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最悪の場合、親族の資産が差し押さえられるケースもあるので迷惑をかける
借金をする理由はいろいろとあります。
まず初めに、借金にはどのような理由が考えられるかをご紹介します。
ギャンブルで借金をする人は少なからずいます。
生活できる範囲を超えてギャンブルにお金を使う「ギャンブル依存症」の方は借金をしてしまいがち。
ココロのなかでは「これ以上、ギャンブルでお金を使ってはいけない」と分かっているのに、借金をしてまで注ぎこんでしまうのです。
現在では病院で治療することも可能ですが、完治しない方がいるのも現状で、再発する人もなかにはいます。
ギャンブルと借金は深い関係があると言っても良いでしょう。
他人の「連帯保証人」になった方に多いです。
連帯保証人とは、借金をした当人が返金をしなかった際、代わりに借金を払う人のことを指します。
世の中では「連帯保証人にならない方が良い」という考えが広まっていますが、それでも「連帯保証人」になる方はいるのです。
連帯保証人になる方の主な特徴は2つあります。
「NO」と言えない人は、連帯保証人になってほしいと言われて、引き受ける確率が高くなるでしょう。
特に「会社の上司」など、目上の方からお願いされると余計断りづらくなるのです。
しかも、連帯保証人を引き受けたという噂が広まると、他の人からも連帯保証人になってほしいとの依頼が来る場合もあります。
人のことを信じ込みやすい方にも多いです。
例えば「事業を興したら絶対儲かる」と言われて連帯保証人になるパターンです。
事業を立ち上げて儲かる保証はどこにもないのに、信じ込んで連帯保証人になってしまいます。
事業に成功すれば良いですが、失敗して夜逃げされると借金を全て背負わなければいけなくなるのです。
純粋なココロは良いことですが、その反面、悪用されることもあるので注意しましょう。
高校や専門学校、大学などで奨学金を利用した方のなかには、社会人として働きながら返済している方も存在します(私も、奨学金を返済しながら生活を送っています)。
しかし、人によっては給料だけでは奨学金の返済ができず、借金で奨学金を返してる方もいるのです。
特に有利子の奨学金だと、元本と一緒に利息も支払う必要があるので厳しい戦いとなりそうです。
日本の労働者における非正規社員の割合は4割前後と言われており、突然解雇を言い渡される方も存在します。
また、正社員でもリストラされ生活苦に陥り借金をする人も。
家族を養っている方だと、一人暮らしと比べ余計に生活費がかかります。
無収入の状態でも家族を養わないといけないという使命感によって、借金をするケースもあるのです。
脱サラをして事業を興そうと考えている方が借金をするケースもあるでしょう。
特初期費用や設備投資で多額のお金がかかる場合、借金をする確率も上がります。
事業をスタートさせても軌道に乗らない場合もあり、借金を返済するための借金をする事業所も。
結果、雪だるま式に借金が増えていき、最終的には「廃業」へ追い込まれるケースも存在するのです。
この章からは、筆者の周りで借金をしている人の生活状況について紹介したいと思います。
借金をすると、どんな状況に陥りやすくなるのか見てみましょう。
借金をすると必然的に節約しなければならなくなるので、欲しいものがあっても購入できません。
ブランド物やタバコ、食料品などいろいろなものがあります。
一番ツライのは、知人のほとんどが持っているのに自分だけ持っていないという状況です。
人によっては「劣等感」が出ます。
そこから、精神的に病んでいき病気を発症するケースもあるのです。
子供に塾へ通わせたいと思っても、借金があると難しくなります。
最近は塾に通わせる親も多いですが、借金を抱えていると塾代が大きな負担となり、返済ができなくなる恐れも。
子供に不自由をさせて申し訳ないと思う親もいるようです。
「お金の切れ目は縁の切れ目」と言われるように、借金が原因で離婚する夫婦もいます。
例えば「パートナーへ内緒で借金をしていた」、「交際費にたくさんお金を使いたいから、パートナーの反対を押し切り借金をした」など、いろいろな離婚理由があります。
借金によって生活がガラリと変わることも多いです。
快適な結婚生活を送るためにも、借金は控えた方が良いかもしれません。
体調不良で病院へ行きたいと思っても、借金のせいで行けない方もいます。
症状によっては、1回の診察費で数千円~数万円かかる場合も。
特に社会保険適用外の治療だと、医療費も高額になりがちです。
また、入院をした場合、医療費以外にベッド代や食費なども支払わなければなりません。
そのため、入院したくてもできない人も存在します。
最終的には病気の症状がどんどん進み、手遅れになってしまう方もいらっしゃいます。
返済額が多ければ、貯蓄へ回すのも難しいです。
例えば、手取りで20万円をもらっていたとしても、毎月5万円の返済だと15万円しか残りません。
そこから、家賃・食費・通信費など支払った結果、お金が全く残らない方もいます。
先述しましたが、家族を養っている場合、自然と費用も上がるので貯蓄するのは難しいです。
借金が無くなれば、年間で60万円浮くので相当な金額を貯蓄に回せるでしょう。
借金の返済をし続けても、人によっては返せなくなる場合も。
人によっては、遅延・踏み倒しをしようとする人もいます。
しかし、それは危険なことです。
この章では、遅延・踏み倒しによって何が起こるか紹介します。
返済期日を過ぎると、消費者金融から電話がかかります。
電話の内容は「いつ頃返済ができそうか?」ということです。
仮に、電話へ出なかったとしても何度も電話がかかってきます。
この段階で返済できる日にちを伝え、実際に返済すれば問題ありません。
ただし、返済期日を過ぎての返済は「遅延損害金」と言って、利息を余分に支払わなければならないので要注意です。
「ブラックリスト」と呼ばれる言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
ここで言うブラックリストとは、いわゆる「個人情報信用機関」に登録されることです。
主に「JICC」、「CIC」、「KSC」の3機関に登録されます。
すなわち、あなたが遅延したことや踏み倒した情報が載るということです。
その状態になると、ローンや割賦購入、クレジットカード作成をしようと思っても難しくなります。
家を買いたいと思っても「ローンが組めないため一括払いしなければならない」。
携帯電話の購入だと割賦購入できないので「一括で購入しなければならない」。
「クレジットカードを作りたくても作れない」。
という状況に追い込まれ、最終的には手元に現金を用意しなければ買えなくなるでしょう。
消費者金融の連絡を無視し続けると借入先から訴訟を起こされ、裁判所への出廷について記載されている書面が届きます。
裁判所へ出廷すれば話し合いの場などが設けられ、今後の返済計画について発言できます。
しかし、出廷も無視すると消費者金融側で手続きを勝手に行われ、最終的には財産が差し押さえられるのです。
家や自動車、預金などいろいろなものがなくなるでしょう。
借金をしている人のなかには、親族を連帯保証人としているケースもあります。
あなたが消費者金融からの電話や訴訟を無視すれば、親族の資産が次々と差し押さえられるのです。
その結果、親族の暮らしがどん底になる場合も。
多くの親族は裏切られた気分になるでしょう。
特に、親に内緒で借金をしている方は要注意です。
借金返済に困ったとき、恥ずかしくて知り合いへ言えないと思う方もいるでしょう。
そんな方向けに相談窓口もいくつかあります。
この章からは、借金の相談ができる場所を紹介します。
一番手っ取り早いのが、借金をしている「消費者金融」です。
相談すると、毎月の返済金額の見直しや返済期限の延長をしてもらえる場合があります(断られる場合もあります)。
人によっては、2年の返済期限が3年に伸びたケースもあるようです。
ただ「毎月の返済金額が減る=返済期間が長くなる=利息が増える」という図式ができます。
返済期間を伸ばすのが必ずしも良いこととも限らないので要注意です。
弁護士と言えば、お金がかかるイメージですよね。
しかし、無料相談会を開いているケースもあります。
主なパターンは2つです。
役所で無料相談会が開かれるタイプです。
市区町村の役所(役場)だけではなく、市の公民館などで行われます。
ただ、地域によって開催頻度が違いますし、申し込みパターンも「当日」or「事前申し込み制」の2種類あります。
場所によっては、大混雑を起こし長時間待つこともあるようです。
電話で無料相談会を開いてくれるケースがあります。
事前予約制が多く、時期によっては1カ月待たなければならない場合も。
毎日無料相談会があるわけではないので、スケジュールを合わせるのが難しいでしょう。
しかも、平日に行われることが多いため、土日休みの人にとっては厳しいです。
弁護士の無料相談会について紹介しましたが、これだけで解決できるとは限りません。
無料相談だけで解決できなければ、弁護士事務所へ行き有料相談を受けなければならない恐れも。
無料で借金問題が解決することは、ほとんどないので覚えておきましょう。
弁護士事務所でも借金問題を請け負っています。
弁護士や司法書士によって、借金問題解決のプランを提示してくれるでしょう。
料金は借金の金額や取引先件数、事務所によって違います。
数万円で済む場合もあれば、数十万円のケースもあります。
ただ、弁護士事務所によって得意分野は違います。
全ての弁護士が借金問題に強いわけではありません。
離婚問題や遺産・相続、法人関連などさまざまなジャンルがあります。
自宅から近い場所に行けば良い訳でもないので、勢いで行ってはいけません。
借金返済するにあたって、気を付けなければならないこともあります。
この章では、 経理職 経験のある筆者が大事なことを4つ紹介します。
まず大事なのは、 お金 の使い方を見直して節約することです。
特に今から紹介する4つの内容は要チェックです!
固定費とは、おおよその支払金額が決まっている費用を指します。
「支払家賃・インターネット代・携帯電話代・習い事代」などがあります。
例えば「家賃が安い場所へ引っ越す」、「インターネットや携帯電話を安いプランに変える」、「習い事を辞める」と言うように、固定費を削るのが重要。
固定費を削れば、毎月の支払金額を抑えることが容易になり借金も返済しやすくなるのです。
ただ、固定費を削った人のなかにはストレスを溜める人もいます。
ストレス解消でお酒や趣味など、別のことにお金を使うようでは固定費を削った意味がなくなるので要注意です。
食費を削るのも効果的です。
「外食が多い方は、自炊へ切り替える」、「ビールを毎日飲んでいる方は発泡酒に変える」など削りやすい費用です。
筆者も一時期食費にお金がかかっていましたが、値引きされている食材を購入して食費を浮かせていました。
特売日があるスーパーだと目玉商品もたくさんあるので、安いときに買い溜めするのも一つの手です。
ただし、偏った食生活は身体を壊す確率を上げます。
健康的な生活を送るため栄養バランスを考えて食べましょう。
交際費の見直しも重要です。
例えば、居酒屋ばかりに行っている場合は、日にちを減らしたりカフェに変えたりなどすると費用を抑えられます。
お金がかからない趣味を作って交際費を抑えるのも一つの手です。
固定資産とは「自動車、建物、機械装置、備品」などを指します。
売却・処分すれば、維持費や税金を浮かせることができるかもしれません。
自動車がなくなれば「駐車場代、自動車税」を削れますし、建物がなくなれば「固定資産税」を削ることが可能です。
ただ、処分すると生活が不自由になる場合もあるので気を付けましょう。
ファイナンシャルプランナーとは、簡単に言うと「お金の専門家」です。
効果的なお金の使い方をプランニングしてくれます。
ただし、人によって専門分野が違うため、借金問題が解決しない場合があります。
難しい専門用語ばかり使う方もいるので要注意です。
繰り上げ返済とは、当初の返済期間を早めて借金を返すことです。
例えば、毎月2万円ずつ支払っているものを、毎月5万円にするという感じです。
繰り上げ返済をコマメにすれば、借金額が減少が早まり、支払う利息が少なくなります。
ただ、繰り上げ返済をしたからと言って、翌月の返済が免除されるというのは、ほとんどないので計画的に利用するのが大事です。
仮に、借金返済が終わっても再度借金をしてしまっては意味がありません。
二度と借金をしないように、対策をとる方法もあります。
例えば「借金をしないように、毎月〇万円の貯蓄をする」、「お金がなくなったら無理に買い物をしない」など、いくつかルールを決めるのも大事です。
ルールを決めれば、お金を使う際に慎重となり無駄金を使う確率も減るでしょう。
借金返済をしている人のなかには、「もう自力では無理」と思ってる方もいるかもしれません。
最後の章では、借金返済に困った人向けのシステムをいくつか紹介します。
ただ、誰でも使えば良いというわけではないので、参考程度に読んでいただけると幸いです。
借金の一本化とは、消費者金融や銀行など複数社から借り入れをしている人を対象とした方法です。
例えば「A社、B社、C社からそれぞれ100万円」借りていた人が借入先を一社にまとめるといった形です。
例えばA社にまとめる場合は、B社、C社の100万円がA社に振り替えられます。
つまり「A社へ300万円」借りている状態にするのです。
消費者金融のほとんどは借入金額が多くなるほど、支払利率が下がるので利息が減る可能性も高くなるでしょう。
ただ、借金の一本化を行う場合、審査があるため全員が利用できるわけではありません。
また、借入金額によっては支払利率が下がらない場合もあるので注意が必要です。
任意整理とは、裁判所を利用せずに債権者(借入先)と交渉する方法です。
弁護士や司法書士に、債権者と交渉してもらうのが一般的です。
成功すれば返済期間の延長や利息のカットをしてもらえるかもしれません。
しかも、料金後払いの場合が多いため、持ち金が少ない人の利用も目立ちます。
ただ、任意整理は100%成功するわけではありません。
任意整理を断る業者もいるので、結果はどうなるか分かりません。
また、債務整理に成功したとしてもブラックリストに5年間載るため注意が必要です。
自己破産は、借金返済ができない方向けの方法です。
メリットは、今までの借金が0になることですが、その分デメリットが多いです。
ブラックリストに最大10年間載るので、10年間はローンや割賦を組めません。
しかも国が発行する「官報」に載るため、自己破産したことが不特定多数の方にバレる恐れがあります。
また、資産がある場合は差し押さえられます。
自宅や自動車、家具家電などなくなるかもしれません。
経済的には良いように見えますが、社会的信用は落ちます。
あくまで「最終手段」なので、自己破産を使うのは控えましょう。
借金の遅延・踏み倒しはあなたを生きづらくさせます。
借入先からの電話などを無視すると、訴訟を起こされます。
また、遅延・踏み倒しはブラックリストに載る理由となるので、ローンや割賦購入ができなくなる場合も。
返済期限を守って借金を返しましょう。
弁護士や司法書士、ファイナンシャルプランナーなど借金の相談に答えてくれる人はたくさんいます。
ただし、専門家によって得意分野が違うため、勢いで選んではいけません。
借金問題は早めに解決するのが良いです。
快適な生活を手に入れるため、どのように借金返済すべきか考えてみてくださいね。
※本記事に掲載されている内容などは2017年11月現在のものです。
2020年08月18日 | FULL HOUSE運営メディアに「Google Map」の情報が追加されました |
2020年06月05日 | FULL HOUSE運営メディアに「キーワード検索」が実装されました |
2020年04月16日 | グルメメディア「はらへり」、"テイクアウトや宅配が利用できるお店の特集"と"コロナに苦しむ飲食店の応援キャンペーン"を開始 |
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