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職務経歴書を作成するコツとは?転職活動を制するための秘訣を紹介!






ほとんどの企業への転職で必要になるのが「職務経歴書」です。
ただ、職務経歴書をどういう風に記載すればいいか分からない人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、書類審査に通りやすくするための、職務経歴書の書き方やコツを紹介します。

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【目次】職務経歴書を作成するコツとは?転職活動を制するための秘訣を紹介!

 

履歴書と職務経歴書の違いとは?

どういう観点で採用担当者は職務経歴書をチェックするのか?

1.受験先企業が求めるスキルを持っているか?

2.プレゼンテーションが上手か?

3.信ぴょう性があるか?

4.自分の強みを把握しているか?

職務経歴書を書く前に確認すべきこと

用紙のサイズ

ページ数

記載方法

職務経歴書に書く内容

1.経歴の概要

2.勤務先企業

3.職務内容

4.実績

5.アピールポイント

職務経歴書に記載しないほうがいい内容とは?

志望動機・自己PR

ネガティブな内容

職務経歴書の見本

1.営業職経験者が、別会社の営業職へ転職したい場合の例文

2.システムエンジニアが経理職へ転職したい場合の例文

3.派遣で働いていた人が、正社員へ転職したい場合の例文

職務経歴書を送付する際の注意点

1.送付状の投入をする

2.宛先の確認

3.書類はクリアファイルに入れて送る

4.送った後は、メールで報告

職務経歴書の書き方まとめ

職務経歴書は、職歴を基に自分をアピールする書類

職務経歴書の送付も気を抜かない

 

履歴書と職務経歴書の違いとは?

 

 

まず初めに、履歴書と職務経歴書の違いを簡単に説明します。

履歴書 とは、自分の経歴や会社へ対する想いなどを示す書類です。

一方で、職務経歴書とは履歴書に記載した職務経歴について、詳しく示した書類を指します。

職務経歴書には、主に前職での業務内容や業務実績について記載します。

今までの会社でどれだけ貢献してきたかをアピールするのも、職務経歴書を書くうえで大事なことです。

 

 

どういう観点で採用担当者は職務経歴書をチェックするのか?

 

 

受験先企業にウケがいい職務経歴書を書く上で、やっておきたいことがあります。

それは、採用担当者がどういう観点で職務経歴書をチェックするかです。

これを意識するだけでも、職務経歴書の出来栄えは変わるはずです。

 

1.受験先企業が求めるスキルを持っているか?

 

採用担当者からスキルがないと判断された場合は、書類審査で落とされやすいです。

複数の職歴がある人は、受験先企業によってアピールするスキルを変える必要性があるのです。

事務職 を受験する場合は、事務のスキルをアピールした方がいいでしょうし、接客業で働くのであれば、接客や営業スキルをアピールした方がいいでしょう。

長年働いていた企業のことをアピールすればいいわけではないのでご注意を。

 

2.プレゼンテーションが上手か?

 

職務経歴書は、自分がどういう仕事をしてきて、どんなことができるかをアピールする書類です。

すなわち、職務経歴書の内容によって、プレゼンテーション能力があるかをチェックされます。

仕事においても、いろいろな場でプレゼンテーションを行う機会はあります。

文章の展開の仕方。さらに、文章の見栄えなどいろいろな視点で採用担当者が確認しているのです。

 

3.信ぴょう性があるか?

 

職歴に信ぴょう性があるかもチェックされます。

例えば、文章を書くことが得意と言っていたのに、職務経歴書の文章が読みづらい。

経理業務で活躍したと記載しているのに、魅力がある人だと思えない。

など、採用担当者が疑問視した瞬間、書類審査で落ちる確率も上がります。

あなたの職務経歴書を誰が見ても、信じてもらえる内容を記載する必要があるのです。

 

4.自分の強みを把握しているか?

 

職務経歴書でのアピール方法が上手かも、採用担当者は確認しているかもしれません。

例えば、経理職で働いていたのに、経理に関係しない部分ばかりアピールする。

というように、本来アピールすべき箇所をアピールしていない人は、採用担当者から「今まで真剣に仕事と向き合ってこなかったんだ」と思われる原因になり、書類審査で落とされる原因になるでしょう。

 

 

職務経歴書を書く前に確認すべきこと

 

 

「早速、職務経歴書を書きましょう!」と言いたいところですが、その前に確認していただきたい事項がいくつかあるので紹介します。

 

用紙のサイズ

 

用紙のサイズは、A4サイズを利用しましょう。

A4サイズとは「210×297㎜」の大きさの用紙を指し、A3サイズの半分の大きさです。

 

ページ数

 

ページ数は、2ページ以内に納めることを意識しましょう。

ページが増えると、読み手もたくさん時間を割かなければいけなくなり負担をかける場合もあります。

仮に職歴が多いのであれば、ボリュームを薄くする部分と濃くする部分を分けて記載しましょう。

 

記載方法

 

現在では、職務経歴書をパソコンを使い入力するのが主流です(企業によって手書きのみと決められているところもあるのでご注意ください)。

ただ、パソコンで入力する際はフォーマットやフォント、行間に気を付けましょう。

例えば、項目欄は字を濃くしたり太くする。

また、文章が長くなるのであれば改行を使い、読みやすくする気配りも重要です。

読み手側の気持ちに立ってパソコンで入力しましょう。

 

 

職務経歴書に書く内容

 

 

ここからは、職務経歴書に記載する内容について見ていきます。

注意点を説明しながら記載してあるので、職務経歴書を作成するための参考にしてみてください。

 

1.経歴の概要

 

職務経歴書の初めに、職務経歴書に書いてある内容を要約した内容を記載します。

その際、どういう会社(メーカー、製薬会社など)で、どんな業務を行ってきたか・転職先企業でどういう経験を生かせるか載せましょう。

ただし、 転職 を何度も繰り返した人は、会社を紹介するだけで行が埋まり、悪印象を採用担当者に与える場合もあります。

そのため、今まで行ってきた業務と、転職先企業で生かせる内容を軸に記載しましょう。

尚、150~200文字前後でまとめるのがベストです。

 

2.勤務先企業

 

前職で働いてきた企業も載せましょう。

下記の内容を主に記載します。

 

  • 企業名
  • 資本金
  • 従業員数
  • どういう会社か?(アパレル、繊維、通信など)

 

尚、企業名は正式名称で載せます。

例えば、「(株)○○商事」と書いてある場合でも「株式会社○○商事」と記載します。

 

また、派遣で働いていた場合は、企業名の横に(○○会社より派遣)と記載するのも重要です。

派遣で働いていたことを載せたくないと思う人もいるかもしれません。

しかし、採用担当者があなたに対して正社員で働いていたと勘違いすると、 面接 時に噛み合わなくなる恐れも高くなるので要注意です。

 

3.職務内容

 

前職でどういう業務を行っていたか記載します。

例えば、経理で働いていた人であれば、下記のパターンで記載するといいでしょう。

 

・経理職

大手通信会社で○○や××を行ってきました。

 

ボリュームとしては、100文字前後を意識しましょう。

細かく言いたい部分もたくさんあるとは思いますが、書きすぎると内容が分かりづらくなる恐れもあるので、控えめに記載しましょう。

 

また、事務職として勤務していた人は業務の種類がたくさんあるので「営業事務」、「医療事務」など明確化しましょう。

 

4.実績

 

この欄は、職務経歴書のなかで相当大事な部分です。

なぜならば、前職でどんな実績を作ってきたかで、採用担当者の食いつきが変わる恐れがあるためです。

「1位」とか「社内でトップ」と記載してあるだけで、採用担当者があなたのことを凄い人だと思い込み、書類審査に通過できる確率も上がります。

 

例えば、営業職の場合は下記のパターンで記載するといいでしょう。

 

○○年度 売上××万円 営業○課内で1位

○○年度 売上××万円 社内で○位

 

仮に、社内で誇れることがないと思っている人でも「提案した○○が採用」。「○○と呼ばれる仕組みを作り、製造コストが××万円下がった」など、いろいろな視点からのアプローチが可能です。

いかに自分が会社に貢献してきたかを堂々と記載しましょう。

ただ、たくさん記載しすぎると、嫌みったらしいイメージを持たれる場合もあるので、多くても3点程度に絞ることをおすすめします。

 

5.アピールポイント

 

自分を売り込むためのアピールポイントも記載します。

前職でどういう実績を残したかアピールしましょう。

その際、履歴書に記載してある自己PRの内容とは違うことで、かつ職務経歴書の実績欄に記載できなかった内容を記載することをおすすめします。

主に3~4つの内容を記載するといいでしょう。

 

 

職務経歴書に記載しないほうがいい内容とは?

 

 

この章からは、職務経歴書に記載しないほうがいい内容について紹介します。

余計な内容を記載すると、職務経歴書の魅力が下がる恐れもあるので要チェックしましょう。

 

志望動機・自己PR

 

志望動機や自己PRの詳細を、職務経歴書に記載しすぎるのは控えた方がいいでしょう。

理由は、履歴書の内容と重複するためです。

履歴書と職務経歴書に同じ内容が書いてあっても、採用担当者の心には響きにくく「時間を無駄にした」と思われるかもしれません。

職務経歴書は、自分の想いを伝えるのではなく、過去の職歴を記載し自分にどのような能力があるかアピールする書類です。

感情や想いを記載したい気持ちは分かりますが記載するのは控えましょう。

 

ネガティブな内容

 

「○○は苦手ですが、1位になりました」、「○○ができないと思いましたが、仕事で活躍できました」など、ネガティブな文章を記載するのも印象を悪くするかもしれません。

ネガティブな文言があるだけで「本当に、この仕事が好きだったのかな?」と採用担当者から疑われる恐れもあります。

胸を張って提出できる「職務経歴書」を作成しましょう。

 

 

職務経歴書の見本

 

 

職務経歴書の内容を説明しましたが、実際にどのように記載すればいいかイメージが湧きづらい人もいるでしょう。

この章では、職務経歴書のサンプルを3点紹介します。

職務経歴書を作成する際、参考にしてみてください。

 

1.営業職経験者が、別会社の営業職へ転職したい場合の例文

 

【職務経歴の要約】

 

○○(商品)を販売する営業職として○年、働いてきました。

社内で表彰された経験も数回あり、営業部内でマネージャーもしていました。

社内では売上実績が上がらず困っている社員への指導や、部内の士気を高めるために勉強会を主催して、お互い相談し合える環境を作ることもしました。

御社でも売上実績をつくりながらも、社員が全員働ける環境を作るべく積極的な行動を起こします。

 

【勤務先企業】

 

××商事

資本金○○円

従業員数○名

精密機械製造メーカー

 

【職務内容】

 

営業職

法人を中心に○○(商品)の営業をしてきました。

また、商品の買い付けやクレーム対応も行っていました。

 

【営業実績】

 

2015年6月

営業社員○○人中で売上成績10位に入りました。(販売実績高○○円)

 

2016年7月

部内○○人中で売上成績1位に入りました。(販売実績高○○円)

 

【アピールポイント】

 

1.中国やアメリカなどの法人へ営業で出張した経験もあり、語学も堪能です。

2.○○

3.○○

 

ポイントは、いかに優秀な営業マンだったかアピールすることです。

会社に重宝されていたと思わせることができれば、書類審査に通る確率が高くなるでしょう。

 

2.システムエンジニアが経理職へ転職したい場合の例文

 

【職務経歴の要約】

 

コンピュータ内部の○○を開発するシステムエンジニアとして○年働いてきました。

新製品の開発にも幾度となく携わり、○○社のシステムに利用されたこともあります。

また、国内だけではなくアメリカやフランスなど海外でも、私が開発に携わった製品が使われています。システムエンジニアとしてたくさんの数字を計算していたので、計算には強いと自負しております。

御社では経理職として正確な数値をスピーディーに出すことを心掛けます。

 

【勤務先企業】

 

××会社

資本金○○円

従業員数○名

システム開発メーカー

 

【職務内容】

 

システムエンジニア

アメリカやフランスへ行き、システムの使い方の指導を行っていました。

 

【営業実績】

 

2016年7月

世界初の○○(システム名)を開発

 

2017年3月

開発に携わった○○(システム名)が、××審査会にて優秀賞を受賞

 

【アピールポイント】

 

1.英語が堪能なので、海外法人とやりとりをしながらの経理処理も任せてください。

2.○○

3.○○

 

ポイントは、自分が開発に携わった製品が、どれだけ世の中に立っているかアピールするということです。

また、経理職に活かせそうな部分をアピールするのも忘れてはなりません。

 

3.派遣で働いていた人が、正社員へ転職したい場合の例文

 

【職務経歴の要約】

 

営業職として○年働いてきました。

私はコミュニケーションスキルや商品を購入していただくためのノウハウを築き上げてきました。

長年、東京や神奈川近郊で営業をしていましたので、地理にも詳しいです。

御社では正社員としての責任感を持ちながら営業活動を行っていきます。

 

【勤務先企業】

 

××会社

資本金○○円

従業員数○名

飲料メーカー(○○会社より派遣)

 

△△商事

資本金○○円

従業員数○名

食品メーカー(○○会社より派遣)

 

【職務内容】

 

営業職

主にスーパーなど小売店を中心に飲料や食品の営業を行ってきました。

 

【営業実績】

 

2015年7月

部内○○人中で売上成績1位に入りました。(××会社での勤務時)

 

2016年5月

部内○○人中で売上成績2位に入りました。(△△商事での勤務時)

 

【アピールポイント】

 

1.過去の営業で小売店とのつながりを築いてきたので、今回の営業活動にも生かせます。

2.○○

3.○○

 

ポイントは、職務経歴の要約で「派遣」という単語を使わないことです。

「派遣」の単語を使いすぎると、悪い印象を与える場合もあります。

また、派遣で勤務していた印象をマイナスに持っていかないために、実績をどれだけ作ってきたか?今後、生かせることは何か?を記載するのも忘れてはなりません。

 

 

職務経歴書を送付する際の注意点

 

 

職務経歴書の作成が終わったと安心しきっているのではないでしょうか?

しかし、最後に受験先企業へ送る作業が残っています。

送り方によって、受け取る側の印象も変わるので要注意です。

 

1.送付状の投入をする

 

送付状とは、受験先企業へどういう理由で職務経歴書を送ったか記載した紙です。

送付状があるだけで、採用担当者側は、どういう理由で職務経歴書を送ってきたのか、把握しやすくなります。

また、丁寧さも伝わるので、採用担当者の印象は良くなるかもしれません。

送付状には、自分の氏名、住所、電話番号、メールアドレスも記載しましょう。

 

2.宛先の確認

 

書類は、会社の部署宛に送る場合と個人に送る場合の2ケースあります。

部署宛に送る際は「○○会社 人事部御中」と記載し送付します。

一方個人へ送る場合は「○○会社 人事部 ××様」と記載しましょう。

 

3.書類はクリアファイルに入れて送る

 

郵送だと、配達中に書類が折れ曲がることもあります。

それを防ぐために、クリアファイルに書類を挟んだ状態で封筒のなかへ入れましょう。

すると、配達中も折れ曲がりづらくなりますし、気配りさを採用担当者へアピールできるかもしれません。

 

4.送った後は、メールで報告

 

職務経歴書を送ったら、メールで受験先企業の人事部宛へ報告しましょう。

採用担当者も、職務経歴書が届くことを把握できます。

ただし、採用担当者宛のメールアドレスが記載されていない場合もあります。

その際は、無理に連絡する必要はありません。

 

 

職務経歴書の書き方まとめ

 

 

職務経歴書は、職歴を基に自分をアピールする書類

 

自分がどういう業務を行い、何が強みなのかアピールする書類が職務経歴書です。

経歴だけを書けばいいものではないのでご注意を。

 

職務経歴書の送付も気を抜かない

 

職務経歴書の内容だけではなく、どういう状況で手元に届いたかも採用担当者はチェックしているかもしれません。

職務経歴書が、採用担当者の手元に届くまでは気を抜かないようにしましょう。

 

 

転職活動を制するためには、職務経歴書で手を抜いてはいけません。

ぜひ、自分が望む企業へ転職を決め、充実した人生を送りましょう!

その他にも、転職活動に役立つ 転職サイトまとめ 転職エージェントまとめ の記事もありますので、合わせてご覧くださいね。


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