【28卒】グループディスカッション対策の決定版|進め方・役割・評価基準・頻出テーマを解説
グルディスの基本的な流れや時間配分、司会・書記・タイムキーパー・発表者の役割、企業が見る評価基準、通過する人と落ちる人の違い、頻出テーマ別の考え方をご紹介。
グループディスカッションで発言できない場合や意見がまとまらない場合、議論を妨げる参加者がいる場合の対処法から、オンラインGDの注意点、一人・複数人でできる練習方法まで網羅します。
GDに苦手意識を抱えている方は、本記事の内容を踏まえて練習をしてみてください。
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【目次】【28卒】グループディスカッション対策の決定版|進め方・役割・評価基準・頻出テーマを解説
この記事の執筆者:加瀬 浩之(Hiroyuki Kase)
株式会社FULL HOUSE 取締役COO
加瀬 浩之(カセ ヒロユキ)
X / Twitter: https://x.com/kasetchi
千葉県出身。学習院大学文学部卒業。
2014年にVOYAGE GROUPへ入社し、新卒採用支援・就活支援に従事。2016年に株式会社FULL HOUSEを共同創業。
現在は取締役COOとして、会社経営やWebメディア運営に携わるほか、これまでの採用・キャリア支援の経験を活かし、就活支援サービス「 ジョブさがーす 」の運営や学生のキャリア支援に取り組んでいる。
グループディスカッションとは
グループディスカッションとは、複数の就活生が与えられたテーマについて議論し、決められた時間内に結論をまとめる選考方法です。
一般的には4~8人程度のグループで行われますが、人数、時間、発表の有無、使用できる資料などは企業によって異なります。
対面で行う企業もあれば、Web会議ツールを利用したオンライン形式で実施する企業もあります。
面接では応募者が1人ずつ質問に回答しますが、GDでは他の参加者との関わり方も評価の対象になります。
そのため、自分の意見が優れていることだけではなく、異なる意見を整理し、チームの成果へつなげる行動が重要です。
企業がグループディスカッションを行う理由
企業がGDを実施する理由は、書類や個人面接だけでは確認しにくい、集団の中での考え方や行動を見るためです。
仕事では、自分と異なる知識や価値観を持つ人と協力し、限られた時間の中で意思決定する場面があります。
GDでは、そのような状況を簡易的に作り、以下のような行動を確認することができます。
- 自分の考えを分かりやすく伝えられるか
- 相手の話を理解して反応できるか
- 意見の違いを整理できるか
- 目的から外れた議論を修正できるか
- 時間を意識して結論へ進められるか
- チーム全体の成果を考えて行動できるか
企業は、発言内容だけではなく、発言するタイミング、他の参加者への接し方、意見が対立したときの対応なども見ています。
グループディスカッションで見られる5つの評価基準
GDの評価基準は企業や職種によって異なりますが、多くの選考で共通して確認されやすいのは次の5つです。
評価されるために無理に目立とうとするのではなく、それぞれの能力をチームへの貢献として表すことが重要です。
論理的思考力(ロジカルシンキング)
論理的思考力では、結論と根拠がつながっているか、テーマを構造的に整理できているかが確認されます。
例えば、売上を増やす施策を考えるテーマで、理由を示さずに広告を増やすと提案しても説得力は高まりません。
現状、原因、対象者、解決策、期待できる効果という順番で考えると、意見を整理しやすくなります。
知識量を競うのではなく、自分がそう考えた理由や背景を他のメンバーが理解できるように説明しましょう。
協調性
協調性とは、他の参加者に同意することではありません。
異なる意見にも耳を傾け、良い点を取り入れながら、チームとして結論を作る力です。
反対意見を伝える場合も、いきなり否定から入ることはせず、まずは相手の意見を受け止めたうえで懸念点や別の視点を伝えるようにしましょう。
コミュニケーション力
GDにおけるコミュニケーション力では、話す力と聞く力の両方が見られます。
自分の意見を簡潔に伝えるだけでなく、発言の少ない人へ質問したり、分かりにくい意見を確認したりすることもチームへの貢献です。
話すことが得意でも、一方的に発言を続け、他の参加者の意見を遮ってしまうと、良い評価にはつながりにくくなります。
主体性
主体性とは、司会・ファシリテーション役に立候補することではありません。
議論が止まったときに論点を提示する、残り時間を伝える、意見を整理するなど、必要な時に必要な行動を自分から取ることです。
役割がなくても、チームの状況を見て不足している動きを補えば、十分に主体性を示すことができます。
チームへの貢献
GDでは、個人として正しい意見を言えたかだけでなく、チームの結論にどのような貢献をしたかが重要です。
新しい意見を出す以外にも、次のような貢献があります。
- 議論の目的を確認する
- 発言を分かりやすく言い換える
- 複数の意見から共通点を見つける
- 話題がズレたときに戻す
- 判断基準を提案する
- 結論と根拠の矛盾を確認する
- 発言できていない人へ話を振る
自分が目立つことよりも、チームの議論が前進したかを意識しましょう。
グループディスカッションの基本的な流れ
GDの進め方はテーマによって異なりますが、基本的には次の6段階で考えられます。
制限時間が短いため、最初から細部について話し始めず、議論の進め方をメンバー間で共有することが重要です。
1. 役割と時間配分を決める
最初に、必要に応じて司会、書記、タイムキーパー、発表者などの役割を決めます。
同時に、各工程にどの程度の時間を使うか確認します。
例えば、30分のGDなら次のように配分できます。
| 工程 | 時間の目安 |
|---|---|
| 役割・前提確認 | 3分 |
| 意見を出す・ブレインストーミング | 7分 |
| 意見の整理・検討 | 10分 |
| 結論を決める | 5分 |
| 発表準備・確認 | 5分 |
時間配分はテーマの難易度や発表時間に応じて調整してください。
役割決めだけに時間を使いすぎる場合は、書記とタイムキーパーを兼任するなど柔軟に進めましょう。
2. テーマの前提を揃える
議論を始める前に、テーマに含まれる曖昧な言葉や対象者、達成したい状態を確認します。
例えば「良い会社の条件」というテーマでは、誰にとって良い会社なのかによって結論が変わります。
就活生、社員、顧客、経営者など、対象を決めなければ議論がまとまりません。
前提確認では、以下の点を意識します。
- 誰を対象にするのか
- どの期間を想定するのか
- どの地域や市場を対象にするのか
- 何を達成できれば成功なのか
- 言葉をどのように定義するのか
ただし、細かく定義しすぎると本題に使える時間が減るため、結論に影響する前提を優先しましょう。
3. 意見を出す
前提を揃えたら、解決策や判断材料となる意見を出します。
最初から1つの案に絞ると、他の可能性を見落とすことがあるので、まずは複数の意見を出し、その後に比較しましょう。
発言するときは、以下のように結論と理由・背景をセットにすると伝わりやすくなります。
例)「大学生のサッカー人口を増やす施策を考えよ」というお題が出された場合
私は週1回程度、1時間から手軽に参加できる「エンジョイ型のインカレサッカーサークル」を作る施策が有効だと考えます。部活のように厳しい時間的・肉体的ハードルを下げ、Z世代のライフスタイルに合わせることで、潜在的なライト層を効率よく取り込めるからです。
他の参加者の意見と似ている場合も、補足となる理由や具体例を加えれば貢献することができます。
4. 意見を整理する
複数の意見が出たら、似ている案をまとめて比較できる状態にします。
例えば、集客施策なら、オンライン施策、オフライン施策、既存顧客からの紹介などに分類できます。
意見を整理するときは、次のような発言が有効です。
これまでの意見は、認知を増やす施策と、参加率を高める施策の2つに分けられそうです。A案とB案は手段が異なりますが、どちらも新規学生との接点を増やす案だと思います。
書記だけに任せず、参加者全員で議論の全体像を共有しましょう。
5. 評価基準を決めて結論を出す
複数の案から結論を選ぶ場合は、先に評価基準を決めます。
評価基準の例は以下の通りです。
- 効果の大きさ
- 実現可能性
- 必要な費用
- 実行までの期間
- 継続性
- 対象者との相性
- 他の案との違い
声の大きい人の意見で決めるのではなく、テーマの目的に合う基準を使って比較しましょう。
全員が完全に同意するまで話し合う時間がない場合は、主な懸念点を確認したうえで結論を決めます。
6. 発表内容をまとめる
発表では、議論のすべてを説明する必要はありません。
次の順番でまとめると伝わりやすくなります。
- 結論
- 前提・定義
- 結論に至った理由・背景
- 具体的な施策や内容
- 期待できる効果
発表前に、結論と根拠がつながっているか、議論していない内容が追加されていないかをチームで確認しましょう。
グループディスカッションの主な役割
GDでは司会を務めなければ通過できないわけではありません。
特定の役割に就くことよりも、その役割を通じて議論へどのように貢献したかが重要です。
役割がない場合も、不足する動きを補うことで評価につながります。
司会・ファシリテーター
司会は議論の進行を支え、参加者の意見を引き出しながら結論へと導きます。
主な行動は以下の通りです。
- 議論する順番を提案する
- 論点を明確にする
- 発言の少ない人に意見を聞く
- 話題がズレたときに軌道修正する
- 意見の共通点と相違点を整理する
- 結論を確認する
司会が自分の意見を押し通すと、他の参加者が発言しにくくなるため、進行と意思決定を独占しないように注意してください。
書記
書記は、出た意見、論点、判断基準、結論などを整理します。
発言をすべて書き写すのではなく、重要な情報を短い言葉でまとめることが大切です。
オンラインGDで画面共有する場合も、入力に集中して議論へ参加できなくならないようにしましょう。
必要に応じて、整理した内容を口頭で共有すると、チーム全体の共通認識を揃えられます。
タイムキーパー
タイムキーパーは、残り時間を伝えるだけでなく、議論の進捗を見ながら時間配分を調整します。
例えば、予定より意見出しに時間がかかっている場合は次のように提案します。
残り15分なので、あと2分で意見出しを終えて、案の比較へ移りませんか。
時間を知らせるだけではなく、次に何をすべきかというアクションまで伝えると議論を前に進められます。
発表者
発表者は、チームの結論と根拠を決められた時間内で伝えます。
自分が賛成していた案だけを強調せず、チームで合意した内容を正確に伝えましょう。
発表時間を超えないよう、結論から簡潔に説明することが重要です。
役割なし
役割がなくても不利になるとは限りません。
議論を客観的に見ながら、足りていない行動を補えます。
例えば、以下のような貢献が可能です。
- 意見を出す
- 他の意見を掘り下げる
- 発言の少ない人に話を振る
- 議論を要約する
- 前提のズレを指摘する
- 結論と根拠の矛盾を確認する
役割を取れなかったからといって焦らず、チームに必要な行動を考えましょう。
GDで出される頻出テーマ4種類
GDでは、テーマの種類によって考え方が異なります。
ここでは、代表的なテーマを4種類に分けて、進め方とお題の例を紹介します。
課題解決型
課題解決型では、現状を分析し、原因を特定したうえで施策を考えます。
基本的な流れは以下の通りです。
- 対象と目標を定義する
- 現状を整理する
- 問題の原因を考える
- 原因に対応する施策を出す
- 効果と実現可能性で比較する
<お題の例>
- 大学生の読書量を増やすには
- コンビニの売上を伸ばすには
- 地方への観光客を増やすには
- 新入社員の早期離職を減らすには
- ある商品の若者からの認知度を高めるには
いきなり施策を出すのではなく、誰のどのような行動を変えたいのかを整理することが重要です。
選択型
選択型では、複数の候補から最も適したものを選びます。
結論を出す前に、テーマの目的に合う評価基準を決めましょう。
<お題の例>
- 新入社員に必要な能力を3つ選ぶ
- 無人島へ持っていくものを3つ選ぶ
- 日本で住みやすい都市を1つ選ぶ
- リーダーに最も必要な要素を選ぶ
- 新規出店する地域を選ぶ
参加者の好みで決めるのではなく、設定した前提と評価基準に沿って比較します。
自由討論型
自由討論型は、正解のない抽象的な問いについて結論を作ります。
最初に言葉を定義し、どのような観点で議論するかを揃えることが重要です。
<お題の例>
- 良い会社とは何か
- 理想のリーダーとはどのような人か
- 働く意味とは何か
- 成長とは何か
- 信頼される人の条件は何か
個人の価値観をぶつけ合うだけでなく、それぞれの意見から共通する要素を探しましょう。
ディベート型
ディベート型では、賛成と反対に分かれ、根拠を示しながら議論します。
自分の個人的な考えとは異なる立場を担当する場合もあります。
<お題の例>
- 新卒社員のリモート勤務を認めるべきか
- 大学の授業を全面的にオンライン化すべきか
- AIを採用選考に活用すべきか
- 就職活動を大学4年生から始めるべきか
相手を言い負かすことが目的ではありません。
賛否それぞれのメリット、リスク、前提条件を整理し、論点に対応した反論を行いましょう。
グループディスカッションで通過する人の特徴
GDを通過する人には、役割や発言量に関係なく、議論を前へ進める共通の行動があります。
自分の得意な方法で、次のような貢献を増やしましょう。
発言が簡潔で根拠がある
長く話すことよりも、結論と理由を簡潔に伝えられることが重要です。
一度の発言に多くの要素を詰め込まず、他の参加者が反応しやすい長さで話しましょう。
他人の意見を使って議論を発展させる
自分の意見だけを繰り返すのではなく、他の参加者の意見を受けて新しい視点を加えます。
Aさんの意見に賛成です。加えて、費用だけでなく実行までの期間も比較すると、優先順位を決めやすいと思います。
このように、相手の発言と自分の考えをつなげると、議論を前進させられます。
議論の現在地を確認できる
GDでは、意見が増えるほど何を決めるべきか分からなくなる場合があります。
そのときに、決まったこと、残っている論点、次に話すことを整理できる人は、チームに大きく貢献できます。
発言の少ない人も巻き込める
参加者全員の考えを活用すると、議論の質を高められます。
ただし、突然指名して答えを強要するのではなく、以下のように話しやすい形で問いかけましょう。
まだ伺えていないと思うのですが、この2案についてどう感じますか?
結論に向けて判断できる
意見を出し続けるだけでは、時間内に結論は出ません。
残り時間を見ながら、評価基準を使って比較し、一定の段階で決定することも必要です。
グループディスカッションで落ちやすい人の特徴
GDで落ちる原因は、発言が少ないことだけではありません。
発言量が多くても、チームの議論を妨げる行動を取ると評価を下げる可能性があります。
自分の意見を押し通す
自分の案にこだわり、他の意見を受け入れないと、チームとして結論を作ることができません。
反対されたときは感情的にならず、相手が何を懸念しているのか確認しましょう。
相手の発言を遮る
意見を思いついても、相手が話している途中で割り込むことは避けましょう。
発言が重なった場合は、相手へ譲ったうえで後から話せば問題ありません。
根拠を示さずに否定する
「それは違うと思います」と否定するだけでは、議論が止まってしまいます。
以下のように、必ず懸念点と代案をセットで伝えましょう。
その案は効果が期待できますが、今回の期間では実行が難しい可能性があります。そのため、短期間で実施できるB案を先に検討するのはどうでしょうか。
役割を果たすことだけに集中する
司会が進行だけを行い自分の意見を出さない、書記が記録だけをして議論に参加しないなど、役割の作業だけで終わることがあります。
役割は議論に貢献するための手段であり、役割を担当すること自体が目的ではありません。
時間を無視して議論を続ける
優れた意見が出ていても、時間内に結論や発表内容をまとめられなければ、チームとして成果を出すことはできません。
残り時間から逆算し、必要な段階で意見出しを終えて判断に移りましょう。
GDで発言できない場合の対処法
「良い意見を言わなければ」と考えすぎると、発言するタイミングを失いやすくなります。
ただ、新しいアイデアがなくても、議論に貢献できる発言はあります。
他の人の意見に理由を加える
自分の考えに近い意見が先に出た場合は、同じ意見を繰り返すのではなく、別の根拠や具体例を加えます。
質問して内容を明確にする
以下のように、理解できなかった点や曖昧な前提を確認することも貢献につながります。
その場合の対象者は、新規顧客と既存顧客のどちらを想定していますか?
質問することによって議論のズレを防げます。
議論を要約する
新しい意見を出せなくても、ここまでの議論を短く整理できます。
現時点では、費用を抑える案と、効果を最大化する案の2つが出ていると思います。
判断基準を提案する
複数の案が出た後に、比較する基準を提案する方法もあります。
発言内容だけでなく、発言するタイミングを意識すると参加しやすくなります。
議論を妨げる参加者がいる場合の対処法
GDでは、発言を独占する人、自分の意見を曲げない人、議論と関係のない話を続ける人などがいる場合があります。
相手を排除しようとするとチーム全体の雰囲気が悪くなる可能性があるため、人物ではなく、発言や議論の進め方に対応するようにしましょう。
発言を独占する人がいる場合
意見を一度受け止めたうえで、他の参加者へ話を広げます。
ありがとうございます。その考えについて、他の方の意見も聞いてみたいです。
意見を曲げない人がいる場合
賛成・反対だけで対立せず、判断基準を共有します。
どちらの案が今回の目的に合うか、効果と実現可能性の2点で比較してみませんか?
話が脱線した場合
発言を否定せず、テーマとの関係を確認します。
その点も重要だと思います。今回決めるべき内容との関係を整理すると、どの部分に当てはまりそうでしょうか?
トラブルへの対応も、協調性や進行力を示す機会になります。
オンラインGDで注意すること
オンラインGDでは、対面よりも発言のタイミングや参加者の反応が分かりにくくなります。
内容だけでなく、通信環境や画面上での見え方も事前に確認しましょう。
通信環境と機器を確認する
事前にマイク、カメラ、イヤホン、通信環境を確認します。
パソコンの充電、Web会議ツールの更新、表示名、背景なども準備しておきましょう。
発言の重なりに配慮する
オンラインでは通信の遅延によって発言が重なりやすくなります。
話し始めが重なった場合は、相手へ譲り、発言が終わってから話しましょう。
反応を画面上で伝える
対面よりも反応が伝わりにくいため、うなずきや表情を対面以上に明確にします。
相手の発言に短く反応することも、話を聞いていると伝えるために有効です。
共有資料だけを見続けない
書記が画面共有している場合も、資料だけを見ず、必要に応じて参加者の表情を確認しましょう。
入力に集中しすぎて無反応にならないように注意してください。
グループディスカッションの練習方法
GDは、知識を得るだけでは対策しにくい選考です。
実際に時間を計り、他の人と議論し、第三者からフィードバックを受けることで改善しやすくなります。
1人で議論の型を練習する
1人でも、頻出テーマを使って考え方を練習できます。
以下の項目を制限時間内に書き出しましょう。
- 前提・定義
- 現状
- 原因
- 意見や施策
- 評価基準
- 結論
- 結論の根拠
まずは1つのテーマを10~15分程度で整理し、結論を1分で説明する練習がおすすめです。
複数人で模擬GDを行う
友人や同じ就活生を集め、実際の選考と同じように時間を決めて議論します。
毎回同じ役割を担当せず、司会、書記、タイムキーパー、役割なしなどをローテーションで経験してください。
録画・録音して振り返る
オンラインで練習する場合は、参加者の同意を得たうえで録画・録音すると、自分の話し方を客観的に確認できます。
その際、以下の点を振り返りましょう。
- 1回の発言が長すぎないか
- 結論と理由がつながっているか
- 他の人の意見に反応できているか
- 発言を遮っていないか
- チームの結論に貢献できたか
第三者からフィードバックを受ける
自分では良いと思っていた行動が、他の参加者には強引に見えている場合があります。
反対に、自分では発言が少なかったと感じても、議論の整理が高く評価されている場合もあります。
就活エージェント、キャリアセンター、先輩、就活コミュニティなどを活用し、客観的な意見をもらいましょう。
GD対策や選考全体を相談したい場合
GDは、文章を読むだけでは自分の癖や改善点を把握しにくい選考です。
司会を担当すると進行に集中しすぎる、発言が長くなる、反対意見を強く伝えてしまうなど、課題は人によって異なります。
FULL HOUSEでは、人材会社60社以上との提携を通じて、学生の志望業界や就活状況に合った就活支援サービスをご案内しています。
GDだけでなく、自己分析、企業選び、ES添削、面接対策、求人紹介まで相談したい場合は、就活エージェントの活用もおすすめしています。
ただし、サービスによって保有する求人や得意な支援内容は異なるため、自分が受けたい支援を確認してから利用してください。
他の就活生と情報交換をしたい人は、匿名で参加できるジョブさがーす就活コミュニティも活用してみてください。
就活の相談ができる学生コミュニティ
ジョブさがーす(運営元:株式会社FULL HOUSE)では、学生向けの就活コミュニティを運営しています。
「みんな何社くらいエントリーしてる?」
「この企業の実情ってどう?」
「もうみんな内定持ってる?」
といった就活の悩みを、大学生同士で相談・情報交換ができるコミュニティです。
現在、27卒~30卒の大学生・大学院生が参加しています。
ジョブさがーす就活コミュニティはDiscordで運営しており、参加に必要なのはDiscordの無料アカウントだけ。
気になる方は こちら からお気軽にご参加ください◎
グループディスカッションに関するよくある質問
ここでは、GDを初めて受ける28卒の就活生から寄せられやすい質問に回答します。
選考形式や評価基準は企業によって異なるため、企業から個別に案内がある場合は、その内容を優先してください。
Q. GDでは司会をした方が有利ですか?
司会を担当しただけで有利になるわけではありません。
議論を整理して他の参加者から意見を引き出せれば貢献になりますが、自分の意見を押し通したり、進行だけに集中したりすると評価を下げる可能性があります。
自分が貢献しやすい役割を選び、役割がなくても必要な行動を補いましょう。
Q. 発言回数が少ないと落ちますか?
発言が極端に少なければ、自分の能力や考え方を評価してもらいにくくなります。
ただし、回数を増やすために同じ内容を繰り返す必要はありません。
意見、質問、要約、論点整理など、議論を前進させる発言を意識してください。
Q. 自分の意見が間違っていたら不合格になりますか?
GDでは、知識として唯一の正解がないテーマも多くあります。
意見の正しさだけではなく、根拠を説明できるか、指摘を受けたときに考えを修正できるか、チームとして結論を作れるかが重要です。
間違いに気付いた場合は、無理に守ろうとせず、理由を確認して修正しましょう。
Q. 役割を取れなかった場合はどうすればいいですか?
役割がなくても、意見を出す、質問する、議論を整理する、残り時間を確認するなどの貢献ができます。
役割を取ること自体よりも、チームに必要な行動を取ることが重要です。
Q. GDで意見が対立した場合はどうすればいいですか?
多数決だけですぐに決めるのではなく、まずは意見が異なる理由を確認しましょう。
前提や重視している条件が違う場合は、共通の評価基準を決めて比較します。
時間が限られている場合は、それぞれのメリットとリスクを整理し、今回の目的に合う案を選びましょう。
Q. GDで全員不合格になることはありますか?
企業の評価方法によっては、同じグループから複数人が通過する場合も、通過者が出ない場合もあります。
他の参加者を競争相手として排除しても、自分の評価が上がるとは限りません。
チーム全体で良い結論を作り、その中で自分がどのように貢献するかを考えましょう。
GDではチームの議論を前へ進める行動を増やそう
グループディスカッションでは、司会を担当することや、誰よりも多く発言することが目的ではありません。
企業によって評価基準は異なりますが、論理的思考力(ロジカルシンキング)、協調性、コミュニケーション力、主体性、チームへの貢献度合いなどを見ます。
まずはテーマの前提を揃え、複数の意見を出し、評価基準を使って比較しながら、制限時間内に結論をまとめましょう。
新しい意見を出すことだけが貢献ではなく、他の人の意見を整理する、発言の少ない人を巻き込む、議論のずれを修正する、残り時間から次の行動を提案するといった動きも評価につながります。
GDへの苦手意識がある場合は、知識を覚えるだけでなく、実際に複数人で練習し、第三者からフィードバックを受けることが大切です。
自分の得意な貢献方法と改善すべき癖を把握し、チームとしてより良い結論を作れる状態を目指してください。