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まずは新卒の就職活動の際にも書いたであろう、「学歴」の書き方について解説していきます。
転職活動の際の学歴は、基本的に高校、専門学校から記入してください。
中学校以下の義務教育については、書かなくても大丈夫です。
なお、学校名やコース名は略さずに、正式名称で記載してください。
「〇〇高校」ではなく「▲▲県立〇〇高等学校」のように、高校と略さずに記載するようにしましょう。
同様に、大学などの場合は学部や学科、コース名まで記載するようにしてください。
入学年月などに使われる元号は、履歴書の全体で西暦もしくは和暦に統一するようにしましょう。
例)
平成X年X日 ▲▲県立〇〇高等学校 普通科 卒業
平成X年X日 ■■大学 ××学部 ☆☆学科 入学
平成X年X日 ■■大学 ××学部 ☆☆学科 卒業
在学中の場合や中退、休学などの特殊な事情がある場合はどのように記載したらいいのでしょうか。
また、卒業した高校が私立だった場合に何か気を付けることはあるかなど、ケース別にご紹介します。
学校の卒業を待たず、なんらかの都合で退学をして就職を目指す際に「卒業見込」と書けない場合があります。
そのような場合には入学と記載した下の欄に、現在在学中である旨を下記の例のように記載してください。
例)
平成X年X日 ▲▲県立〇〇高等学校 普通科 卒業
平成X年X日 ■■大学 ××学部 ☆☆学科 入学
現在、同大学第2学年在学中
中退の記載をする際に迷うのが、中退の理由を書くべきかどうかです。
結論から言うと、どのような理由で中退したかによって書き方が変わってきます。
例えば、「海外留学のため」「在学中に親の介護が必要になったため」「経済的に社会人として就業しなければいけなくなったため」などのやむを得ない理由で中退した場合は記載したほうがいいです。
選考への影響を最小限にとどめることができます。
一方、中退理由を応募先企業に伝えてしまうことで悪い印象を持たれてしまう可能性がある場合は、記載しない方が良いでしょう。
例えば「人間関係に悩んでしまったから」「将来が見えなくなったため」「単位を落としてしまい進級できなくなったから」などです。
上記のような理由の場合はすべて「一身上の都合により」と記載するのが無難です。
例)
平成X年X日 ▲▲県立〇〇高等学校 普通科 卒業
平成X年X日 ■■大学 ××学部 ☆☆学科 入学
平成X年X日 ■■大学 ××学部 ☆☆学科 中途退学 海外留学のため中途退学
休学の場合はきちんと理由を明記しましょう。
体調不良による休学の場合は、これからの就業や業務などに影響が出ないことを併記しておくと良いです。
例)
平成X年X日 ▲▲県立〇〇高等学校 普通科 卒業
平成X年X日 ■■大学 ××学部 ☆☆学科 入学
3年次に病気療養のため1年休学(現在は完治)
平成X年X日 ■■大学 ××学部 ☆☆学科 卒業
私立学校の場合は公立高校との混同を防ぐため、高校までは学校名の前に「私立」を付けましょう。
学校名が「学校法人▲▲学園 〇〇高等学校」となっている場合も、省略して「私立 〇〇高等学校」と記載しましょう。
大学以降は公立と私立を分ける必要がないので、「私立」の記載は必要ありません。
例)
平成X年X日 私立〇〇高等学校 普通科 卒業
平成X年X日 ■■大学 ××学部 ☆☆学科 入学
平成X年X日 ■■大学 ××学部 ☆☆学科 卒業
履歴書を作成していると、「あれ?高校は何年に卒業したんだっけ?」とわからなくなることがありますよね。
生まれ年から自分で年数を数えて計算してもいいですが、近頃は履歴書用の年数を計算してくれるサイトがあります。
探すといくつかありますが、 マイナビ転職 の「 入学・卒業年度自動計算表【西暦・和暦】 (年号早見表) 」が見やすいので、ぜひ参考にしてみてください。
新卒での就職活動とは違い、転職活動の際には「職歴」もきちんと記載する必要があります。
「学歴」の書き方とは異なる部分もあるので、正しい書き方をしっかり確認して記載するようにしてください。
こちらも学歴と同様、入社年月のところは西暦か和暦どちらかで統一しましょう。
学歴の時に使用した方で統一することが望ましいです。
基本的には時系列で入社した順に、会社名は略さず正式名称で記載しましょう。
会社名の横、もしくは次の行には業種と従業員数を書いて、自分が行った職務内容を簡単に記載しましょう。
転職活動をする時点で、現職の退職日が決まっている場合には「退職予定」と記入しましょう。
すべての職歴を書き終えたら、最終行に「現在に至る」と書き、その下の行に右寄せで「以上」と記載しましょう。
また、職歴が多くて欄に書ききれない場合は、履歴書にある程度まで書いたのち「詳細は職務経歴書記入」と書いても大丈夫です。
例)
平成X年X日 株式会社〇〇〇〇 入社
製造業 従業員数332名
入社後、本社営業企画部に配属
首都圏エリアの担当として求人広告の提案営業を行う
現在に至る
以上
部署異動があった場合は、異動した部署名・異動年月を記入しましょう。
例)
平成X年X日 株式会社〇〇〇〇 入社
製造業 従業員数332名
入社後、本社営業企画部に配属
首都圏エリアの担当として求人広告の提案営業を行う
平成X年X日 第3営業部 配属 キャリアコンサルタントとして人材紹介業に従事
現在に至る
以上
退職した会社がある場合は、退職理由も明記しておくといいです。
主に使われる退職理由の書き方は、3パターンあります。
1つ目は、最も多い「一身上の都合により退職」という書き方です。
自己都合退職の場合はこれが当てはまり、「転職する」「田舎へ帰ることになった」「家族の世話をしなければならない」など、退職理由が労働者側にある場合に使われます。
2つ目は、契約社員や派遣社員、臨時職員など、雇用期間の定めがある労働契約を結んで働いていた場合です。
この場合は「任期満了につき退職」と記載すればOKです。
ただし、契約期間の満了よりも前に退職を申し出た場合は、自己都合退職になりますので「一身上の都合により」の書き方になります。
3つ目は、会社の倒産やリストラでの退職の場合です。
この場合「会社都合退職」という捉え方になりますので、「会社都合により退職」と記載してください。
例)
平成X年X日 株式会社〇〇〇〇 入社
製造業 従業員数332名
入社後、本社営業企画部に配属
首都圏エリアの担当として求人広告の提案営業を行う
平成X年X日 一身上の都合により退職
以上
転職活動をする以前、あるいはしている最中にアルバイトをしていた場合はどのように記載すればいいのでしょうか。
実は、アルバイトもきちんと職歴として記載する必要があります。
1~2ヵ月や単発などのアルバイトであれば記載の必要がありませんが、3ヵ月以上続けているものであれば書くようにしましょう。
アルバイトをしていた企業名を正式名称で記入し、横に「(アルバイト)」と雇用形態を記載してください。
その下の行に、「〇〇職として勤務」など、自分がどんな仕事をしていたのか簡単に書きましょう。
例)
平成X年X日 株式会社〇〇〇〇 入社(アルバイト)
▲▲デパート××支店で和菓子販売に従事
以上
「いろいろ読んでわかったけど、自分1人で応募書類を作成するのは不安」「誰かに確認してもらいながら準備したい」と思っている方も中にはいるかもしれません。
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履歴書における「学歴」「職歴」の正しい書き方と気を付けたいポイント、さらに履歴書の作成をサポートしてくれるおすすめの転職エージェントをご紹介しました。
履歴書は、あなたと企業が初めてコンタクトを取る大切なツールです。
応募先企業に見やすく丁寧に作成して、転職活動をスムーズに進めていきましょう。
2020年08月18日 | FULL HOUSE運営メディアに「Google Map」の情報が追加されました |
2020年06月05日 | FULL HOUSE運営メディアに「キーワード検索」が実装されました |
2020年04月16日 | グルメメディア「はらへり」、"テイクアウトや宅配が利用できるお店の特集"と"コロナに苦しむ飲食店の応援キャンペーン"を開始 |
2020年02月03日 | 【祝】株式会社FULL HOUSEはお洒落なリノベ一軒家にオフィスを移転しました! |
2019年11月13日 | 株式会社FULL HOUSE、飲食費を支給する「グルメ手当」と美容費を支給する「コスメ手当」を導入 |
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