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メールではなくお手紙で!「拝啓」「敬具」の意味と使い方、時節の候の一覧も






メールやLINEが主流の現代ですが、手紙の書き方を知らないといざという時に困ってしまう、なんてことがあるかもしれません。

本記事では、「拝啓」の意味や使い方、「敬具」や「かしこ」などの関連語を含めて説明します。
聞き慣れた言葉である「拝啓」の正しい使い方を理解できること間違いなしです。

また、実際に手紙を書く際に役立つように、それぞれの意味の違いや使い方、「拝啓」の後に続く時節の挨拶にも触れています。
手紙を書く機会は少ないかもしれませんが、いざというときに備えて是非ご覧頂けると幸いです。

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【目次】メールではなくお手紙で!「拝啓」の意味と使い方、時節の候の一覧も

 

はじめに

1、「拝啓」の意味

①「拝啓」の意味

②「敬具」の意味

③「かしこ」の意味

2、「拝啓」「敬具」「かしこ」の使い方

①「拝啓」「敬具」の結び

②メールで拝啓、敬具は使わない

③拝啓の後には前文が続く

3、「拝啓」「敬具」を使う上での注意点

①拝啓と敬具を使わない人

②拝啓と敬具を使わない時

さいごに

 

はじめに

 

メールやLINEを使うことが多い現代において、手紙を書く機会はあまり多くないでしょう。

ただ、手紙を書く機会が全くないとは言い切れませんよね。

 

本記事では、手紙の冒頭に使う「拝啓」を取り上げます。

それだけでなく、「敬具」や「かしこ」など、手紙を書く上での関連語も含めて説明していきます。

 

 

1、「拝啓」の意味

 

手紙

 

①「拝啓」の意味

 

拝啓とは、フォーマルな手紙の冒頭に入れる挨拶です。

手紙といっても「○○ちゃんへ」のような友達に対して書くものではなく、フォーマルな手紙で使われる表現になります。

 

「拝啓」は訓読みすると「おがみもうす」と読むことができます。

 

  • 拝→お辞儀をして
  • 啓→申し上げる

 

つまり、拝啓とは「お辞儀をして(=へりくだって)申し上げる」という意味となります。

 

②「敬具」の意味

 

敬具とは、フォーマルな手紙の最後に入れる挨拶です。

「敬具」を訓読みすると「うやうやしくととのえる」となります。

 

  • 敬→うやまって
  • 具→申し上げる

 

なので、敬具とは「つつしんで(=うやまって)申し上げました」という意味です。

拝啓と敬具は1セットで使い、手紙を書く相手に礼儀、敬意を持って挨拶しているという意味で用いられています。

 

③「かしこ」の意味

 

一般的に「かしこ」とは手紙の終わりに女性が書く挨拶の用語とされています。

どういった意味かと言いますと、元となった言葉が「畏し(かしこし)」です。

そのため、「恐れ多い、恐縮です」という意味が含まれています。

 

また、「かくし」と書くこともあります。

「可祝(かしぐ)」と書いて「これで失礼します」という意味です。

 

男性の場合は「恐惶謹言」という漢字を使います。

 

  • 恐惶→恐れかしこまること
  • 謹言→つつしんで言うこと

 

つまり、「恐れかしこまって申し上げること」という意味です。

 

漢字と平仮名の差ですが、昔は漢字は男性のもの、平仮名は女性のものとされていました。

それが今になるまで受け継がれているということですね。

 

 

2、「拝啓」「敬具」「かしこ」の使い方

 

①「拝啓」「敬具」の結び

 

初めの言葉と結びの言葉を間違えると相手に対して失礼となります。
 

「拝啓」ではじまり「敬具」で結ぶ。

「前略」ではじまり「草々」で結びます。

 

上の前略と草々も手紙で使う挨拶の言葉です。

ただ、ビジネスの場では使いません。

それは意味に違いがあるからです。

 

  • 前略→取り急ぎ用件から入ります
  • 草々→粗略な様子

 

という意味なので、仕事上お付き合いのある方には適さない表現です。

日常的な手紙では失礼にならないので、覚えておくと良いでしょう。

 

②メールで拝啓、敬具は使わない

 

拝啓、敬具は本来手紙など書面に付けるものです。

したがって、メールはもちろんファックスを送る際には使いません。

 

③拝啓の後には前文が続く

 

前文とは、時候の挨拶や相手を気遣う言葉、相手への感謝や尊敬の念を示す文章です。

時節の候については以下の表を参考にしてみてください。

 

1月 新春の候、寒気ことのほか厳しく、初春の候
2月 余寒の候、向春の候、余寒厳しき折柄、立春とは名のみの寒さ
3月 冬の名残のまだ去りやらぬ時候、早春のころ、春寒次第に緩み
4月 陽春の候、うららかな好季節を迎え、花冷えの時節でございます
5月 新緑の候、若葉の緑が目にしみる季節、風薫る五月
6月 梅雨の候、初夏の候、時候不順の折、暑さ日増しに厳しく
7月 猛暑の候、酷暑の候、暑気厳しき折、暑熱耐えがたきこの頃
8月 残暑の候、朝夕涼味を覚える頃
9月 初秋の候、残暑去りがたく、秋色次第に濃く
10月 秋冷の候、秋色日毎に深まり、天高く馬肥ゆる秋
11月 晩秋の候、秋気いよいよ深く、紅葉の候、落ち葉散りし時節
12月 師走の候、寒気いよいよ厳しく、歳末ご多端の折

 

時候の挨拶には相手の健康や安否を気遣い、それに続けて自分の現状を知らせる言葉を添えます。

また、上の表で8月に残暑の候と書かれているなど、挨拶と季節が合わないものがあります。

それは旧暦からの慣用句によるものなので、気になる場合は自分で時候の挨拶を作ってみるのも楽しいかもしれません。

 

 

3、「拝啓」「敬具」を使う上での注意点

 

①拝啓と敬具を使わない人

 

手紙の様式は関係と目的で決まります。

そのため、全てに拝啓と敬具を使えばいいというわけではありません。

例えば、親しい相手なら上司や先輩でも使わなくても大丈夫です。

 

拝啓と敬具、他にもこれまでに述べてきた挨拶はフォーマルな手紙で使うものです。

「○○ちゃんへ」と書いてもいい相手、手紙の内容でしたらわざわざ堅い表現にする必要はありません。

 

また、相手が拝啓と敬具を使っていない手紙を送ってきた場合、返信の際はこちらも拝啓や敬具を付ける必要はありません。

相手が親しいと思っているということですので、距離を取った表現をするのは失礼ということです。

 

②拝啓と敬具を使わない時

 

例えば、詫び状です。

相手に自分の誠意を伝えることが最優先なので、長い挨拶で用件が遅れるのは避けた方や良いでしょう。

 

また、病気や災害への見舞い状、死亡通知も同様です。

こちらは、相手に負担をかけないためですので、覚えておくと良いでしょう。

 

他にもハガキで出す挨拶状(年賀状、寒中見舞い、暑中見舞いなど)にも使いません。

ハガキでは上記で説明した「前略」と「草々」を使います。

 

 

さいごに

 

手紙

 

今回は「拝啓」について説明してきました。

拝啓だけではなく「敬具」や「かしこ」などにも触れましたので、実際に手紙を書く際に参考としてください。

手紙よりもメール、メールよりもLINEのようなコミュニケーションツールの時代ですが、これを読んで手紙を書くきっかけとなったら幸いです。


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