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2. 語学を学ぶのに必要な4つの要素~Reading, Listening, Speaking, Writing~
「英語を学びたい!」と思いながらも、なかなか思うように上達せず途中で諦めてしまったという経験はありませんか?
英語が上達するにはセンスと長い時間が必要と考えている人も多いですが、実はそんなことはありません。
コツさえ掴めれば、あなたの英語力は飛躍的に伸びます。
その力を伸ばすためには、勉強方法と英語へのアプローチの仕方を少し変えるだけで良いのです。
今回、英語力を伸ばすためのコツを本記事でご紹介します。
前半では<基礎編>として、英語を学ぶ上での基本的な姿勢や上達のコツなどをご紹介します。
後半では<応用編>として語学学習で必要な「Reading」「Listening」「Speaking」「Writing」の4つに分け、それぞれの能力に焦点を当てた勉強方法をご紹介します。
全て取り入れるのが難しければ、1つずつでも構いませんので普段の学習に取り入れてみてください。
だんだんと英語力が身につく感覚が得られるはずです。
この記事を読んだあなたは、早速今日から始めてみてくださいね!
好きなことはすぐ覚えられるのに、勉強となると全然覚えられない…こんな経験したことはありませんか?
その原因、実は脳にあるのです。
私たち人間の脳は、赤ちゃんから幼少期までは見るもの聞くもの全てのことを吸収しようとします。
ところが一定の年齢になると、脳は効率良く物事を吸収するために、物事を必要な情報と必要でない情報に分ける作業をします。
必要だと判断した情報は記憶しようと脳が活発に働きますが、必要でないと判断した場合は脳は覚えようとせず拒否してしまうのです。
これまでずっと積み重ねてきたことについては必要と判断することが多いですが、新しいことを学ぼうとする時には、その情報は必要でないと判断されることが多いです。
そのため、英語を学ぼうとしてもなかなか身に付かないのですね。
では一体、どうすれば脳が必要な情報だと判断してくれるのでしょうか。
それは、毎日情報を脳に送り込むこと。
つまり少しの時間だけでも良いから、毎日コツコツと勉強を続けることが大切なのです。
1週間に一度、丸一日勉強するよりも、毎日30分ずつ勉強した方が脳への定着は良く、英語力もスムーズに伸びていくのです。
毎日勉強するだけでもかなり効果は上がりますが、更に効果を上げたいのであれば英語の単語や文章を声に出して発音すること。
声に出すことでより日常生活で必要な情報だと脳に思い込ませることが出来るのです。
毎日続けるのはハードルが高いと思われた方は、最初は10分でも良いので続けることを意識してみてください。
だんだんと定着が良くなり、英語の勉強が楽しくなりますよ!
語学を学ぶ上で、大きく分けてReading, Listening, Speaking, Writingの4つの必要な要素があるということはよく言われています。
英語を学んだ先にある目標によって伸ばしたいスキルはそれぞれ異なりますが、ここで注意しておきたいことがあります。
「自分は●●のスキルだけを伸ばしたいから、他は勉強しなくても良い」というのはあまり良くありません。
4つのスキルはそれぞれ独立しているように思え、実は繋がっています。
それぞれの技術は人によって偏りはありますが、英語の力を付けるには全てのスキルを伸ばすことが必要です。
後半ではスキル別対策の勉強方法を紹介していますが、その作業に他のスキルも加えてみてください。
例えばReadingの勉強をしている時でも、読んでいる英文を声に出して発音してみましょう。
これをすることにより、ReadingとSpeaking両方の能力が鍛えられます。
実際に紹介する勉強法では、これらのスキルを組み合わせた方法も紹介していますので、是非実践してみてください。
スキルを4つの種類にわけた上でそれぞれ焦点を絞って勉強することも大切ですが、まず最初はカテゴリーを気にせず、万遍なく勉強することを心がけましょう。
英語をはじめ、語学を学ぶ時にはまず単語を知らないことには始められません。
初心者はもちろん、中級や上級であっても常に単語を学習し続ける必要があります。
どの種類の勉強をするにしても、単語を知っていることが前提になります。
そのため、語学を学ぶ時には『まずは単語から』と言われるのです。
これを見て、自分は単語に自信がないから今日から始めるぞ!と意気込んでいるあなた。
単語の勉強を始めるのはとても良いことですが、単語を学ぶ時に気を付けて頂きたい点が2つあります。
書くのみの勉強はしないこと。
単語を覚えるために、必死にノートに書いたり単語帳を作ったりというのは学生時代に経験した方が多いと思います。
この時に一緒にしてほしいのが発音の確認です。
今学んでいる単語の正しい発音をCDなどの音源で確認し、更には一緒に発音をします。
これを繰り返すことによって、単語を目だけでなく耳や口でも覚えます。
複数の器官を使って覚えた方が定着しやすく、またReadingだけでなくListeningやSpeakingのスキルアップにも大きく貢献します。
単語を学ぶ時には本だけでなく、必ず音源も用意して同時に学ぶことを心がけてみてください。
<英単語を学ぶ時に気を付けてほしいこと:その2>
単語だけに焦点を当てて勉強しないこと。
単語だけをひたすら勉強していると、すぐに飽きが来てしまいます。
飽きた挙句に勉強を辞めてしまう…といったことがあれば元も子もありません。
単語は1日●●個まで、と自分の中で最初に一日に学ぶ個数を決めておきます。
数を決める時に目安にして頂きたいのが、「このぐらいだったら頑張って続けられそうだな」と感じた数より少し少なめに設定してください。
勉強しよう!と意気込んでいる時は出来る気になり、目標を高く設定しがちです。
ところがいざ勉強を始めると、仕事や家事などに追われ最初の目標が重荷に感じてしまうケースが非常に多いです。
そのため、少し物足りないぐらいの数値で設定してみてくださいね。
単語の勉強は時間を制限し、単語以外の勉強と並行して行っていくことが重要です。
例えば「今日は単語とListeningの勉強」「明日は単語とReading」といったような要領です。
並行することによって飽きが来ないだけでなく、基礎となる単語力も上がっていくため全体のレベルアップが早くなります。
単語の学習は毎日続ける、でも決して無理をしないのが長く続けるコツです。
単語と同様にしっかりと押さえておきたいのが文法。
ここを苦手とする人も多いのではないでしょうか。
文法というとかなりの数があり、どこから手をつければ良いかわからないですよね。
文法にあまり自信がないという方にオススメなのは、とにかく初歩の初歩から始めること。
つまり、中学3年間で習った文法をもう一度しっかりと勉強することです。
文法は基礎からどんどん積み重ねていくものなので、基礎がしっかりしていないと、いくら高度なことを学んでも身に付きづらいです。
逆に言えば、基礎をしっかりと理解していればあとはアレンジを加えていけば良いので、その後の学習が驚くほどスムーズになります。
文法を勉強する時には、中学3年間の文法を学習できる教材を選んで少しずつ学習してみてください。
わかっているつもりでも、再度確認すると勘違いしていたことが発覚した…なんてことも少なくありません。
文法の学習時も単語の学習と同様、ノートに書いた文章やテキストに載っている文章を発音しながら行なってみてください。
ほんの少しの積み重ねが、Speakingの能力に大きく影響します。
少し慣れてきたら、TOEICの文法対策本などでより高度な文法を学ぶと更に身につきます。
中学で習う文法をマスターした方は、高校やTOEICなどのテスト対策レベルにシフトしてみると良いですよ。
ここからはReading, Listening, Speaking, Writingの4つの技術それぞれに焦点を当て、効率の良い勉強法をご紹介します。
前述にもある通り、それぞれの技術は独立したものではなく、共通する部分も多く見られます。
また、これからご紹介する勉強法でも2つ以上の技術を組み合わせた方法も出てきます。
英語を勉強する目的によって伸ばしたい技術は異なりますが、なるべく偏りが少なくなるよう心がけてみてください。
全ての力を伸ばすことでその後の伸びも早くなり、結果的には偏った勉強方法よりも効率的に力が付きます。
比較的日本人が得意と言われている分野のReading。
4つの技術の中で一番勉強がしやすく、教材も豊富にあります。
Readingの技術に自信がある人は、英語のニュースを読むことをおすすめします。
ニュースには難しい専門用語も多く使われているため、通常の文章を読むよりも高いレベルが求められます。
そのため、短期間でグッと力をつけることができます。
英語のニュースメディアで代表的なものはBBCやCNNですが、この2つは現地のネイティブ向けのため少し難易度が高くなっています。
もしこれら2つが難しくて挫折しそうだと感じたら、VOAというメディアをおすすめします。
VOAは移民向けに配信されたニュースサイトのため、上記2つよりも易しく読みやすい内容となっています。
まずはVOAなどの内容が比較的易しいニュースに慣れて力をつけ、その後BBCやCNNといったネイティブ向けのものに移るのが、ニュースサイトを使って学ぶ良い方法だと思います。
<参考>
Readingに自信がない人は、日本でお馴染みのNHKの『NHK WORLD』を使うことをおすすめします。
日本語のサイトと同じニュースが配信されているため、日本語の意味を確認しながら英文を読むことができます。
最初に英語版を読み、自分が解釈した意味が正しいかを日本語のサイトで確認します。
解釈が違う場所があれば、どこで間違えたかを素早く確認し対策が取れるのが利点です。
何度も繰り返すことにより、自分がどういった構成の文章で間違った解釈をしやすいのかなど、間違いの癖にも気付きやすいですよ。
もしニュースが難しいというようであれば、同じページ内にあるCultureやTravelのコラムを読むのがおすすめです。
ニュースよりも内容が簡単で、また興味を持ちやすい内容になっています。
単語も容易なので、まずは英語を読む癖をつけるのに最適な方法です。
楽しみながらReadingの力をつけたい人は、コラムから勉強すると力が付くと思います。
<参考>
NHK WORLD: https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/
Listeningの能力を鍛えるためにはもちろん英語を聞くしかないのですが、ただ聞き流していてもうまく聞き取れず、あまり効果はありません。
大切なのは、聞こえてくる英語が何を言っているのかを把握すること。
そのためには、文字を確認する必要があります。
以上を踏まえた上で、一番おすすめの勉強法は、ズバリ洋画を英語の字幕付きで観ること。
聞こえてくる英語をリアルタイムで目でも確かめられるので、字幕付きの方がよりたくさんの音を聞き取ることが出来るのです。
人間は複数の器官からの情報を組み合わせて、物事を判断します。
耳と目を使うことにより、より正確且つ効率的に情報を処理することを可能にします。
初心者はディズニーのような子供でも観やすい映画から始めてみましょう。
使われている表現なども簡単で日常会話に近いため、比較的頭に入りやすい内容となっています。
少し慣れてきたら、子供向けではない映画にも挑戦してみると良いでしょう。
ただ、日常とかけ離れた内容の映画だと実践的ではないため、ドキュメントや恋愛ものの方がより実践に近い形で学ぶことができます。
字幕ありで聞き取れるようになってきたら、次は字幕なしといったように段階を踏んでいくとスムーズに伸びていきます。
映画以外では、Readingと同じようにニュースサイトを使ってみると良いでしょう。
ただし、ListeningもReading同様に内容が難しいため、上級者向けとなります。
難しいと感じたら、こちらも『NHK WORLD』のCultureやTravelのコラムを覗いてみてください。
ただ、字幕は付いていないため、こちらの方法はListeningに少し慣れてきた人におすすめします。
英語を日常的に使う環境でない限り、日本では英語を話す機会がほとんどないため、実践的なSpeakingの練習はなかなか出来ません。
しかし、実際に会話をしなくてもSpeakingの能力は鍛えることができます。
Speakingの能力を鍛える勉強法では、普段使うことが多い日常会話のフレーズを学ぶ本を使います。
この時気をつけてほしいことは、その本に『CDなどの音源がついていること』。
そして、その音源で英文を読んでいる人がネイティブであることです。
正しいネイティブの発音を最初から聞いて頭に記憶させることで、発音の質が格段に良くなります。
本を見ながら音源を聞き、そしてネイティブが発音した後に同じフレーズを何度も口ずさみます。
うまく聞き取れなかった時は聞き直し、聞き取れるようになるまで繰り返し、聞き取れてから初めて発音をします。
正しい発音を耳と目を使って頭で理解し、その上で真似て発音することで全ての情報が繋がり、上達がかなり早くなります。
逆にどこか1つでも不完全な部分があると脳は混乱してしまい、学習を拒否してしまうことにも繋がります。
効率良く学習するためには、全てをカバーする必要があるのです。
もう1つ大切なことは、同じフレーズは最低でも10回は繰り返すことです。
1回でうまく発音したとしても、いざという時にそのフレーズが出てくるかは全く別の話です。
しっかりと自分のものにするためにも、10回はあくまでも指標にすぎませんが、何度も口に出すことが重要です。
英語をスムーズに話す姿はとてもカッコ良く、多くの人が目標にするところですが、この能力を鍛えるのには上記のような地道な努力が必要です。
最初は退屈に思えるかもしれませんが、毎日繰り返すことでだんだんと上手くなっていることに気がつきますよ。
ある程度のレベルまで到達したら、Skype英会話などオンラインの英会話レッスンを受けてみることもオススメします。
より実践に近い形で会話を学ぶことができるので、より高度なレベルを目指す方にはオススメです。
ただし、ある程度話せないとこの形式ではなかなか伸びないので、Speakingに自信がない方はまずは本から始めてみてください。
4つの能力の中で一番身につけるのが難しいのが、このWritingの技術だと筆者は考えています。
読める、聞ける、話せる…けれども、書くことが出来ないという人は実は多いのが現状。
というのも、私たちは日本語のネイティブですが、日本語ですら文章を正しく書くことが出来ると自信を持って言える人は意外と少ないものです。
つまり、ある程度その言語が出来るようになったとしても、書く訓練をしていないとこの能力は身に付かないのです。
Writingの能力を伸ばす効率的な方法…それは、プロが書いた文章をしっかりと読み込んで分析することです。
Readingで使ったBBCやCNNのサイトから興味のある記事を1つ選び、それを各文章ごとに分けていきます。
1文ずつ、主語・動詞・目的語もしくは補語がどの部分で、どのように使われているのか、またその文章は能動態なのか受動態なのかなどを文法的に細かく分析していきます。
日本語を理解した上で、英文ではどのような文の構成になっているのかを分解して理解する作業を根気よく続けます。
この作業を繰り返すことにより、英文の構成の特徴をだんだんと掴めるようになります。
また、ライティングに特化した本を使い勉強するのもオススメです。
日本語の文章を見て、まずは自分が思う英訳をします。そして模範解答を確認し、どこが違うのかを確認します。
主語・動詞の選び方、修飾語の使い方など自分の癖が見えてきます。
自分のクセを把握することで、英訳をする時に常に自分の癖に意識を向けることができ、だんだんと正しい文章を書けるようになります。
また、別の方法ですがシャドーイングもオススメです。聞こえてくる英語を書き取り、実際に合っているかを目で確認します。リスニングの勉強にもなりますし、書き取った英語の分析をすることで品詞の位置や使い方を目で確認することができます。
Writingの技術の向上には、英文を細かく分析し品詞の使い方を確認することや独特の言い回しなどに慣れていく方法で徐々にスキルが向上します。
この記事では英語を学ぶ上で押さえておきたい勉強法をご紹介しましたが、とにかく大切なのは少しずつでも良いので毎日コツコツと勉強を続けること。
全て頑張ろうとすると挫折してしまう可能性があるので、まずは自分が一番できそうだと思う項目を選んで、続けてみてください。
自分の英語力が伸びていることに気がついた時、嬉しさを感じると共に勉強の意欲も沸いてきて、それまでよりもたくさんの時間を費やすことが苦ではなくなってきます。
この工程を積み重ねていき、徐々に項目を増やしていってくださいね。
コツコツと勉強に励み英語力を伸ばした先に、あなたの目標とする未来が現実になることを願っています。
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