【28卒】新卒面接でよく聞かれる質問50選!回答例と答え方を解説
本記事では、就活の面接で聞かれやすい質問と、面接官の意図や答え方、実際に回答する際の例を紹介します。
一次・二次・最終面接の違いや、回答時間の目安、逆質問、オンライン面接、回答できない場合の対処法も解説。
初めて面接を受ける方や、選考になかなか通過できず悩んでいる28卒の方は、ぜひ面接準備にお役立てください。
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【目次】【28卒】新卒面接でよく聞かれる質問50選!回答例と答え方を解説
28卒の新卒面接では何を聞かれる?
28卒の就職活動では、インターンや早期選考、本選考などで企業の面接を受ける機会が増えていきます。
初めて面接を受けるときは、「何を聞かれるのか」「どこまで回答を準備すればいいのか」「うまく答えられなかったらどうしよう」と不安に感じる方も多いでしょう。
新卒面接で聞かれる質問は企業によって異なりますが、自己紹介、学生時代に力を入れたこと、自己PR、志望動機、就活の軸など、共通して聞かれやすい質問があります。
事前に質問の意図と回答の組み立て方を理解しておけば、想定外の聞かれ方をしても自分の言葉で答えやすくなります。
本記事では、新卒面接でよく聞かれる質問に加え、特に重要な質問の回答例、面接官が確認しているポイント、一次・二次・最終面接の違いなどを解説します。
回答例をそのまま暗記するのではなく、自分の経験に置き換えながら面接対策を進めてください。
新卒面接でよく聞かれる質問50選
新卒面接で聞かれやすい質問は、大きく分けると 「自己紹介」「学生時代の経験」「強み・弱み」「志望動機」「価値観・人柄」「就活状況」「将来像」 の7種類です。
まずは以下の質問について、自分なりの回答を簡単に整理してみましょう。
すべてを一字一句暗記する必要はありませんが、結論と具体的なエピソードは自分の言葉で説明できる状態にしておくことが大切です。
自己紹介・基本情報に関する質問
面接の序盤では、緊張をほぐしながら基本情報やコミュニケーションの取り方を確認するため、自己紹介や大学生活について聞かれることがあります。
1. 自己紹介をしてください
2. 大学では何を学んでいますか
3. 所属しているゼミや研究室について教えてください
4. サークルや部活動には所属していますか
5. 趣味や特技を教えてください
自己紹介では、大学名や学部、現在取り組んでいることを30秒から1分程度で簡潔に伝えます。
自己PRやガクチカをすべて話すのではなく、面接官が次の質問をしやすい情報を含めましょう。
ガクチカ・学生時代の経験に関する質問
ガクチカでは、実績の大きさだけでなく、目標や課題に対してどのように考え、周囲と関わりながら行動したのかが確認されます。
6. 学生時代に最も力を入れたことを教えてください
7. その活動に取り組んだ理由は何ですか
8. 活動の中でどのような目標を立てましたか
9. 最も大変だったことは何ですか
10. 課題をどのように乗り越えましたか
11. 周囲と協力して取り組んだ経験を教えてください
12. その経験から何を学びましたか
同じ経験について複数の角度から深掘りされることがあります。
「何をしたか」だけでなく、「なぜそう考えたのか」「自分が何を担当したのか」「別の場面でも再現できる学びは何か」まで整理しておきましょう。
自己PR・強み・弱みに関する質問
自己PRに関する質問では、自分の特徴を客観的に理解できているか、またその強みを入社後の仕事でも活かせるかが確認されます。
13. 自己PRをしてください
14. あなたの強みを教えてください
15. あなたの弱みを教えてください
16. 周囲からどのような人だと言われますか
17. あなたを一言で表すと何ですか
18. あなたを採用するメリットは何ですか
19. 強みを仕事でどのように活かしたいですか
強みや弱みを単語だけで答えると、面接官に十分な根拠が伝わりません。
強みが表れた経験や、弱みを改善するために現在行っていることも説明しましょう。
志望動機・企業選びに関する質問
志望動機では、企業について調べているかだけでなく、本人の価値観や将来像と企業の事業・仕事がどのようにつながっているかが確認されます。
20. 就活の軸を教えてください
21. この業界を志望する理由は何ですか
22. この職種を志望する理由は何ですか
23. 企業選びで重視していることは何ですか
24. 当社を知ったきっかけは何ですか
25. 当社のどこに魅力を感じましたか
26. 当社を志望した理由を教えてください
27. 競合他社ではなく当社を選ぶ理由は何ですか
28. 当社の商品やサービスについてどう思いますか
企業の理念に共感したと伝えるだけでは、他の学生との差がつきにくくなります。
自分の経験や価値観と、企業独自の特徴を結びつけて説明することが重要です。
人柄・価値観に関する質問
企業は、能力だけでなく、入社後に周囲と協力して働けるか、自社の文化や仕事の進め方と合っているかも確認しています。
29. 挫折した経験を教えてください
30. 失敗した経験を教えてください
31. 苦手な人とどのように接しますか
32. 意見が対立したときはどうしますか
33. ストレスを感じるのはどのようなときですか
34. モチベーションが上がるのはどのようなときですか
35. リーダーシップを発揮した経験を教えてください
36. チームの中ではどのような役割になることが多いですか
失敗や弱みについて聞かれた場合も、無理に成功談へ変える必要はありません。
起きたことを認めたうえで、その時どのように向き合い、次の行動へ活かしたかを伝えましょう。
将来像・キャリアプランに関する質問
将来像に関する質問では、具体的な職種まで決めているかよりも、入社後にどのように成長したいかを自分なりに考えていることが重要です。
37. 入社後にやりたいことを教えてください
38. 3年後にどうなっていたいですか
39. 5年後のキャリアプランを教えてください
40. 仕事を通じて実現したいことは何ですか
41. 将来どのような社会人になりたいですか
42. 希望する部署や勤務地はありますか
現時点で将来像が明確に決まっていなくても問題ありません。
まずは経験したい仕事、身につけたい能力、将来的に提供したい価値の順で考えてみましょう。
就活状況・志望度に関する質問
選考の中盤から終盤では、学生の志望度や企業選びの一貫性、今後の選考スケジュールを確認するため、他社の状況を聞かれることがあります。
43. 現在の就活状況を教えてください
44. 他にどのような業界や企業を受けていますか
45. 当社の志望順位を教えてください
46. 当社が第一志望ですか
47. 内定を出した場合は入社しますか
他社の選考状況を聞かれても、企業名をすべて伝える必要はありません。
受けている業界や企業に共通する就活の軸を説明し、その中で応募企業に魅力を感じている理由を伝えます。
その他の質問・逆質問
企業や面接官によっては、学生の関心や考え方、その場で回答を組み立てる力を見るため、時事問題や想定していなかった質問をすることがあります。
48. 最近気になったニュースを教えてください
49. これまでで最も大きな決断は何ですか
50. 最後に質問はありますか
想定外の質問をされた場合は、焦ってすぐに話し始める必要はありません。
考えに迷った際は「少し考えるお時間を頂いてもよろしいでしょうか」と伝え、質問の意図を整理してから回答しましょう。
新卒面接で特によく聞かれる質問と回答例
ここからは、新卒面接で特に聞かれやすい質問について、面接官の意図、答え方、回答例を紹介します。
回答例は決してそのまま使用することはせず、自分が実際に経験した内容に置き換えてください。
もし事実ではない成果や役割を加えると、深掘りされた際に回答の一貫性が崩れる可能性があります。
「自己紹介をしてください」
自己紹介は、学生の基本情報を把握し、以降の質問につなげるために行われます。
大学名・学部、現在力を入れていること、簡単な挨拶の順で、30秒から1分程度にまとめましょう。
▼回答例
〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。大学ではマーケティングを専攻し、消費者行動について学んでいます。学外では飲食店のアルバイトに力を入れ、新人スタッフの教育も担当しています。本日は、これまでの経験や志望理由を自分の言葉でお伝えできればと思います。よろしくお願いいたします。
自己紹介では、自己PRを長く話しすぎないことが大切です。
面接官から聞かれる前に、多くの情報を詰め込まないようにしましょう。
「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を教えてください」
ガクチカでは、取り組んだものの規模よりも、課題に対して考えたことや具体的な行動が見られます。
「結論」「目標」「行動」「結果」「学び」の順で答えると伝わりやすくなります。
▼回答例
学生時代に最も力を入れたことは、所属するサッカーサークルの新入生募集です。前年は入会者が30人にとどまり、活動人数の減少が課題になっていました。そこで、既存メンバーへのアンケートから入会前の不安を調べ、SNSで普段の活動や初心者向けに練習の様子を発信しました。また、体験会では初参加者ごとに担当メンバーを決め、質問しやすい環境を作りました。その結果、入会者は前年の30人から60人に増えました。この経験から、相手の不安を把握し、参加しやすい仕組みを作ることの重要性を学びました。
数字を入れる場合は、その数字をどのように計測したのか、結果に対して自分がどこまで貢献したのかも答えられるようにしておきましょう。
「あなたの強みを教えてください」
強みについては、特徴を伝えるだけでなく、それを裏付ける経験と入社後の活かし方まで説明します。
▼回答例
私の強みは、目標から逆算して継続的に行動できることです。大学では資格試験の合格を目標に、試験日から逆算して週ごとの学習計画を作りました。毎週末に進捗を確認し、遅れている分野に翌週の学習時間を多く配分した結果、予定していた期間内に合格することができました。入社後も達成すべき目標を細分化し、進捗を改善しながら業務を進められるようにしたいと考えています。
「コミュニケーション能力」「責任感」「行動力」などの言葉だけでは、他の学生との違いが伝わりません。
具体的な行動によって強みを証明するようにしましょう。
「あなたの弱みを教えてください」
弱みを聞く目的は、欠点を探すことだけではありません。
自分を客観視し、課題を改善するために行動できているかも確認されています。
▼回答例
私の弱みは、一人で考えすぎて周囲への相談が遅くなることです。以前、ゼミの発表準備で自分だけで資料を完成させようとした結果、方向性の修正に時間がかかりました。それ以降は、作業を始める前と全体の3割が完成した段階で、メンバーに確認を依頼するようにしています。現在は、早めに相談することで、手戻りを減らしながら進められるようになりました。
仕事に重大な支障を与える弱みを選ぶ場合は、具体的な改善行動を必ずセットで説明してください。
「当社を志望した理由を教えてください」
志望動機では、「その業界を選ぶ理由」「その企業を選ぶ理由」「入社後に実現したいこと」の3点をつなげて伝えましょう。
▼回答例
私が御社を志望する理由は、企業の業務効率化だけでなく、現場で働く方が継続的に活用できるところまで支援している点に魅力を感じたためです。飲食店でアルバイトをしていた際、新しいシステムが導入されても、現場に定着せず使われなくなる状況を経験しました。その経験から、サービスを導入するだけでなく、利用する人に寄り添う仕事がしたいと考えるようになりました。御社では顧客への導入支援を担当し、現場の課題を丁寧に把握しながらサービスの活用を広げたいと考えています。
志望している企業の採用ページに書かれている言葉をそのまま使うことはせず、その特徴に魅力を感じた自分自身の背景を加えましょう。
「就活の軸を教えてください」
就活の軸とは、企業や仕事を選ぶときに重視する基準です。
軸の内容、その軸を持つようになった背景、応募企業との共通点を説明できるようにします。
▼回答例
私の就活の軸は、若いうちから顧客の課題解決に直接関われることと、周囲からフィードバックを受けながら成長できることです。アルバイトでお客様の要望を聞き、提案を工夫したことにやりがいを感じた経験から、この2点を重視しています。御社では若手社員も顧客を担当し、チームで提案内容を改善する環境があると説明会で伺い、自分の軸と合っていると感じました。
給与や休日などの条件を軸に含めること自体が悪いわけではありません。
ただし、面接では条件ではなく仕事内容や成長環境、提供したい価値なども含めて説明できるようにしましょう。
「挫折した経験を教えてください」
挫折経験では、困難の大きさよりも、失敗や思い通りにいかない状況に対してどう向き合ったかが見られます。
▼回答例
私の挫折経験は、高校のサッカー部でレギュラーから外れたことです。当初は練習量を増やすことだけを考えていましたが、監督へ相談したところ、周囲を見る力と守備時の判断力に課題があると分かりました。そこで、自分のプレーを動画で振り返り、練習後に改善点を記録しました。また、同じポジションの選手にも意見を聞きました。その結果、半年後に再び試合へ出場できるようになりました。この経験から、努力量だけでなく、課題を正確に捉えて行動を変えることが重要だと学びました。
「挫折したことはありません」と答えるよりも、小さな失敗でも、自分が本気で向き合った経験を選ぶ方が人柄を伝えやすくなります。
「入社後にやりたいことを教えてください」
入社後にやりたいことは、企業の事業や募集職種を理解したうえで答えます。
最初に担当したい仕事と、将来的に実現したいことを分けて話すと具体的になります。
▼回答例
入社後は、まず法人営業として顧客の課題を正確に把握し、適切な提案ができるようになりたいです。そのために、商品知識だけでなく、業界や顧客の事業についても学びたいと考えています。将来的には、営業現場で得た顧客の声を活かし、新しいサービスや営業企画の立ち上げにも関わりたいです。
実際には存在しない部署や業務を挙げないよう、採用ページ、説明会、社員インタビュー、OB・OG訪問などで仕事内容を確認しておきましょう。
「他社の選考状況を教えてください」
企業は選考スケジュールの確認に加え、学生の企業選びに一貫性があるか、自社への志望度がどの程度かを把握しようとしています。
▼回答例
現在は、顧客の課題を長期的に支援できる仕事を軸に、IT業界と人材業界を中心に選考を受けています。現在は3社の選考が進んでおり、そのうち1社が二次面接、2社が一次面接の段階です。中でも御社は、サービス導入後の活用支援まで一貫して関われる点に魅力を感じています。
選考を受けていない企業や、実際とは異なる選考状況を伝える必要はありません。
正直に答えながら、企業選びの軸を説明するようにしてください。
「当社が第一志望ですか」
第一志望の場合は、その旨と理由を明確に伝えます。
第一志望と断言できない場合も、「第一志望群です」と曖昧に終わらせるのではなく、現時点で感じている魅力と、今後確認したい点を説明しましょう。
▼回答例
現時点で御社を第一志望と考えています。理由は、若手のうちから顧客を担当できることに加え、個人だけでなくチームで提案の質を高める文化に魅力を感じているためです。本日の面接を通じて、社員の方が顧客へどのように向き合っているのか、さらに理解を深めたいと考えています。
入社意思が固まっていないにも関わらず、「内定をもらえれば必ず入社します」と断言することは避けましょう。
「最後に質問はありますか」
逆質問は、企業への疑問を解消し、入社後の働き方を具体的に理解するための機会です。
採用ページを見れば分かる質問ではなく、仕事内容や活躍する人の特徴について質問しましょう。
▼逆質問の例
- 入社後、早期に活躍している方に共通する行動や考え方を教えてください
- 若手社員が最初につまずきやすい点と、その乗り越え方を教えてください
- 入社までに学んでおくと良い知識やスキルはありますか
- 配属後はどのような流れで仕事を任されますか
- 〇〇様(面接官の方)がこの会社で働き続けている理由を教えてください
- 現在、部署として特に課題に感じていることや力を入れていることを教えてください
給与や福利厚生について確認してはいけないわけではありません。
ただし、質問できる数が限られている場合は、条件面よりも仕事内容や入社後の活躍に関する質問を優先すると、働く意欲がより伝わりやすくなります。
面接官が質問をする5つの目的
質問へ適切に答えるには、そもそも面接官が何を確認しようとしているのかを理解することが重要です。
用意した文章を話すことだけに集中せず、相手の立場に立って「面接官はこの質問を通じて何を知りたいのか」を考えながら回答するようにしましょう。
自社で活躍できる可能性を確認するため
企業は、学生の経験や能力が、入社後の仕事でも活かせるかを確認しています。
ガクチカや自己PRでは、過去の成果だけでなく、課題を見つけた方法、行動を選んだ理由、周囲との関わり方などを具体的に説明しましょう。
人柄や価値観を確認するため
新卒採用では、応募時点の専門知識だけでなく、考え方や仕事への向き合い方も重視されます。
どのような環境で力を発揮しやすいか、困難な状況でどう行動するかなどを、実際の経験に基づいて答えることが大切です。
志望度を確認するため
志望動機や他社の選考状況に関する質問から、入社意欲や企業理解の深さが確認されます。
「有名だから」「成長できそうだから」といった抽象的な理由ではなく、その企業だからこそ実現できることを具体的に説明しましょう。
自社との相性を確認するため
能力が高くても、本人が希望する働き方と企業の環境が大きく異なる場合、入社後のミスマッチにつながる可能性があります。
自分を企業に合わせて見せようとするだけでなく、自分の価値観や譲れない条件も整理したうえで選考に臨みましょう。
ESと回答に一貫性があるか確認するため
面接官は、ESや履歴書に記載された内容を確認しながら質問します。
ESでは「周囲と協力することが強み」と書いているのに、面接では個人で成果を出した話だけをしているなど、内容に矛盾があると説得力が下がります。
面接前に提出書類を読み返し、記載した経験について深掘りされても答えられるように準備しましょう。
新卒面接で伝わりやすい回答の作り方
面接では、正解となる内容を探すよりも、自分の考えや経験を相手が理解しやすい順番で伝えることが大切です。
基本的には「結論」「理由」「具体的な行動」「結果」「学び」の順で組み立てましょう。
まず最初に結論を伝える(結論ファースト)
質問されたら、まず端的に結論を伝えます。
例えば、強みを聞かれた場合は「私の強みは、目標から逆算して行動できることです」と最初に答えます。
その後に具体的な理由を説明すると、面接官が話の要点を理解しやすくなります。
具体的な経験を加える
「頑張りました」「成長しました」といった抽象的な言葉だけでは、行動や変化が伝わりません。
いつ、どのような状況で、何を考え、どのような行動を取ったのかを具体的に説明しましょう。
自分の行動を明確にする
グループで取り組んだ経験を話すときは、団体全体の実績だけでなく、自分の役割と行動を明確にします。
「大会で優勝しました」だけではなく、「私は対戦相手の分析を担当し、練習内容の改善を提案しました」など、自分がどのように貢献したのかを伝えましょう。
結果と学びを分けて伝える
結果は、行動によって何が変わったかを示すものです。
学びは、その経験から得た考え方や、次に活かしていることを示します。
結果が目標に届かなかった経験でも、原因を分析し、その後の行動へ活かしていれば、十分に回答として成立します。
応募企業との接点を加える
自己PRや志望動機では、自分の経験を話して終わらず、入社後の仕事でどのように活かすかまで説明します。
ただし、すべての回答を無理に企業へ結びつける必要はありません。
質問に対して自然につながる場合に加えましょう。
面接の回答時間は30秒から1分が目安
面接の回答時間に厳密な決まりはありませんが、通常の質問は30秒から1分程度、ガクチカや志望動機など詳しい説明が必要な質問は1分から2分程度が目安です。
最初の回答ですべてを説明しようとすると話が長くなり、要点が伝わりにくくなります。
まず結論と重要な情報を伝え、面接官からの追加質問に答える形で会話を進めましょう。
一度回答を録音し、時間と内容を確認する方法も有効です。
長すぎる場合は、背景説明や細かい登場人物を減らし、自分の行動と結果を優先して残してください。
一次面接・二次面接・最終面接の違い
同じ質問でも、選考段階によって確認されるポイントが変わることがあります。
企業によって面接の回数や評価基準は異なりますが、一般的な違いを理解しておくと準備しやすくなります。
一次面接で見られやすいポイント
一次面接では、人事担当者や若手社員が面接官となり、基本的な受け答え、学生の人柄、経験、志望理由などを確認する場合があります。
自己紹介、ガクチカ、自己PR、強み・弱みなど、基本的な質問に簡潔に答えられるようにしておきましょう。
二次面接で見られやすいポイント
二次面接では、現場責任者や管理職が面接官となり、仕事内容への理解、自社との相性、入社後に活躍できる可能性などを詳しく確認することがあります。
ガクチカや志望動機について、なぜその行動を選んだのか、入社後にどう活かせるのかまで深掘りしておきましょう。
最終面接で見られやすいポイント
最終面接では、役員や事業責任者が面接官となり、入社意欲、企業の方向性との相性、将来像などを確認する場合があります。
最終面接まで進んでも、内定が決まっているとは限りません。
企業理念を暗記するだけでなく、自分がその企業で働きたい理由を、これまでの経験や将来像と結びつけて説明しましょう。
新卒面接で避けたい答え方
回答内容に大きな問題がなくても、伝え方によっては意図が伝わらないことがあります。
以下のような答え方になっていないか、面接練習や録画を通じて確認しましょう。
質問に対して回答がずれている
用意した回答を話すことに集中していると、聞かれた質問と異なる内容を答えてしまうことがあります。
質問の意味が分からない場合は、推測で答えず、「〇〇という理解で合っていますでしょうか」と確認して問題ありません。
回答が長すぎる
背景や登場人物を細かく説明しすぎると、自分が伝えたい内容が分かりにくくなります。
最初の回答では要点を絞り、面接官が興味を持った部分について追加で説明しましょう。
回答が抽象的になっている
「コミュニケーションを大切にしました」「全力で頑張りました」といった表現だけでは、具体的な行動が伝わりません。
誰に対して何を行い、どのような変化があったのかまで説明してください。
回答を丸暗記している
文章を一字一句覚えると、質問の表現が変わっただけで答えられなくなったり、会話として不自然になったりします。
「結論」「具体的な行動」「結果」「学び」など、回答の要点だけを覚え、自分の言葉で話す練習をしましょう。
事実以上に実績を大きく見せる
生成AIに回答例を作ってもらう場合も、実際には経験していない役割や成果を加えてはいけません。
面接では一つの経験について複数回深掘りされるため、事実と異なる内容は矛盾が生じやすくなります。
生成AIは文章の整理や想定質問の作成に活用し、内容の事実確認は必ず自分で行いましょう。
28卒が面接前に準備すること
面接対策では、質問への回答を作るだけでなく、企業研究、提出書類の確認、実際に声に出す練習まで行うことが大切です。
面接直前に慌てないよう、以下の順で準備を進めましょう。
ESや履歴書の内容を読み返す
面接では、提出したESや履歴書をもとに質問されることがあります。
記載したガクチカ、自己PR、志望動機について、具体的な行動や考え方を追加で説明できるようにしておきましょう。
企業と募集職種について調べる
企業の事業内容だけでなく、募集職種の仕事内容、求める人物像、若手社員の仕事、競合他社との違いなども確認します。
調べた内容を並べるのではなく、自分が魅力を感じた点と、その理由を整理してください。
回答を声に出して練習する
文章として読みやすい回答でも、声に出すと長かったり、言いにくかったりすることがあります。
スマートフォンで録画し、話すスピード、表情、目線、回答時間を確認しましょう。
オンライン面接では、画面ではなく視線が合うカメラを見る練習も必要です。
深掘り質問を想定する
ガクチカや自己PRについて、以下の質問を繰り返し自問自答してみましょう。
- なぜ取り組んだのか
- なぜその目標を設定したのか
- 最も難しかったことは何か
- なぜその行動を選んだのか
- 他の方法は検討したか
- 自分はどのように貢献したか
- もう一度取り組むなら何をどう変えるか
- その経験を仕事でどう活かすか
一つの質問に対する回答だけでなく、追加で聞かれても一貫して答えられる状態を目指します。
模擬面接で第三者から意見をもらう
自分だけで練習していると、説明不足や話し方の癖に気づきにくいことがあります。
友人、大学のキャリアセンター、就活エージェントなどに面接官役を依頼し、質問に対する回答が伝わるか確認してもらいましょう。
面接対策に就活エージェントを利用する方法
就活エージェントでは、求人紹介だけでなく、自己分析、ES添削、模擬面接などの選考対策を受けられる場合があります。
特に、面接に通過できない理由が分からない方や、自分の回答を客観的に確認してほしい方は、第三者からフィードバックを受けることで改善点を見つけやすくなります。
ただし、サービスによっては対象となる学生や紹介できる企業、得意とする支援内容が異なります。
そのため、事前に自分の状況や希望に合うかを確認したうえで活用するようにしてください。
自己分析から面接対策まで相談したいならirodas新卒エージェント
irodas新卒エージェントは、専任のキャリアアドバイザーによる個別面談を通じて、自己分析、企業探し、ES・面接などの選考対策を支援する新卒向け就活エージェントです。
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- 自己分析や就活の軸が定まっていない
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サービスの対象条件や紹介可能な求人は、時期や学生の希望によって異なります。
詳しくは申込先で確認してください。
就活エージェント以外のスカウトサービスや就活イベントも比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
▶︎ 28卒におすすめの就活エージェント・就活サービスを比較する
新卒面接に関するよくある質問
最後に、新卒面接について28卒の学生からよく寄せられる質問に回答します。
面接の形式や評価基準は企業によって異なるため、以下を基本的な目安として準備してください。
面接対策はいつから始めるべきですか?
インターンや選考を受ける予定が決まった段階で、早めに始めるのがおすすめです。
自己紹介、ガクチカ、自己PR、志望動機などの基本的な回答は、選考直前ではなく、就活初期から準備しておくと改善を重ねられます。
28卒の就活スケジュールや、今から取り組むべきことは以下の記事で解説しています。
新卒面接で質問への答えが思いつかない場合はどうすれば良いですか?
すぐに回答が思いつかない場合は、「少し考えるお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と正直に伝えて構いません。
質問の意味が分からない場合は、自分なりに解釈して答えるのではなく、必ずどのような意味かを確認しましょう。
沈黙を恐れて内容の薄い回答をするより、短時間考えてから答える方が意図を伝えやすくなります。
面接で噛んだり言い直したりしても大丈夫ですか?
多少噛んだり言い直したりしただけで、不採用が決まるわけではありません。
話し方を完璧にすることよりも、質問を理解し、自分の経験や考えを誠実に伝えることが重要です。
間違えた場合は、落ち着いて「失礼しました。改めてお答えします」と言い直しましょう。
面接で嘘をついても企業に分かりませんか?
実績や経験を事実以上に大きく見せることは避けてください。
面接では、取り組んだ理由、具体的な行動、周囲の反応、結果などを深掘りされます。
事実と異なる内容は回答に矛盾が生まれやすく、信用を失う原因になります。
大きな実績がなくても、自分なりに考えて行動した経験を具体的に説明すれば、十分に人柄や強みを伝えられます。
オンライン面接では画面とカメラのどちらを見ますか?
自分が話すときは、できるだけカメラを見ると、相手からは目線が合っているように見えます。
ただし、常にカメラだけを見る必要はありません。
面接官の反応を確認するときは画面を見ながら、結論や重要な部分を伝えるときにカメラを見る方法がおすすめです。
事前に通信環境、マイク、カメラ、背景、表示名を確認し、開始時刻の5分から10分前には接続できる状態にしておきましょう。
面接で落ちた理由は教えてもらえますか?
企業によってはフィードバックを受けられる可能性もありますが、基本的に不採用理由を開示している企業はほとんどありません。
そのため、面接終了後に聞かれた質問、回答した内容、詰まった部分、面接官の反応を記録し、自分なりに改善点を整理しましょう。
就活エージェント経由の選考では、担当者を通じて企業からの評価や改善点を確認できる場合があります。
就活エージェントを使えば必ず内定を獲得できますか?
就活エージェントを利用しても、内定が保証されるわけではありません。
一方で、自己分析、企業選び、ES添削、模擬面接などの支援を受けることで、自分では気づきにくい課題を改善できる可能性があります。
担当者から提案された企業へ必ず応募する必要はありません。
紹介理由や仕事内容を確認し、自分が納得した企業を選びましょう。
よく聞かれる質問を準備して28卒の新卒面接に臨もう
新卒面接では、自己紹介、ガクチカ、自己PR、志望動機、就活の軸などがよく聞かれます。
回答を一字一句暗記するのではなく、質問の意図を理解し、自分の経験や考えを「結論」「具体的な行動」「結果」「学び」の順で説明できるようにしましょう。
また、自分だけで練習していると、回答の分かりにくさや説明不足に気づけないことがあります。
録画や模擬面接を活用し、第三者からフィードバックを受けながら改善することが大切です。
自己分析から企業選び、面接対策まで相談したい方は就活エージェントも選択肢になります。
自分に合った方法で練習を重ね、質問の表現が変わっても、自分の言葉で答えられる状態を目指してください。
執筆・監修:加瀬 浩之(かせ ひろゆき)
株式会社FULL HOUSE 取締役COO/共同創業者
Webメディア運営、新卒採用支援、学生送客事業の責任者として、事業戦略の立案から提携先の開拓、学生へのキャリア支援まで幅広く従事。
これまで3,000人以上の学生とキャリア面談を実施してきました。
現在は、 新卒領域の人材会社・就活支援サービス60社以上 、 学生との接点を持つ送客パートナー30社以上との提携 を通じて、一人ひとりの希望や状況に合ったキャリア支援の選択肢を届ける仕組みづくりに取り組んでいます。