い
・窓口が混雑していると待ち時間が長い
・大手企業の求人情報が少ない
・開庁時間が決められているので、他の仕事をしながらの転職活動がしにくい
・職員によって対応が違う
・募集が終了しているのに掲載されている求人情報がある
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全国にあり、無料で利用できる便利なハローワーク。
ご自身の目的や置かれている状況によって、どんなサポートを受けられるかを選択できることも魅力ですよね。
失業や転職をきっかけに、ハローワークが提供している職業訓練やセミナーを受講したり、個別相談で今後のキャリアを考え直したり、自身の将来像を見つめ直す時間を設けることもできます。
現在WEB上の求人媒体が多くあるので、そのような転職エージェントとハローワークを併用して、実りある転職活動になるよう賢く使い分けてみてください。
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