Top > ライフ > お金/節約/貯金/税金
格安で飛行機を予約したい!知っておくべき予約方法やテクニックをご紹介!
いざ値段を調べてみると「行き先は同じなのにこんなに値段が違うの?」って経験ありませんか?
また、航空会社や予約サイトが多くある中でどこから予約したらいいのかわからない人も多いかと思います。
そこで今回は航空会社の早期購入割引やLCC(格安航空会社)、ツアーパック、価格比較サイトなど様々な視点から飛行機を予約する方法、そしてそれぞれのデメリットや注意点まで徹底解説します!
本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
【目次】格安で飛行機を予約したい!知っておくべき予約方法やテクニックをご紹介!
皆さんの旅のお供となる飛行機ですが、航空券はどのように予約されていますか?
筆者は大型連休で実家に帰省したり、旅行したりと何かと飛行機を利用しています。
今回は国内海外問わず、格安で飛行機を予約する方法や予約する際の注意点等を紹介します。
早期購入割引を利用する
一般航空会社(LCCでない)には早期購入割引(早割)があります。
早割を利用すれば、普通運賃よりも格安で飛行機を予約することができます。
年末年始やゴールデンウィークなどは交通機関は繁忙期ですが、この早割を使えば新幹線より安く移動できたりすることも…
早期購入割引の種類は75日前から前日まで等様々です。
それぞれ紹介していきます。
ANAの早期購入割引
ANAでは、通常の航空券は搭乗2ヶ月前の同一日9:30から発売開始されます。
しかし、ANAの早期購入割引である「旅割」「特割」は年に2回、半年ごとに一斉発売されます。
2018年4月~10月分の「旅割」は、2018年1月下旬に一般予約発売開始しました。
ANAの早期購入割引の種類は次の通りです。
- 旅割75 75日前までの購入でおトクな料金
- 旅割55 55日前までの購入でおトクな料金
- 旅割45 45日前までの購入でおトクな料金
- 旅割28 28日前までの購入でおトクな料金
- 旅割21 21日前までの購入でおトクな料金
急に1週間後に出張が決まってしまった会社員の方でも大丈夫!
ANAには前日までの購入おトクな料金で乗れる下記「特割」があります。
- 特割3 3日前までの購入でおトクな料金
- 特割1 前日までの購入でおトクな料金
※その他、 ANA公式サイト に「旅割X」というタイムセールを行っている場合もありますので随時要チェックです!
JALの早期購入割引
JALでは、通常の航空券は搭乗2ヶ月前の同一日9:30から発売開始されます。
しかし、ANAと同様にJALの早期購入割引である「先得」は予約開始日が異なり、年に2回、半年ごとの一斉販売です。
2018年4月~10月分の「先得」は2018年1月下旬に一般予約発売開始しました。
JALの早期購入割引の種類は次の通りです。
- ウルトラ先得 75日前までの購入でおトクな料金
- スーパー先得 55日前までの購入でおトクな料金
- 先得割引タイプB 45日前までの購入でおトクな料金
- 先得割引タイプA 28日前までの購入でおトクな料金
- 特便割引21 21日前までの購入でおトクな料金
- 特便割引7 7日前までの購入でおトクな料金
- 特便割引3 3日前までの購入でおトクな料金
- 特便割引1 前日までの購入でおトクな料金
※なお販売座席数には限りがあり、便によって設定がない場合もあるので、 JAL公式サイト を随時要チェックです!
その他航空会社の早期購入割引
AIRDO(エアドゥ)
AIRDOの早期購入割引の種類は次の通りです。
- AIRDOスペシャル75 75日前までの購入でおトクな料金
- AIRDOスペシャル55 55日前までの購入でおトクな料金
- AIRDOスペシャル45 45日前までの購入でおトクな料金
- AIRDOスペシャル28 28日前までの購入でおトクな料金
- AIRDOスペシャル21 21日前までの購入でおトクな料金
- DOバリュー3 3日前までの購入でおトクな料金
- DOバリュー1 前日までの購入でおトクな料金
AIRDOは「北海道の翼」と呼ばれているだけあり、「北海道発往復運賃」や北海道在住の方、本籍が北海道の方、北海道に本社がある企業にお勤めの方にご利用いただける割引運賃「道民割引」があります。
スカイマーク
スカイマークの早期購入割引の種類は次の通りです。
- いま得 3日前もしくは前日まで(路線によって異なる)の購入でおトクな料金
- たす得 前日までの購入でおトクな料金 ※変更希望便の「たす得」への予約変更が可能
- 前割3 3日前までの購入でおトクな料金
- 前割1 前日までの購入でおトクな料金
スターフライヤー
スターフライヤーの早期購入割引の種類は次の通りです。
- そら旅80 80日前までの購入でおトクな料金
- そら旅60 60日前までの購入でおトクな料金
- そら旅45 45日前までの購入でおトクな料金
- そら旅28 28日前までの購入でおトクな料金
- そら旅21 21日前までの購入でおトクな料金
- STAR7 7日前までの購入でおトクな料金
- STAR3 3日前までの購入でおトクな料金
- STAR1A/B 前日までの購入でおトクな料金
ソラシドエア
ソラシドエアの早期購入割引の種類は次の通りです。
- バーゲン75 75日前までの購入でおトクな料金
- バーゲン55 55日前までの購入でおトクな料金
- バーゲン45 45日前までの購入でおトクな料金
- バーゲン28 28日前までの購入でおトクな料金
- バーゲン14 14日前までの購入でおトクな料金
- 特売り7 7日前までの購入でおトクな料金
- 特売り3 3日前までの購入でおトクな料金
- 特売り1 前日までの購入でおトクな料金
フジドリームエアラインズ
フジドリームエアラインズの早期購入割引の種類は次の通りです。
- 45割 45日前までの購入でおトクな料金
- ひょいとe割 7日前までの購入でおトクな料金
- ドリーム割 前日までの購入でおトクな料金
- フレックスドリーム 前日までの購入でおトクな料金 ※当日まで予約変更可能
早割で予約した場合のデメリット
1.予約変更ができない
早期購入割引を利用すればかなり安く予約できますが、一度予約し購入するとその便から変更はできません。
もし変更したい場合は、一度キャンセル料を払い、その時点で空席のある運賃を予約して購入しなければなりません。
搭乗の75日前に飛行機を予約し、予定が変わった場合には、キャンセル料+変更後の航空券で、かえって高くつくなんてこともあるので予め注意が必要です。
※スカイマークのたす便やフジドリームエアラインズのフレックスドリーム等は特別で予約後の変更は可能ですが、どちらも前日までの購入までOKなので、割引率はそんなに高くありません。
2.キャンセル料が高い
通常の航空券では航空券1枚(1区間)につき払戻手数料は430円です。
そしてキャンセル料はかかりません。
しかし、早期購入割引を利用するとキャンセル料(取消手数料)がかかります。
例えば、ANAでは下記の通り搭乗日54日前から取消手数料が発生します。
- 航空券購入後~搭乗日55日前 取消手数料はかかりません
- 搭乗日54日前~搭乗日45日前 運賃の約30%相当額
- 搭乗日44日前~搭乗日28日前 運賃の約40%相当額
- 搭乗日27日前~搭乗日14日前 運賃の約50%相当額
- 搭乗日13日前~出発時刻前 運賃の約60%相当額
- 出発時刻以降 運賃額の100%
一方、JALは運賃や路線によってキャンセル料を設定しています。
特便割引21・7・3・1では、路線区分によって500円~2000円のキャンセル料がかかります。
しかし、「ウルトラ先得」「スーパー先得」「先得割引タイプA/B」は予約取消のタイミングに関わらず、当該運賃の50%相当額(払戻手数料を含む)を支払わなければならないので注意が必要です。
3.座席指定に制限がある
事前座席指定は、空港でチェックインカウンターに行かずともインターネットで先に指定できるのでとても便利です。
しかし、「航空券の予約販売開始と同時に予約をしたのに、良い座席が空いていない!」と思ったことありませんか?
実は割引航空券には座席指定の制限を行っていることが多く、前の席や窓際など制限される座席は航空会社により異なりますが、あらかじめその割引料金で買える座席を事前に設定しているのです。
いうなれば、セール品(割引航空券)と定価(通常の航空券)で商品が違うということです。
格安航空会社(LCC)を利用する
LCCとは、Low-Cost Carrierの略で、格安航空会社を意味します。
ピーチやジェットスター等、現在日本国内の空港では多くのLCCが就航しています。
LCCを利用した場合、通常の航空会社に比べてどれだけ安くなるのでしょうか?
また、LCCの安さの理由や予約する際の注意点について解説していきます。
LCCはなぜ安いの?
LCCが安いのはコストを極限まで切り詰めているからです。
まず、航空機は1種類に統一しており、座席と座席の間隔を狭くして一度に沢山の乗客を乗せられるようにしています。
そして、機内食や機内でのサービス(イヤホン、ブランケット等)を有料化しており、+αのサービスはほとんどありません。
さらにインターネットでのチケット販売や自動チェックイン機を用いて人件費や運営費を削減するなど徹底的なコストカットで、低価格を実現しています。
ここでは、LCCとANAの東京⇒関空間の運賃を執筆次点での価格で比較してみました。
東京(羽田)⇒関空
ANA(通常期) 25,490円
ANA旅割75 10,090円
東京(成田)⇒関空
シンプルピーチ 3,490円
バリューピーチ 5,390円
プライムピーチ 7,220円
東京(成田)⇒関空
ジェットスター(基本運賃) 4,390円
※諸税・空港使用料等は上記金額に含めていません。時間帯やタイムセール等でこの金額よりも安くなる可能性もあります。
これを見ると一目瞭然で、一般航空会社の早期購入割引よりも格安で飛行機を予約できますね。
LCCを予約する際の注意点
まず最初によく勘違いされることもありますが、 LCCは安全です 。
いくら安くても国が認可済みで、一般の航空会社と同一の法令が適用されていますのでご安心を。
1.座席指定・受託手荷物が有料となる。
格安のシンプルピーチ等を利用すると座席指定は有料になります。
また受託手荷物も1個目から有料です。
インターネットでの予約時に自分の予約するプランが座席の指定ができるか、荷物が預けられるか確認して予約しましょう。
有料だと知らずにチェックインカウンターで荷物を預けることになると、事前にオプションを付けるより高くなることが多いです。
2.郊外の空港を利用している可能性がある。
LCCは着陸料を抑えるために、郊外の空港を利用していることが多いです。
例えば、都内から行きやすい羽田空港は成田空港より着陸料が安いのでLCCは成田空港を利用している場合が多いです。
いざ予約してみたら、成田空港までの移動が多くLCCを利用したのにかえって高くついてしまうこともあるので要注意です。
3.キャンセル待ちができない。
LCCは旅行会社で取り扱うことができないため、希望便や運賃のキャンセル待ちができません。
(一部ピーチでインターネットにて運賃が安くなったらメールにてお知らせシステムはありました。)
満席になり次第、その便は予約できないということです。
4.機内サービスが有料である。
機内での飲食物等は全て有料になります。
事前予約していなくても割高にはなりますが、当日機内にて支払い購入は可能です。
このように少し不便に思うこともありますが、LCCはコストカットを切り詰めた上でのことなので格安で飛行機を予約したいという人にはありがたいですね。
ツアーパックを利用する
続いて出張パックを利用して飛行機を予約した場合について紹介します。
ツアーパックとは、ホテルと航空券をセットで販売している商品です。
「出張で東京に泊まることになった」「家族で温泉に1泊旅行したい!」そんな時に宿泊先と飛行機どちらも予約するのは少し面倒ですよね。
航空券も宿泊代も格安になり、なおかつ特典までついてくるツアーパックをお勧めします。
ツアーパックのメリット
1.航空券とホテルを別々に予約するよりも、かなり格安料金となる。
ツアーパックの最大のメリットは、航空券+ホテルを別々に予約するより確実に安くなることです。
これは包括団体割引運賃を使用した航空運賃と、事前に航空会社が仕入れているホテル代金を組み合わせて料金が決定されているためです。
2.特典が豊富である。
パックによっては格安で旅行先の観光地やホテルでの特典が付く場合もあります。
例えば、ツアーパックを利用して東京ディズニーリゾートへ家族3人で旅行に行くとします。
- ・ディズニーランドやシーのパスポートが格安でツアープランに追加可能(ANA,JAL,旅行会社等)
- ・羽田空港⇔ディズニーリゾート間のリムジンバスが追加料金なしで利用可能(ANA,JAL)
- ・パークで遊んだ後深夜24時まで営業しているレストランのお夜食チケットがつくプランもある(ANA)
- ・ポップコーンバケットプレゼントショッピングバッグプレゼント(JAL) etc…
※特典等は時期によって変わりますので各航空会社・旅行会社公式サイトをご確認ください
その他ホテルスタッフによっては当日空室がある場合、ホテルのグレードをアップしてくれたりします。
このような割引や特典がついて飛行機も宿泊もお得になるなんて嬉しいですよね。
3.割引があったり、プランの中身をアレンジできる。
また、パックによっては早期購入割引や早朝や深夜の便を選ぶことでさらに格安になるものもあります。
そして、1人でツアーパックを申込んだ後に友人と行くことになった場合など、ホテルの部屋をシングルからツインに変更したり、1泊目と2泊目のホテルを変えたりアレンジ可能です。
ツアーパックのデメリット
1.出発日の20日前から予約の変更・取消が出来ない。
出発日の20日前を過ぎると一旦予約を取消し、再度出張パックを予約することになります。
逆に考えると20日前までは予約変更可能なので、日程や搭乗者等の確認を徹底することが必要です。
2.当日、別の便への変更ができない。
搭乗当日に早く空港について、予約している便より早い便に乗りたくても乗れません。
同じく帰りに急いで帰りたいと思っても、便の変更はできないので注意です。
3.行きと帰りの航空会社を変えられない。
大手旅行会社が作成した旅行パック(日本旅行等)にはANA・JALどちらも選べるプランもありますが、基本的に行きと帰りの航空会社は同一のもののみです。
ツアーパックならではの制限です。
航空券の価格比較サイトを活用しよう
国内海外関わらず、飛行機を予約するにあたって航空会社各社を比較して最安値を表示する価格比較サイトがあります。
航空会社各社のページ全てに毎回値段を確認するのは時間がかかりますよね。
そんな時にかなり便利です。
特に海外に行くとき、航空会社はかなり多くなるため価格比較サイトを上手く活用して、格安で飛行機予約しましょう!
1.相場をチェックしよう
各航空会社や旅行会社、価格比較サイト等で自分の搭乗する区間の相場を調べましょう。
相場をチェックする場合には一回で十分に把握できる価格比較サイトがおすすめです。
2.公式サイトをチェックしよう
価格比較サイトでいくら「最安値」とうたっていても、航空会社の公式サイトをチェックしましょう。
公式サイトでのみ期間限定セールをやっていたりします。
それは比較サイトに載らない場合が多いからです。
相場をチェックした後に目星をつけた航空会社のSNS等をフォローしてセールを待つのもいいですね。
3.価格比較サイトからの購入もできる
もちろん、価格比較サイトから直接航空券を購入することもできます。
海外旅行で直行便がない場合などには、一気に予約ができるので公式サイトよりも楽に予約ができます。
ルートやその時々の状況により価格は常に変動するので、少し面倒ですが複数の比較サイトを利用するのがおすすめです。
※合わせて読みたい: お得に旅行したい方必見!格安航空券予約サイト41選
飛行機を格安で予約できると旅の資金が増えたり何かといいことがありますよね。
早割、LCC、ツアーパック、価格比較サイトを場面に応じて使い分けることでおトクに飛行機が利用できます。
皆さんの旅行や出張がよりよいものになりますように!