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fx取引のリスクとは?fx取引で借金地獄や自己破産に陥る原因と理由を考えてみた






「fx」と聞いてどんなイメージでしょうか。リスクの高い投資というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

もちろん中にはfx投資で儲けている方もいますが、その反面、多額の借金地獄に陥る人もいます。
なかには「自己破産」に陥る方もいるぐらいです。

筆者も、fxの借金によって地獄に追い込まれた人をたくさん見てきました。
そこで今回は「fxで借金地獄に陥る原因と理由」、「借金を返せない人は、どんな人生を送る可能性があるか」を探ってみようと思います。

fx取引のリスクについて知っていただけると幸いです。

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そもそも、fxとは?

 

レート

 

fxは一つの投資手法として認知されていますが、どのような投資方法か分からない方もいると思います。

まず初めに、fxの概要を説明させていただきます。

 

fxは、外貨を使った投資方法

 

fxは、主に外貨のレートで儲けることを目的とした投資方法です。

例えば「1ドル=90円」だったときに、日本円を1ドル紙幣へ両替したとします(手元にある90円と1ドル紙幣を交換したと思ってください)。

翌日「1ドル=95円」へなったので、手元の1ドル紙幣を日本円へ戻したとします。

 

すると、手元のお金が1日で5円増えますよね?

つまり、fxとは2つの通貨レートを使って資産を増やす投資方法なのです。

 

fxと外貨預金は何が違うか?

 

fxと似ているものに「外貨預金」がありますが、似ているようで異なります。

主に3つの違いがあります。

 

①利息の有無

 

fx口座にキャッシュを預けても利息は付きませんが、外貨預金の場合は利息が付きます(利率は各外貨・金融機関によって異なります)。

 

②外貨へ両替する際の手数料

 

各口座によって手数料の金額は異なりますが、一般的にfx口座の方が安いです。

例えば、日本円で1000ドル紙幣へ両替する場合、fxだと数十円程度の手数料で済むケースが多いです(レートの状況によって高くなる場合もあります)。

しかし、外貨預金の場合は数百円かかります。

 

③レバレッジの有無

 

fxにはレバレッジがありますが、外貨預金にはありません。

例えば、100万円分(1万通貨分)のアメリカドルを運用したいとき、外貨預金だと100万円を用意しないと運用できません。

しかし、fxの場合は、最低4万円から運用が可能なのです(個人取引の場合)。

なお、fxのレバレッジについては後ほど詳しく説明します。

 

fxでいうレバレッジとは!?

 

レバレッジとは「てこの原理」のように、最小限の力で最大限の効果を発揮するという意味合いで使われている言葉です。

個人でfx投資を行う場合、最大レバレッジは「25倍」と決まっています。

要は投資運用額の最低「4%」の資金があれば、投資可能だということです。

 

さきほどの100万円(1万通貨分)を当てはめると「100万円×4%=4万円」。

これがレバレッジ25倍での投資です。

つまり、4万円以上の資金があれば100万円分のアメリカドルを運用できるのです。

 

ただ、4万円の資金しかない状況でも、レートが1円変動すれば1万円の「損益」が出ます。

プラスになれば投資金は「5万円」になりますが、逆にマイナスになった場合は「3万円」に減ります。

場合によっては、数時間でレートが2円以上変わることも。

レバレッジを上手に調整できない人は、大負けをする確率も上がるでしょう。

 

fxで地獄(負け)を見る人の特徴とは?

 

為替

 

この章からは、fxで地獄を見る人の特徴を見てみましょう。

 

何も勉強をせずfxをしている

 

fxは「上がるか下がるか」予想するだけだから、勉強をしなくても儲かると思ってる方もいます。

しかし、そんな甘い世界ではありません。

チャートの手法、為替や金融のルールなどを理解しないと、あっという間に負けます。

 

確かに、運良く莫大な利益を上げる方もいますが、勉強をしないで勝ち続けるのは難しいでしょう。

なぜなら、世界情勢や相場環境によって売買を行うタイミングや投資手法が変わるからです。

さらにタチが悪いのは、莫大な利益を得たせいで「自分は利益をあげられる!」と思い込んでいる場合です。

 

過去の勝利にすがる方は、例え負け続けても「そんなことはない!」、「いつか勝てる!」と根拠なき自信を持ち続け、負けを認めようとしないケースも。

その結果、気付いたときには投資金が0になることもあるのです。

 

相場環境を読もうとしない

 

相場環境とは為替市場の動きです。

例えば大まかに言えば「円高気味か?円安気味か?」といった具合です。

通貨の大まかな動きを理解しないと当然fx取引で負ける確率も上がります。

 

ただ「円/アメリカドル」では円安だけど「円/ユーロ」だと円高気味といった場合もあります。

通貨の組み合わせによって各レートの動きも異なるため、俯瞰的に相場の動きを理解しないと勝つのも難しいでしょう。

 

損失を取り戻そうとする

 

例えば、10万円分負けたから取り戻すという気持ちになって、fx投資を行うのも負けが増える原因につながる場合も。

なぜなら、感情的になり冷静な判断ができなくなるからです。

損失を取り戻そうとした結果、さらに損失が膨れる場合もあります。

エスカレートすると、投資金がなくなり痛い目を見てしまうので要注意です。

 

負けを認めない

 

負けを認めない人も冷静な取引ができなくなり、地獄を見てしまうかもしれません。

「負けたのは何か間違いだ!」と思い続ける人は、理性をコントロールできなくなる可能性が高いため要注意です。

 

 

fxで、なぜ借金地獄に陥るの?

 

お金

 

この章からは、fxで借金地獄に陥る原因を探ってみましょう!

筆者の周囲でも、fxで借金を背負っている人をたくさん見てきました。

その事例も含めて紹介させていただきます。

 

一番多いのは、資金調達で借金をするケース

 

fx投資では、投資金が足らなくなり資金調達として借金する方が多いです。

資金調達をする理由として、主に4パターンが挙げられます。

 

パターン1:勝てる相場なのにお金がない

 

絶対に勝てるのに投資金が少ない場合に資金調達をするパターンです。

ただ、誰もが絶対に勝てる相場は存在しません(勝てるのなら全員儲かります)。

普段から「もっと儲けよう!」と思い続けている方は要注意です。

 

パターン2:負けを取り戻すため(一発逆転を目指すため)の借金

 

損失を取り戻すために、資金調達をするケースもあります。

負けを取り戻そうとする人は、このパターンに陥りやすいです。

 

「投資金が、あと○○万円あれば負けを取り戻せる」という気持ちでfx投資を行っている方はこのパターンと言えるでしょう。

 

既に失ったお金はいわゆる「サンクコスト」です。

きっぱり忘れて今後の取引に集中出来る人がfxに限らずあらゆる投資に向いています。

 

パターン3:fxで大量の資金をつくらなくてはいけないという焦り

 

事業資金など、大量の資金をつくるためにfx投資を行っている方も、借金地獄に巻き込まれる確率が上がるでしょう。

特に短期間で行う場合は気持ちが余計焦り、借金を積み重ねる場合も。

資金繰りを改善するために、ギャンブル要素の強いfx取引に手を出すのはおすすめ出来ません。

 

パターン4:借金をするのがクセになっている

 

借金をするのがクセになる方もいます。

投資金が潤っていたとしても、無駄な出費がクセになっているので、どんどん投資金を増やしたくなるケースも。

習慣を直さない限り解決するのは難しいでしょう。

 

相場が大変動し、借金を負うケースもある(海外のfx会社がほとんど)

 

例えば、投資金が4万円の状態で5万円の損失が出たと仮定しましょう。

すると、計算上は「▲1万円」です。

こういった元金以上の損失を被った場合、当人が負担をしなければならないケースも。

人によっては、何百万・何千万円単位で借金を抱えるかもしれませんね。

 

 

fxで借金地獄に陥るとどうなるの?

 

不安

 

この章からは、実際にfxで借金地獄に陥るとどうなるか見てみたいと思います。

4つのステップに分けて見てみましょう!

 

雪だるま式に借金が膨れ上がる

 

借金地獄に陥ると、いろいろな取引先からお金を借りる習慣が生まれやすくなります。

そのため、借金で借金を返す状態が続きます。

複数社から借金をしている状態だと、利息がどんどん膨らみ、返済が追い付かなくなり首が回らなくなるでしょう。

 

お金を自由に使えなくなる

 

借金が増え続けると、お金を自由に使えなくなります。

欲しいものがあっても、借金返済の額が多いと購入できません。

ひどい場合は、医療費にお金を回せないことも。

その結果、身体のダメージが回復しなくなり、不自由な生活になる恐れもあるでしょう。

 

クレジットカードやローンの審査が厳しくなる

 

借金の額が膨れると、クレジットカードやローンの審査が厳しくなります。

審査に通らないと、自動車や住宅を購入する際に、キャッシュを一括で支払わないと購入できなくなり、高額の商品を買うのも難しいです。

借金地獄は生活を苦しめるのです。

 

数千万、億単位の借金の場合、自己破産のケースも。

 

借金も莫大になると、返せなくなります。

返済が長期に渡って滞ると、最悪「自己破産」をしなくてはならないケースも。

自己破産をすると借金は帳消しになります。

 

しかし、当然自己破産にもリスクがあります。

資産が差し押さえられるため、生活が不自由になることも。

さらに、政府が発行する「官報」と呼ばれる資料に、自己破産した人の氏名が載るため第三者の人にバレる可能性もあります。

当たり前のことですが、安易に自己破産をしてはならないのです。

 

 

fxで借金地獄に陥らないためにする秘訣

 

お金

 

それでは最後に、fxで借金に陥らないための秘訣を紹介します。

借金で困っている方は要チェックです!

 

所有資産のキャパを超えたお金を使わない

 

まず、所有資産のキャパを超えるお金は使わないようにしましょう。

キャパを超えたお金を使いだすと、それがクセとなり借金へつながります。

歯止めがきかなくなると、借金の額が膨れるので、地獄を見ることとなるのです。

 

逆に、決められたキャパ内で投資を行っている方は、借金をすることはほとんどないでしょう。

いかに「資金管理」ができているかで、結果が変わるかもしれませんね。

 

生活に必要なお金でfxをしない

 

生活費の一部をfxに回すのも良くありません。

特に、下記の出費は削りすぎないようにしましょう。

 

医療保険料

 

読者のなかには「医療保険」などへ加入してる方もいるでしょう。

ただ、保険料を解約してまでfxの投資金に回すのは良くありません。

なぜなら、解約した瞬間に運悪く病に襲われ、痛い目を見るケースもあるからです。

 

私の友人にも、fxのために医療保険を解約して1週間後に入院した人がいます。

保険を解約したばかりに、医療費の負担額が莫大な金額になってしまったのです。

大病を患うと、別の医療保険に加入したいと思っても、なかなか良い保険は見つかりません。

年齢を重ねるにつれて病気のリスクは上がるので、必要最低限の医療保険の解約はしない方が良いでしょう。

 

税金の支払額

 

固定資産税、自動車税、住民税など日本にはいろいろな税金があります。

ただ、fxの資金を増やしたいからと言って、税金を支払わないのも良くありません。

なぜなら、支払を先延ばしにして良いことはないからです。

 

支払を先延ばしにすると「延滞税加算」、「資産差し押さえ」になる場合もあります。

納税は「国民の義務」なので守りましょうね!

 

fxで絶対に儲かるという想いを持たない

 

fxで成功した人の話を聞くと「絶対に儲かるのでは?」と思う方もいるはず。

しかし、「自分だったら儲けられる!」と安易に自信を持つのは辞めましょう。

なぜなら、fxは負ける人の方が多いと言われているからです。

 

根拠なき自信は、破滅の第一歩となる恐れがあります。

借金をしているにも関わらず「まだいける!」という状況になると、ノリで借金をし続ける場合も。

fxにおいては「大損しないためには、どうすべきか?」を考えるのが大事なのです。

 

無理にfxでお金を増やそうとしない

 

fxは、断じて100%安全にお金を増やせる手段ではありません。

アルバイト   在宅ワーク   など、fx以外でも稼げる手段はいくらでもあります。

痛い目に遭わないためにも、個人的にはfx以外の稼ぎ方を考えるのもアリです。

 

fxで楽に大金を手に入れたい気持ちも分かりますが、その分ハイリスクです。

fxで借金地獄に陥るのが怖い方は、もう一度考え直してみてはどうでしょうか?

 

 

まとめ

 

fxの借金地獄は恐ろしい

 

借金は一度クセになると抜け出すのは難しいです。

人によっては、自己破産に陥るケースもあり生活が破綻します。

借金をしてまでfxの投資金を増やすことは危険なので辞めましょう。

 

fx以外の稼ぎ方を考える

 

fxは、絶対にお金が増えるという保証はありません。

逆に、損失が膨らむケースもあります。

お金を確実に稼ぎたいのであれば、確実に収入が入る仕事をおすすめします。

 

f人によってはfxで人生が狂う場合もあります。

過去には、fxの借金が原因で離婚をした夫婦もいました。

人生を台無しにしないためにも、借金をしてまでfxをするのは止めましょうね!

 

※本記事の掲載内容などは2017年11月現在のものです


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