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おすすめアニメ総まとめ!恋愛、バトル、ロボット、ファンタジーまで人気アニメをジャンル別に厳選






筆者の感想を交えて過去の神アニメから最新アニメまでを一挙にご紹介します!

進撃の巨人、ジョジョ、ナルトなどのバトルアニメから、恋愛アニメ、魔法少女まどマギ、実写映画化された攻殻機動隊、銀魂などのギャグアニメまで、様々なジャンルのアニメをご紹介します。

ちょっと新しいアニメの感想が気になる方や、常にアンテナを張ってアニメを追い求める方、過去に放映されたアニメを発掘したい方などにおすすめのまとめ記事です。

また、本記事のおすすめアニメをきっかけにアニメを観始めてくれる方がいれば幸いです。

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【目次】おすすめアニメ総まとめ!恋愛、バトル、ロボット、ファンタジーまで人気アニメをジャンル別に厳選

 

今回はこれからアニメを見る人も、アニメ好きな人も押さえておきたいおすすめアニメをジャンル別にピックアップ!

過去の神アニメから2017年放映の最新作(※執筆時点)まで、感想を交えて紹介していきます!

 

見ていないアニメ作品があれば、DVDや動画配信サービスなどでチェックしてみてくださいね。

それぞれのおすすめアニメまとめについては、わかりやすく公開された年代順に記載していきます。

 

<青春/学園アニメまとめ>

カレイドスター(2003年)

けいおん!(2009年〜2010年)

Angel Beats!(2010年)

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2011年)

花咲くいろは(2011年)

THE IDOLM@STER(2011年)

ココロコネクト(2012年)

TARI TARI(2012年)

坂道のアポロン(2013年)

たまこまーけっと(2013年)

ラブライブ!(2013年)

響け! ユーフォニアム(2014年)

SHIROBAKO(2014年〜2015年)

ユーリ!!! on ICE(2016年)

ボールルームへようこそ(2017年)

妹さえいればいい。(2017年)

サンリオ男子(2018年)

衛宮さんちの今日のごはん(2018年)

カードキャプターさくら クリアカード編(2018年)

宇宙よりも遠い場所(2018年)

ポプテピピック(2018年)

PERSONA5 the Animation(2018年)

はねバド!(2018年)

はるかなレシーブ(2018年)

少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2018年)

<恋愛/ラブコメアニメまとめ>

最終兵器彼女(2002年)

CLANNAD -クラナド-(2007年〜2008年)

true tears(2008年)

とらドラ!(2008年〜2009年)

君に届け(2009年〜2010年)

夏雪ランデブー(2012年)

ゴールデンタイム(2013年〜2014年)

月間少女野崎くん(2014年)

アオハライド(2014年)

四月は君の嘘(2014年〜2015年)

プラスティック・メモリーズ(2015年)

orange(2016年)

月がきれい(2017年)

ネト充のススメ(2017年)

citrus(2018年)

ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2018年)

あっくんとカノジョ(2018年)

デビルズライン(2018年)

ヲタクに恋は難しい(2018年)

京都寺町三条のホームズ(2018年)

<アクション/バトルアニメまとめ>

幽遊白書(1992年〜1995年)

ONE PIECE(1999年〜)

HUNTER×HUNTER(1999年〜2001年)

スクライド(2001年)

BLACK LAGOON(2006年)

喰霊-零-(2008年)

ドラゴンボール改(2009年〜2011年)

TIGER&BUNNY(2011年)

進撃の巨人(2013年)

キルラキル(2013年〜2014年)

アカメが斬る!(2014年)

ワンパンマン(2015年)

うしおととら(2015年〜2016年)

僕のヒーローアカデミア(2016年~)

血界戦線 TVシリーズ(2015年~2017年)

Fate/EXTRA Last Encore(2018年)

Cutie Honey Universe(2018年)

ゴールデンカムイ(2018年)

メガロボクス(2018年)

ルパン三世PART5(2018年)

<ロボット/メカアニメまとめ>

マクロス7(1994年)

新世紀エヴァンゲリオン(1995年〜1996年)

交響詩篇エウレカセブン(2005年〜2006年)

コードギアス 反逆のルルーシュ(2006年)

天元突破グレンラガン(2007年)

機動戦士ガンダムOO(2007年〜2008年)

アルドノア・ゼロ(2014年〜2015年)

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(2015年)

マクロスΔ(2016年)

ダーリン・イン・ザ・フランキス(2018年)

<SF/ファンタジーアニメまとめ>

少女革命ウテナ(1997年)

鋼の錬金術師(2003年〜2004年)

東のエデン(2009年)

化物語(2009年)

魔法少女まどか☆マギカ(2011年)

輪るピングドラム(2011年)

マギ(2012年)

ソードアート・オンライン(2012年)

PSYCHO-PASS サイコパス(2012年〜2013年)

新世界より(2012年〜2013年)

有頂天家族(2013年〜2017年)

魔王と勇者 まおゆう(2013年)

境界の彼方(2013年)

東京喰種トーキョーグール(2014年)

灰と幻想のグリムガル(2016年)

甲鉄城のカバネリ(2016年)

Re:ゼロから始める異世界生活(2016年)

宝石の国(2017年)

幼女戦記(2017年)

魔法使いの嫁(2017年~2018年)

魔法少女 俺(2018年)

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン(2018年)

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(2018年)

はたらく細胞(2018年)

ファントムインザトワイライト(2018年)

<ホラー/サスペンスアニメまとめ>

DEATH NOTE(2006年〜2007年)

School Days(2007年)

STEINS;GATE(2011年)

氷菓(2012年)

LUPIN the Third - 峰不二子という女(2012年)

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation(2013年)

デス・パレード(2015年)

僕だけがいない街(2016年)

オカルティック・ナイン(2016年)

<歴史/戦記アニメまとめ>

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(1996年〜1998年)

キングダム(2012年〜2013年)

昭和元禄落語心中(2016年〜2017年)

<アニメ映画まとめ>

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995年)

パーフェクトブルー(1997年)※R-15指定

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲(2001年)

パプリカ(2006年)

鉄コン筋クリート(2006年)

時をかける少女(2006年)

秒速5センチメートル(2007年)

カラフル(2010年)

心が叫びたがってるんだ。(2015年)

映画 聲の形(2016年)

君の名は。(2016年)

 

<青春/学園アニメまとめ>

 

感動要素や泣ける要素を含んでいる青春アニメや、小中高などを舞台にした学園アニメをご紹介します。

アニメを観てドキドキしたい人やときめきたい人におすすめです。

 

カレイドスター(2003年)

 

「占いの結果が悪くても未来は変えられる その人の努力次第でね」

 

カレイドスター
(C)2003 佐藤順一・HAL・GONZO/カレイドステージ

 

「カレイドスター」はサーカス、ミュージカル、マジックの要素を取り入れた不思議なショーを行うカレイドステージが舞台のお話。

主人公の苗木野そらは、日本人の16歳の女の子です。

幼い頃に両親と見た思い出のカレイドステージに憧れて、オーディションを受けるため日本から単身アメリカへ。

憧れのカレイドステージになんとか入団することができますが、正式なテストで入ったわけではないため、メンバーからきついあたりを受けることもしばしば。

しかし、ステージに選ばれたものにしか見えないという妖精”フール”に導かれ、持ち前の明るさと根性でどんなに辛い試練も乗り越え成長していきます。

 

「カレイドスター」は全53話の構成になっていて、見応えが抜群の作品です。

観客により良いパフォーマンスを届けるため、時にはキャスト同士のポジション争いなど衝突が発生することもあります。

 

そんな中、そらはみんなが幸せになれるステージを目指します。

「カレイドスター」は一見、女児アニメではありますが、経営者としての考えや演じ手の葛藤や喜びを教えてくれる素敵な作品です。

最後のステージは絶対感動すると思うので、舞台好きの人には特におすすめ!

 

けいおん!(2009年〜2010年)

 

「君が無駄に過ごした今日は昨日死んだ誰かが死ぬほど生きたかった明日なんだよ」

 

映画けいおん!(2011年)
(C)かきふらい・芳文社/桜高軽音部/京都アニメーション

 

「けいおん!」は、かきふらいによる4コマ漫画作品であり、それを原作として、2009年から2010年までテレビアニメ化されていた軽音部の青春を描いた作品です。 

私立桜が丘女子高等学校の平沢唯(ゆい)、秋山澪(みお)、田井中律(りっちゃん)、琴吹紬(むぎちゃん)の4人がバンドを組み、廃部の状況に追い込まれた状態で一から活動を行っていく軽音部の物語です。

 

4人が高校2年生の時に、新入生の中野梓(あずにゃん)を迎え入れ、総勢5人で軽音部の結成から、高校卒業までを笑いあり涙ありで描いています。

軽音ブームの火付け役となり、社会現象をも巻き起こした非常に影響力のある作品として有名ですよね。

 

2011年には 『映画けいおん!』 も公開されました。

けいおんのアニメ映画は、卒業を控えた放課後ティータイムのメンバーたちが、あずにゃんも合わせて卒業旅行でロンドンに行くお話です。

目指す音楽の方向性の違いで解散の危機に陥ったり、かと思ったらロンドンでライブデビューをしたりと、彼女達の青春の1ページが見事に描かれています。

「友達っていいな。」と改めて思わされる、心温まる作品です。

 

アニメ(2期まで)まで観ていると、アニメ映画の方もより一層楽しめます。

まだアニメ映画を観ていないという場合は、是非観ておいてください。

 

きっと自分の推しメンが出てくると思います。

ちなみに筆者はあずにゃん推しです。

 

株式会社FULL HOUSEが運営している旅行・観光メディアである TABI CHANNEL には、けいおん!の解説や舞台を訪問している聖地巡礼をまとめた記事があります。

けいおん好きであれば合わせてご覧くださいませ。

 

【聖地巡礼】けいおんの舞台!滋賀県の「旧豊郷小学校」に行ってみよう!

 

Angel Beats!(2010年)

 

「俺達の生きてきた人生は本物だ!何一つ嘘のない人生なんだよ!みんな懸命に生きてきたんだよ!そうして刻まれてきた記憶なんだ!必死に生きてきた記憶なんだ!それがどんなものであろうが、俺達の生きてきた人生なんだよ!お前の人生だって、本物だったはずだろっ!」

 

Angel Beats!(2010年)
(C)VisualArt's/Key/Angel Beats!

 

Angel Beats!(略してAB)は、死後の世界の学園を舞台にした青春アニメです。

青春アニメといいつつ、ギャグ要素も恋愛要素もファンタジー要素も含まれていて、1クールアニメですが見応えはあります。

ただ、明らかに尺が足りてないぐらい濃い内容になっているので、エンジェルビーツを観た人の中には物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

 

アニメのキャッチコピーは「神への復讐。その最前線。」です。

Key・アニプレックス・電撃G's magazine・P.A.WORKSというそうそうたる制作陣の共同プロジェクトで生まれました。

 

舞台は死後の世界なので、登場人物たちはどんなことがあっても基本的には死には至りません。

物語はテスト、体育、学食などの日常的な学園生活・銃や鎌などを用いたアクション・バトル・各キャラクターたちの現世の三軸で展開されていきます。

特に理不尽な現世を送ってきた登場人物たちの過去のシーンは感動する場面もあり、物語の魅力をより一層引き立てていますよ。

 

あまり中身を伝えられないので、気になる方は是非観てください!

アニメのあらゆる要素を贅沢に使った作品です。

余談ですが、個人的にはオープニング曲がおしゃれで大好きです。

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2011年)

 

「めんまね、もっとみんなといっしょにいたい!遊びたいよ。だから、生まれ変わりする。みんなといっしょ…だけど…だからじんたん!お別れしたよ、だから!」

 

劇場版あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年)
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 (c)ANOHANA PROJECT

 

小学生の頃、宿海仁太(じんたん)、本間芽衣子(めんま)、安城鳴子(あなる)、松雪集(ゆきあつ)、鶴見知利子(つるこ)、久川鉄道(ぽっぽ)の6人は、超平和バスターズという仲良しグループを結成し、毎日のように秘密基地で遊ぶほどの関係でした。

 

しかし、突然のめんまの死をきっかけに、それぞれがめんまに対する後悔や未練を抱えながら、 超平和バスターズの関係はバラバラになってしまいます。

その後、高校受験に失敗して引きこもりになってしまったじんたんの前に、亡くなったはずのめんまが突如として現れます。

 

めんまを成仏させるために、じんたん率いる超平和バスターズのメンバーたちが再集結し、熱い友情を見せながら奮起する感動の物語です。

お涙ちょうだい系のアニメで泣かせる気満載の演出ですが、見事に号泣させられます。

あの花を観て感動しない人は中々いないのではないでしょうか。

 

1クールのアニメ作品なので、まだ観ていないという方にはさくっと是非観てほしいです。

また、2013年には『劇場版あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が公開されました。

映画館まで観にいき、エンドロールが流れる頃には館内が全員すすり泣くという異様な光景を目にしたことを覚えています。

劇場版はアニメ作品の総集編とその後を描いた構成になっています。

初めてでも観れないということはないかなといった感じです。

 

筆者はじんたんがよく着ていた「地底人」Tシャツを寝間着として愛用しています。

それを着てあの花の舞台となった埼玉県秩父の聖地まで巡礼しに行きました。

 

※合わせて読みたい: 【聖地巡礼】あの花の舞台!埼玉県秩父の巡礼スポット7選

 

花咲くいろは(2011年)

「私、輝きたいんですっ!」

 

花咲くいろは(2011年)
(c)Eito Chida/SQUARE ENIX

 

P.A.WORKSが制作した「働く女の子シリーズ」又の名を「お仕事シリーズ」の第1作に位置づけられています。

同社が制作したものとしては初めてとなる完全オリジナルアニメです。

略称は花いろ。

 

ヒロインは高校生の松前緒花。

借金を作った恋人と夜逃げをした母親である皐月の元を離れ、祖母である四十万スイの元に行くことになりました。

スイは石川県の湯乃鷺温泉街にある喜翆荘という旅館を経営しており、緒花はそこで住み込みのバイトをしながら高校生活を送ることに。

 

旅館で働く多種多様な従業員たちと過ごしながら、緒花は成長を遂げていきます。

「情熱と青春」をテーマにした作品であり、本作を観ると明日も頑張ろうという気持ちになれます。

人生を前向きにしてくれる良アニメですよ!

 

THE IDOLM@STER(2011年)

 

「アイドルになって、世界が輝いて見えたの。でも、きっと最初から輝いてたんだよね。」

 

THE IDOLM@STER(2011年)
(c)窪岡俊之、BANDAI NAMCO Entertainment Inc

 

『THE iDOLM@STER』という、芸能事務所のプロデューサーになってアイドルを育成するゲームが原作のアニメです。

可愛い女の子達がたくさん出てくるアニメで、略称は「アイマス」です。

 

765(ナムコ)プロダクションという事務所のアイドルたちの成長過程を描いたアイドルアニメで、アイドルが売れるために必死に動くプロデューサーも共に出てきます。

スクールアイドルの『ラブライブ!』と同様に、見ていると自分の推しメンができるようになってくると思います。

ちなみに、筆者は星井美希ちゃんが一番好きです。

 

2014年には、アニメ映画『THE iDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』が公開されました。

その他、スマホアプリのようなリズムゲーで人気を博しています。

 

曲やダンスも良いので、派生して音楽も好きになるはず!

オープニングの「READY!!」は名曲です。

 

ココロコネクト(2012年)

 

「私はスーパーマンになれないって知っちゃった。でも、ウルトラマンにならなれる。3分で世界を変えてやるわ。」

 

ココロコネクト(2012年)
(c)2010 Sadanatsu Anda・Shiromizakana

 

庵田定夏のライトノベルシリーズを原作としたアニメです。

略称は「ココロコ」。

私立山星高校に通う文化研究部メンバーたちを描いた青春アニメで、主な登場人物は八重樫太一(主人公)、永瀬伊織(部長)、稲葉姫子(副部長)、青木義文、桐山唯です。

 

「ふううせんかずら」という謎の存在によって、メンバー間での入れ替わり現象が起きるようになります。

最初は人格の入れ替わり、次は欲望の解放というように、色々な困難が文化研究部のメンバーを襲い、その関係に亀裂が生じていってしまうことに。

 

果たして、ふうせんかずらとは一体何者なのか?

文化研究部に訪れる困難は一体いつになったら終わるのか?

 

メンバーたちの結末をとくとご覧ください!

壮大な青春アニメとなっています。

 

TARI TARI(2012年)

 

「教頭に敷いてもらったレールの上をただ走ってるだけの人が、何偉そうなこといってるの?知らないからって何も出来ないと思ってる?そのおめでたい頭で物を考えるのも、いい加減にしたら?まだこれなのに、なんで無理って決め付けるの?うまくいくかもしれないじゃない!それなのにチャンスももらえないなんておかしいよ!」

 

TARI TARI(2012年)
(c)tari tari project.

 

P.A.WORKSが作成したオリジナルのアニメです。

『true tears』や『花咲くいろは』に続く青春アニメシリーズの第3作となっており、花咲くいろはの制作スタッフがTARI TARIには数多く携わっています。

舞台は神奈川県の江ノ島で、行ったことのある人は知っている風景が描写されていると思います。

夏になると筆者はよく江ノ島や江ノ電沿線地域に出かけるので、お馴染みの場所が登場する度にテンションが上がりました。

 

白浜坂高校の声楽部に所属していた宮本来夏が、顧問である教頭先生に音楽の才能がないと言われ、それに憤慨して声楽部を辞めて合唱部を作るところから始まります。

来夏は友人を集め、男女5人の合唱時々バドミントン部を結成することになります。

本アニメは、そんな高校生たちが部活に本気になって打ち込む様子を描いた青春アニメです。

観ているとどこか懐かしく、切ない気持ちになること間違いなしです。

また、映像描写が非常に美しく見惚れてしまいます。

かつて何かに熱狂するほど打ち込んだことのある人には特におすすめです。

 

坂道のアポロン(2013年)

 

「大事な相棒場待たせとるけんな」

 

坂道のアポロン
(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会

 

「坂道のアポロン」は、2012年にノイタミナで放送されていたアニメ。

小玉ユキさんの漫画が原作で、青春と恋愛、そしてジャズがぎゅっと詰まった素敵な作品です。

1966年の長崎が舞台となっていて、レトロでおしゃれな雰囲気で女性にも男性にもおすすめ!

 

主人公の西見薫はいわゆるおぼっちゃまで、クラシックのピアノが得意な男の子。

そんな薫が札付きのワルと噂されている川渕千太郎と出会い、ジャズの道へと進んでいきます。

正反対の二人がジャズを愛し、最高の演奏をするアニメ。

もちろん、音楽以外にも友情や恋愛、様々なキャラクターが登場し魅力的な作品です。

 

アニメのサブタイルはすべて有名なジャズの曲名になっていて、作品の中ではジャズのスタンダードナンバーがたくさん流れます。

ちなみに、筆者はこのアニメを見るまでジャズに詳しくなかったにも関わらず楽しめたので、ジャズ入門者にもおすすめできます。

ジャズを知らなくても聞いたことがある!という曲も多いと思います。

 

実は、ドラムの演奏を担当している石若さんは1992年生まれで当時20歳。

薫や千太郎とできるだけ年が近く、才能がある人…という風に探していたところ石若さんが抜擢されたようです。

 

音楽面だけなく作画にもこだわりがあり、演奏シーンはカメラを10台ほど回し、それをもとに描いています!

鍵盤を叩く指使いや、ドラムのスティックさばきなど、まるで実写のように動くので見応えがありますよ。

 

「坂道のアポロン」は恋愛、青春、ジャズ様々な要素が組み込まれた素敵な作品。

1クールでサクッと視聴できます。

 

たまこまーけっと(2013年)

 

「誰が誰を好きになってもいいんだよ。」

 

たまこまーけっと(2013年)
(c)京都アニメーション/うさぎ山商店街

 

『けいおん!』を手がけた山田尚子による完全オリジナルアニメです。

シリーズ構成やキャラクターデザインもけいおんスタッフが携わっています。

 

ヒロインの北白川たまこはうさぎ山商店街にある餅屋の娘で、たまこの家族・学校の友達たち・うさぎ山商店街の人たちとの人間ドラマを描いた青春アニメです。

うさぎ山商店街のモデルは京都にある和菓子の老舗「出町ふたば」です。

京都市上京区の出町桝形商店街やその近辺が舞台となっているので、知っている人からすると見慣れた光景があって嬉しい気持ちになりますよ。

ちなみに、たまこが通う学校は聖母女学院京都・藤森キャンパスがモデルとなっています。

美しい京都の街並みが見事に取り入れられています。

 

また、2014年には続編であるアニメ映画『たまこラブストーリー』が公開されました。

恋愛アニメが好きという方は、たまこの恋を切り取った劇場版の方もご覧ください!

 

ラブライブ!(2013年)

 

「こんな気持ち、初めてなんです。やってよかったって、本気で思えたんです。今はこの気持ちを信じたい。このまま誰も見向きもしてくれないかもしれない。応援なんて全然もらえないかもしれない。でも、一生懸命頑張って、私たちがとにかく頑張って届けたい。いま、私たちがここにいる、この思いを!」

 

(c)2013 プロジェクトラブライブ!

 

東京都千代田区にある女子高校「国立音ノ木坂学院」に通う9人の女の子たちが、学校統廃合を阻止するために立ち上がるアニメです。

彼女たちが考えたのは、自分たちがアイドル活動をすることで有名になり、並行して学校の知名度も上げて入学希望者を増やしていくといった作戦です。

学園もののアイドルグループである「スクールアイドルプロジェクト」が始動しました。

 

アイドルグループの名前は「μ's(ミューズ)」、リーダーの高坂穂乃果を中心として活動をしていきます。

ラブライブ!は登場キャラクターみんなに個性があって可愛いのが最大の売りですが、負けずと良いところが彼女たちの歌が良いことです。

ファーストシングルである『僕らのLIVE 君とのLIFE』は、最初はオリコン167位でしたが、ラブライブのスマホゲームアプリなどが登場することによって注目を集め、後に声優たちが紅白歌合戦に出場するまでになりました。

登場人物がほぼ女性しかいないため、男性ファンのみならず女性ファンもたくさんいます。

アニメ中に出てくる可愛い衣装は、コスプレイヤーなどにも影響を与えました。

 

ラブライブ!のファンは「ラブライバー」と呼ばれるようになり、2015年の流行語大賞のノミネート語にも選出されています。

可愛い女の子たちに励まされるラブライバーは増えていき、社会現象にまでなりました。

 

9人の可愛い女の子たちの中には、きっとあなたの推しメンも見つかるはずです!

ちなみに筆者はえりちを筆頭にのぞみ、まきちゃん、にこ推しです。

正直、誰かを選べと言われたら頭を悩ますほどのレベルですよ。

ラブライブ!には青春の一ページが詰まっています。

筆者は好きすぎて、UFOキャッチャーで全キャラクターのフィギュアを集めるのに一時期ハマっていました。

 

また、2015年にはラブライブ!の新企画でアクアを主人公とする派生のプロジェクトが始まりました。

それが『ラブライブ!サンシャイン!!』です。

登場人物はラブライブ!と全く異なりますが、同様にスポ根ちっくな青春アニメを探している人には是非ご覧頂きたいです。

 

響け! ユーフォニアム(2014年)

 

「音楽は一度奏でられると消え...二度と取り戻せないと言いますよ。常にそのつもりで演奏しないと...。」

 

響け! ユーフォニアム(2014年)
(C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

 

原作は武田綾乃による日本の小説シリーズです。

アニメ制作は京都アニメーションが担い、シリーズ演出は 『けいおん!』 や 『たまこラブストーリー』 も務めていた山田尚子担当しています。

監督は『涼宮ハルヒの憂鬱』や『中二病でも恋がしたい!』も行なっていた石原立也が担当しています。

アニメ好きであればわかると思いますが、製作陣であれば間違いなく良アニメが期待できますよね。

本作品も言わずもがなアタリでした。

 

内容は京都府宇治市の北宇治高校を舞台に、吹奏楽部に所属する生徒たちが吹奏楽コンクール全国大会出場を目指して成長していく青春アニメです。

正直、見始める前はいらぬ不安でいっぱいでした。

 

アニメを制作する過程において、吹奏楽という大人数かつ、それぞれの楽器の細部にまでこだわるのは難しいのではないかと思ったからです。

金管楽器に映る光の加減など細かい描写が多いですし。

また、吹奏楽の音楽を吹き込むのは非常に労力のいることだと思います。

使い回しのきかない1つ1つの楽器の音を繋げていくという難しい作業が想像されます。

 

しかし、本アニメを観た瞬間にそんな不安要素はかき消されました。

本当に細かいところまで丁寧に作り込まれていて、制作陣の熱意が伝わってくる作品です。

心温まる青春アニメになっていますので、是非観てくださいね!

 

SHIROBAKO(2014年〜2015年)

 

「ドンドンドーナツ!どーんと行こう!!」

 

(c)「SHIROBAKO」製作委員会

 

P.A.WORKSによるアニメで、『花咲くいろは』に続く「働く女の子シリーズ」「お仕事シリーズ」の第2弾となっています。

制作進行・アニメーター・声優・3DCGクリエイター・脚本家志望と、それぞれ目指すものは違えど同じアニメ業界を志望する5人の女性が、アニメ業界に入って奮闘する様子を描いた作品です。

アニメを作る人たちをアニメで再現するという、これまでにありそうでなかった描写が注目を集めました。

作品のキャッチコピーは「アニメーション業界の今が、ここにある。」です。

 

アニメタイトルとなっている『SHIROBAKO』は、制作会社が納品する白い箱に入ったビデオテープを指す業界用語の「白箱」からきています。

作品が完成して、初めて白箱を手にするのは関係者のみとなっており、本作は白箱の完成までを目指してひたむきに頑張るアニメ業界人を描き切っています。

 

宮森あおい、安原絵麻、坂木しずか、藤堂美沙、今井みどりの女性5人を中心に絵描かれる群像劇。

それぞれの人生に胸が熱くなること間違いなし!

 

ユーリ!!! on ICE(2016年)

 

「彼はいつも僕をびっくりさせる天才だった。」

 

ユーリオンアイス
(C)ユーリ!!! on ICE 製作委員会

 

主人公勝生勇利は、23歳のフィギュアスケート特別強化選手。

実力はあるものの、初出場したグランプリファイナルでメンタルの弱さからの大敗が響くなど、その後も大きな大会へ選抜されずに自身のシーズンが終了となります。

 

そんな勇利が憧れている絶対王者ヴィクトル・ニキフォロフ。

彼と同じ舞台に立ちたいと思いながらも、成績が振るわずその状態で実家に帰ります。

自分の進退をどうしようか悩んでいたところに、ヴィクトルが勇利のコーチになると宣言!

もうひとりのユーリ・プリセツキーもライバルとして登場し、勇利は優勝を目指して駆け抜けます。

 

「ユーリ!!! on ICE」の見所といえば、やはりスケートのシーンです。

作中で使用される演目はキャラクターのイメージなどを加えて、20曲分全てを振り付けています。

しかも、それらを実際に滑って撮影した映像を元にスケートシーンが構成されているので、カメラワークや動きがかなり自然に見えます。

スケートシーンの解説には実際のスケーターである織田選手などが登場。

現役選手たちの間でも非常に話題となった作品です!

 

勇利とヴィクトルの関係は恋人かな?というくらい距離感が近いのでBL好きに人気があるアニメでもあります。

他にも個性的な選手がたくさん登場するため見応えは抜群です。

 

勇利の実家の舞台となっているのは佐賀県唐津市、実在する場所なので聖地巡礼もできますよ。

フィギュアスケートが好きな人にはぜひ見てもらいたい作品となっています。

 

ボールルームへようこそ(2017年)

 

「なにかひとつ、胸を張って好きだといえるものがあれば、僕は変われる。」

 

ボールルームへようこそ
(C)竹内友・講談社/小笠原ダンススタジオ

 

「ボールルームへようこそ」は社交ダンスがテーマのアニメ。

OPは数々のアニメの主題歌を担当した人気バンドの"UNISON SQUARE GARDEN"!

 

主人公は、将来何をすればいいか分からないし取り立てて好きなものもない、平凡な中学生・富士田多々良。

「何か一つでいい、好きだと言えるものがあれば」と自分を変えるきっかけを探していました。

 

ある日、カツアゲに遭ったところをプロダンサー・仙石要に助けられます。

偶然にも社交ダンスと出会い、社交ダンスの世界に魅了され自分もダンサーとしての一歩を踏み出します。

 

多々良君は普段はおとなしそうな男の子なのですが、踊っている時の彼はいつも笑顔で、自己表現に長けているダンサーです。

回を重ねる毎にどんどん多々良君が成長する様は、見ていてとてもひきこまれます。

ダンスとしての動きはあまりないのが少し残念なところですが、とても素敵な作品です!

 

テレビアニメでは多々良がパートナーと出会い、大会に挑戦していくところまでのお話を楽しむことができます。

作者も元々社交ダンスをやっていたそうで、正直漫画はアニメ以上に熱量を持っている作品だと感じました。

長く休載されていたため既刊の巻数が少なく、今からでも全巻集められるので漫画もおすすめですよ!

 

妹さえいればいい。(2017年)

 

「主人公になりたいんだ、俺は。」

 

妹さえいればいい。
(C)平坂読・小学館/妹さえいれば委員会

 

「妹さえいればいい。」は平坂読さんの作品で、ガガガ文庫から出版されています。

天才や凡人や変人、様々な人たちが繰り広げる青春ラブコメ群像劇アニメ。

 

主人公は妹が大好きで、妹モノの作品ばかりを書き続けている小説家の羽島伊月。

実際に妹はいませんが、妹という概念をこよなく愛しています。

羽島伊月の周囲には、 天才作家にして変態の可児那由多、 女子大生の白川京、 イラストレーターのぷりけつ、 鬼畜税理士の大野アシュリーなど、 個性豊かな人物たちが登場します!

 

視聴するまで、「妹さえいればいい。」というタイトルを見て、妹萌えのアニメなのかな?と思っていました。

ふたを開けてみればライトノベルの小説家の青春アニメでびっくり。

 

アニメでは度々妄想シーンが挟まれるのですが、第一話の冒頭が妄想シーンになっているのです。

そのせいで”えっこのアニメ頭大丈夫???”となるくらいの衝撃を受けました。

とりあえず妄想シーンで切ってしまわないよう注意です。

 

実は伊月、かなりのリア充なんです。

正直売れっ子ライトノベル作家だけでもうらやましいのに、料理もできる家事スキルの高い可愛い弟がいたり、好きな人がいたり、悩みを打ち明けられる仲間がいたりと素敵な人たちに囲まれています。

 

筆者はもともとラノベ好きですし、ライトノベル業界の裏話がでてくるとそうなっていたのか…!とトリビア的楽しみもありました。

また、制作の合間の息抜きに行われるボードゲーム回なんかもあったので、ボードゲーム好きも以外とはまるかもしれません。

 

アニメの最後では続きがすごく気になる終わり方をしていたので、2期の放送を待っています!

Amazonプライムでも配信しているため、プライム会員の人はチェックしてみてくださいね。

 

サンリオ男子(2018年)

 

「だってかわいいっしょ?俺のマイメロちゃん」

 

サンリオ男子
(C)1976,1988,1990,1993,1996,2001,2015,2017 SANRIO CO.,LTD. 聖川高校PTA

 

キティちゃんやポムポムプリン、シナモロールなどかわいいキャラクターを生み出しているサンリオ。

「サンリオ男子」は、そんなサンリオが好きな”男の子”達の物語です!

 

実は「サンリオ男子」はもともとTwitterのアカウントとして生まれたコンテンツです。

サンリオ好きな男の子たちが、サンリオグッズと自撮りしているという設定で書かれた写真風のイラストをツイッターでアップし、それが話題となりました。

そんな「サンリオ男子」がTVアニメという形になり、2018年ついに放送が開始!

声優さんも江口拓也さんや、斉藤壮馬さん、岸尾だいすけさんなど豪華なキャスティングです。

 

主人公の長谷川康太は平々凡々な高校2年生。

しかし、本当はポムポムポリンが好きなことをずっと隠していました。

 

ある日、学校で女子からモテモテの男の子がマイメロディちゃんが好き!と公言している姿を見て、自分も好きなものを隠さないようになります。

登場するのは男の子ばかりですが、サンリオのかわいいキャラクターグッズがたくさん登場。

サンリオキャラクターへの愛が詰まった作品です。

 

東京にはサンリオピューロランドというテーマパークがあるのはご存知でしょうか?

ショー系のアトラクションを主に展開していて、サンリオ好きの人にとっては聖地のような場所。

 

実は、アニメ「サンリオ男子」のイベントもサンリオピューロランドで開催が決定!

「サンリオ男子」はアニメ以外にもマンガや女性向けの恋愛シュミレーションゲームアプリも配信されています。

アニメを見て、彼らと恋がしたいと思った人はアプリもチェックしてみてくださいね。

 

衛宮さんちの今日のごはん(2018年)

 

「さてと、今日は何を作ろうか?」

 

衛宮さんちの今日のごはん1
©TAa・KADOKAWA・TYPE-MOON / 「衛宮さんちの今日のごはん」製作委員会

 

いつもは聖杯をめぐって血なまぐさいバトルを繰り広げているfateシリーズですが、今回の「衛宮さんちの今日のごはん」は一味違います…!

「衛宮さんちの今日のごはん」は、ヤングエースUPで配信中の無料コミックが原作。

「Fate/stay night」の派生作品で、テーマはなんと”料理”となっています。

 

今までの作品でも主人公の衛宮四郎が料理上手という描写はありましたが、「衛宮さんちの今日のごはん」では料理する士郎がメイン!

戦闘シーンは皆無で、士郎が自分に関わりのある人たちに料理をふるまいます。

 

大きな特徴としては、非常に丁寧に料理を作っているシーンが挙げられます。

漫画でも料理行程が丁寧に描かれていたので、筆者もレシピを見ながら鮭のムニエルなどいくつか作ってみました!

実は「衛宮さんちの今日のごはん」のアニメ化は事前にお知らせされておらず、大みそかの特番でサプライズとして放映。

まだ連載期間もそれほど長くはなく、漫画も2巻までしか発売されていなかったので筆者も驚きました。

 

公式サイトでは3分で衛宮ごはんという実写を交えた料理の作り方の動画がアップされていますよ。

アニメで作り方見を逃してしまった!という人はぜひこちらを確認してみてくださいね。

 

正直、この作品からFateシリーズに入ってしまった人はこれ以上に平和な世界線はないので注意しましょう!

そうとはいえ、やわらかいタッチの可愛い絵柄でのfateのアニメは今までになかったので新鮮な作品です。

 

カードキャプターさくら クリアカード編(2018年)

 

「主なき者よ 夢の杖の力のもと 我の力となれ!」

 

カードキャプターさくら クリアカード編
© CLAMP・ST/講談社・NEP・NHK

 

あのカードキャプターさくらが、2018年アニメに帰ってきた!

アニメ好きな人であれば、一度はこのアニメのタイトルを耳にしたことがあると思います。

いわゆる魔法少女系のアニメで、女性はもちろん男性にも人気がある作品です。

 

1998年にクロウカード編とさくらカード編が放映されていましたが、今回のクリアカード編はほとんど当時のキャスティングが起用されました。

20年という月日がたったにも関わらず、当時のキャストのままで新シリーズが決定したときは筆者も非常に嬉しかったです。

 

前作では主人公の木之本さくらは、家の書庫にあった本から世に災いをもたらすクロウカードと呼ばれる魔法のカードを逃がしてしまいます。

そのカードを集めるべく、カードキャプターに!

クリアカード編では、中学生へと成長したさくらちゃんが夢で見つけた星の杖に導かれ再びカードを集めることになります。

 

今までだとさくらちゃんは「ほええ~」とか「はにゃ~ん」など可愛い口癖があったのですが、中学生になったから恥ずかしいという理由からかちょっと口癖が減っています。

そんなところもすごく可愛いですよね。

 

「カードキャプターさくら」では何気ない会話でも、お互いのことを褒めたり尊重しあったり優しい言葉が飛び交います。

相手を傷つけるようなことはあまり言いませんし、友情や愛情など人との関係において大切にしたいことを教えてくれる素敵なアニメです。

前作でもOPは坂本真綾さんが担当されていたのですが、今回も透き通る歌声を披露してくれています。

ちょっと元気がないときや心が疲れてしまったときにもおすすめのアニメですよ!

 

宇宙よりも遠い場所(2018年)

 

「引き返せる内は旅ではない。引き返せなくなった時に、初めてそれは旅になるのだ。」

 

宇宙より遠い場所1
(C)YORIMOI PARTNERS

 

「ノーゲーム・ノーライフ」チームが贈る完全新作オリジナルTVアニメーション!

様々なジャンルでとびきりの才能を発揮するクリエイターいしづかあつこと、TVアニメ「ラブライブ!」シリーズを生み出したストーリーテラー花田十輝のミラクルコンビが贈る女子高生南極青春アニメ。

 

何かを始めたいと思いながら、 中々一歩を踏み出すことのできない性格の玉木マリ。

ある日、同じ学校に通う小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)が落とした100万円を拾ったことから一緒に南極を目指すことに!

 

「宇宙よりも遠い場所」は女子高生4人組が南極を目指す青春アニメです。

明るくてちょっと天然な玉木マリ、南極観測隊だった母親の影響で南極を目指す小淵沢報瀬、高校には通わずコンビニのバイト店員をしていた三宅日向、そしてちょっと毒舌な芸能人女子高生の白石結月。

女子高校生が南極に行くなんて無謀なのでは…?と思いますよね。

この作品ではどうすれば南極に行けるのか、南極に行くためには何が必要なのか、南極に行くための準備はどうするべきなのか、様々なプロセスを丁寧にストーリーに織り込んでいます。

特にしらせちゃんはずっと南極に行きたいと思って高校生でありながらアルバイトで100万円をためた強者。

どれほど馬鹿にされてもめげずに頑張る姿は尊敬に値します。

 

また、日向は一見明るい女の子に見えますが、対人関係の問題から高校に通うことを選択しませんでした。

アニメを見ていると日向はすごく人のことを見ていて、それゆえに人の悪意にも敏感なのかなと考えさせられることもありました。

 

筆者はスポーツに打ち込むような青春らしい青春を送らなかったタイプなのですが、「宇宙よりも遠い場所」では毎回青春してるなー!という演出が多くてわくわくします。

キラキラしていて、時には青臭い挫折や衝突もある王道の青春アニメです。

 

ポプテピピック(2018年)

 

「待たれよ!サバサバ系女子を殺しに行くのだな。」

 

ポプテピピック1
(C)大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード

 

「ポプテピピック」は4コママンガが原作のアニメです。

内容はアニメのパロディーネタがふんだんに組み込まれたシュールな内容。

キャッチコピーは「とびっきりのクソ4コマ!!」。

LINEスタンプにもなっていて、送られた側は煽られた…!?と若干イラつきます。

 

そんなシュールな作品がアニメになると決まり、どんな形で作品が放映されるのかなんとなく気になっていた人も多いのでは!?

キングレコードの勘違いにより放映が半年先延ばしにされ、ついに2018年アニメがスタートしました!

とりあえず第一話見たときの筆者の感想は「え…?なにこれ違う番組がはじまった、あっ違うポプテピピックだ。ん?声、おかしくない?あれ再放送はじまった。」です。

 

「ポプテピピック」の主な登場人物は2人の女子高校生。

ツインテールが可愛いポプ子と背の高いロングヘア―のピピ美の二人です!

この二人が面白おかしく過ごす日常系アニメ。

 

第1話では「 君の名は 」や「となりのトトロ」など、ありとあらゆるパロディを盛り込みまくった内容で正直疲れました。

元ネタを知っていればより一層面白いので、アニメを見た後でもいいので元ネタを調べるのがおすすめです!

 

「ポプテピピック」のアニメの構成はちょっと変わっています。

実は15分アニメでAパートが終わるとすぐに同じ内容のアニメが再放送されます。

同じ内容流して何が面白いの…?と思うかもしれませんが、前半と後半ではピピ美とポプ子の声優が変更されて放映されます。

声優陣には大塚芳忠さんや神谷明さんなど、大御所と呼ばれる人たちをはじめ豪華になっています。

ポプ子とピピ美を担当する声優は何かの作品で共演していて、さらにその作品でも印象的なコンビだったり関わりの深い場合が多いです。

声優好きやアニメ、ゲームが好きな人にはぜひ一度見てもらいたい作品です!

 

ちなみに、ニコニコ動画ではミリオン再生までの最短記録を更新。

ニコ動には動画を再生しながらコメントを流す機能があるので、元ネタの解説コメントも盛んに流れています。

さらに動画サイトでは、海外の反応まとめが作られるほどで日本のみならず海外でも人気の作品になっていますよ!

 

PERSONA5 the Animation(2018年)

 

「取り戻そう、大事なものを」

 

ペルソナ5
(C)ATLUS (C)SEGA/PERSONA5 the Animation Project

 

「PERSONA5 the Animation」は、アトラスから発売されたRPGゲーム「ペルソナ5」のアニメシリーズです。

おしゃれなサウンドとスタイリッシュなデザインでファンを魅了するペルソナシリーズ。

「ペルソナ5」は怪盗がモチーフの作品となっています!

 

主人公の雨宮蓮は前科持ちの少年で、東京の秀尽学園に転入します。

知り合いのつてで、喫茶店”ルブラン”の店主に引き取られ、店の屋根裏に住むことになります。

 

そして、不思議なアプリを手に入れたのがきっかけで、歪んだ心の持ち主の深層世界、”パレス”へ入り込むことができるようになります。

パレスでは反逆の心が形となったペルソナを使い、敵と戦うことができます!

連は新たに出会った仲間達とともに”心の怪盗団”を結成し、大人たちの歪んだ欲望を盗んで改心させていきます。

 

ゲームにおいて、主人公はプレイヤーのアバターとしての役割があるのであまりしゃべりませんでした。

その点、アニメではかなり自我をもって話しているので、ゲームをプレイ済みの人もまた違った雰囲気で新たな「ペルソナ5」を楽しめると思います。

 

ちなみに「PESONA O.A」という公式アプリを配信しており、アニメの配信日やイベントなど、ペルソナ5関連の情報をそちらでチェックすることができます。

また、探索という機能が付いていて、探索を進めることで様々なキャラクターとの会話を楽しむことも可能です!

アニメと合わせて是非チェックしてみてくださいね。

 

はねバド!(2018年)

 

「私はあんたに勝ってみせる!」

 

はねバド!
(C)2018 濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会

 

「はねバド!」は、グッドアフタヌーンで連載されている濱田浩輔さんの漫画です。

インターハイを目指す、県立北小町高校バドミントン部の軌跡を描く作品となっています。

 

キャプテンの荒垣なぎさは、背が高くパワープレイを得意とする選手。

日本一を目指す選手ですが、大会で中学生に負けてしまいスランプに陥ります。

 

キャプテンの厳しいトレーニングに部員たちも付いていけず、部の空気がギスギスとしている中、バドミントン部にコーチがやってきます。

そのコーチが目をつけたのはテニス部でテニスをしていた羽咲綾乃。

バドミントン選手に欠かせない才能があると見抜き、部に勧誘するものの綾乃はバドミントンを避けようとします。

実は綾乃がなぎさを打ち負かした天才少女だったのです。

 

何と言っても、「はねバド!」見どころはバドミントンの試合のシーン!

実写の動画を使用して描くロトスコープを用いています。

ロトスコープはモデルの動きをカメラで撮影し、それをトレースしてアニメーションにする手法。

実写さながらになめらかに動く試合の映像は、迫力満点で片時も目が離せません。

 

才能があってもバドミントンをしたくない理由を持っているなぎさ、背が高いだけで強いと言われながらも努力を欠かさなかった綾乃。

一見対象的な二人が同じチームに所属し、目指す夏の大会。

スポ根が好きという方にはぜひ見てほしい作品です。

 

はるかなレシーブ(2018年)

 

「二人がそろって初めて私たちはコートに立てる。」

 

はるかなレシーブ
(C)如意自在・芳文社/はるかなレシーブ製作委員会

 

まんがタイムきららフォワードで連載中の漫画が原作の「はるかなレシーブ」。

ビーチバレーを主題としている作品です。

 

主人公は東京から沖縄に引っ越してきた高校2年生の大空遥。

女の子にしては高い身長がコンプレックスですが、運動神経が抜群で明るい性格の持ち主で、見ていて気持ちがいいほど素直な女の子です。

 

砂浜に立てられていたビーチバレー用のコートで、ひょんなことから遥はビーチバレー選手と試合をすることになります。

主人公はビーチバレーに関しては素人なので、ルールを知らない人も遥と一緒にビーチバレーについて学ぶことができるのもいいですね。

 

魅力的なのがキャラクターデザインです。

昨今のアニメや漫画だと細い女の子が主流ですが、「はるかなレシーブ」はほどよくむっちりとした健康美ボディ!

リアリティのあるキャラデザが素敵です。

 

広い砂のコートに味方はたった1人だけで、何よりもパートナーの存在が大切なビーチバレー。

「ビーチバレーにはエースは必要ない。」という言葉にドキッとしました。

そんな素敵なスポーツを通して描かれる、少女たちの青春。

スポーツが好きな人や、女の子同士の友情が好きな人におすすめのアニメです。

 

少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2018年)

 

「今の私が一番新しくて、一番グッドなんだから!」

 

少女歌劇
(c)Project Revue Starlight

 

見るものを引き込む女神たちの物語「スタァライト」。

幼い頃にその舞台を見た主人公の華恋と幼馴染のひかりは、一緒にスタァになることを誓った。

 

華恋は舞台に憧れる少女たちが集まる学園で、夢に向かって日々レッスンを受ける毎日。

そんな中、幼い頃イギリスに引っ越してしまったひかりが学園に転入してきます。

 

よろこぶ華恋とは裏腹に少し距離のあるひかり。

ひかりのあとを追いかけ、訪れたのは学園の地下劇場。

そこで行われていたのはオーディションと言うなの激しい戦闘”レヴュー”。

ひかりを救うためにオーディションに飛び入り参加した華恋。

舞台少女たちの激しいレヴューの幕開けを迎えます。

 

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」は、舞台に生きることを決めた少女たちのお話。

養成学校の日常を描いた作品かと思えば、激しい戦闘シーンがあったり、眠っている間に見る夢のような不思議な世界観を持っています。

 

実はこの作品はアニメではなく、舞台が原作で舞台の俳優もアニメ版の声優さんが担当していますよ!

舞台とアニメどちらも楽しむことができる作品です。

 

普段の格好と異なり、レヴューでは専用のコスチュームに変身します!

変身シーンもかっこよくて、歌いながら戦ったり、踊りなど一つの劇を見ているような不思議な戦闘。

 

アニメを見た人の感想には雰囲気が少女革命ウテナと似ていることや、シンフォギアのように歌いながら戦うところを指摘しているコメントがありました。

監督の古川知宏さんは「輪るピングドラム」や「ユリ熊嵐」にも関わっていた人です。

突拍子もない展開があったりと見る人を選ぶ作品ではありますが、幾原監督のエッセンスを感じられる作品になっています。

 

 

<恋愛/ラブコメアニメまとめ>

 

恋愛/ラブコメアニメまとめでは、恋愛を中心としたストーリーのアニメをまとめています。

ハーレムものや女性向け漫画を原作としたものなど、アニメで恋のトキメキを感じたい人におすすめです。

 

最終兵器彼女(2002年)

 

「この星が終わっていく。でも今は、ちせのことだけを想おう。小さな僕の彼女。ちせ。」

 

最終兵器彼女(2002年)
(C)高橋しん/小学館・東映ビデオ・東北新社・中部日本放送

 

高橋しんの漫画が原作となっている恋愛アニメで、略称は「最彼(さいかの)」「サイカノ」と呼ばれています。

また、本アニメのキャッチコピーは「この星で一番最後のラブストーリー。」となっています。

 

物語は北海道・小樽市をモデルとしていて、高校生のシュウジとちせの愛の物語です。

ヒロインのちせは主人公のシュウジに好意を抱いていて、ある日思い切ってシュウジに告白をします。

互いに恋愛になれていないため、交換日記から始めるというぎこちない形でスタートし、徐々に愛を深めていくことに。

 

しかし、そんな幸せな日々も束の間、シュウジの住んでいる街は突如として「敵」に襲われることになります。

街中は火の海として燃え盛り、人々は逃げ惑いますが、シュウジはその中で体がロボットと化したちせが「敵」と戦っている姿を目撃してしまいます。

 

なぜちせはロボット化して最終兵器になってしまったのか。

シュウジとちせの恋の行方はどうなってしまうのか。

その感動ストーリーに涙することもあるかもしれません。

少し古いアニメ作品ですが、今でも色褪せずに見ることができますよ。

 

CLANNAD -クラナド-(2007年〜2008年)

 

「お前はよくやった。今度はお前が泣く番だ。どうしようもなくなっても、俺が助ける、お前が泣き止むまで、そばにいてやる、だから、泣け。」

 

CLANNAD -クラナド-(2007年〜2008年)
(C)VisualArt's/Key/光坂高校演劇部

 

アニメ好きなら知らない人はいないであろう、伝説的な恋愛アニメです。

「クラナドは人生」と言われているほど、人との繋がり・青春・恋愛すべてが詰まっています!

もはや教養に近いレベルかもしれません。

 

原作はKeyが制作した恋愛アドベンチャーゲームです。

テーマは「人と人との絆」で、『Kanon』や『AIR』続き三代ヒット作品になりました。

アニメ制作は京都アニメーションが担当しました。

 

クラナドのアニメは1期と2期で構成されています。

1期は「学園編」で、主人公の岡崎朋也とヒロインの古河渚が出会い交流していく様子を描いています。

学園内では、光坂高校演劇部の復活を軸として話が展開されていきます。

 

そして、第2期は「AFTER STORY」で、岡崎朋也と古河渚の高校卒業後を描いています。

最後まで見ると号泣必至なので、クラナドは終わりまで必ず観て頂きたいです!

 

初めて見る人からすると、キャラクターたちの絵のタッチが苦手だとか、アホ毛が気になるとか聞こえてきそうですが、騙されたと思って一度観てください。

「観てくださいお願いします!」そこまで言いたくなるようなアニメです。

 

true tears(2008年)

 

「あなたは飛べるの。自分でわかってないだけ。でも、そうね。あなたが飛ぶ所はここじゃない」

 

true tears(2008年)
(c)2008 true tears製作委員会

 

La'crymaが発売した「true tears」という恋愛アドベンチャーゲームが原作となっています。

アニメは同名ではあるものの、原作とは全く違ったオリジナルストーリーです。

花咲くいろはやSHIROBAKOで有名なP.A.WORKSがアニメーション制作を担当し、西村純二が監督を務めました。

 

主人公の仲上眞一郎は絵本作家を目指しており、両親をなくした同じ高校に通う湯浅比呂美と両親の合計4人で暮らしていました。

しかし、とある事情があり眞一郎は比呂美につらく当たります。

 

そんなある日、眞一郎は石動乃絵と出会うことに。

彼女との出会いから、比呂美、親友の野伏三代吉、幼馴染の安藤愛子たちとの関係や自分自身について向き合っていくことになります。

 

一人ひとりのそれぞれのあり方を模索し、努力していく青春・恋愛アニメです。

ピアノやバイオリンなどの音楽も良く、アニメの良さをより一層と引き立ててくれています。

 

とらドラ!(2008年〜2009年)

 

「誰かが見てるって、伝えたいのよ。育ててくれる親がいなくたって、神様なんか、信じられなくたって、それでも誰かが見てるからって、私は伝えたいの。どこかで気にかけてくれる誰かが、本当に存在してるんだって。」

 

とらドラ!(2008年〜2009年)
(c)とらドラ!

 

原作は竹宮ゆゆこのライトノベルです。

高校生であるヒロインの逢坂大河(あだ名は手乗りタイガー)と、高須竜児(あだ名はドラゴン)の学園生活をメインに描いたラブコメディアニメです。

アニメタイトルであるとらドラは、手乗りタイガー=とらとドラゴン=ドラを合わせたものとなっています。

 

ストーリーは出会い、そして夏から冬にかけて構成されており、高校卒業までが描かれています。

ツンデレなとらが本当に可愛い!それに尽きます。

物語のラストまで飽きることなく見ることのできる青春・恋愛学園アニメです。

 

筆者が恋愛アニメを見るようになったきっかけとなった作品でもあります。

全25話と見やすいボリュームなので、胸キュンしたい方は是非見てくださいね!

 

君に届け(2009年〜2010年)

 

「あの瞬間、私の世界はなにもかもがかわった。名前を呼ばれたあの瞬間、私はもう恋に落ちていたんだな...。」

 

君に届け(2009年〜2010年)
(c)椎名軽穂/集英社

 

椎名軽穂の漫画が原作となっている恋愛アニメです。

略称は「君届(きみとど)」で、単行本に関しては2017年現在も刊行中です。

 

アニメは2009年〜2010年までが第1期、2011年には第2期が放映されました。

また、あまりの人気ぶりに実写映画化もされ、ニンテンドーDSでもソフト化されています。

 

物語の舞台は北海道。

ヒロインの黒沼爽子はものすごい純粋で性格の良い子なのですが、長い髪の毛や内気なところから周囲に「貞子」と呼ばれ、クラスに全然馴染むことができませんでした。

しかし、爽子とは正反対に社交的でみんなからモテモテの風早翔太と話し始めたことをきっかけに、爽子が一歩ずつ着実に人間として成長していきます。

 

アニメを見ている人からすると、爽子や風早が鈍感すぎてすごくもどかしい気持ちになると思います。

ただ、着実に成長していく爽子を見ていると、何だか途中で見るのを辞めるという選択肢がなくなってくる不思議な恋愛アニメです。

 

爽子と風早の恋模様にも是非ご注目ください。

なかなか恋愛に対して前のめりになれないような女の子の、背中を教えてくれるようなアニメです。

 

個人的に矢野あやねと吉田千鶴のコンビは最強。

こんな友人が周りに欲しいです。

 

夏雪ランデブー(2012年)

 

『置き去りってした方とされた方どっちのが苦しいと思う?」

 

夏雪ランデブー
(c)2012 河内遙/祥伝社/アニメ「夏雪ランデブー」製作委員会

 

「夏雪ランデブー」は河内遥さんのコミックが原作のアニメ作品。

大人におすすめのちょっと切ない恋愛アニメです。

 

主人公の葉月亮介は8個年上の花屋の女店主、島尾六花に一目惚れ。

彼女の花屋に通い詰め、バイトとして働くことになります。

 

ある日、とある用事で花屋の2階の彼女の自宅に呼ばれて行くと、そこにはなんと上半身裸の男が。

好きな人の家にそんな男がいたら普通ショックで立ち直れませんよね…

実は彼は六花の同棲相手ではなく、すでに亡くなった彼女の旦那の幽霊なんです!

病気で死んでしまった六花の旦那である島尾篤は、死後もなお愛した妻のそばにいるのです。

 

六花の最愛の人が六花に見えるのではなく、亮介に見えてしまうというところがなんとも憎い設定。

篤に邪魔されながらも、六花と亮介の距離が縮まっていきます。

 

「夏雪ランデブー」は切なくて心が温まるラブストーリー。

実はこのアニメは声が先で後から絵を書くプレスコで作られているため、良い意味でアニメっぽい演出ではなく、会話の間も自然です。

また、サウンドトラックがピアノなどを使用したシンプルな曲が多いのも、作品を落ち着いた雰囲気にしてくれています。

 

なお、エンデイングを歌っているのはアニメ主題歌でよくタイアップ起用されるAimerさん。

「あなたに出会わなければ」はこの作品にピッタリの曲になっています。

ちなみに、漫画では番外編が発売されており、アニメでは描かれていないストーリーなので合わせておすすめします!

 

ゴールデンタイム(2013年〜2014年)

 

「過去から逃げるのはやめたんだ。」

 

ゴールデンタイム(2013年〜2014年)
(c)竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/おまけん

 

大人気恋愛アニメ『とらドラ!』も手がけた竹宮ゆゆこのライトノベルが原作の恋愛アニメです。

メディアミックス展開として、アニメ化だけではなく、ドラマCDやゲームもリリースされました。

 

舞台は私立福来大学で、学園ものでは珍しい大学生の物語です。

主人公の多田万里と美女である加賀香子の恋愛模様を描き出したラブコメアニメとなっています。

ちなみに、舞台の福来大学は法政大学市ヶ谷キャンパスがモデルとなっています。

知っている人からすると見慣れた景色が広がっていて面白いですよ。

 

このお話のキーとなるのは、万里が交通事故で記憶喪失に陥ってしまっているということ。

同じ大学の1つ上の先輩で、自分に対して良くしてくれる「リンダ先輩」こと林田奈々は、実のところ万里が高校時代に好きだった同級生であり、物語の複雑さを引き立てていきます。

そして、記憶喪失後の万里は美人な香子に好意を寄せており、万里の心情変化が丁寧に描かれていく様子が見ものです。

 

大学に通っていた人や、今現在大学に通っている人には是非見てもらいたい恋愛アニメです。

コメディ要素もあるので楽しく見ることができます。

 

月間少女野崎くん(2014年)

 

「好きな人に告白したら…サインをもらいました。」

 

月間少女野崎くん(2014年)
©椿いづみ/スクウェアエニックス・「月刊少女野崎くん」製作委員会

 

好きな人は実は男子高校生なのに、超売れっ子の少女漫画家だった!?

無骨な男子高校生「野崎梅太郎」。

彼に恋をした女子高生「佐倉千代」は勇気を振り絞って告白するが、好きと言えなくて勘違いされ、なぜかサインをもらってしまうことに。

しかも、そのサインは自分も購読している雑誌の超売れっ子作家「夢野咲子」のサイン。

そこで、実は野崎君は少女漫画家だということが判明し、そして美術部員である千代は恋人ではなく少女マンガ家のアシスタントに…。

男子高校生でありながら人気少女マンガ家でもある野崎くんと野崎くんに恋をする千代の日常を描く、学園恋愛コメディーです。

 

野崎くん
©椿いづみ/スクウェアエニックス・「月刊少女野崎くん」製作委員会

 

ガンガンONLINEで配信されている4コマ漫画がアニメ化。

個人的な感想ですが、正直最初は4コマだしどうなるのかな~と思いながら見てたのですが、絵はすごくきれいだし、動くところはきちんと動いて緩急がついていて最後まで飽きさせない構成になっていました!

とくに、最終回は漫画にないシーンがあって必見です!!

実はこの作品はプレスコという技法が用いられていて、声優さんのセリフを先取りし、それに合わせてアニメが描かれているんです。

豪華な声優陣も見どころの一つですね、アニメ化以前にでていたドラマCDとはまたキャストが変わっているのでどちらも見て、聞いて比較してみるのもいいかもしれませんね!

 

OPはオーイシマサヨシさんの 「君じゃなきゃダメみたい  」という曲でとっても中毒性が高い曲です。

また、EDは主人公の千代ちゃんが歌っている「ウラオモテ・フォーチュン」、甘酸っぱくて可愛い恋愛ソングになっています。

OPもEDもどちらも素敵な曲なのでチェックしてみてくださいね!

 

アオハライド(2014年)

 

「いつもガマンして、平気なフリして、ガマンしてガマンして、でも全部無くなって。一つくらい、泣ける場所作ってやったっていいじゃねーかよ。」

 

アオハライド(2014年)
(c)咲坂伊緒/集英社

 

咲坂伊緒による漫画が原作となっている恋愛アニメです。

アニメタイトルになっているアオハライドとは、「アオハル(青春)+ライド(ride)」=「青春に一生懸命乗っていく」という意味を込めて作者が生み出した造語となっています。

随分とおしゃれな言葉ですよね。

 

中学生のとき、ヒロインの吉岡双葉が男子が苦手であったが、不思議と同級生の「田中くん」だけは特別で大丈夫でした。

しかし、夏休みの間に田中くんは転校してしまい、双葉は自分の恋心を打ち明けられぬままに田中くんと会うこともなくなってしまったのです。

 

それからというもの、双葉は男子が苦手であるものの男子からモテるため、それを僻んだ女性陣からハブられ、大変な中学校時代を過ごしました。

高校に入り、双葉は女子にハブられないようあえてがさつな言動をするようになり、見せかけの友達を作ることに必死でした。

 

ある日、高校内で「田中くん」と再会することになったのですが、恋心を抱いていた相手である田中くんは、中学の時とまるっきり人が変わっていたのでした。

はたして、双葉の恋の行方はどうなってしまうのでしょうか。

 

気になる方は是非ともアニメを見てください。

心がほっこりしたり、胸キュンしたりできる青春恋愛アニメです。

 

絵が綺麗なのも良いところですね。

2014年12月13日には実写映画も公開されました。

 

四月は君の嘘(2014年〜2015年)

 

「私を見て。顔を上げて私を見て。下ばかり向いてるから、五線譜の檻に閉じ込められちゃうんだ。」

 

 (C)新川直司/講談社

 

君嘘の愛称で知られる新川直司の漫画が原作となっています。

アニメだけではなく、単行本は11巻完結なのでさくっと見ることができますよ。

 

中学生の天才ピアニストである有馬公生とヴァイオリニストである宮園かをりの成長を軸に描かれた作品です。

このように音楽家たちが主人公なので、アニメ中にはたくさんのクラシック音楽が演奏されます。

 

アニメの中でピアノを弾いたりヴァイオリンを演奏したりする描写は非常に難しいものとされていましたが、まさに芸術とも言えるほど綺麗に表現されているのが君嘘の特徴でしょう。

中学生の淡い恋心も繊細に描かれていて、見るものをぐっと引き込みます。

 

音楽に興味のなかった筆者が、最後まで最終話まで一気に見てしまうほどハマってしまいました。

食わずぐらいをしている人にほど見てほしい恋愛・青春アニメの傑作です。

 

今では恋愛・青春アニメでおすすめのアニメを聞かれたら真っ先に答える作品になっています。

是非「4月は君の嘘」というタイトルの意味を考えながら、アニメを見てください!

 

プラスティック・メモリーズ(2015年)

 

「そろそろ、夢の時間は、終わりなので。」

 

プラスティック・メモリーズ(2015年)
(C)Naotaka Hayashi (MAGES.)

 

プラスティック・メモリーズ(通称プラメモ)は独特なストーリーで人気を集めた恋愛アニメです。

それは、ヒロインのアイラが人間ではなくアンドロイドという点ですね。

 

時代はアンドロイドが実用化された社会で、主人公の水柿ツカサは大学受験に失敗し、縁故採用でアンドロイドである「ギフティア」を製造・管理する企業「SAI社」に就職することになります。

ギフティアは修理をすればずっと生きながらえるということはなく、耐久時間が81,920時間(約9年4ヶ月)と決まっています。

ツカサは耐久時間(寿命)を迎える寸前のギフティアを回収する業務を担う「ターミナルサービス課」に配属されることが決まり、相棒としてヒロインのアイラが付くことになるのです。

 

二人は仕事を通して絆を深めていきますが、同時にアイラの耐久時間は刻々と迫っていくのです。

ツカサとアイラの結末や、耐久時間の過ぎたギフティアに迫り来る運命、そしてギフティアが回収される際の一つ一つの感動シーン、すべてのクオリティーが高くおすすめのアニメと言えます。

 

衝撃のラストシーンは泣けること間違いなし!

人とアンドロイドが紡ぐ甘酸っぱい恋愛ドラマをご覧ください。

 

また、プラスティック・メモリーズはアニメの展開を発展させたゲームまで発売されています!

気になる方はそちらも合わせてチェックしてみてください。

 

orange(2016年)

 

「痛みは、いつか消える。でも後悔は消えない。10年後も。」

 

orange(2016年)
(c)高野苺・双葉社/orange製作委員会

 

高野苺の漫画が原作となっており、全5巻までの比較的短い作品です。

アニメは1クールのみなので、忙しい人でも見やすいですよ。

 

高校を舞台にした青春ラブストーリーなのですが、時空を超えるというようなSF要素も入っています。

ヒロインの高宮菜穂は、差出人が自分の名前になっている手紙を受け取るところから物語はスタート。

手紙には26歳になった自分が高校生のときに経験した後悔を綴っており、その後悔を残さないように高校生の自分に手紙を出したということが書かれていました。

これから起こることや、起こることに対してどういう行動をとってほしいかなど、悔いを残さない高校生活を送るためのヒントが手紙には綴られていたのです。

 

手紙の内容を踏まえて菜穂は生活をしていきます。

同級生の須和弘人が見た目も中身もすごくイケメンで、筆者はものすごく好みでした。

 

青春時代を思い返したい人、キュンキュンしたい人にはおすすめのアニメです。

素敵な恋をしたいと思えるような、そんな作品になっています。

 

そして何より、この作品は「後悔」がテーマになっているため、悔いの残らないような人生を送ろうと強く思えます。

気持ちを前向きにさせてくれる素敵なアニメですよ。

 

月がきれい(2017年)

 

「I love you をそう訳したのは、太宰だったか、漱石だったか……」

 

月がきれい
(C)2017 「月がきれい」制作委員会

 

「月がきれい」は完全オリジナルストーリーのアニメ作品です。

毎回お話のタイトルは、有名な小説から引用されています。

文学が好きな人はぴんとくるかもしれません。

 

川越の中学校に通う、小説家志望の安曇小太郎と陸上部の水野茜。

初めは同じクラスのクラスメイトという接点しかありませんでしたが、次第に惹かれあっていきます。

 

中学三年生という絶妙な時期の二人の恋を描いていて、アニメではありますがリアルな人間ドラマを表現しています。

時代は現代ではあるものの、神社のお祭りや古本屋さんが登場しどこかノスタルジックな雰囲気があって素敵な作品です。

また、挿入歌には「初恋」や「やさしい気持ち」、「夏祭り」など懐メロといえるような曲のカバーが採用されています。

 

小太郎君は中学生ながらも小説を書きあげ出版社にいくつか作品を提出をしています。

その姿に、「小説家になるためにはどういったことをするべきですか?」という問いに、ある小説家が「小説をとにかく書くしかない」といっていたのを思い出しました。

 

「月がきれい」は小太郎と茜の幼くも純粋な恋を描いた作品です。

ちょっとした会話も実写ドラマのようなリアルさがあります。

 

川越氷川神社の縁むすび風鈴の風景など作品の中で登場しますが、実際にあるお祭りなので聖地巡礼もできますよ!

「月がきれい」はピュアな青春ラブストーリーが見たい人にはおすすめのアニメ作品。

amazonプライムビデオでも配信しているので、プライム会員の人はぜひ一度チェックしてみてください。

 

ネト充のススメ(2017年)

 

「せっかくの出会いです、一緒に冒険しませんか?」

 

ネト充のススメ1
(C)黒曜燐/comico/ススメ!ネト充プロジェクト

 

無料漫画アプリ「COMICO」で連載している「ネト充のススメ」がついにアニメ化!

現在、原作漫画の連載は作者の体調不良が原因で休止となっていますが、連載再開を待ち望む声が大きい人気の作品です。

 

主人公の盛岡森子は会社を辞めてニートになったアラサー女子。

ネットゲーム内ではイケメンのキャラクター”林”として活動します!

 

初心者でクエストに手こずっていたところ、リリィという美少女のキャラクターに助けられ一緒にネトゲを楽しむ仲間に。

社会人として働いていたころ辛い思いをして傷ついた森子ですが、いいギルドメンバーに巡り合い、充実したネトゲライフをおくります。

ネトゲの中ならリアルのことは気にせずにいられると思っていたけれど、ひょんなことからリアルと繋がってしまい…?

 

「ネト充のススメ」はネトゲの楽しさと、森子の恋の行く末を見守るアニメです。

ほのぼのとした雰囲気のアニメで見ていると癒されます。

その反面、会人として頑張っていた森子が対人関係での悩みから会社を辞めてしまったという重い現実も描かれています。

ファンタジーと日常の程よいバランスでお話が展開していくので、感情移入もしやすい作品ですよ。

 

OPはなんと、中島愛さんが担当!

中島愛さんといえば「マクロスF(フロンティア)」で歌姫のランカ=リーを担当されていた声優さんでもあります。

しばらくアーティスト活動を休止されていましたが、今回のOPで復帰!

 

全10話と少し短いのが残念ではありますが、最終回の展開は漫画でも描かれていないお話なので漫画派の人にもおすすめ。

筆者はネットゲームって楽しそうだなーと思いながらも、ネットゲームはプレイできないタイプだったので、充実したネトゲライフを疑似体験できて楽しかったです。

 

citrus(2018年)

 

「キスってそんなにすごいのか…?」

 

citrus 1
(C)サブロウタ・一迅社/citrus制作委員会

 

アニメ「citrus(シトラス)」は、漫画家サブロウタさんの作品で雑誌”コミック百合姫”で連載。

純情ギャルの藍原柚子と優等生生徒会長藍原芽衣の二人の恋の物語です!

 

主人公の藍原柚子は、ギャルの女の子で高校1年生。

親の再婚によりお嬢様学校に転校することになり、素敵な男性との出会いを期待していた柚子は女子校生活にがっかり。

そんな中、黒髪委員長の藍原芽衣と出会います。

 

実のところ芽衣は母親の再婚相手の娘で、正反対の性格の二人が一つ屋根の下で暮らすことに。

一見クールに見える芽衣ですが、自分の気持ちを素直に表現できず、育ってきた環境ゆえの苦悩も抱えています。

 

柚子は見た目通り元気があり真っすぐな性格の女の子で、とてもやさしいです。

時折突っ走ってしまうこともありますが、いつも芽衣のことを大切に想っているのが見ている側にも伝わってきます!

 

「citrus」は百合アニメ、つまり女の子同士の恋愛のお話です!

繊細に二人の心を描いている作品で、少女漫画的な展開も見せるので女性も見やすい作品ではないかと思います。

キスが印象的で、ちょっとエッチなシーンもあるので注意してください。

 

OPの曲名はアザレアといって、花言葉は”初恋”とか”愛される喜び”だそうです。

そういったところから曲名をつけられ、まさにこの作品にふさわしい曲名だなと感じました。

2人の恋についてのシンプルなストーリーなので、考察など深く考えることもないので集中して視聴することができますよ。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2018年)

 

「愛してるを、知りたいのです。」

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン1
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン制作委員会

 

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は「響け!ユーフォニアム」や「Free!」など、様々な人気アニメを生み出してきた京都アニメーションが手掛けています。

主人公のヴァイオレットは元軍人の女の子。

あまり感情を表に出さず、少々世間ずれしているところもあります。

 

そんなヴァイオレットですが、大きな戦争が終わり軍人としての仕事がなくなったため別の仕事に就くことになります。

依頼人の想いをくみ取り、手紙を書く自動式人形サービス。

彼女は大切な人、ギルベルト少佐から向けられた『愛してる』の意味を知るために自動式人形サービスの仕事を選択しました。

ヴァイオレットは見た目こそとても可憐な少女ですが、ずっと軍人として生きてきたためロボットのようでした。

言葉に裏があることなど知らない彼女は、間違えながらも仕事を通して少しずつ人間らしい感情を学んでいきます。

ただの戦争のための道具だったヴァイオレットが、大切な人の大切な言葉の本当の意味を知るための旅はとても尊いものだと筆者は感じました。

 

そして、このアニメなんといっても作画が神です!!

美しくて繊細なタッチの絵で、アニメでこのクオリティはなかなか見られないのではないでしょうか。

毎回素晴らしい作画でどこを切り取っても美しいなと思えます。

 

トータルで見ると王道なお話だと思うのですが、細かなところで差が出る作品です。

回を追うごとに人間らしさを取り戻すヴァイオレットからも目が離せません。

時に切なく、時に人との温もりを感じることができる素敵な内容になっています。

 

あっくんとカノジョ(2018年)

 

「きもいうっぜぇブスこっちみんな」

 

あっくんとカノジョ
(C)杜若わか・KADOKAWA刊/あっカノ製作委員会

 

”超”ツンデレな彼氏あっくんと、彼女ののんたんの可愛いカップルのお話がついにTVアニメ化!

「あっくんとカノジョ」は杜若わかさんの作品で、コミックは2018年4月現在、7巻まで発売されています。

また、イラスト投稿サービスpixiv(ピクシブ)にて無料で公開されています。

 

男子高校生の荘敦大(あっくん)と女子高生の片桐のん(のんたん)は恋人同士。

あっくんはのんたんに対してかなりツンツンな態度をとります。

 

しかし、のんたんはあっくんのひどい態度にも傷ついたりすることもなくいつもにっこり。

実はあっくんはのんたんのことが好きすぎてついひどい言葉を言ったり、冷たい態度をとってしまうのです!

そんな馬鹿な…と思うかもしれませんが、裏では盗聴したり、盗撮したりと彼氏なのにストーカー行為を繰り返しています。

友達の松尾君には彼氏だよね?と言われているシーンもあるくらいです。

 

あっくんとのんたん以外にも様々な個性的なキャラクターが登場!

この二人以外の恋愛模様も楽しめるかもしれません。

「あっくんとカノジョ」のアニメは時間が15分枠なので、ちょっとした息抜きにもおすすめです。

 

デビルズライン(2018年)

 

「俺の前ではもう怪我、するなよ」

 

デビルズライン
(C)花田陵・講談社/デビルズライン製作委員会

 

モーニングツーで連載中の漫画「デビルズライン」がアニメ化。

アクション要素がありながらも、しっかりと恋愛ストーリーも楽しめるダークファンタジー。

切ないラブストーリーが好きな人に是非おすすめしたい作品です。

ネタバレしないよう、あらすじだけ説明したいと思います。

 

人の社会に血を欲する鬼がまぎれて存在している世界。

普段は見た目も人間とさほど変わらないのですが、吸血欲求が出ると牙や爪が伸び、目も赤く血走り異形へと変身してしまいます。

そんな鬼たちの吸血事件に対し、警察は密かに鬼専門の捜査チームである警視庁公安五課を編成。

公安五課F班所属の安斎結貴は鬼と人とのハーフで、連続暴行吸血事件の捜査を担当していた際に平つかさと出会います。

 

「デビルズライン」は平凡な人間の女の子の平つかさと、吸血鬼と人間のハーフの安斎結貴の切なくて愛しい恋愛模様が描かれています。

平つかさは平凡な人間ではありますが、安斎のことを決して化け物扱いしたり怖がったりしません。

安斎もつかさのこと大切に思っていますが、鬼と人間のハーフという種族の違いが二人の恋を難しくしていきます。

この二人にどんな結末が待っているのか予想もつきません。

筆者的にはどうか幸せな結末を迎えてほしいと思っています。

 

「デビルズライン」は豪華な声優陣を起用!

シリアスなシーンやちょっとエロティックなシーンもあるので、実力のある声優さんたちがより一層物語に深みを与えてくれます。

2018年4月現在は既刊が11巻まで発売されており、漫画の1巻が公式サイトにて無料で公開中!

興味がある人はぜひ漫画もチェックしてみてくださいね。

 


ヲタクに恋は難しい(2018年)

 

「失望させて泣かせたりしないし、そもそも間違えたなんて言わせないし。」

 

ヲタクに恋は難しい
(C)ふじた・一迅社/「ヲタ恋」製作委員会

 

主人公の成海は隠れ腐女子(主にボーイズラブ作品を好むオタク女子)のOL。

彼氏に振られたことがきっかけで転職した成海は、幼なじみの宏嵩と再会します。

ひろたかは身長も高くてルックスもよく、仕事もできるけど重度のゲームヲタク。

大事な幼馴染だったけれど付き合うことになった二人ですが、ヲタク同士の不器用な二人に真面目な恋愛は難しくて…。

 

元々はpixivで無料連載されていたwebコミック作品で、2018年4月現在ではコミックが6巻まで発売されています。

アニメ化される前にはドラマCDが発売され、アニメのキャストはこのドラマCDと同じ声優さんが起用されました!

ドラマCDとアニメの声優が違った!というパターンは結構多いので、原作ファンも納得のアニメ化ではないでしょうか。

 

「ヲタクに恋は難しい」はタイトルにもヲタクという文字が入っている通り、いい意味でも悪い意味でもオタクくさい作品です。

2ちゃんねる用語が飛び交ったりオタク知識がない人は、話に付いてきづらいかもしれません。

ただ、二人がオタクだということを除けば純愛ラブストーリーです!

 

そもそもこの二人は幼馴染なので、中々ラブラブな雰囲気にならないのがじれったくもあります。

恋愛もののストーリーが好きな人におすすめのアニメです。

 

京都寺町三条のホームズ(2018年)

 

「京男はいけずなんやで。」

 

京都寺町三条のホームズ
(C)望月麻衣・秋月壱葉/DEF STUDIOS ©「京都寺町三条のホームズ」製作委員会

 

京都、寺町三条の商店街にある骨董店が舞台となっているアニメ。

望月麻衣さんの小説で、現在10巻まで発売されている人気作品です。

 

主人公の葵は祖父の遺品を鑑定してもらうために骨董店に足を運び、そこで京男の家頭清貴と出会います。

若手でありながらも腕利きの鑑定士で、葵はそんな彼のもとでバイトとして働くことに。

 

清貴さんは勘の鋭さと冷静な観察眼からみんなにホームズと呼ばれています。

店にやってくる人たちは様々で、骨董品にまつわる事件をホームズさんが解決していきます!

 

「京都寺町三条のホームズ」では、鑑定に関しての豆知識や、京都の文化について学ぶことができます。

例えば、京都で五月に行われる葵祭の主役、斎王代にまつわる事件も。

 

出てくる人たちも京都弁で話していたりと、京都の空気を感じられるアニメ。

京都が好きな人も、ミステリ好きにおすすめの作品です。

 

葵とホームズさん二人の関係も可愛らしいので見ていて癒やされますよ。

作品の中では京都弁を話すキャラクターもたくさん登場するので、方言男子が好きな人にもおすすめです!

 

 

<アクション/バトルアニメまとめ>

 

アクション/バトルアニメまとめでは、バトルシーンが熱いアニメ作品を中心にまとめています。

肉弾戦の戦いはもちろん、カードゲームバトルなども紹介していきます。

手に汗握るバトルが見たい人におすすめです。

 

幽遊白書(1992年〜1995年)

 

「ただのケンカしようぜ。国なんかぬきでよ。」

 

幽遊白書
©Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 ©ぴえろ/集英社

 

週刊少年ジャンプといえば富樫作品は外せませんよね。

現在は「HUNTERXHUNTER」が連載中ですが、「幽遊白書」も王道バトルファンタジー作品としておすすめです。

 

主人公の浦飯幽助はいわゆるヤンキーですが、心根は優しく熱い漢!

車に轢かれそうになっている子供を助けたことで命を落としてしまいます。

うっかり死んでしまった浦飯幽助ですが、閻魔様から生き返るための試練を与えられます。

 

夏休みこども劇場で何度も再放送された作品。

幽遊白書が連載されていた当時の世代でなくとも、知っているという人は多いのではないでしょうか。

 

アニメシリーズは全112話で、見応えは抜群です。

最近のアニメは1クールや2クールで終わってしまうものが多いので、がっつり長編アニメがみたい人にはおすすめ。

アニメは漫画とは多少違う展開がありますが、概ね原作通りに作られています。

少年漫画の王道らしく、次々と強敵が現れる熱い展開ですよ。

 

主人公の浦飯幽助は男気がありかっこ良いです。

浦飯以外にも友情に熱い桑原、第三の目を持っていて技名からも多くの人に中二病を誘発させそうな飛影や、王子様キャラの蔵馬など魅力的なキャラがたくさん登場!

 

敵キャラの過去にもスポットライトが当てられることもあり、見どころが沢山あります。

子供向けに作られため、漫画版よりも解説が多くわかりやすい内容となっています。

大人も子供も夢中になれるジャンプアニメ作品です。

 

ONE PIECE(1999年〜)

 

「おれは "海賊王" になる男だ!!!」

 

ONE PIECE(1999年〜)
(c)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 

尾田栄一郎の漫画が原作となっている、今や国民的アニメです。

フジテレビが放映するアニメ作品の中では、『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』に次ぐ長寿アニメとなっています。

2018年現在もアニメは放映されています。

 

漫画の方は『週刊少年ジャンプ』作品の中では『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次ぐ長寿漫画です。

国内累計発行部数は日本最高で3億万部をゆうに超えています。

 

もはや名前を聞いたことのない人はあまりいないアニメじゃないですかね。

ワンピースをバイブルとしている人も中にはいることでしょう。

 

物語は海賊王を目指すモンキー・D・ルフィの冒険を主軸に、様々な人間模様を描き出す作品です。

ルフィは悪魔の実を食べて、全身がゴムのゴム人間になってしまいました。

海賊王を目指す上で、様々な海賊や海軍とのアクションやバトルが繰り広げられます。

ゴムゴムの実の力も、徐々に自分のものにしていきます。

 

どんな逆境もはねのけるルフィの強さ、仲間を巻き込んでいく人間性、どれをとっても胸が熱くなるような作品です。

笑いあり、涙ありのアニメ超大作と言えるでしょう。

個人的にはナミ、チョッパー、ゴーイングメリー号のお話が好きです。

 

HUNTER×HUNTER(1999年〜2001年)

 

「いいハンターってやつは動物に好かれちまうんだ。」

 

HUNTER×HUNTER(1999年〜2001年)
(c)POT(冨樫義博)1998年-2011年

 

冨樫義博の漫画が原作のアニメ作品です。

通称は「H×H」で、ジャンプでの連載が1998年が始まり、『ONE PIECE』に続いて二番目の長期連載となっていますが、とにかく休載が続いている漫画です。

連載が再開される際にはニュースにもなるほど。

休載の理由は腰痛とのことですが、2017年現在でも休載が続いているので早く復活してほしいと思っているファンも多いのでは。

なお、再開については未定となっています。

 

くじら島に住むゴン=フリークスという少年は、まだ見たことのない父親ジンに会いたいと思っていた。

そしてジンは生きていて、優秀なハンターとして活躍していることを知ります。

ハンターへの憧れやジンに会いたいという想いから、ゴンは父親の職業であるハンターになり、仲間との冒険が始まります。

仲間との友情や熾烈を極めるアクション・バトルシーンは見ものです。

ただ、残酷であったりグロテスクな表現が多数含まれますので、苦手な方にはあまりおすすめできません。

 

スクライド(2001年)

 

「さあ、見せてやる。これが!これだけが!俺の!自慢の!こぶしだぁ!!」

 

スクライド(2001年)
(C)サンライズ

 

生まれも育ちも価値観も全く違うカズマと劉鳳の二人が主人公のバトルアクション。

それぞれの衝突や生き方を描いた胸が熱くなるようなアニメです。

 

21世紀初頭、神奈川県の横浜を中心に突如として大きな隆起が発生しました。

その隆起によってロストグラウンドという大地が出来上がり、首都圏全域の機能が停止されることになります。

数年たち、ロストグラウンドから復興した人々とそうでない人々「インナー」という二層社会が生まれてしまいます。

 

ロストグラウンド生まれの新生児約2%に、アルター能力という特殊能力を持つ人が生まれていました。

アルター能力を持つものはアルター使いやネイティブアルターと呼ばれ、アルター能力を犯罪的に用いるものをアルター犯罪者と言いました。

一方、日本本土はロストグラウンドにおける武装警察機関「HOLD」内に、アルター能力者だけを集めた「HOLY」という部隊を作り、アルター犯罪者に対応していました。

そして、ロストグラウンドで生まれたアルター能力者のカズマと、HOLYに所属する劉鳳は出会うことになるのです。

 

アニメの中ではかっこいいセリフが満載です!

特に男性の方は観ていてテンションの上がる人が多いのではないかと思います。

 

BLACK LAGOON(2006年)

 

「部長、覚えておられませんか。俺はね、もう死んでるんですよ。あんたがそう言った。」

 

BLACK LAGOON(2006年)
(C)広江礼威/小学館・BLACK LAGOON製作委員会

 

広江礼威の漫画が原作であり、片渕須直が監督を務めてアニメ化されました。

ガンアクションを中心とした手に汗握る展開が満載のアニメです。

 

舞台はタイの架空犯罪都市であるロアナプラ。

裏社会に所属する組織たちが登場するので、銃や爆弾などは当たり前のように出てきます。

スリルのあるアクションシーンはまさに見ものです。

 

主人公の岡島緑郎は国立大学を出て一流企業である旭日重工の資材部東南アジア課に勤めていました。

会社から秘密のディスクを運ぶ任務を任されていたが、南シナ海で裏社会に属するラグーン商会にディスクを奪われ、人質として捉えられてしまったのです。

その件で旭日重工から見捨てられてしまうことになります。

商会から誘われた緑郎は、商会の船であるブラック・ラグーン号に乗り込み、危険なミッションへ赴くように。

続きはアニメでご覧ください!

 

喰霊-零-(2008年)

 

「人として人を守るなら、思いを捨てるべきではない。それがどんなに辛い思いであっても。」

 

喰霊-零-(2008年)
(C)2008瀬川はじめ/[喰霊-零-]製作委員会

 

瀬川はじめによる漫画「喰霊」が原作となっており、「喰霊-零-」は「喰霊」の前日談となっています。

ジャンルは「ノンストップ放課後退魔アクション」と言われていますが、原作の漫画はホラーと言われています。

 

原作の物語は、霊を見ることのできる弐村剣輔という男子高校生が、霊獣を使って悪霊を葬る土宮神楽と対策室という機密機関に入り、悪霊と戦うようになります。

そしてアニメの「喰霊-零-」は、剣輔と神楽が出会う2〜5年前頃が描かれています。

 

数多くのアクション・バトルシーンがあり気分は爽快。

先の読めない展開にはらはらすること間違いなしだと思います。

 

多くを語ると見る意味がなくなってしまうアニメなので、まずは第二話(一話が衝撃)まで見て判断してください!

ちなみに、キャッチコピーは「愛するものを、愛を信じて殺せるか。」です。

もしアニメが気に入ったら時期列順に次は原作漫画を読んで見てくださいね。

 

ドラゴンボール改(2009年〜2011年)

 

「あの地球人のようにだと?クリリンのことか?クリリンのことかーーー!!!」

 

ドラゴンボール改(2009年〜2011年)
(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 

もはや誰もが知っている伝説的神アニメですね。

原作は鳥山明の『ドラゴンボール』で、1989年から1996年にわたって放映されていた『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスター再編集版です。

映像や音楽、音声も新たに作成されており、物語も『ドラゴンボールZ』の無駄な部分が削ぎ落とされ、スピーディな展開になっています。

もしもドラゴンボールを見たことのない人がいれば、本作からだと見やすいと思います。

 

ストーリー構成は大きく2つに分かれています。

2009年〜2011年は一期のセル編、2014年〜2015年は二期の魔人ブウ編です。

 

悟空や仲間たちが数々の強敵を倒すアクション・バトルシーンは爽快。

ドラゴンボールは国民的アニメとも言える日本の誇りです。

 

日本のみならず、海外でも大人気のアニメとなっており、かめはめ波を知っている人は相当多いはず。

映画化や実写化はもちろんのこと、2015年からはこれまたドラゴンボールZのデジタルリマスター版で『ドラゴンボール超』が2017年もなお放映されています。

 

TIGER&BUNNY(2011年)

 

「俺は、お前が俺を信じてくれるって……信じてたからな。」

Tiger&Bunny
(C)BNP/T&B PARTNERS

 

「TIGER&BUNNY」はアメコミ風のヒーローアニメです!

カラオケでも大人気のUNISON SQUARE GARDENがオープニングを担当していることで知っている人もいるのではないでしょうか。

 

都市シュテルンビルトは、様々な人種・民族・NEXTと呼ばれる特殊能力者が共存している街。

特殊能力を使って街の平和を守るヒーローが存在します。

 

ヒーローたちは会社に所属し、ポイントが入る事件解決や人命救助に奔走。

その活躍の模様は人気番組”HERO TV”で中継されており、各々キング・オブ・ヒーローを目指し、年間ランキングを争います。

 

主人公のワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)もそんなヒーローの一人で、5分間だけ身体能力を100倍にできる能力”ハンドレットパワー”を駆使して人々を救います。

自分と同じ能力を持つスマートなイケメンのニューヒーロー、バーナビーとタッグを組む事になり2人で事件を解決していきます。

 

ちょっとドジで頑固者の虎徹さんとクールなバーナビーは、同じ能力を持ちながらも正反対の正確。

はじめは全く噛み合わない二人ですが、徐々にお互いを認めあいコンビとして成長していきます。

 

熱い展開のあるヒーローアニメなので女性も男性も楽しめると思います!

実はヒーロースーツに牛角やバンダイなど実際に存在する会社がスポンサーとして名前が入っています。

自分が知っている実際の企業の名前を見ると身近に感じられますよね。

 

タイバニは2018年現在、ハリウッド実写映画化の話もありまだまだ熱が残っています。

ヒーローものが好きなひとやアメコミが好きなひとにおすすめの作品です。

 

進撃の巨人(2013年)

 

「その日人類は思い出した ヤツらに支配されていた恐怖を…」

 

進撃の巨人(2013年)
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

 

人を食べる巨人がすべてを支配する世界。

人類は巨人の餌となり、その脅威から逃れるため 高さ50メートルの巨大な『壁』を築きます。

壁の外の広い大地への出ることはかなわず、その自由と引き換えに巨人の侵略を防いでいました。

 

主人公は、壁外の広い世界を夢見る10歳の少年、エレン・イェーガー。

禁止されている本などで見たことのない海の知識などを得るなどとても好奇心が旺盛な少年です。

外に憧れを抱く次第にエレンは、仮初めの平和に満足し外の世界へ出ることを諦めた人々に違和感を覚え、その人たちを『家畜』と呼ぶようになります。

すっかり『壁』の中の人たちは巨人の脅威などを忘れたころ、その『壁』が今まで見たこのないクラスの超大型巨人に打ち破られ、『壁』の中へ巨人が侵入し100年続いた平和が打ち砕かれることとなりました。

エレンは巨人を駆逐するため調査兵団に入り過酷な運命と立ち向かっていきます。

 

原作コミックが累計6300万部を超えた「進撃の巨人」。

ついに、2017年春アニメにセカンドシーズンが放映開始されました!

衝撃的な終わり方をしたため、続きが気になっている方も多かったのではないでしょうか?

 

アニメが放映されて以来、 社会現象ともいえるほど人気がでました。

今では実写化の映画が放映され、ユニバーサルスタジオジャパンでも進撃の巨人の4Dアトラクションが登場し様々なメディアミックスが行われています。

この作品の魅力は巨人には様々な秘密があるということです巨人はどうして生まれたのか、巨人はどうして人を食べるのか、など明らかになっていないことがたくさんあります。

その秘密が知りたくて虜になってしまう人が多いのではないでしょうか。

コミックはかなり癖がある作風ですので、アニメから入ることをおすすめします!

より世界観やキャラを理解しやすくなるので、是非ともアニメをチェックしてみてくださいね。

 

キルラキル(2013年〜2014年)

 

「覚悟無き者は自分の涙も自分で拭えはしない。」

 

キルラキル(2013年〜2014年)
(c)TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会

 

今石洋之×中島かずきの最強タッグによる完全オリジナルアニメーション『キルラキル』。

女の子が主人公のアニメですが、女の子なのに容赦なく殴り、殴られます!

バトルシーン満載でスカッとしますよ。

 

キャラクターデザインを手掛けているのはアニメーターのすしおさんです。

すしおさんの描くキャラクターはとにかく活き活きとしていて、迫ってくるような迫力があります。

それに加えバトル、ドラマ、ギャグとストーリーも盛りだくさんで、実力派の声優さんがたくさん起用されていてとにかく熱量がすごいアニメです。

最後の最後まで目が離せない、そんな素敵な熱血作品です。

 

主人公の纏流子は父を殺した犯人を探し、唯一の手掛かりである片断ばさみを背負い彷徨うヤンキー少女です。

ある日流子の血によって目覚めたしゃべるセーラー服(鮮血)に出会い、流血によって特殊な力を得ます。

そして、同じく極制服という服によって力を持つ生徒が在籍する、本能寺学園に入学。

そこで流子は様々な部活動の生徒と決闘を行い、自分の父親の死の真相へと近づいていきます。

流子以外にも個性的なキャラクターがいっぱいで、眉毛が濃い生徒会長をはじめとする強敵の生徒会、ギャグ担当の友人のマコ、普段はさえないけどほんとはセクシィーな先生など紹介しだしたらキリがありません。

 

個人的には流子と同級生のマコとの関係がとっても微笑ましくて素敵です。

基本的にはマコは自分ワールド前回の天然なのですが、天涯孤独の流子にとってかけがえのない存在となっていきます。

流子はセーラー服の鮮血に血を吸わせることで変身できるのですが、変身後の姿は露出度が高くてエロい…!

ですが、熱い戦闘に目を奪われそんなことも気にすることがなくなりますよ!

とくにこの流子が変身するシーンの曲がかっこいいので気になった方はこのシーンだけでもチェックしてみてください!

 

アカメが斬る!(2014年)

 

「人が次第に朽ちゆくように、国もいずれは滅びゆく...千年栄えた帝都すらも、今や腐敗し生き地獄。人の形の魑魅魍魎が、我が物顔で跋扈する...天が裁けぬその悪を、闇の中で始末する...我等全員、殺し屋稼業...。」

 

アカメが斬る!(2014年)
(C)Takahiro/SQUARE ENIX

 

主人公のタツミは重税により苦しめられた生まれ故郷の村を救うため、帝都の兵士になり出世をして村を救おうと決意します。

幼馴染のサヨ・イエヤスと帝都に向かって村を旅立ちますが、道中で夜盗に襲われ離れ離れに。

 

帝都に一人辿り着いたタツミは、紆余曲折あって反帝国勢力である革命軍の暗殺舞台「ナイトレイド」に入ることになります。

最初は帝都の兵士になって出世をするつもりでしたが、諸悪の根元が帝都の大臣だということがわかり、反帝国勢力に加わることとなったのです。

 

基本的にはナイトレイドと帝国軍の抗争を描いています。

アクションシーンやバトルシーンが目白押しで、手に汗握る場面も多々ありますよ。

 

本来であれば暗殺という行為をする非人道的なナイトレイドですが、筆者は観ているうちに応援をしていました。

ナイトレイドの中での人間模様を観ていると感情移入しちゃいますね。

メインキャラクターたちは帝具という武器を使って戦うのですが、自分だったらどういう武器がいいか、どんな戦い方をするかなど考えてしまいました。

また、単なるアクション系の作品というわけではなく泣けるような感動シーンもありますよ。

 

ワンパンマン(2015年)

 

「またワンパンで終わっちまった...。」

 

ワンパンマン(2015年)
(C)ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部

 

ONEのweb漫画が原作のアニメです。

ワンパンマンは2011年までwebコミック投稿サイトの新都社に登録されていて、ときに1日2万回、累計1000万人以上が閲覧するというあまりの人気ぶりでした。

 

物語の主人公は就職活動に行き詰まった青年の「サイタマ」です。

ある日、怪人に襲われていた少年を助けたときに、かねてよりヒーローになりたいと思っていた自分を思い出し、就職活動を辞めてヒーローになることを決意します。

3年間もの間、頭髪を失うほどの過酷なトレーニングを行なった後、サイタマはとんてもなく強くなってしまいます。

それは、どんな相手をもたったの一発で倒せてしまうほど。

ヒーローにとっては強いことは良いことなのですが、あまりにあっさりと敵を倒すことが出来てしまうために、サイタマは戦いに対して無気力になっていきました。

 

アクション・バトルシーン満載で胸が熱くなるような作品です。

ときにクスッと笑ってしまうような面白シーンも含まれていますので、楽しんで見ることができると思いますよ。

個性豊かなキャラクターたちにも注目。

 

まずは一話を見てください。

そうすれば勢いよく次回を見続けてしまうはず!

 

うしおととら(2015年〜2016年)

 

「今、オレ達は...太陽と一緒に戦っている!」

 

うしおととら(2015年〜2016年)
(C)藤田和日郎・ 中村麻子

 

藤田和日郎の漫画が原作のアニメで、略称は「うしとら」です。

1990年〜1996年の間週刊少年サンデーにて連載されていた漫画なので、もう20年以上も前の作品になります。

長年の時を経て遂にアニメ化がされた作品であり、往年のファンからすると待ちに待ったアニメ化でした。

 

物語は、主人公の蒼月潮(通称うしお)が妖怪の「とら」と共に、最強最悪の大妖怪である「白面の者」と戦う様子を描くアクション・バトルアニメです。

うしおととらの出会いや、うしおの武器である妖怪退治の「獣の槍」を使ったアクションは必見です。

主人公と妖怪の絆を描きながら、旅の道中で出会うたくさんの登場人物との出会いが物語の終盤に差し掛かって行くにつれて収束する様もお見事。

笑いあり涙ありの壮大なアニメーションとなっています。

 

普及の名作なので、まだ見てない方は是非チェックしてください!

『ワンピース』のようにアクションやバトルがありつつ、たまに笑って、たまに泣ける、そんな素晴らしいアニメです。

 

僕のヒーローアカデミア(2016年~)

 

「ヒーローとは常にピンチをぶち壊していくもの!」

 

僕のヒーローアカデミア
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア制作委員会

 

堀越耕平先生の作品、「僕のヒーローアカデミア」は2018年2月現在週刊少年ジャンプで連載中です。

BLEACHやNARUTOなど大きなタイトルが終わってしまった後のジャンプを支える次代の作品と言えるでしょう。

 

世界中のほとんどの人が超能力を持つようになった世界。

その能力を個性と呼び、個性の悪用で人々の生活を脅かす存在をヴィランと称します。

ヴィランの脅威から人々を守るため、この世界ではある職業が人気なのです。

 

その職業とは、ヒーロー!

ヒーローは職業として認められていて、その中でもトップヒーローのオールマイトは希望の象徴。

そんなオールマイトに憧れヒーローを目指しているのが主人公の緑谷出久です。

 

出久は個性を持たない無個性でありながらも、ヒーローになる夢を捨てられないでいました。

ある出来事を境目に彼は個性を獲得し、ヒーローの卵が集まる憧れの雄英高校に入学。

幼馴染の爆轟や心優しい女の子麗日、委員長気質の飯田など、個性豊かなクラスメイトと共にヒーローとしての一歩を踏み出します。

 

この作品はとにかく王道少年漫画で毎回展開が熱い!!

主人公たちの年齢が高校一年生なので、彼らはどんどんヒーローとして育っていきます。

時には強敵に立ち向かいぼろぼろになりながらも、さらに上を目指す姿は本当にかっこいいです。

 

筆者はこの作品でよく耳にする「プルスウルトラ」という言葉が大好きです!

さらにその向こうへ!とその言葉を聞くと前向きな気持ちになれます。

 

2018年夏にはシリーズ初の映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」の上映が決定。

アニメ3期の放映も決まっているので長く楽しめる作品です。

 

血界戦線 TVシリーズ(2015年~2017年)

 

「君が光に向かって一歩でも進もうとしている限り!君の魂が真に敗北することなど!断じてない!」

 

血界戦線1
(C)2015 内藤泰弘/集英社・血界戦線制作委員会

 

マンガ原作のアニメ「血界戦線」はTVシリーズ第一期が2015年4月から、第二期「血界戦線&BEYOND」が2017年10月に放送されていました。

ある日、ニューヨークは一夜にして異世界と繋がってしまい、霧が充満する都市ヘルサレムズロッドへと変貌。

 

ヘルサレムズロッドには、人間以外に異形の生物がたくさん存在しています。

超常日常・超常犯罪が飛び交う地球上で、最も剣呑な緊張地帯となった街の均衡を守らんとする組織、秘密結社ライブラ。

主人公のレオナルドウォッチは、そのライブラにひょんなことから所属することに。

レオナルドは身体能力こそ非凡ですが、 神々の義眼と呼ばれる特別な目を持っています。

その目は強大な力を持つ人類の敵、吸血鬼の弱点を暴くことができるのです!

 

秘密結社ライブラには女ったらしで最低な先輩ザップ、いつも紳士で頼れるリーダーのクラウス、物理の壁をすり抜けることができる人狼のチェインなど個性豊かなメンバーが集まっています。

レオがライブラに入った理由の一つには、目と足が不自由な妹をどうにかして助けるために、神々の義眼について調べたいと思っているからでした。

妹思いのとてもやさしいお兄さんでもあります。

第一期は自分のことを幽霊だという女の子ホワイトとの出会いと別れ、そして第二期ではずっと会っていなかった妹との再開も描かれています。

 

筆者曰く「血界戦線」のコンセプトは技名を叫んでから殴る漫画。

アニメでも確かに先に技名を叫んでから攻撃しています。

それだけ聞いたらバトルアニメかー、と嫌煙してしまう人もいるかもしれませんが、実は「血界戦線」はすごくスタイリッシュでおしゃれなアニメなのです!

 

コミカルなシーンも戦闘シーンも泣けるシーンも盛りだくさんなのですが、それを支えている音楽がとても素敵です。

舞台となっているニューヨークで収録が行われたりとかなり本格的です。

ボーカル曲も用意されているので、気になった人は音楽だけでも聴いてみてくださいね。

 

Fate/EXTRA Last Encore(2018年)

 

「こたえよ、そなたが余のマスターか?」

 

Fate/EXTRA Last Encore 1
(C)TYPE-MOON/Marvelous,Aniplex,Notes,SHAFT

 

2018年から放送開始された「Fate/EXTRA Last Encore」。

Fateといえば、スマホゲーム「FGO(フェイトグランドオーダー)」が1200万ダウンロード達成と大人気のコンテンツです。

 

実はFateシリーズは派生が多く、今作の「Fate/EXTRA Last Encore」のその一つ。

フランシスドレイクや、ネロ、ロビンフッドなどのサーヴァントたちが活躍します。

 

「Fate/Zero」や「Fate/stay night」のアニメを制作していたのはufotableでしたが、今作のアニメはシャフトが担当。

監督は「化物語」シリーズなどを手掛けている新房昭之さんがつとめられています!

建物や演出など様々な場所でシャフトの特徴がみられ、他の作品とはまた違う良さを感じられますよ。

 

忘れ去られた月でひらかれるEXTRAの物語。

月に存在するあらゆる願いを叶える力を持った霊子コンピュータムーンセル・オートマトン。

そのムーンセル内につくられた霊子虚構世界「SE.RA.PH(セラフ)」での聖杯戦争。

128人のマスターが争い、たった1人だけが月の聖杯を手にすることができます。

 

主人公の岸浪ハクノは記憶を失ったまま、叶えたい願いも見つからないまま聖杯戦争に参加することに。

赤いドレスが印象的なサーヴァント、ネロと契約し戦いに挑みます。

SE.RA.PHは七層に分かれていて、それぞれの階層に都市が存在しています。

その都市にはフロアマスターがいて、フロアマスターを倒すことで次の階層へと登ることができるのです。

 

「Fate/EXTRA Last Encore」は原作ゲームとは異なる設定で、ストーリーや展開も全く別のものとなっています。

EXTRAシリーズを知らない人も知っている人も新たなストーリーを楽しむことができますよ!

 

主人公のハクはあまり感情を表に見せないキャラクターですが、フロアマスターたちと戦う過程で彼の考えや思いが少しずつ明らかになっていきます。

バトルシーンもかっこいいのですが、登場するサーヴァントや魔術師たちの心情が細かく描かれている作品です。

 

OPは西川貴教さんが担当し、EDは2.5次元の歌姫さユりさんが担当しており、とても豪華です!

どちらの曲も「Fate/EXTRA Last Encore」にぴったりなかっこいい曲になっています。

 

Cutie Honey Universe(2018年)

 

「パパにもらった命だもの、大事にしてる。」

 

キューティーハニーユニバース
(C)Go Nagai/Dynamic Planning-Project CHU

 

永井豪さんのマンガが原作のアニメ「キューティーハニー」が、2018年に「Cutie Honey Universe」としてリブート!

主人公の如月ハニーは聖チャペル学園に通う女子高生で、友人の秋夏子と一緒に学園ライフを謳歌しています。

 

一見ただの美少女かと思いきや、時にはバイクレーサーや歌手に変身。

その実体は犯罪組織”パンサークロー”と戦う愛の戦士キューティーハニーなのです!

 

「Cutie Honey Universe」ではハニーの声を坂本真綾さん・内田真礼さん・黒沢ともよさん・花澤香菜さん・ 田村ゆかりさん・ 三森すずこさんの計6人が演じ分けしています。

ハニーは空中元素固定装置を使って様々な姿に変身することができるので、変身後の姿によってそれぞれ声優さんが変わる豪華仕様になっているのです。

 

筆者は「キューティーハニーF」をリアルタイムで視聴していましたが、こちらは原作とはまた違って少女向けアニメとして制作されたものでした。

そのためパンツが見えるのは当たり前、ハニー以外の女の子のお色気シーンも満載の「Cutie Honey Universe」を見てびっくり。

かなりエロティックなシーンも多いので視聴するときは背後に注意ですよ!

最強で最嬌な女の子、ハニーの活躍が気になる人はチェックしてみてくださいね。

 

ゴールデンカムイ(2018年)

「殺してみろッ! 俺は不死身の杉元だ‼」

 

ゴールデンカムイ
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

 

日露戦争後の北海道を舞台とした、野田サトルの漫画「ゴールデンカムイ」がTVアニメ化!

このマンガがおもしろい!の2位にランクインされていた作品なだけあって、アニメ化を待っていた人も多いのではないでしょうか。

 

主人公の杉元佐一は不死身の杉元と呼ばれた日露戦争の英雄。

まとまったお金が必要で、除隊後は一攫千金を狙って北海道で砂金採りに明け暮れていました。

 

そんな折、現地で出会った中年男に、アイヌから奪われた埋蔵金の話を聞かされます。

さらに、埋蔵金の在りかを記した地図は、囚人たちの体に入れ墨として彫られていること知った杉元。

慣れない北海道の土地で、アイヌの少女アシリパと出会い利害が一致し共に行動することに。
 

「コールデンカムイ」ではアシリパの行動を通じて、当時のアイヌの暮らしや北海道の生態系を知ることができます。

筆者も何度か北海道に足を運んだことがあるのですが、そもそも地名が読めないなんてざらです。

ましてやアイヌのことなんてほとんど知りません。

 

作中ではアリシパがリスやアザラシなどの捉えた獣を調理するシーンが登場します!

あまりなじみのない動物を調理しているところも面白いですよ。

 

食文化のほかにもどのようにアイヌが暮らしているのかも知ることができるので、アイヌ文化に興味がある人にもおすすめできます。

ただし、「ゴールデンカムイ」は地図を手に入れるために人の皮を剥いだり結構残酷な描写が多いです。

筆者的には漫画よりもアニメは若干マイルドになっているように感じましたが、苦手な人は気を付けてくださいね。

 

メガロボクス(2018年)

 

「勝ちゃいいんだろ?俺はもう負けねぇよ。」

 

メガロボクス
(C)高森朝雄・ちばてつや/講談社/メガロボクスプロジェクト

 

未来を舞台にした、SFアニメ「メガロボクス」。

明日のジョー50周年を記念して制作されたアニメです。

 

メガロボクスとはギアテクノロジーと肉体を組み合わせて戦う新しいボクシングの名前。

ボクサーの体には機械が取り付けられ、その機械は人によって様々です。

 

主人公のジャンクドッグは地下のリングで戦うボクサー。

市民IDも持たず名前を持たない彼は、生活のため時には八百長試合の片棒を担ぐことも。

しかし、本当は全力で戦いたいと思っている熱い男です。

そんな中、メガロボクスの頂点を競う”メガロニア”というトーナメントが開かれることが決定します。

 

「メガロボクス」はいい意味で古臭い雰囲気を持った作品で、絵柄もごりっとしていて決して今風ではありません。

記念作品としてでなければ、作るのが難しい作品だったのではないでしょうか。

 

地下のリングで戦っていたジャンクドッグの前に現れた絶対王者のユーリ。

彼との出会いにより、ジャンクドッグはメガロボクストーナメント、メガロニアに参加するため立ち上がります。

この二人の緊張感のあるバトルに、筆者は思わず手に汗握りながら見ていました。

特に2話でジャンクドッグが自分の名前を決めるシーンがあるのですが、その演出がかっこいいのでぜひ見てください!

 

ユーリの声は安元洋貴さん、主人公のジャンクドッグは細谷さんが担当されています。

どちらの声優さんも低音で男らしい声なので、それぞれの役にぴったりだと筆者は感じました。

 

「あしたのジョー」50周年記念作品とだけあって、作品のところどころで「あしたのジョー」の流れを汲んでいると感じれる点があります。

しかし、それでいてまた新たな作品として成立しているので、「あしたのジョー」を知らない人にもおすすめの熱い作品です。

 

ルパン三世PART5(2018年)

 

「ハロー、アンダーワールド。」

 

ルパン三世part5
(C)TMS・NTV

 

誰もが一度は耳にしたことがある大怪盗ルパン三世!

今回の「ルパン三世 PART5」の舞台は現代のデジタル社会。

インターネットやモバイル端末などのデジタルガジェットを駆使する今までにない新しいルパン三世。

 

麻薬や銃など、非合法な物まで何でも買える闇のサイト”マルコポーロ”。

ルパン達はそのマルコポーロからデジタル通貨を盗み出すため、厳重に警備されている巨大サーバ施設へ侵入し、ある少女に出会います。

 

その少女は謎の天才ハッカー、アミ。

アミは自分を盗んでほしいとルパンに依頼し、それがきっかけで一緒に旅をすることになります。

 

一方で、SNSでは敵が仕掛けたルパンを探せゲームが流行。

世界中の人たちがルパンを追いかけます。

もちろん、おなじみの銭形警部も登場しますよ!

 

ルパン三世といえば映画「カリオストロの城」が有名で、筆者はどちらかといえばレトロなアニメのイメージを持っていました。

ところが、今回の「ルパン三世 PART5」をみて、ルパンは進化するんだと感じました!

 

ルパンが電気自動車に乗ったりSNSに動画を投稿したりと、今までにない新しさを見ることができます。

今までの映画やアニメシリーズを見ていない人も、今回の「ルパン三世PART5」だけでも十分楽しめる内容になっているので安心してください。

 

個人的には峰不二子(CV.沢城みゆき)ちゃんが歌っているエンディング曲がおすすめ。

峰不二子らしいセクシーな曲になっているので、ぜひ一度聞いてみてくださいね!

 

 

<ロボット/メカアニメまとめ>

 

ロボット/メカアニメまとめでは作品中にロボットが出てくるアニメをまとめていきます。

王道のロボットアニメ作品から、美少女がでてくるロボットアニメまで広くご紹介していきますよ。

メカや機械などが好きな人におすすめです。

 

マクロス7(1994年)

 

「俺の歌をきけぇ!!」

マクロス7
(C)1994 ビックウエスト/マクロス7製作委員会

 

ロボットもののアニメといえば、外せないのがマクロスシリーズ。

「マクロス7」はマクロスシリーズの中でも少し変わっていて、なおかつ熱量が高い作品です!

 

時代は西暦2045年、リン・ミンメイの歌により宇宙戦争を終結させた「マクロス」の35年後を描いています。

前作を見ていなくても作品としては独立しているため、マクロスシリーズが初めての人でも安心してみれますよ!

 

主人公の熱気バサラは”ファイヤーボンバー”というロックバンドのボーカル。

ピンク色の髪の毛のかわいい女の子のミレーヌとともにツインボーカルで歌っています。

 

バサラはかなり熱い男で、歌もパワフルです!

実は歌のパートは声優さんではなく、ロックミュージシャンの福山芳樹が担当されています。

女性も顔負けの音域でバサラの熱い思いを歌で表現。

 

もちろん、歌だけでなく戦闘シーンも見どころ。

熱気バサラは改造した戦闘機”ファイヤーバルキリー”にのって戦場へ。

バサラは戦うことはせず、戦場でお構いないしに歌を歌います。

歌で世界を救うのがマクロスシリーズの醍醐味ですが、バサラは作品中にほとんど実弾を打つことがありません。

 

有名なセリフ「俺の歌をきけ!!」は、のちに放送された「マクロスF」のシェリルのライブでの「私の歌をきけl」というセリフに形を変えて引き継がれています。

バサラがパワフルな歌声に対して、ミレーヌは柔らかい声質でどちらも素敵です。

ロボアニメなのに戦闘シーンだけでなくロックも楽しめる、それが「マクロス7」です。

 

新世紀エヴァンゲリオン(1995年〜1996年)

 

「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ...。」

 

新世紀エヴァンゲリオン(1995年〜1996年)
(c)カラー・GAINAX

 

聞いたことのない人はいないであろうエヴァンゲリオン。

日本アニメの一時代を築き上げた、庵野秀明の作品です。

1970年代の『宇宙戦艦ヤマト』、1980年代の『機動戦士ガンダム』と並び、1990年代を代表するアニメ作品です。

エヴァンゲリオンが、後のアニメブームの火付け役にもなりました。

 

セカンドインパクトという、世界人口の半数がいなくなってしまうほどの大災害が起きた15年後の西暦2015年が部隊となっています。

内容は巨大な謎の生命体である「使徒」と国連軍の闘いを描いたものです。

国連軍直属の特殊機関である「NERV」は、汎用ヒト型決戦兵器・人造人間である「エヴァンゲリオン」を開発し、そのパイロットとして主人公の碇シンジが選ばれることに。

シンジのエヴァンゲリオンに乗ることへの葛藤や、その後の心情が細かく描写されています。

 

とにかく内容が濃く、アニメシリーズが終わった後に物議を醸し出して賛否両論を巻き起こすほどでした。

非常に濃すぎて理解が追いつかない箇所も出てくるかもしれません。

 

2006年には、エヴァンゲリオンのアニメシリーズをリビルド(リメイク)する形で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ4部作の制作が発表され、2007年に第1作の『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』が発表され、2009年までに三部作が公開されています。

4部作目は未だ公開日は未定となっているので、待ち遠しいですよね。

 

交響詩篇エウレカセブン(2005年〜2006年)

 

「エウレカが側にいてくれたら、どんなことでも背負っていける。そんな気がするんだ。」

 

交響詩篇エウレカセブン(2005年〜2006年)
(C)2005 BONES/Project EUREKA

 

ボンズが制作したSF要素の入ったロボットアニメです。

あまりにも名作なので、名前を聞いたことのある人は多いかもしれませんね。

 

舞台はスカブ・コーラルというサンゴのような大地が覆われた世界。

スカブ・コーラルにはトラパーという粒子が大気中に漂っていて、主人公のレントン・サーストン(14歳)はトラパーの波に乗って空を飛び回る「リフ」というスポーツにハマっていました。

リフをしながら毎日を過ごしていたレントンの家に、ある日突如としてニルヴァーシュという軍事用の人型ロボットが墜落します。

ニルヴァーシュの中からエウレカという少女が出てきて、その出会いがきっかけとなって後にレントンはエウレカの誘いを受けてゲッコーステイトという武装組織に入団することに。

 

レントンの旅立ちから成長過程を描いたアニメです。

アニメは全50話ある大作ですが、観て損をさせないような内容ですよ。

 

そして、2017年には新劇場版三部作『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が公開予定です!

これは楽しみでなりません。

 

コードギアス 反逆のルルーシュ(2006年)

 

「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ。」

 

コードギアス 反逆のルルーシュ(2006年)
©SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design©2006 CLAMP・ST

 

世界唯一の超大国神聖ブリタニア帝国は日本にある地下資源サクラダイトを巡って対立し宣戦布告、日本に侵攻しました。

その結果日本はブリタニアに占領され、日本という名前を失い「エリア11」と呼称されます。

日本人は「イレヴン」と蔑まれ、自由を奪われることとなりました。

ブリタニアは「ナイトメアフレーム」と呼ばれる人型のロボット兵器により世界の3分の1を支配下に収めます。

 

日本侵攻から7年後ブリタニア人でありながら、ブリタニアに恨みを持つ少年、主人公のルルーシュ・ランペルージは謎の少女C.C.(シーツー)から、「ギアス」という力を与えられます。

「ギアス」は他人に自分の命令を強制することが出来、ルルーシュは持ち前の頭脳と「ギアス」の力を使いブリタニアを倒すことを決意します。

ルルーシュは仮面で素顔を隠し、「ゼロ」と名乗り、日本を独立させるために自称正義の味方「黒の騎士団」を結成します。

 

黒の騎士団は、ルルーシュの知略とギアスの力、そして日本のゲリラやその支援者たちの協力を得て、ブリタニアに対抗しうる力を得ていきます。

コードギアスはとにかく中二病患者を続出させるダークな世界観がかっこいい作品です。

ルルーシュは一見イケメンで頭もよく、少し自信家なところがあり鼻につきそうなキャラに思えるのですが、実は妹思いであったり、弱い立場の人を思いやれる優しい人です。

 

作品の中ではナイトメアと呼ばれるロボットが登場するのですが、特に「黒の騎士団」の紅月カレンが乗っている紅蓮弐式というナイトメアが個人的におすすめです!

2017年はコードギアス10周年の年になります。一度は完結した「コードギアス反逆のルルーシュ」ですが、公式から続編が制作されることが発表されました。

コードギアスを見た人の感想の中では第2期の最終回でまだ続きがあるのではないかとずっと噂されていましたが、10年たって新作の第3期の決定が決まるなんて改めてすごいアニメですね。

2017年に3章からなる総集編が公開されますので、こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

 

天元突破グレンラガン(2007年)

 

「俺たちは、一分前の俺たちより進化する。 一回転すればほんの少しだけ前に進む。それがドリルなんだよ!!」

 

天元突破グレンラガン(2007年)
(C)GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会

 

今石洋之が監督を務め、「ドリル」を主眼に置いた構成に加えて、中島かずきが「進化と宇宙での象徴である螺旋」というテーマに乗せて脚本を書いたアニメです。

主人公シモンの成長過程と巨大ロボットを描いたロボットアニメで、小さな子供から大人までも楽しめる作品になっています。

 

このアニメは一言でいうと「ドリル」に尽きます。

ドリルを構成の中心に置いて、ここまでストーリーを作ることができるのは純粋にすごいなと思いました。

アニメ中のセリフはどれも熱いものばかりです。

 

余談ですが、アニメの名前に使われている「天元」という言葉は、万物生育の根源という意味があり、その他には囲碁の碁盤の中央を意味したりします。

アニメの中でもドリル、螺旋、回転などの中心や中央を表すキーワードが数多く散りばめられ、中央突破や爽快感を念頭に置いていると思われます。

その通りで、観ていると爽快感抜群の気持ち良いシーンが満載ですよ。

 

アニメシリーズの他には、2008年に「劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇」が、2009年には「劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇」が公開されています。

もうアニメの方は観ちゃったという方は、是非とも合わせてご覧くださいね。

 

機動戦士ガンダムOO(2007年〜2008年)

 

「俺がガンダムだ!」

 

ガンダム00
(C)創通・サンライズ

 

武力介入によって、世界の戦争を根絶させるのが目的であるソレスタルビーイング。

メインとなるのはソレスタルビーイングに所属しているガンダムパイロットの4人。

 

ガンダムマイスターたちの声優を務めるのは、宮野真守さん三木眞一郎さん、神谷浩史さん、吉野裕行さんの4人。

いずれも女性に人気のある声優なので、ガンダムシリーズといえども女性の人気も高い作品です。

キャラクターデザインも高河ゆんさんが担当されており、スタイリッシュでかっこいいですよ!

 

今までのガンダムの王道から少し外れ、主人公たちが世界を相手に戦う内容になっています。

ガンダムマイスターのセツナ、ロックオン、アレルヤ、ティエリア。

彼らは互いをコードネームで呼び合い、高性能のガンダムに乗って戦争や内乱を鎮圧。

それぞれに戦争を根絶したいと思うきっかけとなった過去を持ち、話が進むにつれ紐解かれていきます。

 

ファーストシーズンとセカンドシーズンが放映され、セカンドシーズンは前作から4年後の世界。

ガンダムマイスターたちの見た目の成長を楽しむことができます。

ガンダム00は劇場版も放映され、また10周年を記念し続編が制作されることが決定!

戦争根絶や新たな人類”イノベーター”などこれまでとはまた違った視点で切り込まれた作品です。

 

アルドノア・ゼロ(2014年〜2015年)

 

「戦争は利益が発生しないなら起こらない。」

 

アルドノア・ゼロ(2014年〜2015年)
(c) アルドノアゼロ

 

TROYCAがA-1 Picturesと共同制作するオリジナルロボットアニメ。

ストーリー原案は『魔法少女まどかマギカ』を手掛けた虚淵玄です。

この作品は地球人の伊奈帆、火星の姫アセイラム、そして地球人でありながら火星に住むスレインの3人を中心として、様々な人たちの思惑が絡み合っていきます。

 

かつて人類は火星に眠っていたハイテクノロジーを発見し、バース帝国を建設。

一度火星が地球に侵略を行いましたが、アクシデントが起こり火星は撤退し地球は一時的な平和を手にしました。

そんな中、バース帝国のアセイラム姫が地球に憧れを抱き、和平を結びたいと地球へやってきます。

しかし、アセイラム姫は陰謀に巻き込まれ地球と火星の戦争が起こってしまいます。

 

火星は資源に乏しく、自然豊かな地球へ土地と資源を求め火星の騎士たちが次々と地球へ上陸します。

その騎士たちが乗るロボットは姿が見えなかったり、分身を作ったりととても地球の軍では太刀打ちできそうにない高性能のロボットです。

これらは王族のみが起動できるアルドノアドライブを搭載しており、火星が発展する元となった、もっとも大きな力です。

 

しかし、主人公貝塚伊奈帆のたぐいまれなる観察眼と知識により、この火星の超高性能のロボットを次々と倒していきます。

伊奈帆はクールというかほとんど感情を表に出すことがなく悟りを開いているといった方が彼を表現できるかもしれません。

知識がかなり豊富で、アセイラム姫やスレインと違って理性的に物事を判断して動きます。

 

特に彼は戦争に対して「いいえ。戦争は国家間の交渉の手段でしかない。憎まなくても戦争は起こる。 どうしても手にいれたい領土、資源、利権、思想や宗教やプライドやそれらの目的をめぐって戦争は起こるだからその目的が果たされれば、戦争は終わる。」と答えており、戦争が憎しみだけで行われるのではないと私たちに真実をつきつけます。

 

物語の結末を含め、アルドノアゼロはそれぞれが持つ考え、正義、相手の考えを知らなくてすれ違い、知っていても相手を思うあまり進んでしまう正義など、人間の持つエゴであったり、また戦争そのものについて考えることができるアニメです。

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(2015年)

 

「あー、いいよ。昔さ、オルガが言ってた。死んだ奴には死んだあとでいつでも会えるんだから、今生きてる奴が死なないように精一杯できることをやれって」

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(2015年)
(c)創通・サンライズ・MBS

 

誰もが知っているであろうガンダムシリーズのロボットアニメ作品であり、略称は鉄オル。

アニメのキャッチコピーは「いのちの糧は、戦場にある。」となっています。

 

本作品はガンプラ好きに見られるいわゆる従来のファン層というよりかは、新世代の若年層をターゲットとした予備知識のいらないガンダム作品となっています。

筆者はこれまでのガンダムシリーズを見たことがなかったのですが、鉄オルから初めてガンダムを見初めて面白いと思いました。

初めてガンダム見るよって人にもおすすめできるロボット・メカアニメです。

 

監督は長井龍雪が務め、メインスタッフには 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 で一緒にメインスタッフを担当した岡田麿里が起用されています。

2017年には第2期も放映され、全部で第50話までの見応えある大作となっています。

ロボット同士が衝突するアクション・バトルシーンなど見所満載ですよ!

 

不思議とガンダムを見るとガンプラまで欲しくなってしまうんですよね。

おもちゃ屋さんに行くとついついガンプラコーナー見てしまうようになります。

 

マクロスΔ(2016年)

 

「聞かせてあげる女神の歌を!」

 

マクロスΔ 1
 (C)2015 ビックウエスト/マクロスデルタ製作委員会

 

5人の歌姫が登場する新しいマクロス!

マクロスシリーズ7作目の「マクロスΔ(デルタ)」は5人の歌姫が登場するSFロボットアニメ。

 

時代は前作の「マクロスF(フロンティア)」から7年後の時代です。

マクロスといえば”歌”と”三角関係”、”戦闘”が重要な要素。

歌で世界を救う、素敵なアニメです!

 

西暦2067年、人間が我を失い凶暴化する奇病”ヴァールシンドローム”が猛威を振るう銀河辺境の地。 

対抗手段として結成されたのは、戦術音楽ユニットワルキューレ。

謎が多いミステリアスな三雲、リーダーのカナメ、ハッキングが得意なチームの彼女たちは、ヴァールシンドロームの症状を歌で鎮めるため、星々を駆けめぐりライブ活動を行っています。

 

ヒロインの1人であるフレイヤは、ワルキューレに憧れを抱いていたかわいい女の子。

彼女は試験を見事パスしてワルキューレの一員に!

感情が高ぶると頭についているハートの形をしたルンがぴかっと光ります。

 

三雲はワルキューレメンバーの中で唯一歌パートを歌手がつとめているキャラクター。

圧倒的な歌唱力というキャラクター設定で抜擢されたのはJUUNNAというアーティストでした。

JUNNNAは当時14歳で、マクロスシリーズ最年少。

しかし、そのパワフルな歌声は年齢を感じさせない迫力と魅力があります!

主題歌のいけないボーダーラインをはじめとしたキャッチーで元気になれる曲がたくさんアニメでは披露されます。

 

ワルキューレの曲は今までのマクロスシリーズとは違い、5人で歌っているためまた違った雰囲気で新しいなと感じました。

ちなみに映画「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」は2018年に上映予定。

アニメシリーズをベースとして再構築したお話になっていますよ!

 

ダーリン・イン・ザ・フランキス(2018年)

 

「見つけたよ、僕のダーリン。」

 

ダーリンインザフランキス1
(C)ダーリン・イン・ザ・フランキス制作委員会

 

「キルラキル」など熱量の高いアニメを制作してきたTRIGGERと「 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。   」など生み出したA-1Picturesの共同制作アニメです。

 

移動型の都市がいくつもある世界で、叫竜と呼ばれる敵が度々人や都市を襲います。

そんな叫竜と戦う人型ロボットフランクス。

フランクスに乗れるのは子供たちだけ。

 

子供たちは「パパ」と呼ばれる大人たちによって性的な情報を意図的に隠され、限られた場所で生活しています。

名前代わりに番号を与えられた少年少女たちが、どのように生きていくのかが気になります。

 

フランクスに乗れるのは選ばれた子供だけと言いましたが、フランクスには必ず男女一組で乗る必要があります。

そして、その男女のパートナーの相性が悪ければフランクスを動かすことができなくなる場合も。

 

主人公のヒロは適正があり、試験もパスしているのにもかかわらず、実機を動かすことが出来ず悩んでいました。

そんな中、角を持つ少女ゼロツーと出会います。

ゼロツーと3回以上フランクスに乗ると死んでしまうという噂が流れる中、それでもフランクスに乗れるなら構わないと彼女を選んだヒロ。

ゼロツーもヒロをダーリンと呼び、パートナーとして二人はフランクスに乗り込みます。

 

「ダーリンインザフランキス」はアニメの演出の一環で画角を変えるシーンがあります。

筆者はアニメではあまり見られない演出かなと感じましたし、画角を変えたシーンはかなり印象的で記憶に残っています。

 

他にもEDの「トリカゴ」は乃木坂46を彷彿とさせるような素敵な楽曲で、見てほしい箇所は盛りだくさんです。

コミカライズでは矢吹健太郎さんが作画を担当して話題となっていますよ!

ロボットアニメ好きだけでなく、少年少女やパートナーなどのキーワードが気になる人にもおすすめのアニメです。

 

 

<SF/ファンタジーアニメまとめ>

 

SF/ファンタジーまとめでは、近未来や現実世界とは異なる世界観のアニメをまとめていきます。

魔法や竜、エルフといった異種族が出てくる作品や異世界転生など、ファンタジーの世界観が好きな人におすすめです。

 

少女革命ウテナ(1997年)

 

「世界を革命する力を!」

 

少女革命ウテナ
(c)ビーパパス・さいとうちほ/小学館・少革委員会・テレビ東京

 

さいとうちほ先生の漫画が原作の「少女革命ウテナ」。

海外からの人気も強く、劇場版や舞台化などメデイアミックスも多く実施されている作品です。

 

主人公の天上ウテナは幼い頃に両親を亡くし、絶望の淵に立っていたところを”王子様”に救ってもらいます。

気高さ美しさを忘れずにいたら、薔薇の刻印が導いてくれるだろうという言葉を残し消えた王子。

 

ウテナはスカートではなくズボンを履き、あの王子様のようになりたいと男の子よりもかっちょいい女の子に成長します。

学園で”薔薇の花嫁”とよばれ不思議な魅力を持つ少女姫宮アンシーに出会い、世界を革命する力を手に入れるための決闘に巻き込まれることに。

 

「少女革命ウテナ」は物語がシュールで難解な展開、比喩や影絵を多用した演出、重力を無視した舞台、様式美のオンパレードでかなりクセの強い作品となっています!

筆者は監督の幾原邦彦さんに会ったことがあるのですが、作品同様不思議な雰囲気を持っている方でした。

 

革命や世界の果て、薔薇の花嫁などかなり印象的なワードが多い作品。

ですが、これらが具体的に何を示しているのかは明確にされません。

抽象的な部分も多いため、受け手側によって感じ方が変わります。

一方で、兄妹愛や同性愛、友情、様々な人間の関係とその心を描いていてそれぞれのキャラクターの魅力が十二分に引き出されています。

個人的にはアンシーの兄である鳳暁生さんが好きなのですが、どのキャラも個性的で魅力がありますよ!

 

「少女革命ウテナ」は1990年代に放送された作品で、その時代を代表する作品です。

今から視聴しても色褪せないアニメとなっています。

 

鋼の錬金術師(2003年〜2004年)

 

「おまえの手は人を殺す手じゃない。人を生かす手だ。」

 

鋼の錬金術師(2003年〜2004年)
(c)荒川弘/SQUARE ENIX

 

荒川弘の漫画が原作となっているアニメで、略称は「ハガレン」です。

『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2001年から2010年もの間連載されていました。

単行本の方は27巻まで発売されており、累計発行部数はなんと6,000万部を突破しています。

この数字は、スクウェア・エニックスが発行しているものでは最高記録を樹立しているのです。

 

物語は19世紀の産業革命期のヨーロッパがモチーフにされており、錬金術師が存在する異世界ファンタジーアニメです。

主人公の兄・エドワード(エド)と弟・アルフォンス(アル)のエルリック兄弟は、錬金術師として腕を磨いていきます。

 

亡くなってしまった最愛の母親を蘇生するため、錬金術師の禁忌である人体錬成を行うも失敗してしまう。

その代償として、エドは左脚を、アルは全身を失ってしまうことになります。

エドはアルを失うことを恐れ、自分の右腕を代償として父親の甲冑にアルの魂を転移させることに成功します。

二人は失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出ることに。

 

続きは是非ともアニメをご覧ください!

2017年12月1日(金)には、実写版の映画『鋼の錬金術師』が公開予定となっていますよ。

 

東のエデン(2009年)

 

「ノブレス・オブリージュ、あなたが素敵な救世主たらんことを。」

 

東のエデン
(C)東のエデン製作委員会

 

「東のエデン」の原作・監督は攻殻機動隊を手がけている神山健治氏です。

本作はバブル崩壊後の日本が舞台となっているサスペンス・アクション作品。

この国の”空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語となっています。

 

日本にミサイルが降り注いだ”うかつな月曜日”。

死者は出なかったものの、これからどうなってしまうのかという不安の空気が日本を包みます。

 

そんな日本を救うために選ばれたのが12人の”セレソン”。

セレソンは100億円の電子マネーがはいった携帯、そしてそのお金を使っておおよそどんなことも叶えてくれるジュイスというシステムの2つを与えられます。

ヒロインのサキは、旅行先にて記憶喪失の青年である滝沢朗と出会い、セレソン同士の衝突に巻き込まれていきます。

 

バブルが崩壊して久しいですが、未だに日本は未来への不安を抱えています。

作中ではニートが重要なキーワードとして取り上げられたりと、生々しさがあり内容は濃いです。

 

「東のエデン」は社会派アニメですが、キャラデザを「ハチミツとクローバー」の作者羽海野チカさんが担当していて、可愛らしいデザインとなっています。

シリアスな部分とコミカルな部分、サスペンス、恋愛など様々な要素が絶妙な塩梅で組み込まれています。

考察をしながらアニメを見るのが好きな人にはぴったりの作品。

ちなみに、劇場版ではTVシリーズの続編を描かれているので合わせておすすめします。

 

化物語(2009年)

 

「お前が明日死ぬのなら僕の命は明日まででいい。お前が今日を生きてくれるのなら、僕もまた今日を生きていこう。」

 

(c)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 

原作は西尾維新によるファンタジー小説です。

化物語を始めとした西尾維新ライトノベルシリーズは「物語シリーズ」と呼ばれています。

ファーストシーズンは「化物語(上・下)」「傷物語」「偽物語(上・下)」「猫物語(黒)」となっており、メインは主人公である阿良々木暦の視点で物語が進んでいきます。

そして、セカンドシーズンは「猫物語(白)」「傾物語」「花物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」から成っており、メインはファーストシーズンに登場するヒロインの視点で物語が進んでいきます。

さいごに、ファイナルシーズンは「憑物語」「暦物語」「終物語(上・下)」「続終物語」の5巻から成っています。

 

作者である西尾維新は「とにかく馬鹿な掛け合いに満ちた楽しげな小説を書きたかった。」と言っているように、小説やアニメ作品の大半は登場人物同士の会話にフォーカスされています。

その点で非常に見る人を選ぶ作品のため、化物語は好き嫌いがはっきりと別れる作品だと思います。

 

筆者の場合は、会話中のギャグやユーモアの効いたところが多々出てくるのも好きですが、何より作風がおしゃれで良いと感じます。

所々実写の風景や活字、CGなど、他のアニメ作品には観られないような演出をしており、ここは監督の新房昭之らしさが出ていますね。

個人的にはだらだらとアニメを観たいときには良いなと思える作品です。

 

また、エンディングテーマのsupercellによる「君の知らない物語」は名曲です!

化物語を観たことがない人でも、もしかしたら聞いたことのある人はいるかもしれません。

 

魔法少女まどか☆マギカ(2011年)

 

「僕と契約して魔法少女になってよ!」

 

魔法少女まどか☆マギカ(2011年)
©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS

 

主人公鹿目まどかには大好きな家族、両親と幼い弟がいました。

親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんなどこにでもある日常を過ごしていたまどかですが、 ある日彼女に不思議な転校生との出会いが訪れます。

転校生としてやってきた美人の暁美ほむらは、文武両道、才色兼備で注目を集めます。

まどかは彼女と『夢の中であったような…』と既視感を覚えます。

 

放課後カフェでいつも通りの何気ない会話を楽しんでいたまどかですが、帰り道で『助けて』という声が聞こえてきます。

その声の主を探すと猫のような、ウサギのような白い動物が血まみれになっているのを発見します。

その動物はキュゥべえと言って、彼と契約することで魔法少女になることができるのです。

魔法少女とは、どんな願い事でも1つ叶えることと引き換えにキュゥべえと契約を結び、魔女と戦う使命を課せられた存在です。

魔女は魔法少女が願いから生まれるのと逆に、呪いから生まれるものです。

 

この世界の原因不明の自殺などは魔女が振りまく呪いによって行われているとされています。

まどかはどんな願い事をかなえるためにではなく人の役に立ちたい、人を脅かす魔女を倒したいという思いで魔法少女になることを決めます。

この作品は魔法少女という題材とそれに加え可愛いキャラクターデザインで一見女性向けのアニメに思えるかもしれませんが、実はそういった印象と裏腹にその世界観は心をえぐられるような深い内容のアニメになっています。

 

脚本を虚淵玄が務めており、キャラクターデザインとのギャップから放映前から話題となっていました。

私も最初の感想は可愛い作風だな、と思っていましたが、実際見てみるとその印象は覆されました。

それぞれの魔法少女が自分の願いを叶えるために魔法少女になり、その結末を見届けるまで目が離せないアニメです。

1クールと長くない作品ですが、オリジナル作品としてストーリーがしっかりしているので、十分楽しめると思います。

また、劇場版は前後編で公開されており、前編はテレビアニメの総集編、後編が書き下ろしのオリジナルストーリーとなっていますので、こちらもチェックしてみてくださいね!

 

輪るピングドラム(2011年)

 

「僕の愛も、君の罰も、すべて分け合うんだ」

 

輪るピングドラム
(C)イクニチャウダー/ピングループ

 

少女革命ウテナや美少女セーラームーンシリーズを手がけた幾原邦彦監督のアニメ「輪るピングドラム」。

”生存戦略”をテーマに描かれたアニメで、パチスロにもなっている人気作品です。

 

2クールの作品ですが、1クール目と2クール目でずいぶんと印象が違うので、日常パートできってしまった人もぜひ最後まで見てもらいたいです!

音楽もシーンに沿って一つ一つ作られているなど、制作側のこだわりが強いのも魅力となっています。

 

中心となるのは高倉陽毬と兄の高倉昌磨と高倉冠葉の3人。

二人の兄は病弱な妹を支えながら、3人で暮らしています。

 

思い出の水族館で倒れた陽毬はそのまま息を引き取り、絶望の縁に立たされた二人。

しかし、ペンギンの帽子をかぶった妹が目を覚まし、ピングドラムを探せと命令します。

二人の兄は妹を生かすために、ピングドラムを探すことに。

 

兄弟にしか見えない不思議なペンギン、帽子に宿る謎の存在、運命を乗り換えることができる呪文が書かれた日記をもつリンゴなど、穏やかな日常から緩やかに非日常へと引き込まれていきます。

「少女革命ウテナ」もそうなのですが、日常にありえないことが当たり前に起こるのが幾原邦彦監督の作品には多いです。

 

「輪るピングドラム」は地下鉄サリン事件がモチーフとなっていると言われていますが、この作品は決して気味の悪いものではありません。

他者とのつながりが複雑になってきたこの社会で、どう”生存戦略”するのかという愛の物語になっています。

独特な雰囲気を持っている作品なので、見る人を選ぶかもしれませんが、ただ刺さる人にとってはかけがえのない作品になると思います。

 

マギ(2012年)

 

「前に進むって...決めたじゃねえか!!!」

 

マギ(2012年)
(c)大高忍/小学館・マギ製作委員会・MBS

 

大高忍の漫画が原作となっているアニメです。

ストーリーはイスラム世界における説話集である『千夜一夜物語』がモチーフになっています。

アラジン、シンドバッド、アリババなど、登場キャラクターの名前も『千夜一夜物語』から採用されています。

また、そこからアニメの話数のカウントの仕方も「第○夜」となっているのです。

アラビアンナイトを見たことのある人であれば、元ネタがわかって面白いと感じる場面も少なくないでしょう。

 

マギの概要は、シンプルに言うと主人公のアリババとアラジンが魔法の世界で成長していく物語です。

深いストーリーの中にもギャグ的な要素も織り込まれているので、楽しく見ることができるアニメですよ。

 

ソードアート・オンライン(2012年)

 

人が一人で死ぬ、なんてことはあり得ない。人が死ぬときは、他の誰かの中にいるそいつも同時に死ぬんだ。

 

ソードアート・オンライン(2012年)
(c)川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project

 

川原礫のライトノベルが原作のアニメ。

ソードアート・オンライン(Sword Art Online)の略称はSAOです。

 

物語は2022年、βテストが完了したVRMMORPG「ソードアート・オンライン」という仮想空間が舞台となっています。

約1万人ものユーザーがSAOを楽しんでいた時、SAO開発者であり、SAOのゲームマスターであ茅場晶彦がプレイヤー達の前に現れました。

茅場はSAOのルール説明をするのですが、その内容は下記の通りとなっています。

 

  • SAOからの自発的なログアウトは不可能
  • SAOから脱出する方法は最上部の第100層のボスを倒してゲームクリアすることだけ
  • SAOで死んだ場合は現実世界の自分も死ぬ

 

こんなに理不尽な状況下において、主人公であるキリトは最上部を目指して果敢に戦っていきます。

近未来ファンタジーですが、アクションやバトルシーンが満載です。

また、恋愛要素もあるため楽しみやすいアニメですよ。

設定勝ちのアニメと言えます。

 

2017年には『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が公開されました。

気になる方は合わせて劇場版もチェックしてみてください。

 

PSYCHO-PASS サイコパス(2012年〜2013年)

 

「楽観だろうと選ばなければ実現しない。社会が人の未来を選ぶんじゃないわ。人が社会の未来を選ぶの。私は、そう信じてる。」

 

PSYCHO-PASS サイコパス(2012年〜2013年)
(C)サイコパス製作委員会

 

『踊る大走査線』の監督として知られている本広克行と、アニメ制作監督の塩谷直義が共同企画でスタートしたアニメです。

元々は現代版のパトレイバーを作ろうという話が出ていたみたいなのですが、まどマギのメインストーリーライターである虚淵玄が入ったことで、今のサイコパスとなる原型ができたようです。

 

時代は西暦2112年の日本で、発達した社会が描かれています。

人々の心理状態や性格はシビュラシステムによって数値として計られるようになり、すべての人間がシビュラシステムによって人生を決められていました。

そして、犯罪に関する犯罪係数を表す指標がサイコパスと呼ばれ、その数値がある規定値を超えれば潜在犯として法に裁かれるようになっていました。

 

よりクリーンで平和な社会を実現するため、厚生省管轄の警察組織である公安局の刑事たちが奮起する物語です。

公安局が使用する特殊拳銃のドミネーターがまたかっこいいんですよ。

 

正義とは何なのか、人々の幸せとは何なのかを深く考えさせられるようなアニメです。

推理要素もあるので、考えながらアニメを見たいという人にとってはハマりやすいかもしれません。

 

新世界より(2012年〜2013年)

 

新世界より
(C)貴志祐介・講談社/「新世界より」製作委員会

 

貴志祐介著の小説が原作のSFアニメ「新世界より」。

1000年後の未来が舞台のSF作品で、原作は日本SF大賞にも選ばれています。

 

現代の茨城県の南端に位置する、人口3000人ほどの町・神栖66町。

未来といっても人々の暮らしは昔さながらの自然と調和した世界。

コンクリートやビルなど現代的な要素がほとんどなく、村や掟、田んぼなど日本の昔話のような雰囲気の世界観です!

 

そんな未来に住む人々は、みんな”呪力”を使うことができます。

呪力はサイコキネシスなどいわゆる超能力のことを指し、一定の年齢になれば発動します。

 

人類はバケネズミというネズミの化物を使役し日々を暮らしています。

メインとなるのは幼馴染の5人。

同じ学校に通う彼らの成長を描いたストーリーです。

 

実は「新世界より」はキャラデザの可愛さとは裏腹に鬱展開が待っている作品。

はじめは5人の学園生活の様子が描かれますが、次第にいつ人々が能力を使えるようになったのかなど世界の秘密が解き明かされていきます。

 

主人公のさきは好奇心が旺盛で正義感が強く、社会の違和感や秘密に足を踏み入れていきます。

知ってしまうとゾッとするような秘密もあり、目の前の常識が本当に正しいものであるかを改めて考えさせられる作品です。

 

有頂天家族(2013年〜2017年)

 

「面白きことは良きことなり」

 

有頂天家族
©森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族2」製作委員会

 

京都が舞台となっているアニメ「有頂天家族」の原作は、森見登美彦さんの小説です。

森見登美彦さんは、京都を舞台とした作品を得意としている作家さんなので、京都をよく知っている人は見たことある!という場所がたくさん登場するのではないでしょうか。

 

主人公はたぬきの弥三郎で、普段は人に化けて人に混じって生活をしています。

天狗のお師匠様や、男装の麗人の母、蛙の姿に化けたまま井戸に住む兄など、個性的なキャラクターが登場します。

 

登場するのは天狗やたぬきなど不思議な存在ばかりですが、もしかしたらほんとにいるのかもしれないと思わせてくれるような素敵なファンタジー作品です。

家族を思いやる心や、矢三郎の恋の行方など気になることはたくさん!

小説が苦手な人も、気軽に森見登美彦さんの作品に触れることができるのでおすすめです。

 

魔王と勇者 まおゆう(2013年)

 

「この我のものとなれ、勇者よ」

 

まおゆう魔王と勇者
(C)2013 Touno Mamare/PUBLISHED BY ENTERBRAIN,INC./Projectまおゆう

 

人間と魔族が存在する世界。

勇者は人類を救うために魔王の城へ乗り込み、戦いを挑みます。

しかし、城にいたのは”魔王”である魔族の綺麗な女性でした。

 

魔王は勇者に自分のものになってほしいと交渉を持ちかけます。

彼女が望むのは魔族と人類の戦争を終わらせ、その先にあるまだ誰も見たことがない”丘の向こうがわ”。

その願いを叶えるため、勇者も力を貸すことになります。

 

「まおゆう」は2chで公開されていた即興小説が元ネタです。

作品の特徴として、人物の名前が出てこないことが挙げられます。

みんな名前はメイド、商人、勇者、女魔法使いなど職業名で呼ばれているのです!

アニメを観ていても、登場人物が多すぎて名前を覚えられないということがないので、ストーリーに集中することができます。

 

魔王は非常に魅力的な女性です。

豊富な知識を活かして人間の暮らしを豊かなものに変えようと努力し、それを勇者がサポートします。

 

魔王や勇者などが登場するファンタジー世界のお話ですが、人間社会の成り立ちについて学ぶことができますよ。

例えば、農作物の生産効率を上げるための知識を授けたり、食糧難の対策としてじゃがいもの苗を育てたり。

現代がどのようにして豊かになっていったのかがわかる、非常にリアリティのある内容になっています!

 

終盤にある”人間宣言”は、自分で考え行動する大切さを改めて実感することができる感動シーンです。

「魔王と勇者 まおゆう」はちょっと毛色が変わったアニメを見たい人におすすめ!

まるでずっと前から一緒にいる夫婦のような魔王と勇者のやりとりも必見です。

 

境界の彼方(2013年)

 

「不愉快です。」

 

(c)鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会

 

鳥居なごむによる日本のライトノベル(通称ラノベ)が原作です。

特殊能力を持つ「異界士」が、人間に害を及ぼす「妖夢」と戦うダークファンタジーアニメとなっています。

アニメ制作はあの京都アニメーション。

 

主人公は半妖夢で不死身の体を持つ神原秋人。

ヒロインは妖夢討伐を生業とする異界士の栗山未来。

そんなあるきっかけで出会い、二人は様々な事件に巻き込まれていきます...。

 

ファンタジー要素満載でまどマギが好きな人には刺さりやすいかもしれません。

京アニ作品が好きな方は言わずもがなですね。

バトルやアクションシーンも見ものですよ。

 

余談ですが、個人的にはヤキイモという美月といつも一緒にいる妖夢が好きです。

あなたもヤキイモの可愛さに癒されるはず!?

 

また、2015年には境界の彼方の過去篇と未来篇の劇場版が公開されました。

本編を観た方はアニメ映画の方もチェックしてみてください!

 

東京喰種トーキョーグール(2014年)

 

「僕は自分を見失わない。それが僕の戦い方だ。」

 

(C)石田スイ/集英社・東京喰種製作委員会

 

見た目は人の姿をしながらも、人の肉を食べて生きていく喰種(グール)をテーマにした作品です。

コンセプトはダーク・ファンタジーとなっているので、グロテスクな表現もアニメ中には出てきます。

グロかったり残酷な描写が苦手な人にはあまりおすすめできないかもしれません。

 

主人公の大学生であるカネキは平凡な生活を送っていたが、小説がきっかけでデートをするようになった女性リゼに襲われてしまいます。

実はリゼはグールでカネキを食べるために歩み寄ったのです。

カネキがリゼに襲われている最中にリゼの頭上から鉄骨が落下し、二人は病院に緊急搬送されます。

リゼは命を落とし、カネキはリゼの臓器移植を受けたことで何とか命を取り止めることができました。

しかし、リゼの臓器移植を受けたことで、カネキは半分人間で半分グールになってしまうのです。

そんな半グールになったカネキの苦悩や葛藤をことごとく詳細まで描いたのが本作品となっています。

 

登場人物の様々な想いが交錯します。

また、グールと人間の衝突には目が離せません。

見ている人はグールか人間どちらかに肩を寄せて見入ってしまうと思います。

 

灰と幻想のグリムガル(2016年)

 

「骨折りボーイのくたびれ冒険やったなあ。」

 

灰と幻想のグリムガル(2016年)
(c)2016 十文字青・オーバーラップ/灰と幻想のグリムガル製作委員会

 

十文字青のライトノベルが原作のファンタジーアニメです。

スクウェア・エニックス発行の『月刊ガンガンJOKER』で連載されました。

 

物語は、主人公のハルヒロが目を覚ますところから始まります。

しかし、ハルヒロは自分の名前以外のことは何も思い出すことができません。

そして自身と同じような境遇に陥っている12人がいて、目覚めた場所はグリムガルというところであった。

 

ハルヒロたちの前に現れたのは「義勇兵団レッドムーン」という事務所の案内人。

そこで、ハルヒロたちはグリムガルで生き残っていくためには義勇兵として戦わなければならないということを伝えられます。

 

ハルヒロが考え事をしている中、レンジは優秀そうなメンバーを集めてパーティーを組み始めました。

残ったハルヒロを含むメンバーたちで、致し方なくパーティーを組むことに。

義勇兵として戦うことを選んだ人間たちには、過酷な現実が待っているのでした。

 

グリムガルの見所は何と言っても「仲間」の良さ、素晴らしさを感じられるところです。

本作を見終わったことには周りの友人を大切にしようと改めて気付かされます。

 

そして、可愛い女の子にも注目です!

筆者はユメが一押しですね。

実際そんなに小さいわけではないですが、ちっぱいと関西弁がたまりません。

 

甲鉄城のカバネリ(2016年)

 

「カバネリ。人とカバネの狭間にあるもの。」

 

甲鉄城のカバネリ(2016年)
(c)カバネリ製作委員会

 

『進撃の巨人』を手がけたWIT STUDIOが制作したアニメ作品で、ゾンビもののダークファンタジーです。

アニメのキャッチコピーは「死んでも生きろ」「貫け、鋼の心を」が採用されています。

 

舞台は噛んだ人間をゾンビにしてしまう怪物・カバネに覆い尽くされた世界です。

理性と人格を持ったカバネのことを「カバネリ」と呼びます。

極東の島国・日ノ本においては、カバネに支配されないために駅と呼ばれる砦を作り、駅間を装甲蒸気機関車で往来することで安全な生活を送っていました。

 

カバネとの戦闘シーンは迫力満点!

アクション・バトル要素もあるので見ていて楽しいです。

 

劇場版も公開されており、2016年12月31日に『甲鉄城のカバネリ 総集編 前編 集う光』が、2017年1月7日には『甲鉄城のカバネリ 総集編 後編 燃える命』が上映されました。

2017年冬にはDMM GAMESからゲームが発売される予定となっており、注目されているアニメとなっています。

 

Re:ゼロから始める異世界生活(2016年)

 

「諦めるのは簡単です...。でも、スバルくんには似合わない。」

 

Re:ゼロから始める異世界生活(2016年)
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

 

Re:ゼロから始める異世界生活(通称リゼロ)は、元々は長月達平によるライトノベル作品です。

主人公の高校生ナツキスバルが、突如として異世界に転生するファンタジーアニメとなっています。

 

ある日コンビニ帰りに異世界に転生したスバルは、手には特に武器と思しきものは持っていなかったので、数々のピンチに見舞われます。

それを助けてくれたのがヒロインのエミリアです。

密かに助けてくれたエミリアに対して恋心を抱いたスバルは、恩返しとしてエミリアの探し物を捜索するため行動を共にすることに。

 

このエミリアとの出会いが後にどのような事態を引き起こすことになるのでしょうか。

続きは是非アニメをご覧になってください!

 

数多くの人物と出会い、そして成長していく物語です。

多少はギャグ要素も含まれている箇所があるので、ファンタジーものに疎い人でも観やすいアニメだと思いますよ。

パックみたいな精霊がほしい。

 

宝石の国(2017年)

 

「先生が大好きだから、助けたいんです」

 

宝石の国
(C)2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

 

「宝石の国」は今から遠い未来、不死の身体をもつ人の形をした宝石たちの物語です。

宝石には硬さを示す硬度というものがあります。

 

主人公のフォスフォフィライトは、硬度が三半と非常に脆い性質の宝石。

その脆い性質とは裏腹に、おてんばで口ばかりが達者な甘えん坊の末っ子です。

 

そんなフォスフォフィライトに宝石から慕われている先生は博物誌作成の仕事を任せます。

宝石たちは死ぬことはなく、長い時間を生き続ける存在。

 

しかし、そんな宝石たちにも脅威となる存在がいます。

それは月からやってくる月人。

彼らは仏像のような姿をしていて、言葉を離さず正体は不明。

時折地上に降りてきては宝石たちに攻撃を仕掛け、月へと攫っていきます。

 

宝石たちは攻撃されて砕けても、破片さえあれば傷跡を残すことなくくっ付けることが可能です。

それゆえか、怪我を恐れることなく武器を手に月人に立ち向かっていきます。

 

「宝石の国」ではラピスラズリやダイヤモンドなど有名な宝石も登場しますが、アンタークチサイトやフォスフォフィライトといった普段は耳にしないような宝石もたくさん登場します!

アニメでは3DCG技術が使われていて、月人との激しい戦いが繰り広げられるシーンは圧巻です。

 

筆者は初めはその質感に慣れなかったのですが、宝石のつるっとした肌を表現していると考えると、3DCGの独特な雰囲気が受け入れられるようになりました。

フォスフォフィライトの声を担当されている黒沢さんが、”フォスは「めんどくさい」とか言うんですけど、疲れもしないし痛みも感じない存在が「めんどくさい」って言うなんて、どういうことなんだろうと考えました。”とコメントしていて、そこまで考えてお芝居をされていることに驚きました!

 

市川春子さんの描く世界は独特で、手塚治虫賞をとった「虫の声」や「25時のバカンス」といった短編集が発売されています。

「宝石の国」は市川春子さんの初の長編コミック。

初めて読んだとき、筆者は今まで以上にSF色が強く感じられる作品だなと思いました。

登場するキャラクターたちは男とも女ともわからないような描き方になっています!

「宝石の国」の単行本発売記念の際には動画が制作されており、テレビアニメシリーズとはまた違った雰囲気の「宝石の国」を楽しむことができますよ。

 

幼女戦記(2017年)

 

「あれは幼女の皮をかぶった化け物です。」

 

幼女戦記1
(C)カルロ・ゼン・KADOKAWA刊/幼女戦記製作委員会

 

原作の小説がシリーズ累計300万部突破の大人気戦記ファンタジー「幼女戦記」。

帝国軍人として活躍する主人公のターニャ・デクレチャフは、見た目は可愛い幼女。

しかし、デクレチャフは神の暴走により幼女へと生まれ変わることとなった日本のエリートサラリーマンなのです。

 

転生した先は、第一次世界大戦と第二次世界大戦が混ざったような時代の帝国。

フランスやドイツなどヨーロッパに似た、初めて世界大戦を経験する世界が舞台となっています。

文化や歴史などどこか既視感のある世界なのですが、大きく違う点は魔法技術が存在することです。

 

可愛い容姿とは裏腹に、ライン戦線の悪魔と呼ばれる幼女。

力を持たないか弱き存在であるはずの幼女ですが、デグレチャフは自分に魔力があることを知るや否や軍人学校へ進学。

今度は帝国軍人のエリートとなるため策を張り巡らせていきます。

神を存在Xと称し、理不尽な目にあっても存在Xに噛みつかんとする態度はまさに悪魔です!

とても愛らしい容姿と反して、時には非情な命令を下すギャップがたまりません。

 

冒頭で説明したように舞台は世界大戦に突入する時代。

帝国が世界を征服するというシチュエーションはかつてのドイツを彷彿させます。

後方で安全に高見の見物を決めたいデグレチャフの意思とは反し、戦火は広がり、激化の一途をたどります。

このデグレチャフがどこまで神に抗えるのか、この世界の歴史はどうなるのかがすごく気になる作品です。

 

魔法使いの嫁(2017年~2018年)

 

「あの人が待ってる場所に帰ろう」

 

魔法使いの嫁1
(C)2017KORE YMAZAKI/MAG GARDEN・MAHOYOME PARTNERS

 

主人公の羽鳥チセは、夜の愛し仔(スレイ・ベガ)と呼ばれる存在。

本来は魔力を多く保有する体質のため、魔術師にとっては便利な存在とも言えます。

ところが、人ならざるものが見えたり不思議な事が起きてしまうため、気味悪がられ家族からも捨てられ親戚をたらいまわしにされていました。

 

そんな中、チセはイギリスに渡り自分自身をオークションにかけます。

チセをオークションで買ったのは、異形の魔法使いエリアス。

エリアスのもとでチセは魔術師としての訓練を始めることに。

自然と共存して生きる魔術師の在り方は徐々にチセの心の傷を癒していきます。

いつかはお嫁さんにするために弟子にしたというエリアスに翻弄されながらも、お互いが必要な存在であることを学びます。

 

イギリスといえば妖精の伝説が多くある地域です。

「魔法使いの嫁」ではケンタウロスやリャナンシー、妖精などファンタジーに登場する生き物がたくさん登場します。

 

世界の美しさを知る為の物語と紹介されていて、原作のマンガだけでも十分に素敵な作品なのですが、アニメになることによって音楽や声が付き、より一層魅力的な作品になったと筆者は感じました。

2クールにわたって放映されているので、ほぼ原作通りに作られています。

人ならざる存在、魔法などファンタジーが好きな人にはぜひおすすめしたい作品です。

 

魔法少女 俺(2018年)

 

「私は、桃拾ちゃんが好きー!」

 

魔法少女俺
(C)毛魂一直線・ふゅーじょんぷろだくと/魔法少女俺製作委員会

 

主人公の卯野さきは、売れない駆け出しアイドルユニット"マジカルツイン"の一人。

相方の御翔桜世の兄は、トップアイドルユニット” STAR☆PRINCE”の御翔桃拾(もひろ)。

 

さきは幼馴染で、大好きな桃拾に少しでも近づきたくて頑張っている女の子なのです!

桃拾の為なら何だって出来る、“大切な人を守りたい”という願いによって、 魔法少女へと変身したさき。

 

しかし、その姿は予想もしないものでした!

なぜか変身すると、衣装は可愛いのに筋肉隆々の男の子になってしまうというとんでも魔法少女になってしまったさき。

さらに相方の桜世まで魔法少女に…!?

 

筆者はマンガの表紙を見たことがあって、てっきり男の子が魔法少女に変身するのかなと思っていましたが、逆パターンでした。

好きな人の前で筋肉隆々な男になり女装(?)するはめになるなんて誰が想像したでしょうか…。

 

かわいいマジカルステッキも見た目だけでただの鈍器だったり、マスコット的キャラクターと言い張るやつの見た目が完全にやくざのおじさんだったり。

さきが「こんなの全然マジカルじゃないよ…」と嘆くのもわかります。

 

「魔法少女 俺」はBL的要素もGL的要素も盛り込まれていて、魔法少女の概念をとことん壊してくるカオスなギャグ作品。

絵がとても綺麗なだけに、魔法少女(?)が戦っているときは画がキツいと感じるときもあります。

ツッコミどころが多すぎて、放送中は逆に頭をからっぽにしてみることができるギャグアニメなので、気分をリフレッシュしたいときにおすすめです。

 

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン(2018年)

 

「頑張ろうね、ピーちゃん!」

 

ソードアートオンライン オルタナティブ ガンゲイルオンライン
(C)時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project

 

大人気ソードアートオンラインシリーズのスピンアウト作品「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」。

ガンゲイルオンラインは、アニメの中出てくるVRゲームのタイトルで、テレビシリーズ第2期でもガンゲイルオンラインは登場しています。

銃と硝煙けぶるハードな世界観のゲームで、主に対人戦がメインとなっていますよ。

 

今作のアニメの主人公はキリト君ではなく、レンという小柄な女の子。

レンはガンゲイルオンラインをはじめたばかりの初心者で、全身ピンク色の装備が特徴的です。

装備は黒やカーキなど保護色になる色が主流ですが、おしゃれをしたい!という気持ちから思い切って全身をピンクにカスタム。

そんなレンがチーム対抗バトルロイヤル”スクワットジャム”に参加することになります。

小柄な体で、早い足を最大限に利用したトリッキーなバトルが楽しめます。

 

実は「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」の原作を書いているのは時雨沢恵一さん。

時雨沢恵一さんは「キノの旅」等を書いている作家さんで、銃器に詳しいことでも有名です。

 

今までのソードアートオンラインはキリトが主人公で、彼はゲームの中で最強なキャラクターでした。

そのため、レンが慣れないゲームで慌てている姿は新鮮に見えるかもしれません。

スピンオフ作品なので、「ソードアートオンライン」シリーズを見ている人はもちろん、この作品だけでも楽しめるのでFPSゲームが好きな人にもおすすめのアニメです。

 

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(2018年)

 

「そんな、嘘だろ…レベル30だなんて、それ弱くね?」

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
(C)むらさきゆきや・講談社/異世界魔王製作委員会

 

ゲームで魔王やってたら、異世界に召喚された!?

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」はライトノベル原作のアニメ。

 

主人公の坂本拓真はMMORPGクロスレヴェリにおいて、他プレイヤーから魔王ディアヴロと呼ばれていた。

ゲームでは最強ですが、現実の彼は引きこもりでコミュ障。

ある日、彼はゲーム内の魔王の姿で異世界へと召喚されてしまいます。

 

最近のアニメに多い、異世界に転生する、主人公はチートという王道を抑えた作品。

召喚したのはエルフと猫耳の少女達で、彼女たちと異世界を旅することになります!

 

主人公はへたれなのですが、魔王キャラとして行動するので意外と行動は大胆。

心の声と行動がちぐはぐなのが面白いです!

 

女の子も可愛いキャラクターが多くて、ちょっと…背後を気にしたほうがいいエロいシーンもありますよ。

異世界ものが好き、美少女が好き、最強主人公最高!という人におすすめのアニメです。

 

はたらく細胞(2018年)

 

「人間の体の中には、約37兆5億の細胞たちが今日も元気に働いている。」

 

はたらく細胞
(C)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction

 

これはNHK番組…?と思うくらいためになる、アニメそれが「はたらく細胞」です。

清水茜さんの作品で、月間シリウスにて連載されているコミックが原作となっています。

 

赤血球や白血球など人体の細胞を擬人化した作品。

主人公は酸素や二酸化炭素を運んでくれる赤血球の女の子。

まだ新人の赤血球なので、おっちょこちょいなところが可愛らしいです。

声優は人気女性声優の花澤香菜さんでイメージにぴったり!

 

一方、白血球はウィルスから体を守ってくれるクールでかっこいい細胞です。

見た目も白血球は真っ白、赤血球は真っ赤でわかりやすいキャラデザになっていますよ。

 

その他にも魅力的な細胞がたくさん登場。

細胞の擬人化ってなんだ…一体どんなアニメなんだと思う人もいるかもしれません。

 

実は意外とバトルシーンが多いアニメなんです!

何故かと言うと、細胞は毎日私達の体をウィルスなどの敵から守るために働いてくれているからなのです。

 

バトルシーンではどういった菌が存在するのか、体にどんな影響を及ぼすのかなどかなり丁寧に説明してくれますよ!

見ているだけでも勉強になるおすすめのアニメです。

 

ファントムインザトワイライト(2018年)

 

「我々は、人間の恐怖や不安から生まれる。」

 

ファントムインザトワイライト
(C)2018 Happy Elements AP

 

「ファントムインザトワイライト」は、人狼やヴァンパイアなどが登場するオリジナルアニメ。

実はハッピーエレメンツが原作・企画を担当。

ちなみに、ハッピーエレメンツは「あんさんぶるスターズ」など女性向けのゲームアプリを作っている会社です!

もしかしたらスマホゲームとしても登場するかもしれませんね。

 

主人公は中国人の女の子のトァン。

元気が良くて、自分の意志が強いタイプです。

ハッピーエレメンツが中国系の会社なので、主人公が中国人なのはその影響でしょうか。

 

トァンは大好きなおばあちゃんが住んでいたロンドンへ、親友と共に留学のためにやってきます。

しかし、初日から荷物をひったくられてしまい、無くしたものを探すおまじないの紙飛行機に導かれある喫茶店へ。

そこで出会ったウェイターたちはおばあちゃんの古い知り合いで、しかもただの人間じゃない!?

ヴァンパイアや人狼、キョンシー、ゴーストなど種族は様々。

 

彼らは影と呼ばれる存在で、狼男や吸血鬼など、人ならざるもので同じ影の存在で人に害をなすものを退治しています。

主人公であるトァンもまた不思議な能力を持っていて、様々な事件に巻き込まれることに。

 

「ファントムインザトワイライト」はlよくある恋愛シュミレーションゲームのアニメ化とは少し異なります。

ゲームが原作としてあると、アニメのストーリーが少しいびつになってつまらなく感じてしまうことがありますが、「ファントムインザトワイライト」はアニメが原作なので、ストーリーの骨組みがしっかりとできていると感じました。

主人公の声を担当する花澤香菜さんをはじめ、他のメンバーも櫻井孝宏さんや杉田智和さん、諏訪部順一さんなど豪華声優陣が起用されています。

 

「ファントムインザトワイライト」はLINEコミックで漫画が連載中!

漫画とアニメどちらも合わせて楽しめる女性向けのアニメとなっています。

 

 

<ホラー/サスペンスアニメまとめ>

 

思わずゾクッとしてしまうような怖い描写があったり、観ていて展開にはらはらドキドキしてしまうようなアニメをご紹介します。

日常に刺激を求めている人におすすめです。

 

DEATH NOTE(2006年〜2007年)

 

「幸せになる権利、それは皆に平等にある。いや、なくてはならない。それは他の人間を攻撃したり、陥れたり、ましてや殺す事で得るものではない。互いの幸せの邪魔をすることなく互いの権利を尊重し、個々の幸せを求めていくのが人間同士のあるべき姿。」

 

DEATH NOTE(2006年〜2007年)
(c)大場つぐみ・小畑健/集英社

 

大場つぐみの漫画が原作のアニメです。

漫画で読むと文字量がものすごく多くて、読むのに慣れていなければ1巻に1時間近くかかることもあるかもしれません。

その分、テレビアニメ版のデスノートであれば受動的に情報が入ってくるのでとっつきやすいです。

 

物語は秀才高校生の夜神月(やがみライト)が、名前を書けばその名前が書かれた人を死なせることができるという「デスノート」を用いて、犯罪者たちを殺しながら理想の世界を作ろうとしていくというものです。

しかし、世界一の名探偵・Lを筆頭に、ライトの思惑通りにいかせないよう阻止しようとします。

両者の頭脳戦が面白いアニメ。

 

常に考えながら見入ってしまいます。

後は、もしも自分がデスノートを持っていたらどうするかというしょうもないことを考えながら見てしまいます。

 

デスノートの構成やセリフを考えるのは相当大変だったのではないかと思います。

特に思考を巡らせながらアニメを見たいという人におすすめです。

 

School Days(2007年)

 

「やっぱり...、嘘だったんじゃないですか...。中に誰もいませんよ。」

 

School Days(2007年)
(c)STACK・School Days製作委員会 2007

 

オーバーフローが販売していた「School Days」というアダルトゲームが原作になっています。

榊野学園高等学校を舞台に、主人公の伊藤誠とメインヒロインである桂言葉と西園寺世界の三角関係を描いた学園アニメです。

しかし!ただの学園アニメではありません。

これは間違いなくホラーアニメです。

 

とにかく主人公の伊藤誠が最低な人間として描かれています。

もう言葉にならないほど根本的におかしな人間です。

 

ドロドロの人間関係を描き切り、最後には衝撃的な結末が待ち構えています。

アニメ一衝撃を受けた作品です。

 

筆者はこのアニメを見た後にとても気分が沈みました。

身震いするような戦慄を体感した方は、こっそり見ることをおすすめします。

性的な表現やグロい描写が出てきますので、苦手な方は見ないようにしてくださいね。

 

STEINS;GATE(2011年)

 

「全てに意味があった。無駄なんて、一つもなかった。俺はもう恐れない。恐れてはいけない。犠牲にしてきたたくさんの想いに報いるためにも。この瞬間に立つことができた俺に、誇りと自信を持つ。そして必ず到達するのだ。未知の世界線『シュタインズゲート』へ」

 

STEINS;GATE(2011年)
(C)2011 5pb./Nitroplus 未来ガジェット研究所

 

元々はゲームソフトだったシュタインズゲート(略してシュタゲ)。

基本的にはゲームのストーリーに忠実にアニメ化がされています。

 

大学生の岡部倫太郎を中心に、仲間の橋田至や椎名まゆりたちは秋葉原を拠点に研究開発に勤しでいました。

そして、研究サークルの名前は「未来ガジェット研究所」で、研究所のメンバーは「ラボメン」と呼んでいました。

開発を続けている中で、タイムリープマシンを作ることに成功し、それが原因となって岡部たちはタイムマシンの秘密を探る集団に命を狙われるようになってしまいます。

 

現実に起こる様々な困難を回避するために、タイムマシンを使って岡部が奮闘する物語です。

厨二病ちっくだけど何事にも全力な岡部はかっこいいですし、展開には毎回はらはらさせられます。

観ていると先が気になってしょうがなくなるようなアニメです。

アニメの最初はダレがちですが、回を重ねるごとに伏線も回収して面白くなっていきます。

 

笑える要素も、恋愛要素も含まれていて欲張りなアニメです。

2013年には劇場版も公開されていますので、アニメが観終わった人はそちらもご覧くださいね!

 

氷菓(2012年)

 

「わたし、気になります!」

 

氷菓(2012年)
(c)米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会

 

米澤穂信の小説である古典部シリーズを原作にしたアニメ作品です。

アニメの制作は京都アニメーションが担当しています。

神山高校を舞台に、廃部寸前の古典部に入った男女4人が、33年前に起きた事件の真相に迫る青春学園ミステリー。

 

物語の見始めは退屈に思う人もいるかもしれませんが、丁寧に謎が解かれていく描写は面白いですよ。

ファンタジー要素がないので、ちょっと地味な作品です。

 

氷菓を見る際は、受動的にアニメを見るという感じではなく、自分も一緒に謎解きをするぞという気概を持って観ると楽しめるのではないかと思います。

主体的にアニメを観ることで、これまで感じなかったような面白さに気付けるかもしれません。

 

LUPIN the Third - 峰不二子という女(2012年)

 

LUPIN the Third -峰不二子という女
©TMS

 

ルパン三世シリーズの中でも異色の作品になる「峰不二子という女」。

鉛筆で書いたような独特なタッチのオープニングでインパクトがあります。

「峰不二子という女」はルパンたちではなく、峰不二子が主役のアニメです。

 

ルパン三世といえばコミカルなイメージがありますが、「峰不二子という女」はミステリー・サスペンスの要素が強いです。

実は時系列でいうと、一番古い時代に当たる作品。

ルパンや次元、五右衛門、銭形警部たちの若かりし頃で、ルパンたちはまだチームを組む前。

そこもまた新鮮です。

 

アルメイダ伯爵と呼ばれるフクロウの顔を持つ謎の人物、そして様々な謎。

ダークで耽美な世界で描かれるルパン三世シリーズになっていますよ!

 

峰不二子はセクシーでミステリアスな女性。

ダークで大人な演出とシナリオで、峰不二子の魅力に深みを出してくれています。

ちょっと過激すぎるところもあるので、人を選ぶ作品ではありますが、だからこそハマる人にはたまらない作品です。

 

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation(2013年)

 

「お仕置きターイム!」

 

(C)Spike Chunsoft Co., Ltd./希望ヶ峰学園演劇部

 

原作は2010年にスパイクより発売されたPlayStation Portable用のゲームソフトです。

舞台は希望ヶ峰学園で、超高校級と称された何かしらの能力に一際秀でた高校生だけが集められて「卒業するためには仲間を殺すこと」というミッションの元に、次々と殺人事件を学級裁判をすることにより解決していくという推理系のアドベンチャーゲームが主体となっています。

シナリオは「希望」と「絶望」の二軸で構成されており、予測を裏切るようなどんでん返し系の要素もあってアニメでも楽しむことができますよ。

 

卒業すれば人生の成功が約束されるという希望ヶ峰学園に集まった超高校級の学生たちは、モノクマという謎のキャラクターによりとんでもない学園生活のルールを告げられます。

それは「学園の中で一生暮らし続けること、外に出たければ誰か他の生徒を殺さなければならない」ということです。

モノクマから伝えられたこの一言が、デスゲームの始まりでした。

 

初代ドラえもんの声で知られる大山のぶ代さんがモノクマの声優を務めたことでも話題となりました。

ドラえもんとのキャラのギャップがあまりにもすごくて笑ってしまいます。

 

殺し合いが起きる度に学級裁判が開催され、生徒による投票で犯人とされた人物はおしおき(公開処刑)を食らうことになっています。

仮に本物の犯人ではない人物がクロと判定された場合、クロとされた人物は卒業をすることになり晴れて学園から出られることに。

しかし、その場合はクロ以外の全員がおしおきを食らうことになります。。

 

はらはらドキドキする展開に驚かされること間違いなし!

あなたも学級裁判の度に犯人を推測しながらご覧ください。

個人的には超高校級のギャルである江ノ島盾子が好き。

 

デス・パレード(2015年)

 

「いらっしゃいませ。クイーンデキムへようこそ。」

 

デス・パレード(2015年)
(c)立川譲/「デス・パレード」製作委員会

 

元々は『デス・ビリヤード』というタイトルでアニメミライ2013のアニメ映画作品として公開されていました。

デス・パレードはデス・ビリヤードのテレビアニメ版として制作されたのです。

 

舞台は「クイーンデキム」というバーがメインです。

クイーンでキムのバーテンダーを務めるのはデキムという無愛想な男。

 

各回では訳も分からぬまま二人の人間がクイーンデキムに訪れ、デキムから生き残るためには「命を懸けてゲームをして頂きます。」ということを告げられます。

クイーンデキムには出口がないため、迷い込んだ人間たちは仕方なくデスゲームをするのです。

 

とにかく世界観がすごくて話に引き込まれます。

基本的には各回で完結するような話ばかりなので、つまみながら観ても楽しめるような作品となっています。

 

はたして、デキムがデスゲームを行う理由とは何なのか?

デスゲームの果てにどのような結末が待っているのか?

その真相は本アニメをチェックしてみてください!

 

僕だけがいない街(2016年)

 

「未来は常に白紙だ。自分の意志だけがそこに足跡を刻める。」

 

僕だけがいない街(2016年)
(c)2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会

 

通称「僕街」と呼ばれています。

内容はタイムリープのできる再上映(リバイバル)という能力を持つ藤沼悟が、自分や身の回りの人の不幸を回避するために、過去と現在を行き来するサスペンスアニメです。

リバイバルは自分の意志によって出来るものではなく、ふとした瞬間に訪れます。

そして、リバイバルをした後は事件や事故の起こる原因を取り除くまで、何度もタイムリープしてしまうという厄介な能力でした。

 

過去と現在を行ったり来たりしながら、事件や事故を解決していく様は観ていて気持ちが良いです。

衝撃のラストシーンは必見です!

考えたり推理をしながらアニメを見るのが好きな人には特におすすめですよ。

 

余談ですが、アニメ放映期間中は、筆者の周りでは友達との別れ際に「したっけ!」と言うことが流行りました。

どんな意味かはアニメを観てのお楽しみです。

 

ストーリー展開に終始はらはらさせられること間違いなし!

アニメ化直後の2016年3月には実写映画も公開されるほどの人気ぶりでした。

 

オカルティック・ナイン(2016年)

 

「幽霊?いるわけないっしょ」

オカルティック・ナイン
(c)Project OC9/Chiyo st.inc.

 

オカルト好きには絶対見てほしい作品「オカルティック・ナイン」!

この作品は「シュタインズゲート」や「カオスヘッド」を生み出してきた、超常科学アドベンチャーズシリーズの一つ。

オカルトってもしかしたら本当にあるかもしれないっていうところが面白いですよね。

 

主人公の我聞悠太は高校2年生の男の子。

一攫千金狙いのオカルト板まとめ系アフィブログ“キリキリバサラ”を運営しています。

オカルトを科学でぶったぎる趣旨ブログのはずなのに、徹底的にマニアックでおかしな同志たちが大集結。

超爆乳のりょーたすやブラコン黒魔術師の女の子、予知夢が見える同人作家など出会うはずのなかった彼らの運命が不思議と交差。

次々と不可解な事件が起きていきます。

 

「オカルティック・ナイン」に限らず超常科学アドベンチャーズシリーズの面白いところは、エンディングに近づくにつれていろんな伏線が回収されていくところです。

ただ、この作品は1クールしかないので、ばたばたっと最終回を迎えてしまうのが少し残念に思います。

 

そうとはいえテンポはかなり良く、ちょっと新しい作品に手を出したい人にはおすすめです。

ちょっと猟奇的なシーンもありますが、ホラーとは少し毛色が違うのでオカルト好きにはたまらないネタがいっぱい詰め込まれていますよ!

 

 

<歴史/戦記アニメまとめ>

 

歴史にまつわるアニメや、史実を絡めたアニメをご紹介していきます。

アクションやバトルシーンを含むアニメが多数含まれています。

 

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(1996年〜1998年)

 

「大事なものを失って...身も心も疲れ果て...けれど、それでも決して捨てることが出来ない想いがあるならば、誰が何と言おうとそれこそが君だけの唯一の真実。」

 

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(1996年〜1998年)
(c)和月伸宏/集英社

 

和月伸宏の漫画が原作となっている歴史アニメです。

略称は「るろ剣」で、アニメ映画化や実写化もされており、大変人気な作品となっています。

しかし、当時は歴史アニメを人気にさせるのは難しいと考えられていました。

 

舞台は明治時代初期の日本。

ストーリー自体は基本的にオリジナルではありますが、実際に生きていた人物や史実もところどころ絡めています。

 

主人公は「人斬り抜刀斎」として幕末に人々に恐れられた伝説の剣客である緋村剣心で、明治維新後は「不殺(ころさず)」心に誓って流浪人として全国を旅していました。

その道中、仲間や宿敵たちとの出会いを通じて、自らの生き方を模索していく物語です。

とにかく剣心がかっこいい!

 

アニメのオープニングはJUDY AND MARYの「そばかす」です。

世代の人は聞くだけで懐かしい気持ちになるはず。

 

キングダム(2012年〜2013年)

 

「大将軍になりたいと言いましたね、童(わらべ)信。 ゆっくり目を開き、目にするモノをよォく見てみなさい。敵の群れを。敵の顔を。そして味方の顔を。天を地を。これが「将軍」の見る景色です。」

 

(c)原泰久・集英社/NHK・NEP・ぴえろ

 

原作は原泰久の漫画で、週刊ヤングジャンプの人気作品となっています。

単行本の累計発行部数は2000万部を突破しており、その人気の高さが伺えますよね。

 

舞台は中国の春秋戦国時代。

中国西方にある国・秦の田舎町で「信」と「漂」という二人の孤児がいました。

そして、二人は大将軍になるという野望を持ちながら、毎日のように剣の修行に明け暮れていました。

ここから先の続きは、是非ともアニメをご覧になってください!

 

見ていて非常に胸が熱くなる良作です。

信が成長していく姿は必見。

 

昭和元禄落語心中(2016年〜2017年)

 

「なんもねぇから、あすこへ行くんだ」

 

落語心中
©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

 

落語のために生きる落語家の一生を描いた作品「昭和元禄落語心中」。

雲田はるこさんのマンガが原作で、2018年には実写ドラマ化も決定している人気作品です。

 

主人公の与太郎は元チンピラで、何か犯罪を起こしたわけではないのですが、ヤクザに身を置いていたため兄貴分の身代わりになって刑務所に入っていました。

出所後、真っ先に向かったのは八雲の寄席。

慰安公演で聞いた八代目有楽亭八雲の落語「死神」が忘れられず、与太郎は八雲師匠に弟子入りし、やがて次世代を担う噺家として成長していきます。

 

アニメでは、実際に落語を演じるシーンも多数あります。

関智一さんや、石田彰さん、山寺宏一さんなど名だたる声優さんたちが声を担当。

与太郎を演じている関智一さんは、アニメ上で演じただけでなく、実際に落語家の立川志ら乃さんに弟子入りをされました。

 

普通に生活していると、落語にふれる機会は少ないかもしれません。

そんな落語を知らない人にこそおすすめしたい、落語の楽しさや凄さがわかる素敵な作品です!

 

 

<アニメ映画まとめ>

 

アニメ映画まとめでは、オリジナルストーリーのものから、テレビ版アニメの総集編など劇場版のアニメ作品をまとめていきます。

劇場版での総集編アニメは興味があるけれど1クールが長いと思う方や改めて話を見直したい方におすすめです。

また、オリジナルストーリーの作品はテレビアニメよりも制作費用が多いことが主流なのできれいな作画でアニメを楽しみたい人におすすめです。

 

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995年)

 

「そう囁くのよ私のゴーストが」

 

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995年)
©1995士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT

 

攻殻機動隊の世界は21世紀、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台となっています。

その中で脳の神経ネットにデバイスを直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加したサイボーグ技術が発展、普及しました。

結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来します。

 

テロや暗殺、汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に防ぐ内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」の活動を描いた物語。

劇場版『攻殻機動隊GHOSTINTHESHELL』は漫画の「人形使い」のエピソードが題材となっています。

他人の電脳をハッキングして人形のように操る国際手配中の凄腕ハッカー、通称「人形使い」が入国したとの情報を受け、公安9課は捜査を開始するも人形使い本人の正体はつかむことが出来ません。

そんな中、勝手に動き出す義体が運び込まれ調べてみると、生身の脳が入っていないはずの義体にゴーストのようなものが宿っていた。

 

 

初めて攻殻機動隊を見たのはこの作品が初めてでした。

映像はもちろん、音楽なども秀逸でただのアニメ映画ではないな、と純粋に思いました。

アニメシリーズを見ていないため基礎知識がないままでしたが、それでも自己という存在はどうして確立することができるのかというテーマに心ひかれました。

1995年に公開されたこの作品は、2017年に公開されたハリウッド版と映画のタイトルが同じですが、ストーリー自体は別のものとなっています。

 

ハリウッド版でも吹き替えはアニメと同じ声優陣が起用されているので、そちらもチェックしてみてください。

押井守が監督を務めたこの生品は「マトリックス」のウォシャウスキー姉弟や「タイタニック」「アバター」のジェームズ・キャメロンなど、数多くのクリエイターに影響を与えたとされる作品です。

SF好きの人にはぜひ一度見てもらいたいアニメ映画となっています。

 

パーフェクトブルー(1997年)※R-15指定

 

「あなた…誰なの?」

 

パーフェクトブルー(1997年)※R-15指定
(C)1997 MADHOUSE

 

今敏が監督を務めるホラーとサスペンスの要素を含んだ珠玉の作品です。

20年以上も前の作品ですが、観る価値は十分にあります。

作画が古くて嫌だという方もいらっしゃるかもしれませんが。。

 

内容は謎のストーカーに追われるアイドルの日常が描かれています。

日常に起こりうる題材を取り上げているものになるため、特に女性であれば恐怖を感じるかもしれません。

 

追い詰められるアイドルの姿にはらはらドキドキさせられます。

そしてクライマックスのどんでん返しっぷりは、びっくりさせられますね。

 

目に見えないストーカーの犯人は一体誰なのか?

あなたは答えを見つけることができるでしょうか。

 

コンテンツにエグい部分もあるため、R-15指定されているサイコスリラーです。

大人な方は是非ともご覧ください。

 

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲(2001年)

 

「俺の人生はつまらなくなんかない! 家族がいる幸せをあんたたちにもわけてあげたいくらいだぜ!」

 

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲(2001年)
(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2001

 

監督・脚本・絵コンテは原恵一が担っています。

セル画とフィルムを用いられた最後のクレヨンしんちゃん映画で、オトナ帝国の逆襲以降はデジタル彩色が用いられています。

 

映画中には昭和30~40年の高度経済成長期を描写するシーンが含まれており、子供よりも大人の方が楽しめるコンテンツになっているかもしれません。

筆者は平成生まれなので、昭和感はイメージでしか伝わりませんでした。

肌感としてそれを持っている子供の親には刺さると思います。

 

クレヨンしんちゃんの劇場版といえば、笑いあり涙ありが定番です。

特に、本作は泣ける映画として話題となりました。

 

中でもひろしの回想シーンは感動すること間違いなしです。

家族の大切さを改めて痛感させられる、心温まるストーリーになっています。

 

パプリカ(2006年)

 

「いつでも自分が正しいわけじゃないでしょ。」

 

パプリカ(2006年)
(c)2006 MADHOUSE / Sony Pictures Entertainment(Japan)Inc

 

筒井康隆による小説が原作で、今敏が監督を務めてアニメ映画化された作品です。

パプリカのキャッチコピーは「私の夢が、犯されている―/夢が犯されていく―」

 

キャッチコピー通り「夢」にまつわるお話です。

パプリカと呼ばれているヒロインの千葉敦子は、「DCミニ」という夢を共有する道具を使うサイコセラピストです。

しかし、ある日そのDCミニが盗まれてしまい、何者かによって夢に介入されて悪夢を見せられ、精神崩壊者が続出するという事案が発生します。

事件を巻き起こした犯人を捕まえるために、パプリカが奔走するお話です。

 

このパプリカというアニメ映画、何といっても世界観が圧倒的にすごいです。

人の夢というどんなことも起きうる空間を詳細に描き切っています。

 

初めて見た場合は何が何だかわからないという方がいるかもしれません。

それほどにユーモアに富んだアニメ映画です。

 

鉄コン筋クリート(2006年)

 

「クロの無い所のネジ、シロが持ってる。シロがみんなもってる。」

 

(C)2006松本大洋 小学館、アニプレックス、アスミック・エース、Beyond C

 

松本大洋原作で、1993年に「ビッグスピリッツ」で連載されていた漫画がアニメ映画化されたものです。

架空の街である「宝町」で、主人公の少年クロとシロの冒険を描いた物語です。

 

少年のクロとシロは何物にも支配されない自由を宝町で手にしていました。

しかし、ヤクザが絡む街の変革が訪れようとしていました。

クロとシロは協力して、そんな荒波に打ち勝つために奮闘していくダイナミックな様子を描写した作品です。

 

作風が独特な世界観なので、観る人の好き嫌いがはっきりとわかれる作品だと思います。

筆者はオリジナリティ溢れるおしゃれなタッチで描かれている絵はどハマりしました。

 

このアニメ映画内には、綺麗なカメラワークがありとあらゆるところで用いられており、観る者に臨場感を感じさせてくれます。

あまりの揺れの激しさに酔ってしまう人もいるかもしれません。

 

内容はやくざも出てくるということもあり、暴力的なシーンや残酷なシーンが満載です。

不道徳な作品が苦手という方にもあまりおすすめはできません。

 

時をかける少女(2006年)

 

「未来で待ってる。」

 

時をかける少女(2006年)
(C)「時をかける少女」製作委員会2006

 

「時をかける少女」(以下、時かけ)は、筒井康隆によって1965年に発表された少年少女向け小説であり、ドラマ・映画・アニメ化などにより、50年経った今でもなお愛される青春ラブストーリーです。 

そして、アニメ映画の時かけは、原作の物語から約20年後を舞台にした続編です。

メインの登場人物は紺野真琴(まこと)、間宮千昭(ちあき)、津田功介(こうすけ)の3人となっています。

 

まことは倉野瀬高校に通う17歳の高校2年生のヒロインです。

ショートヘアーで明るく元気な彼女は、ある日タイムリープの能力を得て時間を超越できるようになります。

はじめは自分の私利私欲のためにタイムリープを使うまことでしたが、次第にタイムリープの謎を突き詰めていきます。

 

ちあきはまことのマブダチであり、ある絵画を見るためにタイムリープをしてきた未来の人間です。

ダラけたファッションで数学が得意なものの、簡単な漢字すら読めない赤髪が特徴の男の子です。

まことがタイムリープの能力を得た原因を担う重要人物であり、ひそかに彼女に好意を寄せています。

 

こうすけはまこととちあきと常に3人でつるむマブダチです。

中学時代からまことと親交がありました。

医学部志望で頭が良くスポーツも万能で、ボランティア部に所属する優しい好青年です。

 

時かけは、これらのメインキャラクターが紡ぐ青春アニメ映画です。

甘酸っぱい青春に胸がときめくこと間違いなし!

 

※合わせて読みたい: 【聖地巡礼】時かけの舞台!東京都の素敵な聖地巡礼スポット4選

 

秒速5センチメートル(2007年)

 

「僕たちの前には、未だ巨大すぎる人生が、茫漠とした時間が、どうしようもなく、横たわっていた。」

 

秒速5センチメートル(2007年)
(c)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

 

『君の名は。』で一躍有名になった新海誠監督のアニメ映画です。

キャッチコピーは「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。」となっています。

 

筆者が新海アニメのファンになったのはこの秒速5センチメートルからで、それほど衝撃的な作品でした。

本物と疑いたくなるような、圧倒的な画力はもちろんのこと、一つひとつ丁寧に作られたセリフの数々、細部まで行き届いた描写や音楽など、どれをとっても傑作と言えます。

主題歌である山崎まさよしの「One more time, One more chance」も名曲ですよね。

 

本作は3つの短編映画「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」を束ねたもので、惹かれあった男女の時間と距離の変化を表現しています。

タイトルの秒速5センチメートルとは、桜の花びらが落ちるスピードの意味です。

物語は主人公の遠野貴樹が小学生から社会人になるまでの日々や恋愛を描いています。

 

あまりにも切ない恋愛アニメで、観終わった後に不思議な気持ちになります。

この物語の結末はどうなるのか考えながら是非観てください!

 

カラフル(2010年)

 

「今日と明日は全然ちがう。明日っていうのは今日の続きじゃないんだ。」

 

カラフル(2010年)
(C)2010 森絵都/「カラフル」製作委員会

 

直木賞作家である森絵都の小説『カラフル』が原則で、それをアニメ映画化した作品となっています。

監督を務めたのは原恵一で、『クレヨンしんちゃん』シリーズの劇場版や『河童のクゥと夏休み』を担っていたことでも有名です。

 

あらすじは死んだはずの主人公の「ぼく」が、プチプラという天使に「抽選に当たりました!」と言われるところから始まります。

一度は死んでいるけれども生まれ変わりのチャンスを与えられるのです。

 

そして、主人公の「ぼく」は「小林真」という男子中学生に生まれ変わり、新たな生活を送り始めることになります。

「小林真」として人生をやり直したは良いものの、そこには様々な困難が待ち受けているのです。

続きは本作でご覧ください。

 

ファンタジーアニメ映画ではありつつも、扱っている題材が多岐に渡ります。

援交、不倫、いじめ、自殺、家庭崩壊など、軽い気持ちでは観ることの出来ない重いテーマがのしかかります。

 

本作を見れば、人生を前向きに生きるヒントが得られるはず!

人生をカラフルに生きられるようになる、そんな作品です。

 

心が叫びたがってるんだ。(2015年)

 

「後悔したって、もう絶対に、取り戻せないんだからっ...!!」

 

心が叫びたがってるんだ。(2015年)
(c)2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会

 

A-1 Pictures制作によるアニメ映画で略称は「ここさけ」、副題は「Beautiful Word Beautiful World」

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが再集結して制作されたことでも話題となりました。

ちなみに、舞台もあの花と同じ秩父です。

しかし、あの花と同じようなアニメ映画だと思って見ると、全くベクトルが違うということに気付きます。

 

ヒロインの成瀬順は、自身のおしゃべりが引き起こしたあることが原因で、両親の離婚を招いてしまうことになります。

そのことから、玉子の妖精によっておしゃべりすることを封印されてしまいます。

おしゃべりをすると腹痛によって相手とコミュニケーションが取れなくなるのです。

 

順は高校生になり、地域ふれあい交流会の実行委員に任命されます。

歌えば腹痛が起きないということがわかった順は、交流会の出し物はミュージカルに決定します。

 

一方、同じ実行委員の仁藤菜月はもう一人のヒロインです。

チアリーダー部の部長で社交的、おしゃべりだが人前では本心を話せないで苦しみます。

 

本作は順と菜月という対照的な女性を描きながら、伝えたいことを伝える(心が叫びたがっていること)というを首尾一貫して伝えようとしています。

誰かに言いたいことを言って後悔したことがある、誰かに言いたいことはあるけれど言えなくて後悔したことがある、そんな人にここさけは観てもらえると良いと思います!

 

対人コミュニケーションについて考えさせられる青春アニメ映画です。

2017年には実写版のここさけも上映予定となっています!

 

映画 聲の形(2016年)

 

もし俺が、今日からやらないといけないことがあるとしたら、もっとみんなと一緒にいたい。たくさん話をしたり、遊んだりしたい。それを手伝ってほしい。君に、生きるのを手伝ってほしい。

 

映画 聲の形(2016年)
(c)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

 

大今良時の漫画『聲の形』を、京都アニメーション所属の山田尚子監督にってアニメ映画化された作品です。

映画『君の名は。』と上映期間が被っていたこともあって、少々押し負けてしまいましたが、数多くの賞を受賞しています。

第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、第26回日本映画批評家大賞アニメーション部門作品賞、第20回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞など、たくさんの評価を受けているアニメ映画なのです。

 

テーマは「ディスコミュニケーション」となっており、現代人には重い話題となっています。

キャッチコピーは「君に生きるのを手伝ってほしい」で、障害やいじめなど考えさせられる場面が多々あります。

 

物語は主人公の石田将也と先天性の聴覚障害を持つ西宮硝子の二人を軸に、人と人との繋がりを描いています。

最初は石田将也が西宮硝子をいじめ、今度は立場が一転して、石田将也が周囲の人たちにいじめられるようになります。

その罪を重く受け止め、石田将也は周囲の人と一切関わりやコミュニケーションを取らなくなり、どんどん孤立していきます。

 

ただ、これまでの自分の人生のけじめをつけるために、石田将也は転校して離れ離れになってしまった西宮硝子へ謝罪をしにいくことを決意します。

そこから新たな物語が始まっていくのです。

 

本作は見る度に切なくて、胸が苦しくなるような恋愛アニメです。

過去にいじめていた、もしくはいじめられていた、人間関係に悩んだことがある人などにとっては、特に胸に突き刺さるアニメ映画でしょう。

 

君の名は。(2016年)

 

「大事な人、忘れたくない人、忘れちゃいけない人...!誰なんだ...?名前は...!」

 

 

新海誠が監督と脚本を務めた長編アニメーション映画で、2016年8月26日に全国約300館で公開されました。

前作の『言の葉の庭』は全国23館での公開だったので、力の入れ具合が如実に出ている作品です。

 

映画の概要は、東京・四ツ谷に暮らす男子高校生の立花瀧と、岐阜・飛騨に暮らす女子高校生の宮水三葉との間に生じた入れ替わり現象を通じて、見知らぬ者同士が導かれ引き合う様子を、約1000年に一度の彗星の大接近と関連させて繊細に描いた作品です。

 

キャラクターデザインには『とらドラ』(2008年~2009年)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年)、『心が叫びたがってるんだ。』(2015年)を担当していた田中将賀(たなかまさよし)、作画監督には『もののけ姫』(1997年)、『千と千尋の神隠し』(2001年)、『パプリカ』(2006年)を担当していた安藤雅司(あんどうまさし)がつき、これ以上ないと言えるぐらいの豪華な制作陣で挑んだ珠玉の作品です。

 

このような背景から、『君の名は。』は映画公開前から話題を呼び注目を集めていました。

公開後は予想を上回る大ヒットとなり、公開52日で累計興行収入は150億円を突破し、歴代の累計興行収入ランキングでは、ジブリ映画である『千と千尋の神隠し』に次いで興行収入2位を獲得しています。

同時に日本アニメとして、宮崎駿が手がけた『風立ちぬ』以来、ジブリ映画で初めて100億円を超える記録を打ち立てました。

その人気ぶりは日本のみならず、世界各国でも上映されるまでになりました。

 

別途、君の名はの解説や舞台を訪問している聖地巡礼をまとめた記事があります。

合わせてご覧頂きたいところですが、ネタバレ要素も含んでいますので、まだ君の名はを観ていない方は閲覧にご注意ください。

 

君の名は。を徹底解説!君の名はのネタバレ、あらすじ、舞台となった聖地巡礼地まで

 

※その他のアニメ映画作品に関しては、下記記事にまとめてありますので合わせてご覧ください。

アニメ映画総まとめ!おすすめのアニメ映画を青春、ファンタジー、アクション、恋愛、ロボットなどのジャンル別にご紹介


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