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延べ3,000人以上の就活生と面談してきたキャリアコンサルタントが語る「こんな就活生はイヤだ」






私はこれまでたくさんの就活生とお会いする機会がありましたが、その中にはマナーのあまりよくない学生もいらっしゃいました。

今回は「こんな就活生はイヤだ」というテーマで、実体験をもとに私が面談の際にイヤだと感じた就活生の特徴について記載していきます。

普段から学生と接する機会が多い方にとっては少しばかり共感してもらえる部分があるかもしれません。

学生だけではなく社会人にも通ずることですので、自分への戒めも込めて執筆した次第です。

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こんにちは、FULL HOUSE 取締役COOの 加瀬 です。

 

FULL HOUSEを創業するまではキャリアコンサルタントとして活動しており、数え切れないほど多くの就活生と出会ってきました。

主に出会っていた世代は15卒~18卒世代の日本全国の就活生たちです。

2016年11月時点で15卒は社会人2年目・16卒は社会人1年目・17卒は大学4年や修士2年・18卒は現役就活生といったところですね。

 

毎日のように学生とランチや飲みに行って就活相談を受けたり、キャリア面談をしたり、大学に訪問して直接キャリアセミナーを開催したりしていました。

企業人事とはまた違ったフラットな立場で学生と出会っていたので、企業の人が普通は聞けないような赤裸々な学生目線の話もたくさん聞いていた方だと思います。

 

その頃は年間延べ3,000人ほどの学生と出会っていて、中には素敵な学生もいれば、素敵な学生と比較した場合はそうとは言えない学生もいました。

今回は後者の学生に焦点を当て、「こんな就活生はイヤだ」というテーマで、私が面談の際にイヤだと感じた学生の特徴を3つご紹介していきます。

合わせて、就活生の方が読んでくれていたときのために「こうした方が良いのではないか」という私なりの意見もセットで記載していきますね。

 

①自分都合でアポイントを取る学生はイヤだ

 

個別で「就活相談にのってください」と言ってくる学生は後を絶たなかったのですが、自分都合でアポイントを取る学生はよろしくありません。

実際にお会いしてみると特に何を相談するか決めていなかったり、会ったときの時間をどのように活用するか考えていない学生がいます。

 

こうなると、まずはどのように時間を活用していこうかということを一緒に考えることになり、相談にのっている側は貴重な大切な時間を失うことにも繋がります。

相談にのってもらう人間のマナーとして、相談相手とのアポイントが終わったときに「自分がどうなっている状態がベストなのか」を出来る限り明確に考えておくことをおすすめします。

 

そうすれば、その状態になるために相手との時間をどのように過ごせば良いのかや、どんな質問や相談を投げかければ良いのかが定まってきます。

浮き彫りになってきた時間の使い方をアジェンダとして用意して相手に見せてあげると、相談される方もより的確に相談しやすくなりますよ。

 

また、学生は相談にのってくれている人のこともよく考えてみましょう。

相手が自分のために用意してくれた時間を生かすも殺すも自分次第ですし、会っている最中に相手に「もう会いたくないな」と思われてしまったら、最終的に損するのは自分自身です。

 

人に会うときは自分の問題解決のことだけではなく、相手に対するメリットは何かを考える癖が付けられると良いかもしれませんね。

そうすれば、出会うことによってお互いがよりwin-winな関係を築きやすくなります。

 

②何でも人の意見をあおぐ学生はイヤだ

 

学生との面談で相談にのっているとき「どのようにすれば良いですか?」や「どうしたら良いですか?」などの質問を受けることがあります。

そのときに、合わせて”自分の意見”を持っている学生は多くありません。

 

好ましい聞き方としては、まずは自分の意見を相手に述べた上で相手に意見をあおぐのが良いでしょう。

例えば、「自分はこのように思っているのですが、○○さんはどのように思われますか?」という聞き方です。

 

相談を聞く側からすると、一方的に意見を押し付けることはできないため、まずは相手がどのように思っているのかを尊重したいです。

そのため、自分の意見もなくただ聞いてくる学生に対して、的確なアドバイスをすることは難しいのです。

 

まずは学生側から意見を述べてもらわない以上、学生自身が主体的に考える癖も付きません。

ただ他人からの意見をあおぐことになってしまったら”考えることを辞める=思考停止状態”が続き、誰かに何かを言われないとアクションできない人間、いわゆる受動的な人間になってしまいます。

自分の意見に正解も不正解もありませんので、まずは何に対しても自分なりの意見や考え方を持つように心がけることから始めると良いでしょう。

 

③御礼の言えない学生はイヤだ

 

個別での就活面談が終わっても(仮にランチや飲みを奢られたとしても)、その後に御礼の連絡すらない学生がいます。

相談にのる側は御礼を言われるために色々とアドバイスをしているわけではないですが、出会った後に何も連絡がないのは悲しいし残念なことです。

 

一つの礼儀として、学生は目上の人に時間を作ってもらって会った当日中には御礼の連絡を入れられるようになってほしいです。

その際、相談にのってもらったことで自分がどのような学びや気付きを得られたのかということを相手に伝えてあげられるとなお良いですね。

 

この御礼というのは意外にもできない学生の方が圧倒的に多い印象があります。

誰でもできることを当たり前にするだけで、周りとの差別化を簡単に図れるということを考えてもらう良い機会かもしれません。

 

 

いかがでしたでしょうか。

あくまで私の個人的な意見ですので、上記に当てはまるからといって一概に優秀な学生ではないということは断定できません。

もし該当する項目が一つでもある学生は気を付けた方が良いかもしれません!

私も気を付けます。


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